「一生サポート ものわすれクリニック」2017年8月1日放送

投稿日: 作成者: ラジオ大阪

ものわすれクリニック
出 演/松本診療所ものわすれクリニック院長
松本一生(いっしょう)先生

認知症は10年後に730万人 高齢者の5人に1人と言われる時代。
認知症の方、また、介護する家族を応援するコーナー。
介護する方の悩みを募集し、松本先生に答えてもらいます。
お悩みの方がいらっしゃいましたら番組までお便りをお寄せください。

今日は番組に頂いたお便りをご紹介します。

52歳女性 「ヘルパーとして、認知症の義理の母を持つ身として
この火曜日のコーナーに期待しています。
ご夫婦での老々介護のお宅が多い大阪。ご夫婦2人きりにならず、
病気を隠さず、どんどん第3者の手を借りて、一週間に1時間でも
息抜きをしていただきたいと思います。」

原田:番組でもよく言っていますが、皆さんに助けてもらうことが大事なんですね。

松本:ぼくも奥さんを介護して、もう少ししたら老々介護になりますからね。
他人事ではありません。

「高齢者の特に男性なんですが、
ヘルパーが訪問中でも「おーい」と言って疲れて倒れそうな奥さんを呼び出して
「お前がしてくれ」と下着の着替えとか、排せつの介助をしてもらっています。
倒れてからでは手遅れです。
ユカリさん何か言うたって~。」

ユカリ:ほんまね。
でも、ご主人の方はね、奥さん以外のよその女のひとにそんなん、見られんのもされんのも嫌なのよ。
ほんまは、そんなん覚えてないのにね。。

原田:介護されている方からすれば身内に頼りたいところがあるんでしょうね。

松本:特に下のことや、着替えですとね。はいどうぞ、とはいかない。

ユカリ:奥さんの方も、何もわからなくなってしまうよりは、
まだ、こんな恥じろうてんやわ、うちのひと、と思えれば。

原田:その気持ちがあれば少しほっとする部分がもてるかな、と。

松本:百に一回でもねぎらいのことばがあれば、家族も救いの気持ちになるんです。

原田:男はなかなか言えないんですよね。

ユカリ:こういう人に限って言わないんですよ(笑)

松本:なかなか感謝の気持ちを出しにくいから、
むしろ周りに「人の力を借りてください」と言ってくれる
支援者がいればずいぶん助かりますね。

「ああ、雨が降ってきましたね。
夕方4時からはデイサービスのお迎えで屋根のない街角にたたなあかんのです。
いややわぁ。でもがんばります。」

松本:この17年、介護保険が破たんせずに今も続いているのは
こういう思いをしながらも、人のために何かしようと思ってくれた
このような方が支えてくださるからだと思います。

でも、自分から他人の力を借りるっていいにくいですね。。
自分の介護で改めて思いました。
なので、勇気をふりしぼって人に助けてっていえる自分がいたらいいなあと思います。

原田:その辺は自分の中で壁をやぶって、やっぱり助けてもらうところは助けてもらう、
素直な所をだした方がいいということですね。
一生先生、ありがとうございました。

介護にまつわる質問がある方はこちらへどうぞ!
FAX 06-6577-0301
honma@obc1314.co.jp
〒552-8501
ラジオ大阪 「ほんまもん!原田年晴です ものわすれクリニック」の係

番組HPはこちら→「ほんまもん!原田年晴です」
「一生サポート ものわすれクリニック」は毎週火曜日13:40頃の放送です。
ぜひお聞きくださいね!
今回の放送はこちらからラジコでお聴きいただけます(8/8までです。)