キャプテンの一言 » 2017 » 11月

11/23(水)キャプテンの一言

2017/11/29 水曜日 - 21:41:35 by captain

▼やっぱりヒマラヤのイエティは伝説の雪男では
なく、クマだった。これはAFP時事がきょう(29日)
伝えたもので、しかも1種類のクマのものではない
ようだ。イエティはアメリカ・カナダのロッキー山脈
に住むといわれるビッグフットとともに人型UMA
=未確認動物=の双璧をなしている。
イエティについてはこれなでにもいろいろな説が
登場して、その中にはクマも上げられていた。
今回発表された論文によると、これまで集め
られたイエティのものといわれていた骨、歯、
毛などを遺伝学的に調査した結果、ヒマラヤ
にわずかに生息している3種類のクマのもの
と結論付けた。ヒマラヤにはアジアクロクマ、
チベットヒグマ、ヒマラヤヒグマの3種ものだと
いう。アジアクロクマは日本にも北海道、九州
を除く広範囲の生息しているツキノワグマの
近縁種になる。日本ではツキノワグマが人里
に現れたり、山菜やキノコ採りの人を襲って
社会問題になっているが、ヒマラヤに住む
アジアクロクマは絶滅が心配されている。
イエティについては4年前にホッキョクグマの
子孫だという研究結果を発表していた。
これも世界にイエティの遺品の提供を呼び
掛けて遺伝学的に調べたものだった。
4年前はホッキョクグマとヒグマの雑種の
可能性が高いと結論付けていた。今回も
1種ではなく複数のものということだが、
どちらにしても「クマ」が正体ということで
落ち着くのだろうか。それでもクマではない
ものが存在しもいいのではないか。

▼来月3日のGⅠ「チャンピオンズカップ」、
中京競馬場での開催になったのは2014年
からで、それまではジャパンカップダートと
して2007年は東京競馬場2100メートル、
2008年から2013年は阪神競馬場1800
メートルで行われた。わずか3年のデータ
しかないので傾向は定まっていない。
ただ過去6年間4歳馬の勝利がない。
5歳と6歳が優勝をさらっている。ここ2年は
6歳馬だが5歳馬の方が勝ち数は多い。
ベテラン優勢に見えるが7歳馬は勝ち馬を
出していないことから軸に置くのは5歳か
6歳にしたい。混戦のレースを競馬専門
週刊誌のデータ室はどう捉えているのだろうか。
G誌は本命ケイティブレイブ、対抗ミツバ、
単穴テイエムジンソク、
B誌は本命テイエムジンソク、
相手にグレンツェントとモルトベーネとなっている。
これをみても予想はなかなか一筋縄では
いかないのが分かる。

▼面白いというか労作といおうか、きょうの
日刊スポーツの競売面は興味深いものに
なっていた。予想される出走馬の父系が
初代のダーレーアラビアンから掲載されて
いた。結論からいうとサラブレッドの父系
三大始祖のうち、3日の「チヤンピオンズカップ」
に出てくる馬たちはすべてダーレーアラビアン
の血筋ということ。これも今では当然のことで
日本のサラブレッドの99%は父系を辿れば
ダーレーアラビアンに行きつく。その中でも
ディープインパクトの父、サンデーサイレンス系
の馬が多いこと。ディープインパクトの子ども
がいないが、フジキセキ―カネヒキリ
(ロンドンタウン、ミツバ)ゴールドアリュール
(コパノリッキー、メイショウスミトモ、
ゴールドドリーム)とダートGⅠ馬はさすがに
特性をよく伝えている。一方、アドマイヤマックス
は芝の短距離というイメージだったが、ここに
有力馬のケイティブレイブを送り出している。
ボクが競馬を始めた頃はメジロマックイーンなど
メジロ一族にはバイアリーターク系が、
クライムカイザーのゴドルフィンアラビアン系
など少ないなりにも3系統が存在していたの
だが。こうした血統はかつては興味があって
よく眺めていたが最近、ご無沙汰だったので
興味深かった。

11/27(月)キャプテンの一言

2017/11/27 月曜日 - 22:26:27 by captain

▼いよいよラストが近いてきたNHK大河
「おんな城主 直虎」はやっと直虎が万千代
(のちの井伊直政)に対して同じ流れを作って
きたように感じられるようになった。これまでの
「武家」を継ぐという絶対的なものを無視してきた
直虎が戦争のない世界の到来を徳川家康に託し、
万千代にその後押しに尽くさせることで理想を
達成するというドラマの主役として当然の流れ
だろう。でも実際に直虎がそこまで思考したとは
思えない。本当のところは当然ながらやはり
井伊家の存続だったのだろう。家康はある意味
戦争のない世を目指したかもしれない。
しかし、その時々で違ったと思われる。
織田信長が本能寺の変で倒れたことで、嫡男の
信忠も亡くなったことで、織田家の「天下布武」
の終焉を悟ったと思われる。では「俺の出番」と
思ったのか、これも変のとき、堺にいた家康一行
は領地に帰れるかどうかの瀬戸際だった。
そうこうしているうちに羽柴秀吉(のちの豊臣
秀吉)があれよあれよという間に明智光秀を
倒し清須会議を経て、柴田勝家を倒して
織田家を乗っ取ってしまった。この時、家康は
それこそ「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」と
なったのだろうか。ボクは違うと思うのだが。

