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12/6(水)キャプテンの一言

▼いよいよ435年前の事件の真実が明らかに
なるのだろうか。3日放送されたNHK大河
「おんな城主 直虎」は次回と17日放送分で
終了する。予告では10日は織田信長を襲った
「本能寺の変」。すでに明智光秀の謀反は
決定済みで今川氏真が暗躍していた。
しかし実際はまずあり得ない。
氏真は根っから武士や戦(いくさ)が嫌い
だったようで文武の文のみを好んだとみられる
ので、争いごとに自身を置くようなことは
なかっただろう。ではなぜこんなストーリーに
なったのか。おそらく光秀の黒幕として現代
でも語られている前の足利将軍・義昭を
被らせたと思われる。義昭は毛利の庇護下
にあり、将軍に就けてもらったにもかかわらず
反抗して室町幕府を滅亡に追い込んだ張本人
(おそらくどうあがいても維持することは不可能
だったが)だ。権威を嵩に着た陰謀が大好きな
人物として伝えられている。もちろん今回の
ドラマで登場機会はなかったと記憶している。
その義昭代わりに氏真を使ったようにみえた。

▼また徳川家康は例外的に信長に本当の
味方とみられていたように思う。幼少期を
短い期間とはいえ共に過ごした(ただし家康
は人質)ことに由来するのか、裏切らない
人物と見極めたのかは定かではないが
信頼を得ていた数少ない人物だったと思わ
れる。第一、殺されるのが分かって安土城
へ少人数で出向くはずはない。また饗応役
は当初光秀で、のち中国道の秀吉の援軍
となっている。光秀が謀反を決断したのは
坂本城に戻ってからのことで緻密な計画は
なかっただろう。智将といわれた光秀が味方
を募らずに単独行動を起こしているところ
からも、それはうかがえる。
「おんな城主 直虎」は元々資料がほとんど
ないのだから、どうしても主役にするための
材料が少ない。想像上の人物もダメとは
いわないが、この時代には実在の有名人
が数多くいた。その人物をうまく使えば
「時代」に違和感がなかったのに「竜雲丸」
というどうでもいい人物を重要視して
引っ張って登場させた結果つまらない作品
になってしまったのではないか。
あくまでも個人的な見解だが…。

▼今週は2歳牝馬による唯一のGⅠ
「阪神ジュベナイルフィリーズ」
(10日、芝1600メートル)が来年の桜花賞
と同じ舞台で行われる。フルゲート18頭に
対して出走権が確定しているのは10頭で、
残り8つのゲートは1勝馬による抽選となる。
この中にも有力馬がいるのであす木曜日の
確定を待ちたい。同じ日、香港(シャティン
競馬場)では国際レースが一挙に行われ
日本から4つのレースに8頭が出走を予定
している。すべてGⅠで発走時間順に
「香港ヴァーズ」(芝2400メートル)に
キセキとトーセンバジル、「香港スプリント」
(芝1200メートル)にレッツゴードンキと
ワンスインナムーン、「香港マイル」
(芝1600メートル)にサトノアラジン、
「香港カップ」(芝2000メートル)には
ステファノス、スマートレイアー、
ネオリアリズム(ことし春の香港クイーン
エリザベスⅡ世カップを優勝)の3頭。
去年はモーリスが「カップ」をサトノクラウン
が「ヴァーズ」を勝っており、日本馬は
これまで香港の国際レースを12勝
(ロードカナロア、モーリスは2勝)している。
ことしも有力馬揃いでJRAが発売する
馬券でも人気を集めると思われる。
ただフランスの凱旋門賞と違い日本馬が
毎年のように勝利するので的中率も高くなる
のではないだろうか。特にメーンレースの
「カップ」は日本馬が連勝中(2015年
エイシンヒカリ、16年モーリス)で3連勝の
期待がかかる。

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