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9/29(金)キャプテンの一言

2017/09/29 金曜日 - 22:00:32 by captain

▼2011年3月11日は日本人なら忘れることができない
東日本大震災が発生した日。あれから6年半以上もたった
今でも北アメリカの西海岸やハワイには漂流物が流れ
着いていて、それに付着した生物が289種にも上って
いるという研究結果が出た。これはアメリカ、オレゴン
州立大学などの研究チームが29日付のアメリカの科学
誌「サイエンス」に発表したもの。研究チームは震災の
翌年6月からことしの2月までにアラスカ、カナダ、アメリカ
西海岸、それにハワイに流れ着いた日本からの漂流物
634点を調べた結果、日本由来のカキ、フジツボなどの
貝類、ヒトデなどの棘皮動物、カニなどの節足動物289
種が見つかったという。これらは主に分解されにくいプラス
チック製品や破片に付着していたという。単純な自然災害
では流れ着かなったものが到着してしまったということに
なる。プラスチックに関しては、東京湾や大阪湾の魚の
体内からも多く見つかっている。自然災害はやむを得ない
としてもそれ以外での自然破壊や生態系の破壊は人類
自らの手で止めなければならない。

▼サラブレッドは人類が作り出した経済動物で、血統書
でしっかり管理されている。日曜日(1日)フランス・シャン
ティイ競馬場で行われる凱旋門賞は日本でも馬券が
発売される。日本時間27日19時現在のイギリスのブック
メーカーの単勝オッズは日本から挑戦しているサトノダイヤ
モンド(馬番9、ゲート13)が21倍、サトノノブレス(馬番10、
ゲート5)が101倍となっている。1番人気はGⅠ4連勝中の
3歳牝馬エネイブル(イギリス、馬番17、ゲート2)の1・73
倍。しかし、これはあくまでイギリスのブックメーカーのオッズ
であって日本でのオッズではないことを理解して購入しな
ければならない。もちろん馬番とゲート番は違うので馬券は
馬番を確かめて購入することが大事。日本ではJRA単独の
発売なので必要以上に日本馬が人気してしまう。当然、買
う側も応援のつもり、という人が多いからだろう。そのあたり
を考慮してもらいたい。JRAでは現在ネットのみの発売を
窓口にも広げようとしている。ボクのように券がないとダメ
という人はその時がきたときのために予想するのも楽しみ
の一つかもしれない。

▼凱旋門賞の前に日本ではGⅠ「スプリンターズS」が
中山競馬場で行われる。こちらは香港から参戦のブリ
ザード1頭以外はすべて日本馬なので普段通りの予想
で大丈夫だろう。特にデムーロ騎手のお手馬の比較が
大事になりそう。去年の勝ち馬で春の安田記念以来と
なるレッドファルクスとこのレースと相性のいい前哨戦
セントウルSを勝ったファインニードルの2頭。デムーロ
騎手は4枠8番に入ったレッドファルクスを選択した。
GⅠホースにした馬で当然といえば当然だが、追い込み
一辺倒の脚質が災いして差し届かない、ということも
あるかもしれない。一方のファインニードル7枠13番
に入った。過去10年の勝ち馬のうち7頭が2ケタ馬番
だったことと思えば決して不利ということはない。セン
トウルSの勝ち方をみれば「強い」のひと言。デムーロ
騎手もライバルと思っているようなので、体が二つ欲
しかったのではないか。そこで3連複はレッドファルクス
を軸にして、3連単はファインニードルとしたい。相手は
久々でも1200メートルのスペシャリストのGⅠ馬、5枠
10番のビッグアーサー、春の高松宮記念の覇者、2枠
3番セイウンコウセイ、それに1200メートル4連勝中の
4枠7番ダイアナヘイロー、人気になりそうなので5枠9
番のメラグラーナは少々。

