キャプテンの一言 » 2017 » 9月

9/20(水)キャプテンの一言

2017/09/20 水曜日 - 22:00:30 by captain

▼恐竜の卵の色についてほとんど考えたことがなかった。
現代の鳥と同じように種によっていろいろだとぼんやりと
思っていたが実は恐竜の卵は「白い」ものだと考えられて
いたという。ナショナルジオグラフィック日本版が20日配信
した記事によると、中国で見つかった白亜紀末(およそ
7000万年前か)のオビラプトルの仲間の恐竜の卵から青色
の色素が見つかり、論文執筆者のアメリカ・エール大学
ヴァイマン氏は本来は緑っぽい色だったのではないかと
話している。ボクが小さい頃、家にニワトリがいて貝殻を
砕いて草を混ぜたエサを与えたり、産んだ卵を食べたり
していた。その頃の記憶では卵の色は白が多かったが
茶色のものもそれなりにはあった。だから研究者が色付
き卵が現代の鳥たちにしかない特長だと考えていたとは
思わなかった。色付き以外にも柄付きもものもある。鳥
の卵はバラエティーに富んでいる。鳥の祖先は恐竜なの
だから、その祖先が白一色の単調なものだったとは考え
にくいのだが…。

▼ニワトリに与えた貝は浜辺に打ち上げられた小さな
かけらだった。実際には見たことはないが修験者(山伏)
が楽器として持っているのは「ホラガイ(法螺貝)」。実は
50センチにもなるホラガイはオニヒトデが大好きで主食
にしている。しかし1週間に数個しか食べないらしい。しかも
ホラガイが今は見なくなった修験者だけでなく、人類が
食糧にしたため減少してオニヒトデの繁殖拡大を結果的
に助けてしまっている。世界最大のサンゴ礁、オーストラリア
のグレートバリアリーフ。サンゴの白化現象が大きな問題
になっているが、もう一つがオニヒトデによるサンゴの死滅。
AFP時事が19日伝えたところによると、オーストラリア政府
が18日、サンゴ保護のためオニヒトデを主食にしている
ホラガイをグレートバリアリーフに放つ計画を発表した。
前記の通り食事としての量は非常に少ないがオースト
ラリア海洋科学研究所によると、オニヒトデはホラガイ
が生息している場所を避ける傾向にあるという。オースト
ラリア海洋科学研究所は先月ホラガイの幼虫10万匹の
繁殖に成功したことでいよいよ本格的な計画を実行に移す
段階に入った。

▼サンゴの白化現象はオーストラリアだけの話ではない。
日本の沖縄でも大きな問題になっている。もちろんオニ
ヒトデによる被害もあるが、それよりも地球温暖化による
海水温の上昇の方が問題になっている。サンゴと共生
関係にある褐虫藻は水温が30度を超えるとサンゴから
逃げ出すといわれている。暖かい海に生息するサンゴ
だが、それにも限度があり、水温が30度を超えてしまう
と前記の褐虫藻がいなくなり、結果として栄養補給が
できなくなり死滅してしまう。かつての地球では超温暖化
を繰り返していたという研究成果を東大の研究チームが
発表していたが、それは5600万年前から5200万年前
の話であって人類という生き物が存在しなかった。人の
関与がない自然のままであれば、今後も長い時間の中
でそういう繰り返しが起こり、地球の自然は続くことに
なるのだろう。しかし人類という文明(科学)を得た生命
によって環境は人為的にゆがめられてしまった。沖縄
でサンゴの研究している人によると水温が30度を超え
ても白化しないものが存在しているらしい。サンゴの中
に他の生き物同様に種を保存するためのシステムが
構築されているのだろう。海の生き物の多くがサンゴ礁
に依存している。グレートバリアリーフでの試みが成功
してほしい。