▼勝ったシュヴァルグランは終始
キタサンブラックをマークして好位からレースを
進め、先頭に立つキタサンブラックを交わすと
ともに後ろから伸びてきたレイデオロの追撃を
しのぎ切り初のGⅠを獲得した。きのう晴天の
東京競馬場で行われたGⅠ「ジャパンカップ」
(芝2400メートル)オーナーは『ハマの大魔神』
として活躍した佐々木主浩さん。
シュヴァルグラン(父ハーツクライ)の母
ハルーワスウィートの子ども半姉ヴィルシーナ
(父ディープインパクト、2013年、14年の
ヴィクトリアマイルを連覇)、半妹ヴィブロス
(同、2016年の秋華賞、ことしのドバイターフ)
ともにオーナーで3世代のGⅠ制覇の快挙だった。
大魔神も鞍上のボーマン騎手に「やはり世界一
のジョッキー。内の好位にすぐさま取りついた
のでやってくれると」(サンスポ)と絶賛。
そしてボーマン騎手とのコンビで有馬記念に
向かう。そこはキタサンブラックの引退レース。
いつものように早め先頭で逃げ切りを図ったが、
去年のこのレースと比べ前半の1000メートル
が1秒5も速い1分02秒だったことが0・2秒差
の3着はやむを得なかったのかもしれない。
実は検量室に戻った時に左前脚が落鉄していた
ことが分かったということだが、ゴール後のようで
この影響は最小だったと思われる。やはり前走、
超不良馬場での天皇賞・秋(1着)の激走の疲れ
も表面上はともかくあったのではないかと思って
いる。これは10着に敗れたサトノクラウン
(天皇賞・秋2着)にもいえるのではないか。
鞍上のM・デムーロ騎手のGⅠ連続3着以内は
ついに10戦で途切れた。

▼きのうはボートレースでも年末のグランプリ
(賞金王決定戦)の出場が確定するSG
「チャレンジカップ」が下関ボート場でGⅡ
「レディースチャレンジカップ」とともにナイター
で行われた。優勝した群馬の毒島誠選手は
それまでのランキング20位から7位にジャンプ
アップして12月19日から住之江ボートで開幕
する「グランプリ」(24日ファイナル)に駒を進めた。
ボートレースでよくいわれる予選トップから王道
の優勝だった。昨夜はテレビ中継もあり、観戦
していたがスタート(・13秒)を決め1マークを
出たところでは、もう後続をちぎっていた。
優勝戦3着だった福岡の篠崎仁志選手も17位
となりグランプリ出場を果たした。大阪勢は
石野貴之選手が2位、松井繁選手8位、
田中信一郎選手13位と3人が出走権を獲得した。

11/24(金)キャプテンの一言

2017/11/24 金曜日 - 22:00:44 by captain

▼「火星ビール」醸造の第1歩が来月から始まる。
バドワイザーで知られるビール業界世界最大手の
アンハイザー・ブッシュ・インベブが来月4日、
アメリカ民間宇宙企業「スペースX」の無人輸送
船でISS=国際宇宙ステーション=にビールの
主原料のビール大麦の種を送り込むという。これ
はフォーブス・ジャパンがきのう(23日)配信
したもの。ビール酒造組合によると、ビールは2
~3カ月で飲むことができる商品になるという。
特有の味は麦芽、つまり麦が発芽しなければなら
ない。今回、無重力に近い状態でビール大麦が
うまく発芽するかどうかを確認したいらしい。
ただ、ビールにするためには独特の苦みの元
ホップや酵母(もちろん水も)が必要になる。
ホップはかなり高さのある垣根に這い上がるよう
に育つつる状の植物だから、おそらくISSでの
育成は困難ではないか。まあ、火星に巨大なハウス
を作ってしまえば問題にはならないが。それでも
宇宙でできる酒を飲むというのは個人的に夢が
あって素晴らしい計画だと思う。でもアルコール
大好きなボクだが、ビールはそれほどでもない。
できれば宇宙日本酒とか宇宙焼酎の方が嬉しい。

