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[第476回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時  平成17年4月13日(水)午後2時00分〜3時00分

2.開催場所  クラブ関西

3.委員の出欠

委員の総数 9名
出席委員数 7名
出席委員の氏名 井上 宏、井上チイ子、石野伸子、岡田邦夫、
岡本直之、尾埜善司、成瀬國晴
欠席委員の氏名
河内厚郎、鈴木壽恵
放送事業者側
出席者の氏名
佐藤賢三、銭谷権治、本村忠司、兼田健一郎

4.議 題

1)「ラジオ大阪4月改編について」
2)「個人情報保護法に対するラジオ大阪の取り組みについて」
3)その他

5.議事の概要

議題1)について
「ラジオ大阪4月改編について」について編成担当、番組制作担当から説明を行い、その後、委員の方々からご意見・ご感想をいただいた。
議事2)について
「個人情報保護法」についてのラジオ大阪の取り組みについて説明を行い、ご意見をいただいた。

6.審議内容

議題1)
社側 ラジオ大阪では、この春、改編率41.9%という大幅な改編を行った。月〜金は平日6時15分から9時までの長時間にわたり3番組をスタートさせると共に、現行の番組をリニューアルした。朝の新番組は、6時50分からSF作家のかんべむさしさんとラジオ大阪中西ふみ子アナウンサーが、関西のラジオ番組にこれまでなかった団塊の世代がパーソナリティを務める「むさし・ふみ子の朝はミラクル」。学生時代の懐かしいホームルームをコンセプトに「大人のホームルーム」を目指している。午前9時からの「ラジオよしもと むっちゃ元気!」をはさみ、正午から3時までは「ほんまもん!原田年晴です」。ラジオ大阪の看板アナウンサーである原田年晴をお昼に起用し、日替わり女性パートナーと共にお送りしている。原田アナウンサーの聞きやすく、安定したおしゃべりと共に、音楽、生活情報を盛り込んでいる。午後2時の「NEWSワンダーランド」を、午後3時からとし、また、終了時間を午後5時から、5時30分としたことで、これまでより、夕刊に掲載されている情報を多くお届けする番組へとリニューアルした。午後6時からは「バンザイ歌謡曲!それッ」をお届けしている。この時間は、民放AMラジオ局はすべて野球中継を編成している。しかし、この春からラジオ大阪は日本で唯一レギュラーで野球中継を編成しなかった。野球ファン以外の人たちに向けラジオ大阪が新しい価値のある番組を作りたいと考え、弊社の大名跡である「バンザイ歌謡曲!」を18年ぶりに復活させた。出演者は、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治と高岡美樹である。大人向けの、ゆったりと聞ける音楽番組を目指している。今回の改編においては、ターゲットを的確にし、また、『ゆっくり のんびり ていねいに あなたといっしょに一日を走ります!!』というコンセプトに基づき各番組を展開している。番組ターゲットを、団塊の世代に搾って放送している。その他にも、野球中継としてこれまで28年間近鉄バファローズナイターを中継していたノウハウを活かし、オリックス・バファローズのホームゲームを18試合を中継する。また、土・日曜日はこれまで通り、阪神・巨人・オリックス中心に、年間55試合の中継を行う。また、スポーツ関連の番組としては、「掛布雅之のホットコーナー」がスタートした。掛布さんが、健康、野球、グルメなどについて語る30分の生放送番組である。朝6時50分より放送している「むさし・ふみ子の朝はミラクル」の担当プロデューサーより、番組スタート1週間の現状について報告する。
社側 団塊の世代を中心にした世代をターゲットに、大人のための面白社会学のような番組をお届けできればと思っている。また、今回の改編では、ラジオを聞く環境を考慮した。ラジオは、ポータブルラジオであったり、車のなかであったりと雑音と隣り合わせの環境であることが多い。このような状況においても、出演者がゆっくり語り、リスナーがゆったり聴ける番組であれば、番組を楽しむことができると思う。また、「ゆっくり のんびり ていねいに」を意識することで、ほっこりとした聞きやすい番組となるであろう。スタートして一週間ではあるが、このような雰囲気は出ているのではないか。
社側 今回の改編において、最大の眼目は、わかりやすい番組を作るということだ。また、今回の番組改編では、番組を大切にし、運命共同体としてやっていける出演者を、ということで起用を考えた。結果として、朝は中西アナウンサー、昼は原田アナウンサー、夜は松本アナウンサーの出演となった。3人ともきちんと訓練され、20年以上のキャリアをつんでいるので、単にお喋りが上手なだけではなく、中身が伴った話ができる。同時に、相槌を打つだけのポジションにとどまらず、また、笑い声で場を持たせるようなことは排除しようと努めている。夜は、特に一人喋りで相槌が打つ相手がいないので、喋りのレベルが高くないと番組として魅力あるもとは言えない。「バンザイ」という看板を背負っているので、選曲も勝負しないと、時間つぶし番組になってしまう。この名前に託して、本当の歌謡曲、本格的な歌謡曲をお届けしている。スタート一週間であるが、当初の目的通りのスタートができたと思う。力を抜くところと、全力投球でいくところがきちんとできれていれば今後、素晴らしい番組となると思う。