9/18(月)キャプテンの一言

2017/09/18 月曜日 - 22:17:58 by captain

▼17日に九州・鹿児島県に上陸した台風18号は
その後、四国(高知県)、本州(兵庫県)
そしてきょう(18日)昼頃には北海道に上陸した。
ウェザーニューズによると、台風で「上陸」という
言葉が使われる4つの島すべてに1つの台風が
上陸したのは統計を開始した1951年以降、
初めてのこと。沖縄本島や宮古島、隠岐、佐渡
などを直撃した場合は「通過」という。
きのう(17日)の阪神競馬は金曜日の段階で
台風18号の進路を予測すれば、間違いなく
開催中止になりそうだった。結果的には開催され、
最後のほうでは強風だったものの無事に終了
することができた。JRA関西広報室によると、
当日(17日)の午前4時頃の開催決定だった
ということだが、決めては速度の上がり具合が
予定より遅く関西通過が夜になることがほぼ
確実になったからだという。このクールは変則
3日間開催で、しかも対象日には10月15日
(京都)に行われる3歳牝馬3冠の最終GⅠ
「秋華賞」のトライアルレースGⅡ「関西テレビ賞
ローズS」が組まれていた。
デリケートなサラブレッド、牝馬はさらに繊細で
少しの狂いがあっても、その後に影響する
馬も出るくらい。

▼牡馬相手の皐月賞で1番人気に支持された
ファンディーナが単勝2・9倍に応えることが
できず6着に敗れてしまった。勝ったのは8番
人気のタピット産駒、ラビットランで前走が初めて
の芝のレース(中京、1600メートル)で16頭立て
の最後方から33・0秒の最速の末脚で快勝した
とはいえ500万下クラスでのこと。
ましてやデビューから3走がダートだったように
父からダートでこそのイメージが強く、前走だけ
では信頼できなかった。しかし18頭立ての後方
からまたしてもメンバー最速の33秒5の鬼脚で
差し切った。これで本番「秋華賞」の出走権を
獲得した。鞍上の和田騎手は「自分から動いて
いける馬じぁないので展開に左右されるけど
期待を持っていきたい」(サンスポ)と色気あり
の発言をしている。2着カワキタエンカ、
3着リスグラシューも出走権を獲得した。
また、きょう(18日)中山競馬場で行われた
菊花賞トライアルGⅡ「セントライト記念」には
皐月賞馬アルアインがダービー以来の雄姿
を見せた。もちろん単勝1・7倍の圧倒的1番
人気だった。直線半ばで先頭に立ちそのまま
ゴールと思われたが外から2番人気のミッキー
スワローに差し切られてしまった。
それでも休養明けとしてはまずまずのレース
だったのではないか。ただしどちらかというと
2000メートルまでの馬のような気がするので
菊花賞へ出てくるから馬券の対象から外そうか
とも思っている。3着のサトノクロニクルとともに
優先出走権を手にした。
今週はダービー馬レイデオロが出走を予定
している菊花賞トライアルGⅡ「神戸新聞杯」
(24日、阪神、芝2400メートル)が行われ、
10月1日には日本でスプリンターズS、フランス
では凱旋門賞で秋のGⅠが開幕する。

▼徳川家康唯一の敗戦といわれている
「三方が原の合戦」の場面はわずかな間に
終わってしまった。昨夜のNHK大河「おんな
城主 直虎」は井伊家にとってどうでもいい話
が多かったように思う。
史実に基づかない挿話を多用しているために
行き詰まっているとしか思えない。武田信玄の
遠江攻めは上洛への道筋にすぎない。
家康が織田信長をだまし武田とよしみを結ぶ
などあるはずがない。のち長男の信康を失う
(切腹)は武田との内通を疑われたことによる。
事実ではないようだが信長に疑われれば従う
しかないほど、信長の権力は絶対的だった。
当時、信玄跡継ぎの勝頼の正室は信長の姪
(遠山直廉と信長の妹の娘)で養女として輿入れ
している。これは明らかな政略結婚で信玄の
上洛足止めにほかならない。家康の成功は
信長を1度も裏切らなかったことにある。
歴史をあまり外れすぎるのも物語を軽くして
しまうのでは…。