▼きのうJRAから26日のGⅠ「ジャパンカップ」
(東京競馬場、芝2400メートル)の枠順が発表され
た。特に枠順での有利不利はみられないが、先行する
馬はやはり内側の方がいいに決まっている。注目の
キタサンブラックは2枠4番を引いた。前走の天皇賞・
秋では7番枠だったが、さらに内を引き去年の1番枠
とまではいかないが申し分ない枠だろう。2000
メートルの天皇賞・秋の勝ち時計が2分08秒3で勝利
したが、このタイムは良馬場の勝ち時計と比べると
10秒ほど遅い。不良馬場を超える極悪の馬場だった
ことを証明している。この激走の反動はないのだ
ろうか。中間の動きについて清水久調教師は上積み
もある、と語っているように文句なし。しかし、
天皇賞・春をレコードで激走(優勝)した次の宝塚
記念では原因不明の大敗となったのも事実。天皇賞・
秋を含めことし2走(ラストランは有馬記念)で
引退するキタサンブラックを応援する気持ちは
あるが、馬券の軸は3歳牡馬の1枠2番のレイデオロ
にしたい。19日のマイルチャンピオンシップでも
分かるようにことしの3歳世代のレベルは高い。
ステップレースだった神戸新聞杯でも圧勝した。
しかも2着だったキセキが菊花賞を勝ったことを考える
と価値はぐっと重みを増す。相手には、もちろん
キタサンブラックやM・デムーロ騎手のサトノ
クラウンも入れるが面白いのは天皇賞・秋を使わな
かったシュヴァルグラン。4頭挑戦してきた外国馬
についてはアウエーでの戦いで不利は避けられない
と思っている。逃げ馬のドイツ馬、2枠3番の
ギニョールは気になるが、そこまで気にすると全馬
に配慮しなければならない。それなら人気を見ながら
日本馬を選んだ方が得策ではないか。

▼蛇足ながら18日に東京競馬場で行われたGⅢ
「東京スポーツ杯2歳S」のワグネリアンは非常
に強かった。このまま順調ならクラシック候補
の一番手だろう。鞍上の福永祐一騎手も「ことし
の2歳馬で最有力候補。一歩ずつ頂点をめざして
いければ」(週刊ギャロップ)と来年のクラシック
を強く意識している。しっかり権利を取っているので、
ことしはもう使わないようだが、来年の初戦に注目したい。

11/22(水)キャプテンの一言

2017/11/22 水曜日 - 22:03:39 by captain

▼「オウムアムア」は葉巻型かペンシル型なのか。
ボクには鬼が持つ棒(金棒)に見えるのだが。
これは、ことし10月19日にハワイ大学のチーム
などによって発見され、今月、国際天文学連合が
命名した初の太陽系外小惑星。CNNなどの報道
によると、この「オウムアムア」の形状について
NASA=アメリカ航空局は長さ400メートルに
対して幅は40メートルほどの棒状としている。
NASAによると、小惑星は通常球形に近いか
楕円形が多く、こうした形状は極めて珍しいと
いう。はるか彼方から数億年から数十憶年
かけて太陽系に接近したのだろう。
現在、すでに太陽から離れつつあり、
火星付近を高速で自転しながら飛行し
遠ざかっている。初の太陽系外の小惑星
ということでハワイ語で偵察する人を意味
する「オウ・ムア・ムア」という名前が付け
られた。太陽に接近した時、彗星の特徴
である「尾」を引くことがなかったことから
小惑星の材質は岩と金属主体と推測される
としている。ネットにアップされてまさに
「金棒」ということだろう。まさか内側が空洞
となった宇宙船ということはないだろうが。
今後は観測機器の性能が大幅にアップして
いることから第2、第3の太陽系外小惑星が
発見されるかもしれない。

▼一方、時事ドットコムなどによると、
地球から11光年かなたにある「ロス128」
という赤色矮星(恒星)を公転する惑星
「ロス128b」は今月、フランスのグルノーブル
・アルプ大学など発見した地球に似た惑星
だとして注目を集めた。質量が地球の1・35倍
ほどで最高気温は20度くらい。これは火星と
同じ条件となる。ただし最低気温はマイナス
60度ほどになるらしい。冬の南極よりやや寒い
といったところか。それより重大な点は、
この「ロス128」が太陽系に接近中という事実。
現在、太陽にもっとも近い恒星はおよそ4光年
先にある「プロキシマ・ケンタウリ」で、ここにも
地球型惑星の存在が知られているが、およそ
7万9000年後には「ロス128」の方が地球
(太陽)に近くなるというのだ。確かに人類に
とっては非常に長い年月に感じるが太陽系
46億年からみれば「ほんの少し」の時間で
しかない。地上に君臨していた恐竜が絶滅した
のが今から6650万年前のことから比べれば、
それほどの時間とはいえないだろう。