委員 今回の改編においてのターゲットは、どのようなデーターに基づいて行っているのですか?
社側 聴取率と共に昨年の「ふれあい広場」で実施したアンケートを利用した。アンケートの分析の結果、当社のターゲットは、若干年齢が高い事、一人当たりの平均聴取分数が短い ことがわかった。他局と比較して、聴取率において後塵を拝していることの原因であろう。聴取者数は、それほど変わらないので、聴取時間を長く聞いてもらうために、一つのターゲットに絞って編成を行うこととした。
社側 人気がある番組を検証すると、リスナーのテンポと出演者のテンポが絡み合ってい、整合性が取れていると感じた。これまでは、聞き手の年齢が高いのに、制作側のコンセプトが合わずに、そのギャップを感じていた。コンセプトに基づくというあたりまえのことを再認識し番組作りを行っている。
委員 基本的には、中高年を対象にした改編ということなのか?
社側 深夜の時間帯以外は、45歳から55歳を対象にした編成である。
委員 中高年を対象にすると、限られた聴取者とならないのか?
社側  さまざな調査の結果、この世代に対象を合わせると60歳代の方も、楽しんでいただける番組となるようだ。また、弊社の聴取者層が、正午を挟み大幅に入れ替わることがわかった。しかし、リスナー総数には変化がなかった。この調査結果より、正午までのリスナー層と正午以降のリスナー層を同時に引き入れることで、より多くのリスナーを獲得することができるのではないか。この方法として、ターゲットを絞ることを行った。また、これまで夕方の5時台は、短時間の番組を編成していたが、「NEWSワンダーランド」を5時30分まで延長することで、野球中継を機に、ダイヤルを移動する時間に当たるので、野球中継を好まないリスナーを新しいファンとして獲得できるのではないかと考えた。
委員 ラジオ大阪と言えば、地域密着、関西文化、芸能というイメージがある。今回の改編のようにターゲットを絞ることで、これらの番組はこれまでのお笑いなどの文化などは、どのように残していくのか。
社側 リスナーにとっても、番組制作側にとっても、ターゲットを絞った方が、聞きやすいし、制作しやすいのではなないか。弊社の15時間生番組中に、「むっちゃ元気」などのお笑 い番組が組み込まれている。また、地域密着ということに関しては、新番組においてもかんべむさし氏による大阪についてのコーナーなども行っているので、ラジオ大阪の基本的な姿勢は変わっていない。
委員 「ゆっくり、のんびり、ていねい」とあるが?ゆっくりというのは、ゆっくりしゃべるということか?
社側  スタジオでは相手が目の前にいるということで、放送ということを忘れてつい話してしまいがちである。バックノイズがある環境でラジオを聞いている人は、トーク部分がとても聞きづらい。また、話すスピードは当事者が感じているスピードの倍くらいではなしても聞き手はちょうど良いぐらいである。
委員 50歳を超えると他の雑音と共に聞くと音がマスキングされて聞こえなくなる現象が起こるので、45歳から55歳の人を対象にするならばそのあたりをきちんとしておかないと聞き取りにくいと思う。
委員 映像がない分、ラジオでは空白をなくすように話すので、話が早くなってしまうのだろう。話すスピードも、番組の中で試行錯誤しながら作り上げていく。
委員 スタート以来何度か拝聴したが、番組スタート時のどなりもなく、メリハリがはっきりせず、番組にアクセントがない、中西さんの番組がそのまま流れ込む、一つのコーナーのような印象を受けた。しかし、今回の番組コンセプトがわかったので「無印」の新しいブランドをつくろうと試み、新しい時代にチャレンジしていこうということがわかった。出演者にとっては、大変難しいコンセプトであると思う。ポリシーを持ち、たえずディスカッションして良い番組を作ろうという試みがあれば、今後が楽しみだ。また、野球中継に関しても、野球ファン以外のラジオファンの隙間にどうすれば入っていくのか、また、野球中継を平日は編成していないということをどう認知してもらうのかが重要であり、希少価値であるので、面白い。
委員 女性は番組に参加したいという人が多い。双方向的な仕組みを持つ番組は、あるのか?
社側  ラジオでは、リスナーからいただいたハガキ、FAX、メールで構成されているので、双方向という観点が生かされているのではないか。新番組でも、できるだけリスナーを巻き込むようなコーナー展開をしている。「むさし・ふみ子の朝はミラクル」では、「朝のホームルーム」のコーナーで、FAX、メール等を使い意見を募っている。たとえば、今日の番組で取り上げたお弁当の話で、遠足、運動会といえば、特別なお弁当であったが、最近は、イベントなどのときでもコンビニ弁当で済ませることが多い。お弁当を通じて家庭のよさを掘り起こせばよかった。大人のホームルームといえども、さまざまな世代からの反響がある。特に、この時間には、家事の途中の女性から反響が多い。
委員 スタジオを出て、現場とのやり取りが組み込まれた番組が印象に残っている。番組を聞きながら、中継の場所を想像する。ラジオは、機動性があり、どこからでも簡単に放送ができるというのが魅力である。機動性をうまく取り込んだ番組が増えればと思う。今回の改編で、どのように番組が繰り広げられるかとても楽しみである。