9/15(金)キャプテンの一言

2017/09/15 金曜日 - 22:00:46 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局=とESA=
ヨーロッパ宇宙機関=などが開発した土星
探査機「カッシーニ」が日本時間の今夜(15日)、
20年に及ぶ任務を終え、土星の大気に時速11万
キロで突入して燃え尽きた。午後9時ごろNASA
がカッシーニの電波が途絶えたことを発表した。
地球からおよそ14億キロ離れた太陽系第6惑星
土星と衛星タイタンやエンケラドゥスを観測するため
小型探査機「ホイヘンス」とともに1997年
10月15日フロリダ州ケープカナベラル空軍
基地から打ち上げられ、地球、金星、木星
でスイングバイを行い2004年6月30日土星
軌道に到達した。そして観測を初めてすぐに
新たな衛星をレア、ディオネなど次々と発見
し今では60個以上もの衛星があることが分かった。
また土星の代名詞にもなっている環が無くなる
現象や小型探査機ホイヘンスをタイタンに着陸
(メタンの湖を発見、生命の可能性も)など
さまざまなミッションを行った。そして最大
の観測は2014年4月3日、第2衛星「エンケラ
ドゥス」の地下に液体の海がある証拠を確認
したことだろう。この発見によって地球以外
で微生物が生存する可能性がもっとも高い場所
となったと発表された。地表から噴出する水蒸
気に水素や二酸化炭素を確認した。もっとも
高いというフレーズには多少違和感を覚えるが、
木星の第2衛星「エウロパ」とともに地球外
生命が存在する可能性が高まった。その
カッシーニが任務を終え、タイタンやエンケラ
ドゥスの汚染を防ぐために11日から土星に
向かって突入を開始した。日本時間のきょう
午後7時31分に大気に入り、最後に大気の観測
データを地球に届けることになっている。この
データはおよそ83分後に地球に届くことになっている。
そして大気との摩擦で燃え尽きてしまう。

▼一方、JAXA=宇宙航空研究開発機構=12日、
11月12日鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から
高性能・低コストの小型ロケット「イプシロン」
3号機で高性能レーダー搭載の地球観測衛星
「アスナロ―2」を打ち上げると発表した。この
「アスナロ―2」は自然災害が起きたときに地表
の様子を調べたりして災害の予防に役立てる役目
を持っている。頻発する自然災害から地表や地中
の変化が分かればそれだけ対応する幅が広がってくる。
また自然破壊の実態も把握することもできるだろう。
また、JAXAとともに宇宙事業を行っている三菱
重工業は種子島宇宙センターからH2Aロケットに
よる商業衛星を受注し2020年に打ち上げると発表
した。イギリスの民間企業から通信衛星の受注を
受けたということでビジネスを加速させたい考えだ。
日本は打ち上げビジネスで遅れをとっているが、
H2Aロケットの成功率の高さを売りにしたい。
つい最近、インドが商業衛星の打ち上げに失敗
したばかり。他国の不幸を喜ぶわけにはいかないが、
チャンスであることに違いはない。とにかく、
これからの舞台は宇宙になることは明らかで、
地球のすぐ近い宇宙もあれば、火星以遠の遠い
宇宙もある。その広さは無限といっていいだろう。
そこに日本が乗り遅れるわけにはいかない。
もちろん民間企業の参入も大事だが、なんせ巨額
の資金が必要になる。ましてや人を乗せるという
ことになると安全面が最重要となる。技術はある
程度持っているのだから、地球近傍ではなく、
果てしない宇宙をめざしてもらいたい。

9/13(水)キャプテンの一言

2017/09/13 水曜日 - 22:00:33 by captain

▼「時は今 雨が下知る 五月哉」明智光秀が
打倒・織田信長を決断した歌とされている。
本能寺の変が天正10年(1582年)6月2日、
決行の前5月の後半に京都・愛宕(あたご)
神社で行われた連歌の会で詠んだものとされ
ている。きのう(12日)の新聞各紙が光秀の反
織田派に宛てた書状が本物だったという記事
を大きく掲載していた。原本を発見した三重
大学の藤田達生教授によると山崎の合戦で
敗戦の1日前、反織田信長派の雑賀衆の
リーダー・土橋重治に宛てたもので、室町幕府
最後の将軍(第15代)足利義昭を奉じて幕府
を再興しようとする構想がうかがえるとしている。
ただ、この説には異論も多い。それは光秀の
謀反の理由には諸説あって定まっていないから
だ。2日の変からわずか11日後の6月13日には
天下分け目の山崎の合戦で敗走、小栗栖で農民
か落人狩りによって命を落としている。のちの
豊臣秀吉との戦い「山崎の合戦」については
天下分け目というより信長の後継争い、織田家
を誰が継ぐのか、といった方が正しいのではと
思う。だから政権交代の意味合いが強い1600
年の関ケ原の合戦の方が天下分け目に相応しい
と思う。光秀の冒頭の歌の「時」は明智氏が美濃
源氏土岐氏から出ているところから、また雨が
下しるは天下を治めると解釈されており、この時
に謀反を決断したとされている。しかし、これで
は時間的に性急すぎるだろう。

