こんにちは 2025大阪万博

いよいよラストスパートだ!2025年万国博覧会の誘致活動が大詰めを迎えている。日本・大阪、ロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーの3国の争い(フランス・パリは、費用対効果の点を理由に撤回)。11月23日に決定する。

◆国際博覧会事務局(BIE)加盟国170の投票。第1回投票で3分の2を獲得すれば決定、獲得国がなければ2回目の決選投票へ。過半数で開催が決まる。

吉村洋文大阪市長(43)は10月8日に出発し11日まで、パリで最後のロビー活動を行った。「念押し」という言葉を使い、「決選投票」も見すえ日本をお願いすると話した。そして帰国後「迷っている国に追い込みをかけた。手応えはあった」と語った。自信が垣間見える。

アジアや大洋州の票をほぼ押さえたとみられるが、大票田の欧州47カ国(票)、アフリカ49カ国(票)の浮動票の行方が勝敗を分ける。

争うロシア、アゼルバイジャンとも、資源=石油・天然ガスの輸出を経済基盤とするが脆弱性は否めない。かつある意味”強権国家”だ。技術のみならず安全安心の面でも、日本の優位は変わらないが…投票とは”水もの”、原油高の風、強権政権の後押しで一気に勢い、一体となった強味にも目を離せない。

◆1970年の大阪万博。三重から、中学校社会見学と父に連れられ2度見た。畏れを感じた太陽の塔、月の石、動く歩道、最先端の企業館…まだ”不便”な時代、見るもの聞くものすべて新鮮で驚き、ワクワクした。あまりの楽しさに帰りの待ち合わせ時間を忘れ、こっぴどく叱られたことを覚えている。

2025年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」 。漠然としていま一つ分からない。IT含めた技術、何でも手に入る時代の2025年、その具体的中身が問われる。

◆会場整備費は1250億円、国と大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担するが、会場の人工島・夢洲への鉄道延伸などインフラ整備にも700億円以上が必要といわれる。誘致されれば経済波及効果は2兆円と、政府は見込んでいるが…。

夢洲と言えばもう一つ、大阪が忘れてはならない”悪夢”がある。2008年の大阪五輪招致失敗だ。開発は宙に浮き負の遺産が残った。IR(カジノを含む統合型リゾート)もにらみ負の払拭、起死回生のイベントにしたい思いも強いはずだ。インバウンドの更なる風にもしたい。

◆2017年の大阪府民世論調査では「賛成」62%、「反対」24%。にもかかわらず、いま一つ盛り上がりに欠け発信力も弱い。 莫大な税金を使うより、もっとやる事があるだろうという声さえ聞こえる。まずは誘致決定へ注力、決まれば自ずと盛り上がるはずだが。

自然、歴史、技術、文化、芸術・能、食、健康…府民を巻き込んでオール大阪の魅力、オールJAPANの発信こそ。中身が勝負だ、オモロい万博よ!

大阪の悲願⁉︎ 元気再び

<2018.1015    S>