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「父の日」 なんだっけ?

◆きのう6月17日(6月第3日曜日)は「父の日」だった。
直前に「ベストファーザー・イエローリボン賞」が発表される。37回目の今年は、長久手市長・吉田一平氏(72)、メルセデスベンツ日本社長兼CEO・上野金太郎氏(53)、落語家・林家たい平氏(53) 、ロックシンガー・ダイアモンド☆ユカイ氏(56)、ボクシング元世界チャンピオン・山中慎介氏(35)が選ばれた。実績、ビジュアルなど憧れのカッコいい父親たち…なのに相変わらず「父の日」は、「母の日」に比べると悲しいくらい盛り上がらない。
ヤフーショッピング・ネット通販調査(20~30代男女、3500人対象)によると、父の日に何か贈り物をするかの問いに55%が「贈らない」と答えた。2018年の「母の日」の市場規模(記念日文化研究所推計)は1170億円で前年比約35億円、3%の増加となったが、おそらく今年も例年通り「父の日」はその半分以下だろう。

◆父の日は、制定も母の日の「後づけ」であり、由来はいずれも米国からだ。100年以上前にさかのぼる。母の日に遅れること3年、1910年ワシントン州。南北戦争から復員した後6人の子どもたちを男手一つで育て上げた亡き父に「感謝する日」をと、ジョン・ブルース・ドット夫人が牧師協会へ嘆願して始まったとされる。意外に知られていないが、母の日のカーネーションのように父の日にも花があり、バラだ。ドット夫人が、父親の墓前に白いバラを供えたからとされている。
日本では遅く、1950年頃に広まったといわれている。実は前述の「イエローリボン賞」の名も、黄色い(身を守る、無事を願う意)バラを贈ったり、贈り物を黄色いリボンで巻いたことからだ。

母へのプレゼントには花、バッグなど小物雑貨、洋服、食事、スイーツ…選択肢が豊富で、子どもにとってずっと「近い存在」だから自然と良く知っている。一方、父には「何が好きなのか知らない」「面倒くさい」の声さえ聞こえてくる。かつては、せいぜいネクタイか左党の父親なら酒類くらい? さらに、母はあふれる笑み、言葉などリアクション”喜び方”も知っている…それに比べて、いつの間にか「遠ーい存在」かつ表現下手な父親勢。思いは同じや、などと言ったところで完敗だ。そんな親父たちには自分への褒美として、自己買い”セルフ父の日”という現象まで静かに浸透しているという。
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◆「地震・雷・火事・おやじ」。怖い存在であったのは、今は昔!? 背中で教える、それも多様な情報社会では”通じない時代”かもしれない。しかし、変わらないものもある。
生き物と生き物は出会いが始まり。その最初、生まれた時は誰かが差しのべてくれた手にすがるり、そして成長し生きていく。そこには絆がある。親は思う「どこの世界に我が子が可愛くない親がいるか」。
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さて、贈り物を貰えたか貰えなかったか。そんなことは…一年に一度、父を「思う」。そうしよう!!
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たかが父の日されど父の日。
<2018.6.18>

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