▼来週の月曜日から水曜日まで夏休みのため、
このコーナーは10月6日(金)から再開します。
よろしくお願いいたします。

9/27(水)キャプテンの一言

2017/09/27 水曜日 - 22:00:26 by captain

▼LDL=悪玉コレステロール=を減らしてHDL=善玉
コレステロール=を増やすといわれているEPA=エイコ
サペンタエン酸=宇宙航空研究開発機構やDPA=ドコ
サヘキサエン酸=に「うつ病」予防効果があるらしい。
新聞各紙が伝えている。国立がんセンターなどの研究
チームが1990年に40歳から59歳だった長野県南佐久
郡の住民1181人を対象に4つのグループに分けて19
種の魚介とうつ病との関係について25年間追跡調査を
行った。その結果、2番目に多く魚介を摂取したグループ
は最低のグループに比べて56%も発症率が低かったと
いう。ちなみに1番多く摂ったグループは最低のグループ
に比べて26%低かった。これについて研究チームはほ
かに摂取した食材や調理方法が影響したのではないか
としている。EPAやDPAは「オメガ3脂肪酸」といわれて
いるもので、体にいいとされている青魚に多く含まれて
いる。とりわけサバとイワシに多く含まれていて、健康
サプリメントとしても人気がある。また「オメガ3脂肪酸」は
亜麻仁油(あまにゆ)にも多く含まれる「α―リノレン酸」も
同様で、こちらもサプリメントとして出回っている。ボクは
肉より魚派で中でもサバやサンマなど青魚が大好きだ
から暴飲暴食している割に健康かもしれない。糖尿病にも
効いてもらいたい。逆に摂取しない方がいいといわれて
いるのが「トランス脂肪酸」。動脈硬化の原因とされ植物
油を加工したときにできる。有名なものとしてはマーガリン
やお菓子類に入っているショートニングが挙げられる。
結局、食べ物は「バランスよく」が大切で特定のものに
偏らないようにするということだろう。

▼いよいよ1日に迫ったフランスの凱旋門賞。日本馬の
悲願、サトノダイヤモンド(サトノノブレスも出走)は優勝
を果たすことができるだろうか。ことし96回を数える凱旋
門賞だが日本馬は延べ20頭が挑戦してエルコンドルパサー
(1999年)、ナカヤマフェスタ(2010年)及びオルフェー
ヴルが2012年、2013年連続での2着が最高だった。
これは日本馬が弱いというわけではない。凱旋門賞で
ヨーロッパ以外の馬が勝利したことはない。また3歳牝馬
が斤量的(55キロ、3歳牡馬56・5キロ、4歳上牡馬は
59・5キロ)に圧倒的に有利ということもある。2014年
にはこの恩恵を味方にハープスターが挑戦したが6着
だった。それでも同時に挑戦していた5歳牡馬のジャス
タウェイは8着、同ゴールドシップは14着に敗れている。
この壁をサトノダイヤモンドが突き破ることができるのか?
体調の方は前走フォワ賞(4着)からかなり上向いている
という情報が入ってきている。あとは馬場状態と相手
関係ということになる。ことしのパリの秋は雨が多くレース
当日も雨が予報されている。ただしフォワ賞のときほどは
悪くならないと予想されているのは朗報だろう。少しでも
いい馬場になってもらいたい。一方、相手は3歳牝馬の
エネイブルが最大の強敵だろう。7戦6勝で現在GⅠ4連
勝中、しかも馬場状態は晴雨兼用で「何での来い」という
感じ。もちろん斤量はサトノダイヤモンド59・5キロの対
して55キロで圧倒的に有利、当然断然の1番人気に
支持されている。しかし対戦したことはないし、レースは
どんな展開になるか始まってみないと分からない。カン
テレ系でテレビ中継されるので日曜日の夜は応援したい。
昼の「スプリンターズS」を的中していれば、応援にも
熱が入るだろう。

9/25(月)キャプテンの一言

2017/09/25 月曜日 - 22:26:44 by captain

▼さすがにダービー馬は猛烈に強かった。
きのう阪神競馬場で行われた菊花賞トライアル
GⅡ「神戸新聞杯」(芝2400メートル)で1番
人気に支持されたレイデオロが王道ともいえる
好位(4番手)からあっさり抜け出して2着キセキ
以下を完封した。
鞍上のルメール騎手が「スタートが速かったのは
ビックリした」(サンスポ)というようにこれまでに
ない発馬(ゲートを出る)を決めた。
3着のサトノアーサーまでに菊花賞(10月22日、
京都競馬場、芝3000メートル)への優先出走権
が与えられたが、レイデオロは菊花賞に向かわず
11月26日東京競馬場でのジャパンカップ
(芝2400メートル)へ出走する。
そうすると3歳3冠の最終レース菊花賞では今回
2着のキセキや10日に行われたセントライト記念
の1、2着馬のミッキースワロー、アルアイン
(皐月賞馬)が人気するだろう。しかし最も強い
レイデオロがいないのだから「波乱含み」では
ないだろうか。
どうみても人気馬同士で決着するとは思えない。
今回権利が欲しかったダンビュライトはあと一歩
踏ん張れず4着となってしまったが、
プラス16キロが示す通りひと叩きで一変まで
期待できる。あとは賞金不足ではねられること
がないよう祈っている。