▼昨夜、日本の広い範囲で「火球」が観測
された。インターネット上には光を放ちながら
落ちていく物体が映し出されていた。
NHKによると、東北地方から近畿地方に及ぶ
目撃情報があったという。おそらく小さな
小惑星が地球の大気圏に突入して大気との
摩擦でバラバラになり、それが発光したもの
と思われる。地上に落ちてしまえば「隕石」
ということになるが、映像を見る限りでは
空中で燃えついたように見えた。地球周辺を
回っている小惑星についてはNASAが概ね
把握しているので、今回元になった小惑星は
かなり小型だったのだろう。今回の「火球」に
ついては、おそらく太陽系の、火星と木星の
間の小惑星帯から飛来したものかもしれない。
少なくとも太陽系外から来たものとは思えない。

▼あす枠順が決定する26日のGⅠ
「ジャパンカップ」(東京競馬場、芝2400メートル)
でジョッキーが決まっていなかったサトノクラウン
はきょう、これまで通りM・デムーロ騎手で行く
ことが決まった。予定通りだが、ことしGⅠを
6勝もしているデムーロ騎手なのだからいつ
発表されるか注目していた。
ただいまエリザベス女王杯(モズカッチャン)、
マイルチャンピオンシップ(ペルシアンナイト)
とGⅠ連勝中。
前2走より人気になると思われるので3連勝
があっても不思議ではないだろう。

11/20(月)キャプテンの一言

2017/11/20 月曜日 - 22:24:02 by captain

▼よく使われる言葉だが「計ったような差し切り」
がピッタリだったきのうのGⅠ
「マイルチャンピオンシップ」(京都競馬場、
芝1600メートル)のM・デムーロ騎手騎乗の
3歳馬ペルシアンナイト。大外18番を引いた
時点で人気も考えてパスしたが、
まさに『神騎乗』といってもいい絶妙の手綱さばき。
外を回るコースロスを避け、4コーナーまで
後方内目を回り、後ろから4,5番手で直線を
向くを開いた中ほどに進路をとって勝利目前の
エアスピネルをハナ差交わした。
3歳馬の勝利はアグネスデジタル以来17年ぶり
の快挙。この10年間でたった3着1回
(着外30回)だった3歳馬は3着にサングレーサー、
4着にレーヌミノルと大健闘でことしの3歳馬の
レベルの高さを証明した。けさのスポーツ紙は
ペルシアンナイトの快挙もだけど、これでGⅠで
10レース連続で3着までに入ったデムーロ騎手
の複勝馬券転がしに注目して大きく扱っていた。
サンスポは先週も伝えていたが、きのうの
「マイルチャンピオンシップ」でオークスで100円
から始めたデムーロ騎手騎乗の馬の複勝馬券
が33万9940円になったと報じた。
『転がし馬券』とは的中し続けることが条件となる
が、配当を全部、次のレースに投入していく購入
方法で、今回の場合、5月21日のオークスから
今回のマイルチャンピオンシップまでデムーロ
騎手騎乗の馬の複勝馬券を買い続けることで
成立する。元が100円だから強烈、ただこんなに
連続で成功した例は聞いたことがない。
今後もないのではないか。

▼ちなみに26日のジャパンカップ、
M・デムーロ騎手の騎乗馬は決まっていないが、
サトノクラウンで間違いないと思う。
また、中間の追い切りで落馬してエアスピネル
に騎乗することができなかった(ジョーストリクトリ
に騎乗して18着)武豊騎手は当然キタサンブラック
に騎乗する。年内引退が決まっており、残すは
ジャパンカップと有馬記念の2つのみ。
前走の「天皇賞・秋」ではデムーロ騎手騎乗の
サトノクラウンとの接戦を制して最高賞金馬に
一歩近づいた。外国馬の参戦(4頭)もあり、
さらに最強3歳馬の牡レイデオロ、牝ソウル
スターリングが出てくる予定で混戦になる
予感がする。

▼もう直虎の出番は必要ないのではないか。
昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」では
血縁関係にある瀬名(築山殿)を助ける努力
もせず、決して戦国時代ではあり得ない
「理想論」。もちろん、史実として瀬名も
徳川家康の嫡男、信康も死に追いやられて
いる。原因についてはいろいろいわれているが
真相は謎のまま。NHKの意図とは違うだろうが
万千代の出番が多くなって番組は面白くなって
きた。織田信長は安土城築城あたりから敵は
元より家臣にも非常に厳しくなっている。
佐久間信盛ら尾張時代の武将も客観的にみて
分からない理由(石山本願寺攻めをサボって
いる)で追放(隠居ではない)されている。
すでに本能寺の変(1582年)は迫っているので、
この時代は直虎はおそらく何もせず万千代
(のちの井伊直政)の成長と無事を祈っていた
ものと思われる。最終回(12月17日)のシーン
がどうなるのか分からないが、家康とともに
伊賀越えで無事生還している。この場面を
どのように描くのか今から気になっている。
ところで直虎が出家したころから縁があった
瀬名が、ある意味これまでになく「いい人」に
描かれたことは井伊直虎にとって重要な要素
だったと解釈している。直虎に関わったと
思われる人物がほぼいないところから始まった
物語では、女性の生き方を表現するには
もっとも適役だったのだろう。
そして瀬名も喜んでいることだろう。
ことしの大河は女性編なのだから。

