舞台は関西を離れ、愛知県は中京競馬場へ。蒸し暑い1日となった7/1(日)の放送日は中京で「CBC賞」(G3・芝1200)、福島で「ラジオNIKKEI賞」(G3・芝1800)がそれぞれ行われました。
3連単プレゼントは中京メインのCBC賞を予想。濱野さんがダイメイフジを、西村さんがペイシャフェリシタを、田辺さんがフミノムーンを指名しました。
レースは揃ったスタートからトウショウピストが先頭に立つも、外からワンスインナムーンが交わしてハナを主張。1番人気ダイメイフジ、3番人気アサクサゲンキは後方2、3番手を進みます。前半3ハロンを32秒6で通過し、馬群は先頭からシンガリまで15馬身ほどとなって直線へ。内で粘るワンスインナムーンに、昨年の2着馬セカンドテーブルがじわじわと迫って交わすと、大外から飛んできたのはアレスバローズ。残り50m地点で並ぶ間もなく差し切ってゴールイン!!1分7秒0のレースレコードで重賞初制覇を飾りました。
3連単プレゼントは、濱野さんのダイメイフジが11着、西村さんのペイシャフェリシタが15着 、
田辺さんのフミノムーンが8着となり、最先着馬を指名した田辺さんが勝者に。
さて、冒頭でも書いたように、ドラマティック競馬はこの日から10週にわたる夏の出張中継に突入しました。阪神、京都ももちろんGⅠなどのビッグレースもたくさんあって楽しいのですが、中京や小倉期間だけの醍醐味があったりするのです。とりえあず、今週は関西の方は足を運ぶことが少ないであろう中京競馬場の特徴をご紹介しましょう!
放送席から上に目を向けると、このようにカッコイイ屋根がせり出しています。天馬が羽根を広げたようなデザインから、通称「ペガサス」と呼ばれるこのスタンドは、雨が多いこの時期でも放送席まで吹き込んでくるようなことはありません。
そして、関西圏の競馬場との一番の違いといえば、やっぱり左回りのコースという点でしょうか。ちなみに放送席の座る位置も阪神・京都とは逆で、実況アナウンサーがゴールに近い一番右端に陣取ります。ドラマティック競馬が中継を行わう競馬場では唯一の左回りコース。年間で4週のみの貴重な体験です。JRAさんのCMほどではないにしろ、いつもと違う方向から馬が走ってくるのは何となく違和感がありますね。とはいえ普段と違う環境は新鮮に感じることも多いもの。みなさんも機会があれば、中京競馬場へ遠征してみてはいかがでしょうか?
次週、7/8(日)は中京で「プロキオンステークス」(G3・ダ1400)、福島で「七夕賞」(G3・芝2000)が行われます。この日のドラマティック競馬も朝10時からON.AIR。それでは皆さん、お聴き逃しなく!