▼今週は国内で秋のGⅠ第1弾「スプリンターズS」
(中山、芝1200メートル)が、フランスでは凱旋門賞
が行われる。秋の電撃王は実績を考えれば
レッドファルクスやビッグアーサー、
セイウンコウセイらGⅠ馬(レッツゴードンキ、
スノードラゴンもいる)が優勝候補筆頭となるの
だろうが、前走のセントウルSで快勝したファイン
ニードルが気になって仕方がない。
残念ながら鞍上はデムーロ騎手(レッドファルクス
に騎乗)から内田騎手に乗り替わることになりそう
だが、ここは人気が下がる=配当が上がるという
見立てで考えればかなりおいしい。また4連勝中
のダイアナヘイローも勝負になりそうな予感が
する。前走の北九州記念ではファインニードル
に勝っている。しかしダイアナヘイローは中山
競馬場が未経験なのでファインニードルを上位
にした。GⅠ馬ではレッドファルクスと久々でも
ビッグアーサーは捨てられない。

▼どんどん歴史から遠のいてしまっている直虎。
昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」では
やっと竜雲丸との縁が切れそうな展開になったが
まさか「ババア」という言葉が飛び出すとは思わ
なかった。5カ月にわたって登場した竜雲丸だが、
本来の井伊家復興の直虎―虎松(直政)ライン
とは別路線と言わざるを得ない。おんな城主の
心の支えとして作られたことは十分理解している
が物語があまりにも遠くに離れすぎて「井伊」と
いう主体がぼけている。これは歴史上謎が多い
直虎だから、どんな演出でもよしといえばその
通りだが、NHK大河のタイトルからすれば異常
な状態だと思う。サブタイトルが「武田が来たりて
火を放つ」と激しい言葉だったからか視聴率は
13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と
前週の12・1%から上昇したが、昨夜は11・7%
とまた定位置まで下がってしまった。
特に武田信玄の最期を遊女とともにいるところに
するなどひどすぎるだろう。寿桂尼の怨霊までは
いいとしても昨夜の演出は信玄に失礼だ。
もちろん真相は闇に包まれているが、野田城攻め
の時に突如倒れたとされている。また出家している
信玄はおおむね肉を絶っていたとみられている。
倒れた戦場では不確かではあるが。
胃の持病があったとう噂もある。
NHKの演出のように暴飲暴食はしていないだろう。

9/22(金)キャプテンの一言

2017/09/22 金曜日 - 22:00:41 by captain

▼宇宙のちりを採取して地球の生命の起源を探ろう
とするプロジェクトが2020年にも実施される。
これはJAXA=宇宙航空研究開発機構=と
DLR=ドイツ航空宇宙センター=が20日、
都内での共同記者会見で明らかにしたもの。
JAXAからは奥村直樹理事長、DLRから
パスカル・エーレンフロイント長官が出席した。
30年以上、協力関係にある両国は関係強化する
ため、2016年2月に「戦略的機関間協定」に
署名している。この中で太陽を周回している
活動小惑星「フェイトン」を観測するため
JAXAは探査機「ディスティニー+(プラス)」
を2018年度から開発し、2022年に日本の小型
ロケット「イプシロン」で打ち上げる計画に
なっている。DLRは世界でも先行している
宇宙のちりを検出する観測機器の開発を担当
する。地球の生命に関してはいろいろな説が
示されているが、宇宙からの飛来、落下が有力
になっている。パンスペルミア説といわれる
もので、1787年にラザロ・スパランツァーニが
提唱したものを1903年にスウェーデンの
スヴァンテ・アレニウスが命名した。この説の
特長は生命の物質、有機化合物(アミノ酸)の
元となる物は隕石や小惑星に頼らなくても宇宙
に広く分布しており、その物質が地球に降り
注ぎ生命となったというもの。

▼しかし広く分布している物質はおそらく
小惑星や衛星、あるいは恒星や惑星から飛び
出したものともいえる。つまり誕生したての
地球の中からではなく、原始地球に宇宙から
降り注いできたちりであり、隕石、小惑星なり
が複合的に作用した結果でないかと思っている。
どちらにしても宇宙からきたということには
変わりないのではないか。確かに地球という
固有の星を特別と考えがち。多種多様な生命、
そして人類を頂点とした知的生命という点では
特殊な星かもしれないが、それはわれわれが
知っている宇宙の中での話。2000億個もある
といわれる銀河、1つの銀河には2000億個の
恒星いわゆる太陽がある。無限とも思える宇宙
に生命がいる星が地球だけということは
ありえないだろう。

▼日本とドイツは「はやぶさ2」でもタッグ
を組んでいる。来年の夏には小惑星「りゅう
ぐう」に到着する予定の「はやぶさ2」だが、
「りゅうぐう」への着陸機「マスコット」は
ドイツのものである。今後も地球温暖化の
監視や環境問題でも協力関係を続けていくと
している。ところでDLRのエーレンフロ
イント長官は女性である。ニューヨークの
国連総会に出席した安倍総理は期間中、
日本の代表団が男性ばかりなのを見て
「さびしい」と発言したと報道された。自身が
女性活躍をうたい文句にしているのだから、
どんどん登用すればいいと思ったのだが。
ただし、問題ばかり起こす人は男性女性
問わず選ばないでもらいたい。