11/17(金)キャプテンの一言

2017/11/17 金曜日 - 22:00:07 by captain

▼少しだけいい話が入ってきた。今ドイツのボンで
開かれている国連の地球の気候変動に関する、
平たくいえば地球温暖化対策を協議するCOP23
で科学者で作る「クラスメート・アクション・トラッカー」
という組織が今世紀末の気温上昇が、これまでの
予測から0・2度改善されたというもの。ただ、パリ
協定(COP21)での目標である産業革命前(1750
年ごろ)に比べて気温上昇を2度までに抑えるという
数字が達成されるということではない。改善したにも
関わらず、このまま推移すると3・4度も上昇すると
いう結果となった。つまり、パリ協定を順守したとしても
目標達成は困難ということになる。今世紀末に4度
上昇すると日本の東京、大阪、名古屋など多くの
都市の最高気温は40度を超すとみられている。
日本は一見、温暖化対策に積極的のようだが時を
同じくしてドイツの環境シンクタンク「ジャーマン
ウオッチ」が発表した世界の主要57の国・地域の温暖
化対策評価によると、5段階のランクのうち日本は最下
位の「落第」とされた。これは温室効果ガス排出データ
や政策を分析したもので、低評価の理由を「二酸化炭素
排出量の削減目標が小さすぎる」としている。世界最大
の排出国、中国より下のランクになっている。ちなみに
慰めにはならないが、このランキングで1位から3位まで
は「該当なし」となった。日本は排出量取引などに手を
出さず、せめて石炭による火力発電を「0」にすべきだろう。

▼また温暖化の影響はスイスのアルプスにある氷河でも
顕著に表れている。スイスの大学が調査したところ、ことし
のスイス全氷河の面積は890平方キロメートルで調査が
行われた中で最大だった1850年の1735平方キロメートル
からほぼ半減した。氷河の数もおよそ2150からおよそ
1400に減少しており、このままなら今世紀末には「0」に
なるだろうとしてきしている。一方、温暖化によって素晴らしい
発見もあった。1万年前の絶滅した「ホラアナライオン」の
子ども3匹が良好な保存状態で見つかった。東シベリアの
永久凍土から見つかったもので、体毛はもちろん、内蔵も
残っているようだ。3匹はおよそ4万9000年以上前に生きて
いたと見られている。体長40~50センチでこれまで見つ
かった化石から成獣は体長3メートルとみられており、寒冷
地にいたことから体毛がやや長く、アフリカに生息するライオン
とは別種らしい。名前の由来は最初に発見された化石が洞穴
だったということだけのこと。たまたまという可能性の方が
高いと思われる。ひょっとしたら、現代と違いライオンとトラ
が同じ生息地に共存していたかもしれない。

▼あさってのGⅠ「マイルチャンピオンシップ」(京都、芝1600
メートル)はライバル並び立たずというところだろうか。週の初め
には6枠11番に入ったエアスピネルには武豊騎手が騎乗予定
だったが、ムーア騎手に乗り替わることになった(詳しくは水曜日
のコーナーに)。秋のGⅠで日本人ジョッキーで勝利したのは
武騎手のみ(キタサンブラック)なので、このレースも武騎手でと
思っていた。エアスピネルは京都コースで4戦2勝2、3着1回と
3連複圏内パーフェクト。日本の名手から世界の名手に替わった
だけのことでマイナスにはならないだろう。本命にしたい。ただ
相手には過去10年1度も2着にすらきたことがない3歳馬の中
から2枠4番のサングレーサーを。福永祐一騎手に今一度期待
する。当然ながらイスラボニータ(6枠12番)や逃げるしかない
マルターズアポジー(4枠8番)も警戒したい。