▼これまで多くの説がささやかれている。
①自身が信長に耐えられない、②朝廷黒幕説、
③将軍義昭黒幕説、さらに④秀吉説、⑤家康説―
などが主なものだが、この中で家康説は、堺見物
中で九死に一生を得た「伊賀越え」をして三河に
帰還しているのだからないだろう。事実、同行して
いた(別行動で脱出を試みる)穴山梅雪は命を
落としている。また、秀吉も毛利勢と岡山県の高松
城付近で対峙しており、一歩間違えば壊滅状態に
陥ることになる。これもとてもお薦めできない。
義昭は京都にいるときから武田信玄や上杉謙信
をはじめ反信長とみられる大名に手当たり次第、
打倒信長を奨める書状を送り続けている。かつて
部下だった光秀にも送っていたとしても不思議は
ない。もちろん、朝廷も信長の未来像を感じていたら、
天皇制そのものが無くなるという危機感があった
としてもおかしくない。単純に光秀自身が信長に
ついていけなくなったということもありえる。土橋
重治宛の書状は6月12日の日付だから、すでに
誰も味方につかず四面楚歌の状況だったから、
それこそなりそり構わず恩賞をエサに味方を
募っていた。誰も味方しないという事実は光秀一
人で動いたことを物語っているが、謀反を決断した
理由の一部には朝廷はじめある程度、味方に
なってくれる勢力が予想できたからだろう。残念
ながら秀吉の動きが速すぎたことで成就しなかった
ということではないか。ひとつだけの理由ではなく
複合的だったのでは…。

▼NHK大河「おんな城主 直虎」では北条氏康が
元亀2年(1571年)10月に他界した。10日放送
の武田信玄の品のない「死によった」と踊り叫ぶ
姿はあり得ないことだろう。いかにNHKといえども
武田信玄に失礼だとつくづく思ってしまった。翌年
の元亀3年12月に上洛への軍を起こし遠江は信玄
に蹂躙される。その年の年末、三方が原の合戦で
徳川・織田連合軍は武田に大敗を喫する。しかし、
奇跡が起こる。信玄が病を発し翌元亀4年4月甲斐
への帰途他界する。この9年後は本能寺の変だから、
信玄の跡を継いだ勝頼が我慢の人だったら武田家
滅亡はなかったかも…。いや、そんなことはないだろ
う。武田が滅んだから信長は京都にいた…。蛇足
ながら虎松が松下清景の養子になったが、おそらく
母のしのが再嫁したときに養子になったと思われる。
もちろん、命を守るためで井伊家再興をあきらめた
わけではない。

9/11(月)キャプテンの一言

2017/09/11 月曜日 - 22:24:11 by captain

▼サトノダイヤモンドよもやの4着敗退。
10月1日のフランス凱旋門賞の前哨戦GⅡ
「フォワ賞」が10日、本番と同じシャンティイ
競馬場、2400メートルの距離で行われ6頭立て
の4着に敗れた。僚馬サトノノブレスがペース
メーカーとなって逃げ、その直後につく絶好の
展開にもかかわらず、日本で見せた末脚が
見られなかった。鞍上のルメール騎手は
「レース前はリラックスしていたけど、
走っているときの息遣いが悪かった。
まだ100%ではなかった。きょうは凄い重い
馬場で…」(夕刊フジ)と話している。
ヨーロッパの馬場は重いとよくいわれている。
良馬場でもそうなのだから「重馬場」では
さらにパワーが要求されることになる。
天皇賞・春以来の久々だったこともあるが、
やはり馬場状態が影響したと判断するのが
妥当だろう。またレース後、獣医師が脚元を
確認したところ左後肢の蹄冠部に外傷が
あったという。池江調教師は「アウェーの
洗礼だろう」と話したが幸い軽傷で現時点で
凱旋門賞への影響はなさそう。それでは本番
の凱旋門賞への展望はどうか、ルメール騎手は
「ひと叩きされてコンディションがよくなることと、
ぜひとも良馬馬を期待する」(同)と失地回復を
誓っているので期待したい。

