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5/17(水)キャプテンの一言

▼最近、魚介類に寄生しているアニサキスによる
食中毒で胃の激痛が話題になり、マスコミで盛ん
に取り上げられている。きょうもABCテレビのモーニング
ショーでも「注意喚起」していた。ボクは日本海で
生まれ育ったことからサバであり、イカなどを生
(刺身)を食べてきたが1度も経験したことがない。
ただし、1度目の経験では症状がでない人もかなり
いるようなので、その一人なのかもしれないが。
2007年6件だった報告件数は去年2106年には
124件に激増したとしているが、これは2012年から
アニサキスによる食中毒と疑いがあれば保健所に
報告することが義務付けられたことによるもの。
以前も当然、発生していただろうが、把握できなかった
だけのことと推測される。アニサキスは魚介類に寄生
する線虫の幼虫で1センチから3センチ程度の細い
ひも状の寄生虫。主に内蔵で活動しているが人間に
捕獲されて鮮度が落ちると、身の部分へ移動する。
人の胃の中では居心地が悪いため、胃壁の中へ隠れ
ようとして頭から突き刺さる。これ自体で痛くなるわけ
ではなく、異物混入によるアレルギー反応によって
激痛に襲われる。そのため、抗体ができていない
1回目では痛くないという症状が生まれる。我慢できれ
ばおよそ1週間くらいで体外に排出されるともいわれている。

▼内蔵まで生で食べるのはちょっと前が旬(今でも継続中)
のホタルイカくらいで、ほかの魚種はおおむね身を食べる。
一番食中毒を引き起こすといわれるサバも身を食べる。
また、焼いたり煮たり70度以上なら瞬殺だから、あまり
家庭では食中毒を起こさない。最近の流通事情の向上
で鮮度を保ったまま寿司店で提供されるようになって
感染者が増えたのかもしれない。しかし、エサを管理した
養殖ものではアニサキスは確認されていないようだ。
また、アニサキスの種類によって内蔵から離れない種も
いるという。以前「さなかクン」がテレビで話していたが
太平洋側に生息するアニサキスはアニサキスS(シンプ
レックス)という種で多くが身まで侵食するタイプで、より
感染を引き起こしやすいのに比べ、日本海側ではアニ
サキスP(ピグレフィー)のいうタイプで、こちらはほとんど
が内蔵内にとどまるため、食中毒を起こしにくい。対処法
は加熱のほか、マイナス20度以上で24時間以上冷凍
すれば死滅する。アニサキスの繁殖はクジラ(イルカを
含む)の胃で行われる。つまりサバ、イカ、サケなどの
魚介類は中間宿主で、これらの中で増殖することはない。
くじらの中で生まれ、海中に放たれ、オキアミなどのプラン
クトン―小魚―大きな魚、そして歯クジラへの還る。
ヒゲクジラでは間が省略され直接オキアミとなる。

▼14日のヴィクトリアマイル(牝馬限定GⅠ、東京競馬場、
芝、1600メートル)はびっくり仰天の結果になった。勝った
アドマイヤリードは6番人気ながら前走もGⅡ(サンスポ杯
阪神牝馬S、優勝ミッキークイーン)で2着とメンバー最速
の末脚を発揮していたので、ちょっと驚いた程度だったが、
単勝ダントツの1番人気1・9倍のミッキークイーンが掲示
板(5着まで表示される)にも載らない7着に敗退するとは
思いもしなかった。『競馬に絶対はない』のは分かっている
つもりだが、勝たないまでも2着を外すことは考えられなかった。
これも競馬と観念したい。今週も牝馬のGⅠ「オークス」
(21日、東京競馬場、芝、2400メートルが行われる。
どの馬も経験したことがない距離での戦いになる。
桜花賞(1着8番人気のレールミノル)の結果をみても
難しい。ことしの牝馬戦は桜花賞から混戦状態に
なってしまった気がする。枠順決定まで熟考したい。

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