11/15(水)キャプテンの一言

2017/11/15 水曜日 - 22:23:52 by captain

▼ついに明智光秀が登場した。
12日のNHK大河「おんな城主 直虎」で
ほとんど意味のない形だったが、今後は重要な
役回りになる光秀は徳川家康の長男、信康の
岡崎城を訪れ官位を受けてはどうかと
持ち掛けている。源義経じゃないのだから、
と思ってみていたが当然のこととして断っている。
頼朝との兄弟を想起するようイメージとして
作っていたのだろう。「真田丸」では武田勝頼を
非常に好人物として描いていたように「直虎」
でも主人公の血縁に当たるということ
=出来のいい家康の息子として描いているの
だろう。しかし、一番驚いたのはそこではなく、
明智光秀があまりにも老人だったこと。
織田信長がこの時46歳とするなら光秀は
5つ年上とされているので51歳ということになる。
現代では51歳は年寄りにはほど遠いが、
当時としては若いとはいえない年齢といえる。
だからといって70歳に見えてしまうほどと
いうことはなかっただろう。光秀はまだ戦場で
武功を立てているし、のちに本能寺の変を
起こすくらい。それに比べると信長はとても
5歳違いとは見えない若さであまりにも対照的と
いえる。これは演技以前の問題で明智光秀役
の光石研さんのことをどうこういっているの
ではない。46歳の信長役、市川海老蔵さんが
若作りとしているのと対照的に年寄り扱いした
ことが歴史的バランスを欠いていると指摘して
いるだけのこと。

▼まあ、「軍師官兵衛」での信長(役者は吉田
鋼太郎さん)はほぼ同じ年代を描いた「直虎」
の信長より30歳くらい老けていたので驚きより
「またかいな」と感じただけのこと。このことが
原因ではないだろうが、12日の視聴率は
10・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
となり、8月6日(10・6%)の第31回放送以来
の10%台を記録してしまった。第1回が始まった
1月8日から2回目のロウスコア。信康は切腹
となってしまうが、信康の血統が途絶えたわけ
ではない。信長の娘、徳姫との間にできた2人
の女の子のうち次女の妙高院(国姫や熊姫
だったとされる)は徳川四天王の一人、本多忠勝
の嫡男、姫路藩主・忠政に嫁いでいる。
そして3男2女に恵まれている。そして忠政の
跡を継いだ忠刻(ただとき)は家康の孫にあたる
千姫を豊臣家滅亡のあとめとっている。
つまりひ孫と孫が夫婦になったということになる。
これは家康の考えだったと思われるが、
罪滅ぼしと考えたかもしれない。

▼19日のGⅠ「マイルチャンピオンシップ」
(京都競馬場、芝1600メートル)もエリザベス女王杯
同様、混戦模様になっている。
そんな中でエアスピネルに騎乗予定だった
武豊騎手が伏兵のジョーストリクトリに決まった。
エアスピネルを管理する笹田調教師がきょう
(15日)ライアン・ムーア騎手で臨むことを発表
したもの。武騎手は今月8日の調教で落馬し、
11日と12日は騎乗しなかったが、19日に復帰
することになっており、これは異例のこと。
ただ、陣営も初のGⅠ制覇へ馬も人も万全で
臨みたいということは当然のことだろう。
笹田調教師は「不安を一つも残したくなかった」
と理由を説明している。武騎手は痛めたヒザは
もう大丈夫としたうえで「長くジョッキーをやって
いればいろいろあるよ」と淡々と話している。
揺るぎない日本の名手としてさすがの発言
といえる。
どちらももっともな発言で、われわれは
乗り替わった世界の名手・ムーア騎手の
騎乗ぶりに注目しよう。

11/13(月)キャプテンの一言

2017/11/13 月曜日 - 22:08:01 by captain

▼もう少しで来館者40万人目になるところ
だったが、ちょっと早すぎて残念。
11日、京都国立博物館の国宝展に行った。
朝10時前に着いたが、すでに長蛇の列、
聞いていたので驚かなかったが40分待ちの
看板には「さすが」と観念した。
それでも1時間以上覚悟していたので
「まあ、いいか」とじっくり構えていたが、
列はスイスイと前へ進み10分で敷地内に入り、
さらに15分で展示場ではない館内へ突入した。
そして10分ほどで国宝がズラリと並ぶゾーンに
入った。最初に見たいのは誰も同じのようで
「金印は40分待ちです」というアナウンス。
念のため係員に確認すると近くで見る人は
40分待ちで、周りからならすぐに見ることが
できるので階段で3階に上がれという。
午後には別の場所に移動したかったので
飛ぶように3階に上がり、一番奥の展示場へ
向かった。確かに並んでいる人の列は続いて
いたが、その外からでもはっきりと「金印」を
見ることができた。その距離1・5メートル。
並んでいる人は40センチから50センチの
距離だったが問題はなく、しっかりと目に
焼き付けることができた。ただ、一辺わずか
2・347センチは想像以上に小さかった。

