「一生サポートものわすれクリニック」2018年1月30日放送

投稿日: 作成者: ラジオ大阪

出 演/

松本診療所ものわすれクリニック院長 松本一生(いっしょう)先生

原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)

大西ユカリ(火曜アシスタント)

認知症は10年後に730万人 高齢者の5人に1人と言われる時代。

認知症の方、また、介護する家族を応援するコーナー。

介護する方の悩みを募集し、松本先生に答えてもらいます。

お悩みの方がいらっしゃいましたら番組までお便りをお寄せください。

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今回は番組に来た、介護事情に関するお便りを紹介しました。

 

60歳独身男性から

「94歳の母を24時間介護中です。

ひとりでかかえたらあかん、とよく言われますが、

ひとりで抱えないといけない状況の人もいる、と

読売新聞の記事を見て思いました。

記事を同封します。

 

↓↓

ケアノートより一部抜粋

篠田節子さん(小説家)61歳の記事

 

20年来 近所の認知症の93歳の母を支えています。

母は他人を一切受け入れず、介護サービスを利用できません。

ふたりきり閉じ込められた親子のカプセル状態が続いているのがつらいです。

家族以外の人から世話を受けるのを拒み、

デイサービスに預けた時は『返せ、返せ』と大騒ぎだったそうです。

 

支配するのが愛情と信じているタイプで

何度も離れようとしましたができませんでした。

・・(後略)」

 

 

松本先生:

この手紙のおっしゃる通りで、

社会的にはみんなでやっていこうということになっているが、

そうはいかない場合もありますね。

 

世間でいわれる当たり前でもできないこともある。

 

原田年晴:

この番組ではほかの人に頼ることが大事、と言っているが、

他の人に頼めない人もいるんですね。

 

松本先生:

はい、こういう介護の形は多いです。

 

この記事では 母親が支配的なタイプ、とありますが

自分の妻と妻の母もそんな感じでした。

 

医学的には

前頭葉の自尊感情をつかさどるところは

しっかりしていて、でも相手の状況を判断する部分が

弱っているとこういうことになりやすいんです。

 

 

大西ゆかり:

お手紙の方は男性なので、体力的には大丈夫かもしれないが、

介護はいろいろしないといけなくて、簡単に済まない部分が多いから

記事を読むと、おれもがんばれると、ある意味で励みになるのかも

知れませんね。

この人も 大変やろな、と思ったり。

ほっとして記事を送ってくれたのかも。

 

原田年晴:そうかもしれないですね。

 

松本先生:私の患者さんでも、いくつものケースが思い浮かびます。

この方、母親とは異性ですし、男性お1人でささえるのは大変でしょうね。

 

大西ゆかり:心のケアが大事やなぁと思います。

 

 

このように、

社会的なサポート制度はあっても、なかなか利用できない状況があるのですね。

社会の理解や、介護される方の心のケアが大事になってきますね。

番組では皆様のお便りを募集しています。

介護にかかわってらっしゃる方がいらっしゃいましたら、

悩みや質問をお送りくださいね。

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〒552-8501

ラジオ大阪 「ほんまもん!原田年晴です ものわすれクリニック」の係

 

番組HPはこちら→「ほんまもん!原田年晴です

「一生サポート ものわすれクリニック」は毎週火曜日13:40頃の放送です。

ぜひお聞きくださいね!

 

記事化にあたり編集していますので

オリジナルの詳しい音声をお聞きになりたい方はちらから

ラジコでお聴きいただけます(2/6までです。)