9/20(水)キャプテンの一言

2017/09/20 水曜日 - 22:00:30 by captain

▼恐竜の卵の色についてほとんど考えたことがなかった。
現代の鳥と同じように種によっていろいろだとぼんやりと
思っていたが実は恐竜の卵は「白い」ものだと考えられて
いたという。ナショナルジオグラフィック日本版が20日配信
した記事によると、中国で見つかった白亜紀末(およそ
7000万年前か)のオビラプトルの仲間の恐竜の卵から青色
の色素が見つかり、論文執筆者のアメリカ・エール大学
ヴァイマン氏は本来は緑っぽい色だったのではないかと
話している。ボクが小さい頃、家にニワトリがいて貝殻を
砕いて草を混ぜたエサを与えたり、産んだ卵を食べたり
していた。その頃の記憶では卵の色は白が多かったが
茶色のものもそれなりにはあった。だから研究者が色付
き卵が現代の鳥たちにしかない特長だと考えていたとは
思わなかった。色付き以外にも柄付きもものもある。鳥
の卵はバラエティーに富んでいる。鳥の祖先は恐竜なの
だから、その祖先が白一色の単調なものだったとは考え
にくいのだが…。

▼ニワトリに与えた貝は浜辺に打ち上げられた小さな
かけらだった。実際には見たことはないが修験者(山伏)
が楽器として持っているのは「ホラガイ(法螺貝)」。実は
50センチにもなるホラガイはオニヒトデが大好きで主食
にしている。しかし1週間に数個しか食べないらしい。しかも
ホラガイが今は見なくなった修験者だけでなく、人類が
食糧にしたため減少してオニヒトデの繁殖拡大を結果的
に助けてしまっている。世界最大のサンゴ礁、オーストラリア
のグレートバリアリーフ。サンゴの白化現象が大きな問題
になっているが、もう一つがオニヒトデによるサンゴの死滅。
AFP時事が19日伝えたところによると、オーストラリア政府
が18日、サンゴ保護のためオニヒトデを主食にしている
ホラガイをグレートバリアリーフに放つ計画を発表した。
前記の通り食事としての量は非常に少ないがオースト
ラリア海洋科学研究所によると、オニヒトデはホラガイ
が生息している場所を避ける傾向にあるという。オースト
ラリア海洋科学研究所は先月ホラガイの幼虫10万匹の
繁殖に成功したことでいよいよ本格的な計画を実行に移す
段階に入った。

▼サンゴの白化現象はオーストラリアだけの話ではない。
日本の沖縄でも大きな問題になっている。もちろんオニ
ヒトデによる被害もあるが、それよりも地球温暖化による
海水温の上昇の方が問題になっている。サンゴと共生
関係にある褐虫藻は水温が30度を超えるとサンゴから
逃げ出すといわれている。暖かい海に生息するサンゴ
だが、それにも限度があり、水温が30度を超えてしまう
と前記の褐虫藻がいなくなり、結果として栄養補給が
できなくなり死滅してしまう。かつての地球では超温暖化
を繰り返していたという研究成果を東大の研究チームが
発表していたが、それは5600万年前から5200万年前
の話であって人類という生き物が存在しなかった。人の
関与がない自然のままであれば、今後も長い時間の中
でそういう繰り返しが起こり、地球の自然は続くことに
なるのだろう。しかし人類という文明(科学)を得た生命
によって環境は人為的にゆがめられてしまった。沖縄
でサンゴの研究している人によると水温が30度を超え
ても白化しないものが存在しているらしい。サンゴの中
に他の生き物同様に種を保存するためのシステムが
構築されているのだろう。海の生き物の多くがサンゴ礁
に依存している。グレートバリアリーフでの試みが成功
してほしい。

9/18(月)キャプテンの一言

2017/09/18 月曜日 - 22:17:58 by captain

▼17日に九州・鹿児島県に上陸した台風18号は
その後、四国(高知県)、本州(兵庫県)
そしてきょう(18日)昼頃には北海道に上陸した。
ウェザーニューズによると、台風で「上陸」という
言葉が使われる4つの島すべてに1つの台風が
上陸したのは統計を開始した1951年以降、
初めてのこと。沖縄本島や宮古島、隠岐、佐渡
などを直撃した場合は「通過」という。
きのう(17日)の阪神競馬は金曜日の段階で
台風18号の進路を予測すれば、間違いなく
開催中止になりそうだった。結果的には開催され、
最後のほうでは強風だったものの無事に終了
することができた。JRA関西広報室によると、
当日(17日)の午前4時頃の開催決定だった
ということだが、決めては速度の上がり具合が
予定より遅く関西通過が夜になることがほぼ
確実になったからだという。このクールは変則
3日間開催で、しかも対象日には10月15日
(京都)に行われる3歳牝馬3冠の最終GⅠ
「秋華賞」のトライアルレースGⅡ「関西テレビ賞
ローズS」が組まれていた。
デリケートなサラブレッド、牝馬はさらに繊細で
少しの狂いがあっても、その後に影響する
馬も出るくらい。

