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8/25(金)キャプテンの一言

▼マリアナ海溝8178メートルの超深海で
サカナが泳いでいる姿の撮影に成功した。
これは海洋研究開発機構がNHKと共同で
行った調査で捉えられた。これまでの深海
でのサカナ撮影はことし4月に中国チームが
8152メートル地点(それまでは3年前に
イギリスとアメリカのチームが撮影した8145
メートル)で撮影したのがもっとも深いところでの
ものだった。今回の調査でこれまでに記録を26
メートル上回る最深部での生きたサカナの撮影
となった。海洋研究開発機構の深海調査船
「かいれい」に4Kカメラを搭載して行われたもの。
これまでサカナが生存できる限界は水深8200
メートルといわれており、あと22メートルまで
近づいた。今後8200メートルの理論値が正しい
かどうか調査が必要だろう。クサウオの仲間シン
カイクサウオが登場する今回の調査結果はあさって、
NHKで放送される予定となっているのでしっかり見てみたい。

▼海底8200メートルから地上400キロへ。ことし
12月にISS=国際宇宙ステーションに向かう日本
人宇宙飛行士、金井宣茂(かない・のりしげ)さん
がきのう(24日)記者会見して「宇宙でしっかり仕事
ができる手ごたえと自信を感じている」と抱負を語った。
金井さんは12月ごろカザフスタンのバイコヌール宇宙
基地からソユーズ宇宙船でISSに向かう。日本の実験
棟「きぼう」でタンパク質を使った新薬などの実験を行う。
ボクとしては以前このコーナーで書いたことがある
「亀田の柿の種」を持っていくのか、それとも来年打ち
上げられる無人補給船「こうのとり」で運ばれるのか
気になるところ。また、JAXA=宇宙航空研究開発機
構から認証を受けているラーメン(しょうゆ、シーフード、
カレー味の3種)を届けられるのかも注目している。

▼きのうの夕刊各紙に一斉に掲載されていたコアラ
など有袋類と同じ祖先を持つ哺乳類の歯の化石が
熊本県御船町のおよそ9000万年前の地層から
発見されたという記事。近年、日本各地で恐竜の
化が次々と発見されているが、今度は有袋類の
祖先だというのだから、今や何が出てきても驚かない
のではないか。御船町恐竜博物館が24日発表した
もので、御船町にある「御船層郡上部層(みふね
そうぐんじょうぶそう)」から2014年3月に採取された
砂岩の中から見つかった。有袋類の仲間の化石が
日本で発掘されたのは初めてのこと。中生代の最後
「白亜紀」(およそ1億4500万年前~およそ6600
万年前)のおよそ9000万年前の地層から見つかった
のは大きさわずかおよそ長さ2ミリ、幅3ミリの小さな
奥歯1個だった。形や大きさから体長10センチから
15センチの肉食哺乳類でかみ合わせ部分の凹凸の
特長からカンガルーやコアラなどオーストラリアで繁栄
している有袋類の祖先「デルタテリディウム」に近い
可能性が高いとしている。主に北アメリカに生息して
いたとみられていたが、モンゴルでも見つかりアジア
にも有袋類の近縁種が生きていたことが分かり、今回
の発見で日本にも生きていたことが判明した。

▼とはいえ、その頃の日本は大陸から離れた列島では
なく大陸の一部だったのだから当然といえば当然のこと
である。もちろん北海道や福井県、長崎県などで発掘
されている恐竜も生きていたのは日本列島が大陸だった
時代ということになる。日本列島がユーラシア大陸から
分かれ出したのは3000万年前とされている。およそ
1600万年かけて今の位置まで移動したとみられている
が、今のような山あり、谷ありの複雑になったのはその
後に起こった火山活動やプレート移動による隆起など様々
な要因で出来上がった。だから大陸から離れた日本列島
で闊歩していたわけではない。ちなみに闊歩していたのは
恐竜などの大型動物で、今回見つかった有袋類の祖先
にあたる小型哺乳類は大型捕食動物から逃れるために
おそらく夜行性だったのではないか。

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