夏の小倉開催最終日となった7月20日(日)の放送日は小倉で「小倉記念」(G3・芝2000)、函館で「函館2歳ステークス」(G3・芝1200)がそれぞれ行われました。3連単プレゼントは小倉メインの小倉記念を予想し、濱野さんがメリオーレム、西村さんがディープモンスター、田辺さんがハピを指名。
レースは外枠から気合をつけて先頭に立ったグラティアスが後続を突き放して逃げて、前半1000mを58秒7のハイペースで通過。4コーナーカーブでグラティアスが失速すると、7~8頭が一気に押し寄せて直線へ。横一列に広がった馬群から抜け出したイングランドアイズが後続の追撃を振り切ってゴールイン!最軽量ハンデ51キロを味方に、格上挑戦での重賞初制覇を飾りました。3連単プレゼントは濱野さんのメリオーレムが9着、西村さんのディープモンスターが3着、田辺さんのハピが6着となり、3着馬を指名した西村さんが勝って連勝。
さて、夏の小倉開催の最終日となったこの日は、今年で61回を数える伝統のハンデ戦、小倉記念が行われました。勝ったのは出走メンバー唯一の牝馬であり、最軽量ハンデでもあったイングランドアイズという波乱の結果となりましたが、このレースで初めて、本場メインの重賞実況という大役を務めたのが・・・
ドラマティック競馬に加入して約1年半となる鈴木セイヤ実況アナウンサー。先輩の濱野さん、三宅さんに比べると、番組内でフリートークをする機会が少ない鈴木さんですが、この写真の雰囲気からは想像できない、独特のキャラクターの持ち主なんです。そして、こちらは競馬中継としてはありがたくないことなんですが、なぜか?実況を担当するレースで想定外の出来事(放馬などのアクシデント)が起きてしまうことが多いのも特徴で、本人に落ち度はないのに、すっかりトラブルメーカー的な存在となっています。ということで、そんな部分も含めて今後も鈴木さんの活躍に注目していただければと思います。
そして、この日の小倉記念デーには、‟正真正銘の主役”と呼べる人物が登場していました~!
放送終了後の帰り道、パドックにはこのような人だかりが!!この日は小倉記念の表彰式プレゼンターとして、「JRA年間プロモーションキャラクター」を務める、俳優の竹内涼真さんが来場していたんです(ご本人の写真をチラッとでもと思いましたが、大混雑のため断念しましたm(__)m)。竹内さんといえば、2018年夏の小倉記念で来場した際に4万人を超える入場人員を記録した、同競馬場のレコードホルダー。今回は7年ぶりの記録更新とはなりませんでしたが、それでも前年比で約140%となる2万3000人以上を集め、場内を熱狂に包んでいました。
次週から舞台は中京競馬場に。7月27日(日)の放送日は中京で「東海ステークス」(G3・ダ1400)、新潟で「関屋記念」(G3・芝1600)がそれぞれ行われます。この日のドラマティック競馬も朝10時からON.AIR。それでは皆さん、お聴き逃しなく!