▼牡馬相手の皐月賞で1番人気に支持された
ファンディーナが単勝2・9倍に応えることが
できず6着に敗れてしまった。勝ったのは8番
人気のタピット産駒、ラビットランで前走が初めて
の芝のレース(中京、1600メートル)で16頭立て
の最後方から33・0秒の最速の末脚で快勝した
とはいえ500万下クラスでのこと。
ましてやデビューから3走がダートだったように
父からダートでこそのイメージが強く、前走だけ
では信頼できなかった。しかし18頭立ての後方
からまたしてもメンバー最速の33秒5の鬼脚で
差し切った。これで本番「秋華賞」の出走権を
獲得した。鞍上の和田騎手は「自分から動いて
いける馬じぁないので展開に左右されるけど
期待を持っていきたい」(サンスポ)と色気あり
の発言をしている。2着カワキタエンカ、
3着リスグラシューも出走権を獲得した。
また、きょう(18日)中山競馬場で行われた
菊花賞トライアルGⅡ「セントライト記念」には
皐月賞馬アルアインがダービー以来の雄姿
を見せた。もちろん単勝1・7倍の圧倒的1番
人気だった。直線半ばで先頭に立ちそのまま
ゴールと思われたが外から2番人気のミッキー
スワローに差し切られてしまった。
それでも休養明けとしてはまずまずのレース
だったのではないか。ただしどちらかというと
2000メートルまでの馬のような気がするので
菊花賞へ出てくるから馬券の対象から外そうか
とも思っている。3着のサトノクロニクルとともに
優先出走権を手にした。
今週はダービー馬レイデオロが出走を予定
している菊花賞トライアルGⅡ「神戸新聞杯」
(24日、阪神、芝2400メートル)が行われ、
10月1日には日本でスプリンターズS、フランス
では凱旋門賞で秋のGⅠが開幕する。

▼徳川家康唯一の敗戦といわれている
「三方が原の合戦」の場面はわずかな間に
終わってしまった。昨夜のNHK大河「おんな
城主 直虎」は井伊家にとってどうでもいい話
が多かったように思う。
史実に基づかない挿話を多用しているために
行き詰まっているとしか思えない。武田信玄の
遠江攻めは上洛への道筋にすぎない。
家康が織田信長をだまし武田とよしみを結ぶ
などあるはずがない。のち長男の信康を失う
(切腹)は武田との内通を疑われたことによる。
事実ではないようだが信長に疑われれば従う
しかないほど、信長の権力は絶対的だった。
当時、信玄跡継ぎの勝頼の正室は信長の姪
(遠山直廉と信長の妹の娘)で養女として輿入れ
している。これは明らかな政略結婚で信玄の
上洛足止めにほかならない。家康の成功は
信長を1度も裏切らなかったことにある。
歴史をあまり外れすぎるのも物語を軽くして
しまうのでは…。

9/15(金)キャプテンの一言

2017/09/15 金曜日 - 22:00:46 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局=とESA=
ヨーロッパ宇宙機関=などが開発した土星
探査機「カッシーニ」が日本時間の今夜(15日)、
20年に及ぶ任務を終え、土星の大気に時速11万
キロで突入して燃え尽きた。午後9時ごろNASA
がカッシーニの電波が途絶えたことを発表した。
地球からおよそ14億キロ離れた太陽系第6惑星
土星と衛星タイタンやエンケラドゥスを観測するため
小型探査機「ホイヘンス」とともに1997年
10月15日フロリダ州ケープカナベラル空軍
基地から打ち上げられ、地球、金星、木星
でスイングバイを行い2004年6月30日土星
軌道に到達した。そして観測を初めてすぐに
新たな衛星をレア、ディオネなど次々と発見
し今では60個以上もの衛星があることが分かった。
また土星の代名詞にもなっている環が無くなる
現象や小型探査機ホイヘンスをタイタンに着陸
(メタンの湖を発見、生命の可能性も)など
さまざまなミッションを行った。そして最大
の観測は2014年4月3日、第2衛星「エンケラ
ドゥス」の地下に液体の海がある証拠を確認
したことだろう。この発見によって地球以外
で微生物が生存する可能性がもっとも高い場所
となったと発表された。地表から噴出する水蒸
気に水素や二酸化炭素を確認した。もっとも
高いというフレーズには多少違和感を覚えるが、
木星の第2衛星「エウロパ」とともに地球外
生命が存在する可能性が高まった。その
カッシーニが任務を終え、タイタンやエンケラ
ドゥスの汚染を防ぐために11日から土星に
向かって突入を開始した。日本時間のきょう
午後7時31分に大気に入り、最後に大気の観測
データを地球に届けることになっている。この
データはおよそ83分後に地球に届くことになっている。
そして大気との摩擦で燃え尽きてしまう。

