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諦めない! サムライブルー

◆深夜の死闘、寝不足がこたえる。
だが”ピッチ上の戦争”とも言われるサッカーの激しさ、そして西野Jの戦略的組織サッカーは本物だと分かった。4年に一度の世界スポーツ最高峰、W杯サッカーロシア大会。日本の1次リーグ第2戦は、アフリカの強豪セネガルに先制されながらも2-2でドロー。勝ち点4とし、決勝トーナメント進出へ前進した。
開幕前は日本戦よりもメッシ、ロナウド、ネイマール…世界中で知られる選手たちの圧巻プレーが観たいと思っていたが、日本代表も楽しみになってきた。
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◆西野Jは初戦最高のスタートを切った。大方の予想を覆し南米コロンビアに2-1で勝利。サッカーは比較的番狂わせが少ないスポーツで、世界ランキング61位が16位を破ったと海外メディアは金星と伝えた。
この試合の後、開始早々にハンドで退場となり、コロンビア敗因の一つとなったカルロス・サンチェス(32)殺害を示唆するようなツイッターの書き込みがあった。やはりというか、国によっては”ピッチ上の戦争”とされる所以だ。
コロンビアでは1994年のアメリカ大会1次リーグでオウンゴールした守備の要アンドレス・エスコバル(27)が、帰国後にバーを出たところ射殺された事件を思い出す。まだW杯期間中で、世界に衝撃を与えた。二十数年前の出来事だが”恐ろしいスポーツ”とさえ感じたのを覚えている。犯人は不法賭博組織の用心棒とみられ後に逮捕されるが、組織自体の関与は分からずじまいのまま…南米国の”闇の部分”ともいわれた。
◆西野朗監督(63)といえば「マイアミの奇跡」。1996年アトランタ五輪・男子サッカーグループリーグD組第1戦で日本がブラジルを1対0で下した。試合後、西野監督は「奇跡とは思っていない」と淡々と言い放った。相手チームを緻密に分析し、ブレのない戦術サッカーが根本ゆえの発言だ。

今のジャパンには運もある。W杯直前のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)解任劇、さらに選手選考で”オッさんジャパン”と揶揄(やゆ)する声もあったが、新監督、ベテラン勢が活躍…リードされた後半33分、好調の香川(29)に代えた本田(32)が2点目の同点ゴールを決めた。「西野采配」が的中した。
ピッチの外でも日本評価は上がっている。試合後、サポーターがスタンドでごみ拾いをする光景に称賛の声だ。英BBCは「サムライブルーはこのマナーを欠かすことがない」。
大阪北部地震で滅入りがちな心にも、諦めない力をくれた。
◆日本は過去5回の出場のうち、初戦に勝ち点を上げた2大会(2002年の日韓W杯=対ベルギー2-2、2010年の南アフリカW杯=対カメルーン1-0)は決勝トーナメントへ進出している。過去最高のベスト16と言わず、もっと上を期待したい。
西野監督は試合後のインタビューで、次の1次リーグ最終戦(対ポーランド・日本時間28日午後11時)について聞かれ 「ただ、勝ち切るだけ」。
“半端ない”サムライブルー  前へ!
<2018.6.25>

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