自然猛威 命守るため

 熊本県南部を襲った九州豪雨。53人が死亡、なお11人が行方不明 となっている(7日)。「日本三大急流」の一つ、球磨川が11 カ所で氾濫した。地元に根ざした特別養護老人ホーム「千寿園」の入所者14人、車イスなど最も弱い人たちが犠牲となった…痛ましくやり切れない。
 「今まで経験したことのない規模、直ちに命を守る行動を」の意味を持つ大雨特別警報が出された。福岡管区気象台は「前日の段階でここまでの大雨は想定できなかった」との認識を示した。

◆新型コロナウィルス禍の重苦しい日本。熊本豪雨の被災地にとっては”二重苦”だ。
 他人事ではない。素晴らしい日本の四季と背中合わせに、列島の梅雨・台風は近畿も含めていつどこで大雨被害が起きてもおかしくない。リスクは高いと改めて認識し準備するべきだ。自治体の迅速な情報発信と指示、我々住民も早い避難・安全確保の手立てを知っておくことだ。

◆地域を問わずいち早い自衛隊の救援、心強い。と同じように地域を問わず国・自治体は一体となり、被災者支援に全力を尽くすべきだ。血税、生命を守るため生きるために使わなくていつ使う!一刻も早く動き対処することが、政府の義務だ。

◆ 歴史も物語るように、人知を超える自然の猛威。命を守るためには準備、そして早く逃げる、避難以外にない。コロナ禍での”複合災害”に注意すると同時に、避難所のあり方も見直すべきだ… “すし詰め”体育館だけでなく、ホテルや公共施設など総動員して対応する。
 
 そして災害時は、動くことをためらってはいけない。「移動・接触」の自粛よりも、助け合う命だ…人の心・絆が乗り切る力にもなる。

力合わせて 島国日本
<2020.7.7 S>