▼一方、JAXA=宇宙航空研究開発機構=12日、
11月12日鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から
高性能・低コストの小型ロケット「イプシロン」
3号機で高性能レーダー搭載の地球観測衛星
「アスナロ―2」を打ち上げると発表した。この
「アスナロ―2」は自然災害が起きたときに地表
の様子を調べたりして災害の予防に役立てる役目
を持っている。頻発する自然災害から地表や地中
の変化が分かればそれだけ対応する幅が広がってくる。
また自然破壊の実態も把握することもできるだろう。
また、JAXAとともに宇宙事業を行っている三菱
重工業は種子島宇宙センターからH2Aロケットに
よる商業衛星を受注し2020年に打ち上げると発表
した。イギリスの民間企業から通信衛星の受注を
受けたということでビジネスを加速させたい考えだ。
日本は打ち上げビジネスで遅れをとっているが、
H2Aロケットの成功率の高さを売りにしたい。
つい最近、インドが商業衛星の打ち上げに失敗
したばかり。他国の不幸を喜ぶわけにはいかないが、
チャンスであることに違いはない。とにかく、
これからの舞台は宇宙になることは明らかで、
地球のすぐ近い宇宙もあれば、火星以遠の遠い
宇宙もある。その広さは無限といっていいだろう。
そこに日本が乗り遅れるわけにはいかない。
もちろん民間企業の参入も大事だが、なんせ巨額
の資金が必要になる。ましてや人を乗せるという
ことになると安全面が最重要となる。技術はある
程度持っているのだから、地球近傍ではなく、
果てしない宇宙をめざしてもらいたい。

9/13(水)キャプテンの一言

2017/09/13 水曜日 - 22:00:33 by captain

▼「時は今 雨が下知る 五月哉」明智光秀が
打倒・織田信長を決断した歌とされている。
本能寺の変が天正10年(1582年)6月2日、
決行の前5月の後半に京都・愛宕(あたご)
神社で行われた連歌の会で詠んだものとされ
ている。きのう(12日)の新聞各紙が光秀の反
織田派に宛てた書状が本物だったという記事
を大きく掲載していた。原本を発見した三重
大学の藤田達生教授によると山崎の合戦で
敗戦の1日前、反織田信長派の雑賀衆の
リーダー・土橋重治に宛てたもので、室町幕府
最後の将軍(第15代)足利義昭を奉じて幕府
を再興しようとする構想がうかがえるとしている。
ただ、この説には異論も多い。それは光秀の
謀反の理由には諸説あって定まっていないから
だ。2日の変からわずか11日後の6月13日には
天下分け目の山崎の合戦で敗走、小栗栖で農民
か落人狩りによって命を落としている。のちの
豊臣秀吉との戦い「山崎の合戦」については
天下分け目というより信長の後継争い、織田家
を誰が継ぐのか、といった方が正しいのではと
思う。だから政権交代の意味合いが強い1600
年の関ケ原の合戦の方が天下分け目に相応しい
と思う。光秀の冒頭の歌の「時」は明智氏が美濃
源氏土岐氏から出ているところから、また雨が
下しるは天下を治めると解釈されており、この時
に謀反を決断したとされている。しかし、これで
は時間的に性急すぎるだろう。

▼これまで多くの説がささやかれている。
①自身が信長に耐えられない、②朝廷黒幕説、
③将軍義昭黒幕説、さらに④秀吉説、⑤家康説―
などが主なものだが、この中で家康説は、堺見物
中で九死に一生を得た「伊賀越え」をして三河に
帰還しているのだからないだろう。事実、同行して
いた(別行動で脱出を試みる)穴山梅雪は命を
落としている。また、秀吉も毛利勢と岡山県の高松
城付近で対峙しており、一歩間違えば壊滅状態に
陥ることになる。これもとてもお薦めできない。
義昭は京都にいるときから武田信玄や上杉謙信
をはじめ反信長とみられる大名に手当たり次第、
打倒信長を奨める書状を送り続けている。かつて
部下だった光秀にも送っていたとしても不思議は
ない。もちろん、朝廷も信長の未来像を感じていたら、
天皇制そのものが無くなるという危機感があった
としてもおかしくない。単純に光秀自身が信長に
ついていけなくなったということもありえる。土橋
重治宛の書状は6月12日の日付だから、すでに
誰も味方につかず四面楚歌の状況だったから、
それこそなりそり構わず恩賞をエサに味方を
募っていた。誰も味方しないという事実は光秀一
人で動いたことを物語っているが、謀反を決断した
理由の一部には朝廷はじめある程度、味方に
なってくれる勢力が予想できたからだろう。残念
ながら秀吉の動きが速すぎたことで成就しなかった
ということではないか。ひとつだけの理由ではなく
複合的だったのでは…。

