再発令下 負けるな新成人

 新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、東京など1都3県の首都圏に緊急事態宣言が再発令された(7日)。その2日後には大阪、兵庫、京都の関西2府1県も政府に要請した。
 幅広く自粛要請した昨年4月の発出時と違い、今回は夜の飲食店”ピンポイント作戦”。医療機関崩壊危機の中、感染封じ込めと経済維持のバランス判断と言えるが…特措法改正も急がなければならない。

◆歴史上稀にみる厳しい状況下、11日は成人の日。
 1948年(昭和23年)の祝日法で「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」ことを趣旨としている。例年、豪雪や帰省しやすい時期を考慮して大型連休中やお盆の時期に行われる地方も多い。
 2021年(令和3年)の新成人人口は124万人(総務省)。前年比約2万人増だが、総人口に占める割合は11年連続で1%を下回った。

◆関西でも大阪市などを始め、全国で成人式、集いの延期が相次いだ。東大阪市では屋外の近鉄花園ラグビー場で、兵庫県西宮市は阪神甲子園球場で、またオンラインなどで行われた自治体もあったが、例年とは”一変”した。式の後、マスクを外し騒ぐ”荒れた”所もあったが…。
 久しぶりの旧友との再会、ずっと楽しみにしてきた晴れ着… 出席できないようなことがあっても中止になったとしても、堂々と大切な今をそれぞれの想いをかみしめてほしい…1人だけではない、決意と感謝の誓い。親はもちろん大人たちにとっても、20歳の揚々たる前途にエールを送り祈る日だから。

◆白血病と闘い、 新成人となった競泳の池江璃花子選手「悔しい思いをしたり、気持ちが落ち込んだりすることもありました。そんな時こそ、目標を忘れず失わない…それが一歩前に進ませ、大きくしてくれるものだと思います」。
 ゲーテ「自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる」。

可能性は無限   祝20歳
<2021.1.11 S>

*令和3年おめでとうございます。報道コラム「ニュースキャプテン 喜怒哀楽」は、変わらずに人を出来事を見つめ伝えていきます(原則月曜・不定期)。S