当たり前に感謝 正念場の今

 桜花舞い陽が伸びる4月、花残月とも言い日本の心地よい季節…しかし今年は違う。新型コロナウィルス禍で緊急事態宣言が発出されてから3週間、重苦しく不安な時。20万年前に始まった人類(ホモ・サピエンス)と感染症の闘いは今も続き、正念場だ。

◆感染症に対する”弱さ”が露呈した政府、リーダーシップにも欠ける。
 30万円給付から一律10万円に変更や、議員歳費の一部2割削減…その程度の事を声高に発信。少子高齢へ向かう日本、思い切った議員削減へ手を打つべきだ。
 何より文句だけ言う野党も情けない…こんなときに一枚岩になれない国会議員、大丈夫か!

 企業も弱く、腰が定まらない。出社しなくていい社員もまだ多くいるはず…「休め」と明確な指示を出すべきだ!現場の声を受けてからでは遅い。

◆具体的な対応策は自治体が牽引している。外出・往来自粛も各自治体の方が「自県に来ないで下さい」など強い発信。3密(密集・密閉・密接)になってしまったスーパーにも早い指針を示した。
 大阪府は、休業自粛に応じないパチンコ6店の店名公表に踏み切った。それでも「従業員の給料のため営業する」と依然営業を続ける店もある…休業補償も定かでない中分からないではないが、他の商店や中小企業は「命を守るため」に耐えている。
 大阪は府・市が同じ方向を向き足並みを揃えている。早く、そして強く発信。いずれ効果は出る。

◆志村けんさん(70)に続き、岡江久美子さん(63)、経済界でも京都商工会議所名誉会頭・オムロン名誉顧問の立石義雄氏(80)が亡くなった。他に多くの著名人も感染。誰が感染してもおかしくない状況ということだ。

 日本国内の感染者数は、日々出ているが”落ち着いた感”も…ただ緩みはいけない、爆発を招く!感染者による肺炎は一気に重篤化する恐怖、無症状感染者も多い。感染経路不明はなお多く、陽性率は高止まりのままだ。かからない、移さない…今はまず怖がらなければならない時だ。

◆家庭では休校や在宅勤務が増え食費がかさみ、経済も不透明な先行き…悲しいことに、世界的に家庭内DVが増加しているというデータもある。
 一方で会話の時間が増える、何より大事にしてほしい。一緒にいられる家族の絆、ありがたさを再確認する時にしてほしい。日常の当たり前に感謝して。

楽しみ見つけ ST(ステイホーム)
<2020.4.27 S>