「一生サポートものわすれクリニック」2018年1月16日放送

投稿日: 作成者: ラジオ大阪

出 演/

松本診療所ものわすれクリニック院長 松本一生(いっしょう)先生

原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)

大西ユカリ(火曜アシスタント)

認知症は10年後に730万人 高齢者の5人に1人と言われる時代。

認知症の方、また、介護する家族を応援するコーナー。

介護する方の悩みを募集し、松本先生に答えてもらいます。

お悩みの方がいらっしゃいましたら番組までお便りをお寄せください。

————————–☆

今回は年末年始の介護に関連した話題です。

 

原田年晴アナ

こんなお便りを番組にいただきました。

 

兵庫県の方から。「今日、ケアマネージャの方にきてもらい室内での歩行器、

お風呂での椅子を注文しました。

正月の間利用できるので助かります。85歳の母。介助、介護と進みそうです。

がんばります。」

 

原田年晴アナ

こういった準備はお正月に必要にことなんでしょうね。

 

松本先生

そうですね。

年末年始にケアマネさんが動いてくれたというのは心強かったでしょうね。

 

原田年晴アナ

実は、先生も奥様の介護中なのですが、

先生のブログから記事をご紹介します。

 

「妻が寝ました。毎朝、午前4時に起きて午後10時には寝ますので、ボクの今日のケア

は終わりました。今、自室で紅白歌合戦を見ながらブログを書いています。

 

認知症を専門に診るようになってから、いつの間にか介護職のストレスコントロールも

専門にするようになりました。

何よりも介護職、支援職をサポートしなければならないと、

こころの中からそういった気持ちが沸き上がって来たのを今でも覚えています。

ちょうど「日本認知症ケア学会」という新しい学会ができることを新聞の小さな記事で

知った直後のことで、その次の年、平成12年(2000年)から介護保険が始まったころの話です。」

 

原田年晴アナ

どんなお気持ちだったのでしょうか?

 

松本先生

精神科医として、介護支援職がバーンアウト、つまり、燃え尽きてしまわないようにするのは

僕らの役目かな。と思ったんです。

 

原田年晴アナ

(ブログ)「ある介護職の言葉を今でも思い出すことがあります。

その人は介護職として12月31日が終わって元旦を迎えようとしていても、

介護を受けている人の安定のためには

「何も変わらないその日」を担当しているようにケアしていると教えてくれました。」

 

原田年晴アナ:これはどういうことでしょう?

 

松本先生

12月31日、1年でもっとも最後の日ですが、これまでに担当してきた精神科の患者さんや

認知症の人びとの中には、新しい年を迎えることがストレスになることがあります。

 

もう1年が終わるのに何もできなかった」と自分を嘆く人も多く、

年末はそういう人の場合には心理変化に気をつけなければなりません。

変わらない日にするほうが、安定することがあります。

おうちによってはバタバタするのは当たり前なのですが、

普段通りに接するのがいいと思います。

 

大西ユカリさん

心のリズムが落ち着く気がしますね。追われるの、かなわんやろね。

 

原田年晴アナ:

”普段通り”が介護されている方にとっての安心につながるということですね。

 

松本先生

はい。そして、年末年始にもかかわらず、ケアをしている方々を

支えていかないといけないと思っています。

 

原田年晴アナ

そうですね。

 

番組では皆様のお便りを募集しています。

介護にかかわってらっしゃる方がいらっしゃいましたら、

悩みや質問をお送りくださいね。

———————————————————————– ☆

FAX 06-6577-0301

honma@obc1314.co.jp

〒552-8501

ラジオ大阪 「ほんまもん!原田年晴です ものわすれクリニック」の係

 

番組HPはこちら→「ほんまもん!原田年晴です

「一生サポート ものわすれクリニック」は毎週火曜日13:40頃の放送です。

ぜひお聞きくださいね!

 

記事化にあたり編集していますので

オリジナルの詳しい音声をお聞きになりたい方はちらから

ラジコでお聴きいただけます(1/23までです。)