「一生サポートものわすれクリニック」2017年10月3日放送

投稿日: 作成者: ラジオ大阪



出 演
松本診療所ものわすれクリニック院長 松本一生(いっしょう)先生
原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)
大西ユカリ(火曜アシスタント)

認知症は10年後に730万人 高齢者の5人に1人と言われる時代。
認知症の方、また、介護する家族を応援するコーナー。
介護する方の悩みを募集し、松本先生に答えてもらいます。
お悩みの方がいらっしゃいましたら番組までお便りをお寄せください。
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原田アナ:
まずは、ラジオをお聞きのヘルパーの方からの質問です。
37歳女性
「最近訪問介護をしているが、認知症の方があまりに忘れることに驚きが隠せません。」とのこと。

松本先生:
びっくりされたんでしょうね。
認知症の病気の方は最近の事から忘れるので
今話したことや、「来週来ます」といったことは忘れることが多い。
これは認識しておいた方がいいです。

大西さん:
何度も同じ話をする、ということも当たり前の世界です。
「今日はお天気ですね」といった
今の感覚の事を話すのはよいツールになりますよ。

松本先生:
僕も、専門医でも、”忘れられてつらい”という思いをしました。
経験を積んで慣れてはきますが。


続いて、50代の女性からの質問です。
「施設の90代の女性が毎日排便行為をしてシーツやカーテンが汚れます。
便秘薬を飲んでいるのですが、薬による違いなど詳しく教えてください。

施設では、”ラキソベロン” と ”ヨーデル”を飲んでいます。」

松本先生:
薬には種類があって、
便自体をやわらかくするお薬(酸化マグネシウムなどを含むお薬)と
便が入っている手前の腸を縮めるお薬があります。

ヨーデルを使って柔らかくして、
ラキソベロンでぎゅっと出すということです。

ただ、この方の場合
毎日排便があるとするとちょっと多いので
お薬の必要が無いかもしれないですね。

それと、認知症の場合、(便と認識せず)近くのカーテンで
悪気なくふいちゃった、ということも多々あります。
緩い便がでないように調節すれば、手をふく行為が無くなるかもしれないので
薬の飲み方を調整してもいいかもしれないですね。


大西さん:
生活時間のパターンを判断してお薬を飲ませることも大事ですね。

松本先生:
まず、生活時間を把握することが大事で、あえて薬を使わなくても
水分を多くとるなどで生活の中での排便が大事です。

お通じ薬はお腹も痛くなりますし。。

原田アナ:
生活の時間帯を見てあげる事が大事で
薬がひょっとして必要なくなる可能性もあると。

松本先生:
そこも含めて広く考えてあげると、いい介護になると思います。

原田アナ:
先生ありがとうございました。
ラジオをお聞きの皆さん、困ってることなど質問をお寄せくださいね。
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介護にまつわる質問がある方はこちらへどうぞ!
FAX 06-6577-0301
honma@obc1314.co.jp
〒552-8501
ラジオ大阪 「ほんまもん!原田年晴です ものわすれクリニック」の係


番組HPはこちら→「ほんまもん!原田年晴です
「一生サポート ものわすれクリニック」は毎週火曜日13:40頃の放送です。
ぜひお聞きくださいね!

記事化にあたり編集していますので
オリジナルの音声をお聞きになりたい方はちらから
ラジコでお聴きいただけます(10/10までです。)