▼この「金印」には「漢委奴国王」と彫られて
おり、後漢の初代皇帝、光武帝が建武中元2年
(西暦57年)に朝貢に訪れた倭奴国の
使者・大夫に賜ったとされている。江戸時代に
福岡県志賀島の田んぼの中から発見され、
藩主の黒田家に伝ったとされている。
邪馬台国の卑弥呼が魏からもらった
「親魏倭王」の金印と並び古代最上の証拠品
だが、残念ながら、こちらは発見されていない。
もし発見されれば、謎の中から出ることがない
邪馬台国論争はイッキに解決するかもしれない。
今回展示されている「金印」は現在の博多湾に
紀元前後に存在した奴国の国王に対して
与えられたものだが、奴国=倭国だった
可能性も十分にある。奴国のすぐ西隣には
1世紀に伊都国があったとされている。
三国志魏志倭人伝にはここに
「一大率(いちだいそつ)」という機関が
置かれていたと記されている。
これが邪馬台国の出先機関か魏のものか
意見が分かれるところだが、ボクは魏の
出先機関の方を支持したい。つまり邪馬台国
は名目上の国家で、実質は伊都国がもっとも
実力を備えた国ではなかったのではないかと
思っている。展示されている「金印」をもらった
奴国は魏志倭人伝に出てくる2つの奴国では
なく、伊都国の前身だった可能性も否定
できないと思っている。やはり、本物を見ると
どんどん空想が広がってくる。正解が出ること
はないかもしれない。それでも古代に思いを
馳せることは楽しいもの。

▼京都国立博物館のあと、関係がまったくない
京都競馬場に向かった。同じ京阪電鉄沿線
なので、それこそアッという間に着く。
翌日にG1「エリザベス女王杯」という雰囲気は
伝わっていたが、好天ながら風は強く少し
肌寒く感じた。土曜日のことはさておき、
きのうの「エリザベス女王杯」は前半が
62秒0のスローペース。この時点で後方の馬
では届かない展開となった。
その結果、1着のモズカッチャンは4コーナー
4番手で、2着のクロコスミアは2番手で回って
いた。勝ったモズカッチャンはGⅠ初制覇、
鞍上のデムーロ騎手は去年のクイーンズリング
に続いて連覇となった。これでこの秋のGⅠは
スプリンターズSをデムーロ騎手、秋華賞を
ルメール騎手、菊花賞はデムーロ騎手で、
天皇賞・秋(キタサンブラック)のみ武豊騎手
となっている。こうなるとGⅠはデムーロ騎手
かルメール騎手からという考えになってしまい
そう。でも人というのは天邪鬼のところがある。
今週のGⅠ「マイルチャンピオンシップ」は
どうしよう。

11/10(金)キャプテンの一言

2017/11/10 金曜日 - 22:02:11 by captain

▼「宇宙で聖火リレーをしたい」これはきのう、
林文部科学大臣を表敬訪問した宇宙飛行士の野口
聡一さんの発言。野口さんは2020年東京オリン
ピック・パラリンピックの前年、2019年の後半
にISS=国際宇宙ステーション=に向かうこと
が決まった。およそ半年間、滞在する予定に
なっており宇宙からオリンピック・パラリンピック
を見ることはできないが、開幕直前に地球に帰還
することから前記発言になったのだろう。野口
さんは過去2回宇宙に行っている。2005年に
スペースシャトル「ディスカバリー」で初めて
の宇宙へ飛び出した。その後2009年12月から
翌2010年6月にかけてISSに滞在した。長期
滞在は日本人飛行士として若田光一さんに次ぐ
2人目だった。今回のISSにはロシアのソユーズ
宇宙船かアメリカの民間宇宙企業の新しい宇宙船
で行くか、どちらかになる予定。現在52歳の野口
さんはISS滞在中に55歳となり、日本人の宇宙
飛行の最年長記録を更新することについて、きのう
の会見で「50代でも宇宙に元気よく行けるという
姿を全国に見せたい」と元気度を強調していた。

▼現在、ドイツのボンで開かれているCOP23で
地球温暖化対策の妨げているとして日本が「化石
賞」を受賞した。これは世界の環境保護団体が組織
する民間のNGO「CAN=気候行動ネットワーク」
が地球の温暖化対策に消極的な国などを選出して
いるものでCOP開催中に発表される皮肉を込めた賞。
ことしも9日に発表されたが、「先進国」と同時に
単独で「日本」が選ばれた。実はこの不名誉な「化
石賞」で日本は常連国になっており、近年は毎年受賞
している。今回「日本」が単独で選ばれた理由は
トランプ大統領が5日から7日まで来日した際、
アメリカと協力して石炭火力発電所などを世界に
広げることで合意したためとしている。日本はパリ
協定で2030年までに2013年に比べてCO₂の排出量
を26%削減するという目標を掲げているがこれが世界
各国に比べて低いとされている。例えばロシアでも
2030年までに1990年に比べて25~30%削減する
としており、日本は排出量の多い2013年比として
いる点に問題があるとされている。EUも90年比
で40%削減するとしている。アメリカは2025年まで
に2005年比で26~28%削減するとしていたが、
トランプ大統領が離脱を表明している。どちらにしても
日本が地球温暖化対策に積極的だと思っている国は
少ないのが実態だろう。

