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6/14(水)キャプテンの一言

▼きょうのニュースでも伝えた通り、先月20日に
中国・広州市から神戸港(ポートアイランド)に到着
した貨物船から”殺人アリ”と呼ばれている「ヒアリ」
が日本に上陸した。確認されたのは初めてのこと
で毒性昆虫で大騒ぎになった「セアカゴケグモ」
以来の騒動となった。指定外来種で、しかも世界
の侵略的外来種ベスト100にも入っている。
尼崎市内のコンテナ開封場所で集団で発見され、
環境省では現場を含め神戸港なども消毒を実施
したが「ヒアリ」は大きさ2・5ミリから6ミリと極めて
小さなことから、国内に紛れ込んだ可能性も否定
できない。「ヒアリ」の尻にある針で刺されると
アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こし
最悪死に至ることがある。漢字で書くと「火蟻」で
火がついたように熱く痛いところから名づけられた。
アリに羽を付ければハチにそっくりとなる。
「ヒアリ」は分類上ハチ目スズメバチ上科アリ科と
なり、スズメバチと近い遺伝子を持っていれば
当然、毒もあり、しかも強力なものでも何ら不思議
ではない。「ヒアリ」は元々南アメリカの中央部が
原産といわれているが、今や北アメリカをはじめ
オーストラリアや中国、マレーシアなど太平洋に
臨む広い範囲で繁殖している。開けた草地を好み、
アリ塚と作り巣とする。「ヒアリ」そのものはかなり
小さい存在で分かりにくいが、巣はすぐに確認
できると思うので注意したい。

▼「ヒアリ」も怖いが、アリの仲間で一番強烈なのは
やはり「グンタイアリ」だろう。こちらも南北アメリカ
大陸はじめ、7属が中央アフリカなどに生息している。
1度、グンタイアリの行列を映像で見たことがある。
行列に邪魔なものが大きな動物であろうが、小さな
生き物であろうが、集団で襲い死に至らしめる。
おそらく怖さ知らずという点では地球上で最強では
なかろうか。多くは巣を作らず、隊列を組んで
ひたすら前進することから「グンタイアリ」の名前が
つけられた。その名の通り敵を蹴散らして進むので
、人であっても避けて通る必要がある。

▼11日放送のNHK大河「おんな城主 直虎」は
2度目となる龍の雲が浮かび、龍雲丸が井伊家に
召し抱えられることを断り、物語が乱世の直虎に
戻るものと思っている。区切りとなる別れになった
のだから、今後、龍雲丸の登場は避けてもらいたい。
でも願いは叶いそうにないが…。
この物語はおんな城主の直虎がいかに井伊家を
潰すことなく「中興の祖」といわれる井伊直政に
つないだかが最も重要なテーマであって、その
道筋に沿って展開していくべきもの。多少、横道に
逸れるのは史実の不足からやむをえないと思って
いることも事実だが、あまり脱線が長いと物語の
本質が分からなくなってしまうだろう。また、ことし
の大河は女性目線であることも承知しているが、
NHKの大河の枠は外してほしくない(今後、大きく
崩れてしまうようだが)。それが視聴率に現れ11日
12・3%、前回4日12・1%(ビデオリサーチ調べ、
関東地区)と低空飛行を続けている。幸い次回
18日放送分にはこの時代最大の巨星「織田信長」
が登場する。さらに徳川家康(まだ松平だが)
とともに、激動の日本を表現するものと期待される。
そして今川氏真が裏切られた腹いせに武田信玄
に対して「塩止め」を行うらしい。となれば名前だけ
でも上杉謙信も出てくるかもしれない。とにかく、
この時代の動きは激動に相応しい波乱の連続
なのだから、その描いている時代の芯を抑え
ながら直虎を表現してもらいたい。
多少の道草は女性が主人公なので仕方がないと
思っているのだから。

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