議題2)
社側 ラジオ大阪における個人情報の取り組みは、4月からHPでの告知、ラジオ本放送での利用目的の明示という形で取り組んでいる。3月末に、社内でのマニュアルを作り、社員、番組関係スタッフ、放送作家などの最前線で番組に携わっているスタッフに個人情報取扱い取扱いについての徹底指導を行った。リスナーとのやり取りを中心とした個人情報を大量に取得する弊社は、これまでも徹底した管理を行っていたが、明文化に伴い、より徹底した管理を行うことが可能になったのではないか。
委員 具体的には、どのような個人情報を取得し、どのように保管されているのですか?
社側 当社の個人情報で大半を占めるのが番組に届くリスナーからの投稿である。投稿には、リクエストを中心とするお便りと番組を通じて行うプレゼントがある。プレゼントに関しては、発送後、かなり時間を経てから問い合わせがあるので、当選者のデーターを一定期間保存をおこない、一年後に破棄することにした。また、プレゼントの発送がスポンサーからの場合は、必ず、どこから発送されるのかという事と、プレゼント発送以外には使用しない旨を告知している。また、毎日何千通と届くメールをどのように保管するのかという問題がある。収録番組では、本社以外スタジオで収録することがあり、リスナーのデーターも持ち出すこともあり、新たに個人情報の持ち出しに関する規定を徹底し、誓約書などのやり取りを行った。また、ラジオショッピングの顧客データーを取り扱う人たちにも、同じような誓約書を取り交わしている。番組出演者においても、個人情報を取得することがあるので、所属事務所との契約を行った。社員に対しては、これまでも職務規定と共に、改めて安全保護規定で細部にわたり徹底する規定を作成した。
委員 インターネットで名前を検索すると、とても古い情報が掲載されている。データーを消さないからいつまでも残っている。放送局は、インターネットに掲載されるということを伝え、確認すべきだ。また、掲載期間も作るべきではないか。
委員 個人情報管理規定を拝見すると、第一条に法令などに基づきとあるが、政府では各省庁ごとに指針を作っている。特に、放送受信者等の個人情報保護に関する指針というものが告示されている。これは個人情報保護法の次に重要な指針だと思うが、規定には記載されていないのはなぜか?また、三項に、従業員とあるが、従業者に対する監督についてではないか。また、四条一項に「責任」という言葉があるが、トラブルが起こると問題になるのではないか?これを見るとどこまで責任を追及するのか?現場が責任を負うのか、それとも責任者が責任を負うのか?
社側 民放連の雛形にあてはめているので、民放連規定に指針を吸収した形になっている。第四条の件は、責任範囲の議論を行った結果、ポジションに応じた担当者責任者の範囲を規定している。
委員 持ち込みの番組に関しては、どのような取り組みを行っているのですか?
社側 持ち込み番組に関しては、放送責任がラジオ大阪にあるで、番組制作を行った会社と文書を交わしている。これからも個人情報の取り組みについては、最新の注意を払って取り組んでいきたい。
社側  貴重なご意見ありがとうございました。


7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

   な  し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日

  「番組審議会だより」(第476回大阪放送番組審議会議事録の要約)
  「中西ふみ子のきょうも元気に」内で放送
   放送日 平成17年5月17日(火)午前6時28分〜6時30分
  「番組審議会だより」 (第476回大阪放送番組審議会議事録)
   ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.番組審議会の議事録の元本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる

10.その他の参考事項

   な  し