▼一方、同じ日(10日)に韓国のソウル競馬場
で行われた同国最大のGⅠ「コリアカップ」
(ダ1800メートル)では岩田騎手騎乗の
ロンドンタウン(牡4歳、栗東・牧田厩舎)が
コースレコードの1分50秒7で優勝した。
2着にも日本のクリソライト(去年の優勝馬、
牡7歳、栗東・音無厩舎)が入った。
また「コリアスプリント」(ダ1200メートル)でも
武豊騎手騎乗の日本のグレイスフルリープ
(牡7歳、栗東・橋口厩舎)が勝利して、さすが
韓国では日本馬の実力が違ったということだろう。

▼一方、国内では2歳新馬戦で良血馬が続々
と勝ち上がった。きのう(10日)の阪神競馬場
第5レース(芝2000メートル)では単勝1・3倍
と断然の1番人気に支持されたデムーロ騎手
騎乗のシルヴァンシャー(父ディープインパクト、
母アゼリ)が後方からラスト3F最速の34秒1の
末脚を発揮して快勝した。兄のロイカバードも
それなりに活躍している。先週(3日)の新潟記念
でも5番人気で8着だった。デビュー戦の馬体重
470キロと兄よりやや大きく出たことでさらに
期待できるのではないか。
また第6レース(牝馬限定、芝1400メートル)
ではオルフェーヴルの全妹デルニエオール中団
からこちらもラスト3F34秒6のメンバー最速の
末脚で差し切った。ともに池江厩舎でさすが
良血馬の宝庫、これからもどんどん魅力的な
2歳馬がデビューしてくるだろうから目が離せない。
きっとサトノダイヤモンドの後を追う馬が
現れるだろう。

▼ハワイにある日本のすばる望遠鏡が
110億光年かなたの銀河9個を観測して、
中心で活発に星が形成されている現場を観測
した。これは国立天文台のチームが発表した
もので、くじら座の方向110億光年先で観測
された。銀河の巨大化は銀河同士が合体して
起こる現象は捉えられていたが、自ら星を
形成して大きくなる現象をとらえたのは世界でも
初めてのことらしい。110億光年先の銀河は
今から110億年前の姿を見せてくれているので
あって、今の姿ではない。ただ国立天文台は
銀河の成長する過程が衝突なのか、銀河が
盛んに星を形成するパターンなのか、どちらが
主流なのか分からないとしている。
おそらく最初は今回観測されたケースが最初で、
時間の経過=銀河の成長とともに衝突も起こり、
宇宙誕生から30億年とか50億年とか時点で
同じような頻度で繰り返されるようになったので
と思うのだが。

9/8(金)キャプテンの一言

2017/09/08 金曜日 - 22:00:11 by captain

▼太陽でフレア爆発が6日と7日に連続して観測された。
太陽は2008年12月から活動が小さい極小期に入って
おり、フレア爆発の元となる黒点の発生が少ない。こうした
環境の中では珍しいケースだが、フレア爆発は大なり
小なり頻繁に起きている。太陽は生きているわけで、その
活動は水素原子同士を衝突させてヘリウム原子を生み
出す核融合なのだから。しかも47億年前から休むことなく、
これからも後50億年も続くのだから。きょうの午前から地球
の磁場が乱れているのが観測されたが、日本での電子機器
などの被害は確認されていない。極小期の爆発だから
おおきな日阿木は考えられない。フレア爆発の規模はA、B、
C、M、Xの5つで表記され、今回一番大きかった6日(7日の
ものは未定)の1回は「X9・2」だったという。X以外は最高1
~10までだが、Xについては上限がない。つまり「X9・2」は
最大級とはいえ、今の太陽活動期の中での話だろう。1859
年に発生したものが、これまで最大といわれている。この時
と同程度のフレア爆発が起こると世界の都市は復旧までに
月単位あるいは年単位かかるといわれている。ただ、フレア
爆発にはいいこともある。被害がなければ素晴らしい贈り物
オーロラが低緯度でも観測することができる。実際、2003年
10月には北海道・陸別町でオーロラが観測されている。今回
の連続発生でもチャンスがあるかもしれない。ちなみにもっとも
低緯度でオーロラが観測されたのは1859年のカリブ海のようだ。