▼競馬場は芝生と砂のコースでレースが行われ、
走るのはサラブレッドだから自然に優しい、と
信じている。後は参加している人間の心得次第
ということだろう。あさって12日は京都競馬場
で世代を超えた牝馬が戦うGⅠ「エリザベス女王
杯」(芝2200メートル)が行われる。今週から
12月24日の有馬記念まで7週連続でGⅠがある
ので、出だしでつまずきたくない。好メンバー
が揃い混戦という言葉がピッタリするが、安全
に行くなら去年の秋華賞に勝ち、ことしドバイ
の「ドバイターフ」と2つのGⅠを制している
8枠16番のヴィブロスからだろう。鞍上も
ルメール騎手で文句なし。しかし混戦と分かって
いないがら本命サイトというのも面白くないので、
ここは3歳馬のGⅠ未勝利、3枠6番のリスグラシュー
で勝負したい。武豊騎手からの乗り替わりだが、
これは武豊騎手がきのうケガをしたからではなく、
当初からのもの。GⅠ勝ちはないが2着が3回
(阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞、秋華賞)
ある。今度こその思いも込めて。

11/8(水)キャプテンの一言

2017/11/08 水曜日 - 21:41:29 by captain

▼ドイツのボンでCOP23=国連の気候変動に
関する枠組み条約第23回締約国会議=が
日本時間の6日深夜開幕した。
おととしの12月、パリで開催されたCOP21で
2020年から始めるほぼ全世界が参加する
温室効果ガス排出規制「パリ協定」で
クローズアップされた。そしてアメリカの
トランプ大統領がことし6月に離脱表明
(2020年11月4日までは離脱できない
システム)して、さらに注目が高まった。
7日にはこれまで参加していなかったシリアが
表明したことで締約国197カ国のうちアメリカ
のみが離脱する可能性が出てきた。
パリ協定の問題点は2020年から始まる
という点だろう。6日にWMO=世界気象機関=
が発表したことしの世界の平均気温は観測
史上最高となった去年よりは低いとはいえ、
過去2番目の高温になる可能性があるという。
注目は去年が強力なエルニーニョ現象に
よってもたらされた異常気象だったということ。
ことしはそうした状況にないにも関わらず
かなりの上昇となった。
具体的には産業革命前(およそ1750年)に
比べて1・1度上昇したと分析している。
「パリ協定」では同じく2度までに抑えること
を最低目標としており、できれば1・5度まで
に抑えたいとしている。すでに残りは0・4度
になっており、このまま推移すれば2020年
までに余力は無くなってしまうだろう。

▼世界の気温は一律に上昇しているわけ
ではなく、WMOはヨーロッパとアフリカ、
そしてロシアの一部では過去最高を更新
すると予測している。温暖化の影響がもっとも
現れるのは南極と北極の両極といわれている。
北極は異常気象を引き起こし、南極では
海面上昇の原因となる。環境NGOがまとめた
温暖化のための削減量は、パリ協定のもの
では不足しており、到底目標を達成することは
できないとしている。この点はHMOの数字を
後押しする結果となる。NGOは一部偏った
見方、例えば日本やアメリカなど過去排出量
の多い先進国の目標が低すぎるとしていること。
これ自体は間違っていないが、ここに至って
過去を持ち出しもではなく、未来に向け気温
上昇を抑える方策を世界で考え、実行すること
が大切だろう。そのため最低限実施すべきは
石炭の採掘禁止だろう。またCO₂より温室効果
が20倍以上とされるメタンを出さないこと。
そのためにはシベリアやカナダ北部の
永久凍土を低温保護すること。そしてもっとも
メタンを排出するといわれる牛にゲップを
させない方法を見つけ出しことだろう。
さらに森林やジャングルなどの自然破壊を
ストップすることも重要なこと。

▼現状で温暖化を止める目途は立っていない。
最終的には地球脱出という方法を取らざるを
得ないかもしれない。幸い、月に大きな空間が
見つかり、火星やエウロパ(木星の第2衛星)
への宇宙旅行にとって重要な中継基地を建設
することが、発見以前よりはるかに現実味を
帯びてきた。その月で行われる民間初の
月面探査の国際コンテストに出場する日本の
「HAKUTO(はくと)」チームの計画が主催の
アメリカ、Xプライズ財団の審査に合格した。
しかし、当初打ち上げを予定していた
12月28日は延期になり来年1月以降になった。
それでも探査車「SORATO(そらと)」は
12月中に打ち上げ地のインドに移動する
ことになっている。このコンテストは月の
着陸地点から500メートル以上移動して
高解像度の画像を地球に送信することを
競うもので「HAKUTO」を含めて5チームが
参加する。できれば実況中継をしてもらいたい。