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母娘心中 救えなかったのか

仙台市内の住宅で昨年11月、小学2年生の長女と母親が無理心中したとみられる事件があり、この長女の父親が1月19日に記者会見し、2人が死亡したのは長女が通っていた学校でのいじめが原因だと訴えた。

長女は1年生からいじめを受けていたといい、父親は「学校側は”お互いさま”で済ませたかったらしい」「学校にも仙台市教育委員会にもさじを投げられた」と沈痛な思いを語った。
第三者委員会による速やかな調査を求める要望書を、郡和子市長と佐々木洋教育長に提出した。
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◆いじめは犯罪だ。
両親は、校長や市教委に何十回も相談したという。再三の悲痛な相談に校長は「マニュアルに沿って対応したい」「今から動きます」と、先延ばしの繰り返しだったという。
いじめた相手の親との話し合い前に、まとめた資料を渡すということまで行われていた。
母親は担任に相談したが、担任は子ども同士の話し合いを勧め、当該の子どもから「いじめていない」という答えを聞いていたという。
被害者も加害者も小学校低学年の”幼児”で難しい問題も含むが、教職員はもっと踏み込まなければいけない。まず何より被害を訴えた子どもに寄り添うべきだ。加害者が軽い気持ちであっても「いじめはダメだ」と説き、厳しく対処するのが使命ではないのか!信じられない校長、担任だ。
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◆ようやく8月末に母親同士の話し合いが設けられたが、相手の母親は「今さら謝れとでもいうのか」と話にならなかったという。
母親は心療内科に通うようになり、長女も心身とも調子を悪化させていった。
学校、教育委員会などに相談し尽くして、何も進まない状況に結局”泣き寝入り”しかないのかと家族は絶望し追い詰められて行ったという。そして11月末に母娘は亡くなった。
小学2年生の長女は「いじめられてなにもいいことないよ。しにたいよ、しにたいよ」と平仮名でメモを残していた。
なぜ救えなかったのか!学校に本当の意味での”相談室”…子どもたちや保護者の叫び、そして教職員の声を聞く場所はなかったのだろうか。
◆会見した父親「たくさんの夢を語っていた娘と、娘を一番愛していた妻がどれだけつらい思いをしていたか考えると無念でなりません」。
この事なかれ主義の学校、教育委員会に教育を行う資格はない。加害者側が心から反省する日が来ることも望む。
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◆闘っても追い込まれ、自殺するほど辛かったら「そんな学校なんて行かなくてもいいんだ。未来はあるんだから」と、周囲の誰か声を出せなかったのか…残念でならない。
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いじめ許すな!命救え
<2019.2.4 S>

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