▼今週から阪神競馬場と中山競馬場で秋競馬が開幕する。
競馬ファンは本番シーズン到来と気分がワクワク。もちろん、
重賞レースの産経賞セントウルSは秋のGⅠ第1弾スプリン
ターズ(10月1日、中山)のステップレースであり、サマース
プリントの最終戦でもある夏と秋両方を味わえる興味深い
レース。ただGⅠホース、ビッグアーサーが登録前に回避した
ことで、気持ち的にはトーンがやや下がった感は否定できない。
それでも秋の声を聞くと来年のクラシックの足音がする。今週
はGⅠをめざす良血馬が続々とデビュー戦にスタンバイしている。
阪神土曜日の第5レースの新馬戦にはGⅠ馬ミッキーアイルの
全妹スターリーステージ(父ディープインパクト、母スターアイル)
と母にGⅠ馬のビリーヴを持つジャンダルム(父キトゥンズジョイ)
が芝1600メートルで激突する。また日曜日の第5レース芝
2000メートルには父ディープインパクトにアメリカでGⅠを
11勝した母アゼリの子、シルヴァンシャーが、第6レース
(芝1400メートル)にはオルフェーヴルの全妹デルニエオール
(父ステイゴールド、母オリエンタルアート)が出走を予定している。
こうした名馬の子どもや弟妹が姿を見せるのも秋競馬の見どころになる。

▼また10日には海の向こうフランス(シャンティイ競馬場)で
凱旋門賞の前哨戦GⅡ「フォワ賞」(芝2400メートル)が
行われ日本のサトノダイヤモンドとサトノノブレス(ともに
池江厩舎)が出走する。6頭立てとやや寂しい頭数となったが、
どんな走りをしてくれるのか注目される。日本時間の10日深夜
24時35分発走予定となっておりグリーンチャンネルで放送される
ことになっている。きょうの夕刊フジのオッズによるとサトノダイヤ
モンドは1・8倍の断然の1番人気になっている。強敵は上半期
重賞3連勝でGⅠガネー賞を制しているクロスオブスターズでは
ないか。まずは勝利を信じて応援したい。

9/6(水)キャプテンの一言

2017/09/06 水曜日 - 21:30:56 by captain

▼静かな湖畔の~と聞けば「カッコー、カッコー」が
すぐ頭に浮かぶほど子どもの頃に聞かされた歌。
カッコーと鳴くのはオスでメスは「クワックワッ」と鳴く
といわれている。イメージとして清々しい鳥だが実は
「托卵(たくらん)」といってほかの鳥の巣に卵を産み
付けて子育てをさせてしまう横着な鳥としても有名。
AFP時事がきのう(5日)伝えたところによると、思った
以上に狡猾だったことが分かった。イギリスのケン
ブリッジ大学の研究者が発表した論文によると
ヨーロッパヨシキリという鳥の巣に托卵するカッコウ
(メス)は産み落とした直後からハイタカというタカの
鳴き声を「ものまね」してヨーロッパヨシキリの注意
を巣の中の卵からそらしているという。つまり、天敵
のハイタカが気になって巣の中にあるカッコウの卵
が自分の卵と誤認されているのだ。もちろん、
ヨーロッパヨシキリとカッコウの卵は大きさや色、
模様はよく似ている。まったく同じということはない
ので比べれば分かるがそうはいかないようだ。

▼では日本のカッコウはどうなのか。実はカッコウは
渡り鳥で5月ごろ産卵・子育てのためフィリピンから
渡ってくる。子育てといってもオオヨシキリという鳥
の巣に産み付けるだけなのだから、渡りをする必要
があるのかははなはだ疑問だが。とにかくオオヨシキリ
の巣を近くから見張っていて2個産んだのを確認
するとすきを突いて1個を地面に落として自分の卵
を1個産み落とす。そしてオオヨシキリの卵より早く
12日前後で孵化する。するとカッコウのヒナは残って
いるオオヨシキリの卵を外へ放り出してしまう。卵の
時は同じような大きさだがカッコウの方がはるかに
大きくなるので、エサが大量に必要となる。そのため
独り占めする目的でこうのような行動をとるのだろう。
3週間ほどで巣立つのだが、なぜかオオヨシキリの
親鳥はカッコウのヒナにエサを運び続ける。つまり、
カッコウはほかの鳥(オオヨシキリ)の巣に産卵する
ためにフィリピンからわざわざ渡ってくることになる。
つまりフィリピンには托卵に適した鳥がいないかも
しれない。それにしてもカッコウほど徹底的に他鳥を
利用するのも珍しいし、助けてくれる相手の子ども
まで抹殺してしまうとは恐ろしい限り。

