第70回 言葉の魔術師・松本隆特集!

出演者:大浦理子

今日は「昭和の日」
本当だったらゴールデンなウィークが始まって、うぃー!な気分で過ごしてる筈なのに
今年はよりにもよってウィールス野郎に邪魔されるなんて…
本当、何てこったい!ですよねー。(笑)でも、こんな時こそご機嫌に過ごしましよ!
と言う事で私オススメの松本隆さんを特集させて頂きました。

この方の歌詞を聴いたことが無い方はラジオリスナーにはいらっしゃらないと断言出来る位、
日本の作詞家レジェンドです。
私は小学生高学年の時にお年玉、お小遣いを貯めて買った松田聖子さんのレコードに←年齢バレ
作詞家松本隆さんのお名前が。
その時に初めて音楽に合わせて詩を書く人がいらっしゃる事を知り、その言葉によって自身の頭に広がる世界観に魅了されたわけです。
丁度、大人の階段を上がっていくのと同時に松本さんの描かれる女の子の恋愛模様があったのです!←まぁ、現実は違うけど
松本さんの書かれる歌詞は小さな描写にリアリティーがあって、映画の様に頭の中に情景が浮かぶ。
今回はご紹介出来なかったんですが、聖子ちゃんが歌った「制服」の歌詞に「失うときはじめて、まぶしかった時をしるの」って
フレーズがあるんですけど正に今を表してるみたい!!
制服は、卒業式の歌ですが、松本さんの書く歌詞には普遍性があって、折々に詩が浮かんで来て
心に潤いを与えてくれる。自粛自粛でパサパサに渇いたハートに松本隆さんの潤いを!!

どの世代にも響く歌詞を書かれる松本さんを堪能していただき「昭和は遠くなりにけり」ならぬ
昭和を近く感じて下さいね!
(大浦理子)