▼NHK大河「おんな城主 直虎」では北条氏康が
元亀2年(1571年)10月に他界した。10日放送
の武田信玄の品のない「死によった」と踊り叫ぶ
姿はあり得ないことだろう。いかにNHKといえども
武田信玄に失礼だとつくづく思ってしまった。翌年
の元亀3年12月に上洛への軍を起こし遠江は信玄
に蹂躙される。その年の年末、三方が原の合戦で
徳川・織田連合軍は武田に大敗を喫する。しかし、
奇跡が起こる。信玄が病を発し翌元亀4年4月甲斐
への帰途他界する。この9年後は本能寺の変だから、
信玄の跡を継いだ勝頼が我慢の人だったら武田家
滅亡はなかったかも…。いや、そんなことはないだろ
う。武田が滅んだから信長は京都にいた…。蛇足
ながら虎松が松下清景の養子になったが、おそらく
母のしのが再嫁したときに養子になったと思われる。
もちろん、命を守るためで井伊家再興をあきらめた
わけではない。

9/11(月)キャプテンの一言

2017/09/11 月曜日 - 22:24:11 by captain

▼サトノダイヤモンドよもやの4着敗退。
10月1日のフランス凱旋門賞の前哨戦GⅡ
「フォワ賞」が10日、本番と同じシャンティイ
競馬場、2400メートルの距離で行われ6頭立て
の4着に敗れた。僚馬サトノノブレスがペース
メーカーとなって逃げ、その直後につく絶好の
展開にもかかわらず、日本で見せた末脚が
見られなかった。鞍上のルメール騎手は
「レース前はリラックスしていたけど、
走っているときの息遣いが悪かった。
まだ100%ではなかった。きょうは凄い重い
馬場で…」(夕刊フジ)と話している。
ヨーロッパの馬場は重いとよくいわれている。
良馬場でもそうなのだから「重馬場」では
さらにパワーが要求されることになる。
天皇賞・春以来の久々だったこともあるが、
やはり馬場状態が影響したと判断するのが
妥当だろう。またレース後、獣医師が脚元を
確認したところ左後肢の蹄冠部に外傷が
あったという。池江調教師は「アウェーの
洗礼だろう」と話したが幸い軽傷で現時点で
凱旋門賞への影響はなさそう。それでは本番
の凱旋門賞への展望はどうか、ルメール騎手は
「ひと叩きされてコンディションがよくなることと、
ぜひとも良馬馬を期待する」(同)と失地回復を
誓っているので期待したい。

▼一方、同じ日(10日)に韓国のソウル競馬場
で行われた同国最大のGⅠ「コリアカップ」
(ダ1800メートル)では岩田騎手騎乗の
ロンドンタウン(牡4歳、栗東・牧田厩舎)が
コースレコードの1分50秒7で優勝した。
2着にも日本のクリソライト(去年の優勝馬、
牡7歳、栗東・音無厩舎)が入った。
また「コリアスプリント」(ダ1200メートル)でも
武豊騎手騎乗の日本のグレイスフルリープ
(牡7歳、栗東・橋口厩舎)が勝利して、さすが
韓国では日本馬の実力が違ったということだろう。

▼一方、国内では2歳新馬戦で良血馬が続々
と勝ち上がった。きのう(10日)の阪神競馬場
第5レース(芝2000メートル)では単勝1・3倍
と断然の1番人気に支持されたデムーロ騎手
騎乗のシルヴァンシャー(父ディープインパクト、
母アゼリ)が後方からラスト3F最速の34秒1の
末脚を発揮して快勝した。兄のロイカバードも
それなりに活躍している。先週(3日)の新潟記念
でも5番人気で8着だった。デビュー戦の馬体重
470キロと兄よりやや大きく出たことでさらに
期待できるのではないか。
また第6レース(牝馬限定、芝1400メートル)
ではオルフェーヴルの全妹デルニエオール中団
からこちらもラスト3F34秒6のメンバー最速の
末脚で差し切った。ともに池江厩舎でさすが
良血馬の宝庫、これからもどんどん魅力的な
2歳馬がデビューしてくるだろうから目が離せない。
きっとサトノダイヤモンドの後を追う馬が
現れるだろう。