▼ここまで徹底した依存で有名だからか、カッコウ
ナマズとかカッコウバチのようにほかの種に依存
するものには「カッコウ」の冠がつけられている。
アフリカの淡水魚の多くはシグリットという種類で、
その中にカワスズメという種類がいる。タンガニイカ
湖に棲むカッコウナマズはカワスズメが産卵すると
卵を食べて、そのあとに自分の卵を産み付ける。
カワスズメは卵を口の中で育てる習性があり、自分
の卵と思って育てたのに孵化したらカッコウナマズ
になる。自分の卵があったとしてもカッコウナマズの
稚魚に食べられてしまう。稚魚になれた幸運なカワ
スズメも同様に狙われた最後、ほとんど生きこの
ルことはできない。とにかく遭遇しないことを祈る
だけという状態。本家カッコウも真っ青になる悪魔
の所業といえるだろう。また、カッコウバチ(セイボウ)
はナシナガバチの巣に卵を産み付けて本当の
子どもより早く孵化して、巣を自分のものにしてしまう。
女王バチは適当な巣がないと産卵をあきらめるという。
こうしてみると空でも陸でも、そして水の中でも生き物
のサバイバルが日々行われている地球は凄い星だと
改めて感心した。

9/4(月)キャプテンの一言

2017/09/04 月曜日 - 22:25:10 by captain

▼女性として宇宙に通算665日間滞在していた
アメリカの宇宙飛行士、ペギー・ウィットソンさんが
3日地球に帰還した。このコーナーでも紹介した
ことがある57歳のウィットソンさんはISS=国際
宇宙ステーション=初の女性コマンダー=船長
(アメリカのスペースシャトルではすでに女性
コマンダー=1999年のアイリーン・コリンズさん
がいる)で、これまで3回ISSにいっており、その
通算滞在日数が665日となりNASA=アメリカ
航空宇宙局=の飛行士として男性も含めて最長
滞在記録を更新した。もちろん全世界の女性
宇宙飛行士としての記録も更新している。
帰還にはロシアのソユーズ宇宙船が使われ、
日本時間の3日午前10時22分、中央アジア、
カザフスタン中部の草原地帯にアメリカとロシア
の男性飛行士2人とともに無事帰ってきた。
宇宙船から運び出されたウィットソンさんは
笑顔を見せ、出迎えた人たちに手を振って
応えていた。ウィットソンさんはことし7月4日の
アメリカの独立記念日に同僚飛行士とともに
星条旗の衣装を着て「時にはまっすぐ立つのが
難しいこともあるが、アメリカの誇りを示すこと
には何の困難もない。独立記念日おめでとう」
と地球にメッセージを寄せている。ウィットソン
さんの宇宙滞在665日はアメリカ人最長の
これまでの534日を大きく更新するもの
(世界全体では8位)。この記録を破るには
それこそ火星までの飛行しかないかもしれない。
ウィットソンさんも火星飛行狙っているようだから、
実現すれば当分は抜かれることのない記録と
なるだろう。現在57歳だが、1998年アメリカの
スペースシャトル「ディスカバリー」で
ジョン・グレンさんが77歳で宇宙旅行を達成
しているのでまだまだ大丈夫ではないか。

▼しかし思わぬ伏兵が出ているかもしれない。
去年、ロシアの実業家で科学者のイーゴリ・
アシュルベイリ博士が2025年までに地球周回
軌道に国家を建設するという構想を発表し、
すでにおよそ11万人の国民が登録されている
という。国の名前は「アスガルディア」といい、
憲法など法律は議会によって作られるらしいが、
とりあえず全員が生活できる空間を周回軌道
に作る必要がある。今の技術ではさすがに
11万人収容するコロニーは実現が難しい
だろうが1000人規模でも100人規模でも
いいから頑張ってもらいたい。

▼「蘇えりし者たち」とは龍雲丸と小野但馬の
守政次のことなのか? 昨夜のNHK大河
「おんな城主 直虎」のサブタイトルから想像
すると、この2人は間違いないだろう。政次は
隠れ里にいる井伊家ゆかりの人たちによって
語られていた。また竜雲丸は堀川城で瀕死の
状況で発見され、井伊谷で治療されていたが、
蘇ったきっかけは読経だった。しかも堀江城
攻めで戦死した父・鈴木重時のために次郎
法師・直虎にお経を頼みにきた遺児・重好
(しげよし)によってである。これで鈴木家が
江戸時代も続いていくことになるので、これも
ある意味で蘇りし者といえるだろう。もう一人
蘇りし者がいたと感じた。それは掛川城に
こもっていた今川氏真。半年近く籠城している
のだからおそらく兵糧も残り少なかっただろう。
元々氏真は戦に興味がない人物だといわれて
いる。そこへ徳川家康(おそらく部下)が和議
を持ち掛けてきたのだから「渡りに船」とはこの
ことだろう。この和議によって氏真自身は
もちろん、子孫も多くが徳川家に仕えて幕末を
迎えることになる。今川家は源氏の流れを汲む
いわゆる名家である。家康は織田信長が平氏
を源流と主張したのに対して源氏を名乗った
ことも幸いしたのかもしれない。
一番の「蘇りし者」は氏真だったのではないか。

