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8/16(金)キャプテンの一言

▼水曜日に続き難しい病気の話をもう少し。
14日開かれた厚生労働省の審議会は中南米に多く、
重い心臓病につながる恐れのある「シャーガス病」
感染者による献血が6月、国内で初めて確認された、
と報告した。しかも献血した中南米出身の40歳代
男性の血液がおよそ10人の治療に使われた可能性が
あるという。不覚にも知らなかったが、厚労省は
去年10月から「中南米出身」
「中南米に4週間以上滞在した」などと申告した人の
献血は、感染の恐れがない種類の製剤だけ使うという
対策をとっていたが、この男性はそれ以前にも
少なくとも9回献血していたという。さらに問題なのは
感染から発症までに10年から20年もかかるということ。
心筋炎、心肥大、脳髄膜炎などを引き起こすらしい。

▼この病気を媒介するのはサシガメといわれる
カメムシの1種で、中南米中心に生息している。
一部アメリカ南部にもいるという。シャーガス病は
アメリカトリパノソーマともいわれ、
「トリパノソーマ」原虫による感染症。もちろん、
日本にいるカメムシとは違う種で、刺されると、
ハチに刺されたような激痛らしいのですぐに
分かるという。
また、このトリパノソーマはアフリカでは
ツェツェバエを介して「アフリカ睡眠病」または
「アフリカトリパノソーマ症」といわれる病気を
引き起こす。日本ではマダニによる死亡例が
報告されている。肌の露出が多い季節、
昆虫くらいと思わず十分気をつけよう。

▼毎日、猛暑日でうんざりするが、温暖化によって
リンゴの糖度が増してきているという、研究結果が
15日付けのネイチャー系科学誌に発表された。
日本の独立行政法人農研機構=「農業・食品産業
技術総合研究機構」=の果樹研究所が青森県と
長野県にある果樹園で1970年から2010年までの
データを分析した結果、果実の堅さはある程度
失われたが、甘みは増したという。
調査した果樹園では「ふじ」と「つがる」を継続的に、
栽培方法を変えずにきたことで研究の対象なった。
長野県の「ふじ」は1980年から30年間に酸含有量が
15%減り(酸味が減った)、糖度は5%増したという。
いい結果だと思うのだが、研究者の1人は
「大半の人々は甘くて堅いリンゴを好むが人それぞれ
好みがある。軟らかいリンゴは日本語で『ボケ』と
呼ばれる」と話し、甘いのはいいが、
軟らかくなることには否定的な感想を述べている。
カチカチよりは多少、軟らかくてもいいと思うのだが…。

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