▼ハワイにある日本のすばる望遠鏡が
110億光年かなたの銀河9個を観測して、
中心で活発に星が形成されている現場を観測
した。これは国立天文台のチームが発表した
もので、くじら座の方向110億光年先で観測
された。銀河の巨大化は銀河同士が合体して
起こる現象は捉えられていたが、自ら星を
形成して大きくなる現象をとらえたのは世界でも
初めてのことらしい。110億光年先の銀河は
今から110億年前の姿を見せてくれているので
あって、今の姿ではない。ただ国立天文台は
銀河の成長する過程が衝突なのか、銀河が
盛んに星を形成するパターンなのか、どちらが
主流なのか分からないとしている。
おそらく最初は今回観測されたケースが最初で、
時間の経過=銀河の成長とともに衝突も起こり、
宇宙誕生から30億年とか50億年とか時点で
同じような頻度で繰り返されるようになったので
と思うのだが。

9/8(金)キャプテンの一言

2017/09/08 金曜日 - 22:00:11 by captain

▼太陽でフレア爆発が6日と7日に連続して観測された。
太陽は2008年12月から活動が小さい極小期に入って
おり、フレア爆発の元となる黒点の発生が少ない。こうした
環境の中では珍しいケースだが、フレア爆発は大なり
小なり頻繁に起きている。太陽は生きているわけで、その
活動は水素原子同士を衝突させてヘリウム原子を生み
出す核融合なのだから。しかも47億年前から休むことなく、
これからも後50億年も続くのだから。きょうの午前から地球
の磁場が乱れているのが観測されたが、日本での電子機器
などの被害は確認されていない。極小期の爆発だから
おおきな日阿木は考えられない。フレア爆発の規模はA、B、
C、M、Xの5つで表記され、今回一番大きかった6日(7日の
ものは未定)の1回は「X9・2」だったという。X以外は最高1
~10までだが、Xについては上限がない。つまり「X9・2」は
最大級とはいえ、今の太陽活動期の中での話だろう。1859
年に発生したものが、これまで最大といわれている。この時
と同程度のフレア爆発が起こると世界の都市は復旧までに
月単位あるいは年単位かかるといわれている。ただ、フレア
爆発にはいいこともある。被害がなければ素晴らしい贈り物
オーロラが低緯度でも観測することができる。実際、2003年
10月には北海道・陸別町でオーロラが観測されている。今回
の連続発生でもチャンスがあるかもしれない。ちなみにもっとも
低緯度でオーロラが観測されたのは1859年のカリブ海のようだ。

▼今週から阪神競馬場と中山競馬場で秋競馬が開幕する。
競馬ファンは本番シーズン到来と気分がワクワク。もちろん、
重賞レースの産経賞セントウルSは秋のGⅠ第1弾スプリン
ターズ(10月1日、中山)のステップレースであり、サマース
プリントの最終戦でもある夏と秋両方を味わえる興味深い
レース。ただGⅠホース、ビッグアーサーが登録前に回避した
ことで、気持ち的にはトーンがやや下がった感は否定できない。
それでも秋の声を聞くと来年のクラシックの足音がする。今週
はGⅠをめざす良血馬が続々とデビュー戦にスタンバイしている。
阪神土曜日の第5レースの新馬戦にはGⅠ馬ミッキーアイルの
全妹スターリーステージ(父ディープインパクト、母スターアイル)
と母にGⅠ馬のビリーヴを持つジャンダルム(父キトゥンズジョイ)
が芝1600メートルで激突する。また日曜日の第5レース芝
2000メートルには父ディープインパクトにアメリカでGⅠを
11勝した母アゼリの子、シルヴァンシャーが、第6レース
(芝1400メートル)にはオルフェーヴルの全妹デルニエオール
(父ステイゴールド、母オリエンタルアート)が出走を予定している。
こうした名馬の子どもや弟妹が姿を見せるのも秋競馬の見どころになる。

▼また10日には海の向こうフランス(シャンティイ競馬場)で
凱旋門賞の前哨戦GⅡ「フォワ賞」(芝2400メートル)が
行われ日本のサトノダイヤモンドとサトノノブレス(ともに
池江厩舎)が出走する。6頭立てとやや寂しい頭数となったが、
どんな走りをしてくれるのか注目される。日本時間の10日深夜
24時35分発走予定となっておりグリーンチャンネルで放送される
ことになっている。きょうの夕刊フジのオッズによるとサトノダイヤ
モンドは1・8倍の断然の1番人気になっている。強敵は上半期
重賞3連勝でGⅠガネー賞を制しているクロスオブスターズでは
ないか。まずは勝利を信じて応援したい。