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8/14(水)キャプテンの一言

▼厚生労働省はミドリガメの取り扱いに注意を
呼びかけている。これはアメリカでカメと
接触したことが原因でサルモネラ症の集団発症が
起こっているためだ。アメリカでは2011年5月以降、
サルモネラ症の患者数が41州で391人報告され、
3割が入院するなど重症化している。患者の7割が
食品からではなく、カメとの接触によるものと
思われる。ミドリガメは通称で本当はアカミミガメと
いわれている。日本に入ってきているのは、祭や縁日で
おなじみのミドリガメ、ミシシッピアカミミガメで
幼体の時はいかにも可愛く見え、緑色をしている。
しかし、成体は最大28センチにもなる。ちなみに
オスよりメスの方が大きい。色もきれいな緑ではなく、
濃い緑や黒っぽいものや赤っぽいものもいる。
大きさも純血のままなら大きくならないが
交雑したものは大きくなってしまう。北海道は
別として日本中に棲息している。特に城の堀や
公園の池にはほとんどといっていいほど棲息している。
日本生態学会によって「日本の侵略的外来種
ワースト100」に指定されている。サルモネラ菌は
食品からも当然、感染するが、カメなどハ虫類も
保菌していることを忘れてはならない。

▼感染症といえばアメリカで温暖化によると思われる
アメーバ感染が心配されている。
「フォーラーネグレリア」という名前のアメーバで
病原性アメーバ性髄膜脳炎を引き起こす。
アメリカでは過去半世紀で128人の感染が確認され
助かったのは2人のみ。日本では1例あるだけ、
1996年11月に佐賀県で20代が感染して9日目に
亡くなっている。感染経路は確認されていない。
この恐ろしい感染がこの夏、アメリカで2例も
確認されたという。最初は7月に水路で水遊びを
していて感染した12歳の少女で実験的新薬の
投与によって回復に向かったという。
CDC=アメリカ疾病対策センターが発表した2例目は
中学男子で現在、集中治療室に入っている。
「フォーラーネグレリア」は水温が25度から
35度Cの環境で見つかるという。温暖化によって、
この範囲の淡水が増えれば、それだけ危険が
増すことになる。日本ではアメリカで使われた
実験的新薬の使用は不可能と思われるので、
感染発症したらかなり厳しい状況になる。温暖化は
思わぬところでもわれわれに恐怖を与えているといえる。

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