9/1(金)キャプテンの一言

2017/09/01 金曜日 - 22:00:31 by captain

▼アメリカ、ロシア、中国(ECを除くと)に次いで
宇宙センターへの関心が高く積極的な開発を
行ってきているインド。人工衛星の打ち上げ
ビジネスで39回連続成功という実績がある
インドが現地31日、南部アンドラプラデシュ州
スリハリコタの宇宙センターから通信衛星を
打ち上げたが失敗した。高度およそ507キロ
まで到達したものの衛星を切り離すことができ
なかった。インド宇宙研究機関のクマール長官
は記者会見して失敗の原因について「今回
初めて民間企業と共同で打ち上げたこと」と話
した。その上で今後の計画を見直すとした。
インドの衛星打ち上げ費用はアメリカやヨーロッパ、
また日本に比べて各段に安いとされている。その
ため民間衛星の打ち上げに多くりようされている。
実は来年始まる月面で行われる無人探査車国際
コンテスト「グーグル・ルナーXプライズ」に日本から
出場する「HAKUTO(はくと)」チームの探査機
「SORATO(そらと)」がことし12月28日に打ち
上げられる予定になっている。もしクマール長官
がいうように計画が見直されれば、月へ行くこと
ができなくなってしまう。また、インド宇宙研究機関
のみで打ち上げるとして、費用がどれくらい変わって
くるのか。ただしグーグルが日程を変更したので、
来年になってもセーフかもしれない。16チームから
最終5チームに残り月をめざすだけとなっている
「HAKUTO」に是非優勝賞金2000万ドルを獲得
してもらいたいのだが、月に到達しなければ始まらない。

▼一生のほとんどを土の中で暮らす新種のカエルが
インドで見つかった。これはナショナルジオグラフィック
日本版が29日配信したもので、土の中でアリやシロ
アリなどを捕食しているという。このカエル「ブパティ・
インドハナガエル」と名付けられた。この名前は2014
年に新種が見つかったインドの西ガーツ山脈で命を
落とした研究仲間、爬虫類・両生類学者のスブラマニアム
・ブパティ氏にちなんだもの。このインドハナガエルの
仲間は、中南米に多く住むヤドクガエルの仲間も驚く
ほど面白い生き方をしている。繁殖は当然、雨の
シーズンだがオタマジャクシは滝のように流れる裏側
の岩に(口盤で)張り付いて藻類を食べて成長する。
論文によると、光沢のある茶色の皮膚、淡い青色で
縁取られた目、ここまでは特に特長があるとはいえ
ないが顔がとんがっていて、しかもブタのような鼻が
ついているという。中南米のヤドクガエルの仲間は
地上で孵化したオタマジャクシを樹上の葉の隙間に
できた水たまりに1匹ずつ背中に背負って運び、無
精卵を産み落としエサとして与える。これも非常に
珍しいと思うが世界のカエルは奇想天外な生き方
をしている種が多いようだ。

▼きのう(31日)AFP時事が配信したニュースに
よると、WWF=世界自然保護基金が南米アマゾン
で植物、魚類、哺乳類を合わせて381種の新種を
見つけたと発表した。また今月初めにも南米ペルー
中央部のプイプイ森林保護区でも3種の新種のカエル
が見つかるなど近年、カエルを含め生物の新種発見
のニュースをよく目にする。一方で絶滅の数も増えて
いるという。現在知られているカエルはおよそ4740
種で、南極を除くすべての大陸に生息しているが、
1970年代以降50年で200種が絶滅したという。原因
は開発などによる生息地の破壊、人類による水質汚染、
そしてカエルツボカビ病の3つが大きな要因となって
いる。3大要因のうち2つまでに人類が関係している。