京都でこだわり野菜を扱うビジネスを立ち上げられた若き経営者と出会いお話をうかがってきました。
屋号は「京都やおよし」アグループ株式会社代表取締役の吉田雄策さん(32歳)
吉田さんなので「八百屋の吉田」で「やおよし」というネーミングなのです。
20代後半で会社を立ち上げられてまもなく丸5年(平成21年12月25日に設立)
ご実家が仁和寺の近くで、その近所京都市右京区御室竪町にオフィス兼お店があります。
珍しい野菜をたくさん見せていただきました^^
京都で経営されているのでもちろん京野菜も多数扱っているのですが、京都だけでなく全国の「有機野菜」しかも生産者の顔が見える、環境に優しいこだわりのお野菜を生産者に提供することを理念にされています。
家が農家だった訳ではなく、飛び込みで始めた農業に関わる仕事。
前の仕事が電子部品関係。色々な出張先に行く中で、北海道北見のものすごくおいしいタマネギに出会います。畑に植わっているものを生で食べて感激!
色々な生産者の野菜が混じって出荷されている現状を見て、もっと生産者の顔が見える野菜を売ることで生産者と消費者をつなぐことができるのでは?と思ったのが事業を立ち上げるきっかけでした。
有機野菜とは「土作りからきちんとしている」「農薬を使っていない」野菜。
以前、電子部品関係の仕事だった吉田さんは、まさに無機の世界から有機の世界への転換に挑戦したと言えます。
これから年末年始のオススメ野菜も教えていただきました♪
京都太秦や嵯峨野の農家さんから仕入れている聖護院だいこん・聖護院かぶ・丸い葉の京菊菜。
どれもとっても大きくて綺麗な立派な野菜。
京野菜に全国から注目が集まっているのも感じるそうです。
特に伝統的な京野菜への付加価値が高まっています。
通な人はそれを求めて日本全国から問い合わせ、むしろ関東からの注文が多いそうです。
やはり付加価値がある農業(いまTPPなどの話もありますが)それが今後大切になっていくだろうというのが吉田さんと話していても感じました。
「値段が安ければいい、野菜ならなんでもいい、そうではなく、ここのこの野菜が美味しい、これを食べるのってありがたいなぁと思える、それが伝わるお店作りをしていきたい。それが日本全国に広がれば」と。
興味がある方は「京都やおよし」http://www.kyoto-yoshida.com/を見てみてください☆