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これが世界か! サムライブルー

スマホの目覚まし音が鳴る。寝不足は分かっているがテレビの電源ボタンを押す。何年ぶりかの未明のスポーツ観戦になった。
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◆「サッカーどうする?」「3時かぁ。前もって寝る手もあるか」。前日、若者たちの話ではない。いい歳をした大人たちの会話だ。注目のW杯サッカーロシア大会・16強による決勝トーナメント日本(世界ランク61位)-ベルギー(同3位)の一戦。
前半0-0で折り返す…波乱続きの今大会、もしかしたらイケるかも⁈ そして後半タテ続けに、3分に原口、7分に乾がゴールを決めた。イケる!
その後ベルギーに24分、29分と同点にされ、アディショナルタイム(追加時間)4分に決勝点を挙げられ3-2で試合終了…つかみかけた史上初の8強を逃した。これが世界の壁なのか。
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◆前戦の決勝トーナメント進出をかけたポーランド戦。ラスト10分、1-0で負けているのにパス回しだけの”時間稼ぎ”に海外でブーイング、国内からも批判を浴びた。決勝トーナメントへ進むためドイツ(世界ランク1位・前回覇者)が、なりふり構わず自陣ゴールを空にして全員で攻め失点。まさかの1次リーグ敗退となった…それと何ら変わりない戦いだった。スポーツとしてか勝負としてか、決勝トーナメントに進出するための”賭け”。W杯の舞台で揺るぎない「美学」より「使命」を実践した姿、サムライブルーの成長が確信に変わった。
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◆勝利と敗北しかない。天を仰ぐ香川、涙の乾、川島…倒れ込み寝転ぶ日本選手を、ベルギー選手が颯爽と横切っていく。それでも国を背負った一生懸命、選手たちはいい顔をしていた。
未明(日本時間)の試合にもかかわらず関西地区の平均視聴率は28.3%、瞬間最高視聴率37.5%にも上った。
英BBCは(ハリルホジッチ監督解任劇・ポーランド戦の時間稼ぎがありながら)「日本の大きな賭けは報われたようだ」。ブラジル紙のスポーツサイト「黄金のベルギーを仰天させた」。中国メディアさえ「これこそがアジア最強のプレーだ」。
◆試合後のインタビューで西野監督は、しばらく言葉が出ず「W杯の怖いとこ。追い詰めたが、何が足らなかったのか」。世界との差を聞かれ「すべて。でもわずかだ」。
あのコロンビア戦から2週間、すばらしい時をもらった。
終わった。悔しい…。
ここからだ!サムライブルー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<2018.7.3>

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