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1/30(月)キャプテンの一言

2017/01/30 月曜日 - 22:13:09 by captain

▼スローな展開だった「おとわ」改め次郎法師が
急進展して、来週(2月5日)から本来の主役・
柴咲コウさんが登場する。昨夜のNHK大河
「おんな城主 直虎」はついにおとわが出家して
次郎法師を名乗ることとなった。ふたつ気になる
ことがあった。一つ目はお腹を空かせた新井美羽
(みう)ちゃん演じる次郎法師が畑から「カブ」を
盗んで丸かぶりしていたシーン。鶴丸のできた
セリフは置いておくとして、カブの泥の正体は
何だったかということ。当然、泥のわけがなく、
カカオパウダーだと苦すぎるからチョコレート
だろうか、などと考え込んでみていた。もう一つは
新井美羽ちゃんのあまりにも見事な坊主頭。
かなり昔見たアニメ「一休さん」を思い出してしま
った。戦国時代を生きた次郎法師より一休さんの
方が先輩になる。「とんち」で有名になったのは
江戸時代になってからだが「門松は冥土の旅の
一里塚めでたくもありめでたくもなし」など多くの
歌や漢詩集が残っている。ボクがよく覚えている
のは室町幕府第3代将軍、足利義満とのやりとり。
たかが坊主というなかれ。一休さんこと一休宗純
は後小松天皇御落胤という説が有力で、即位に
かなり近づいた時期もあったといわれているが、
自身にその気がなく大徳寺の塔頭「真珠庵」の
開祖として後の時代まで名を残した。

▼翻って井伊直虎は浜松市と長野県須坂市との
間で「直虎」の商標を巡って騒動が起きている
らしい。きょう発売の夕刊フジが伝えている。
堀直虎は須崎藩第13代藩主で幕末の1867年
(慶応3年)若年寄兼外国総奉行に就任した秀才
で英語も話し自分のことを「ストレートタイガー」
と呼んでいたともいわれている。しかも大政奉還
のあと1868年1月17日、江戸城で自害した。
地元ではかなり有名な殿様でことしが没後150年
に当たることから祭を10年前から計画していたと
いう。そのため須崎氏のメーカーが「直虎」の商標
登録した。それで困ったのが浜松市のいうことに
なる。突然のことといってしまえばそれまでだが、
土産物の「直虎」の使えないのは商売上かなり
厳しい。面白いのはこの争いではなく、この堀家
は秀吉を経て織田信長の直属の部下となり出世
していく。そのとき秀政と従弟の堀直政(最初は
秀政の家老、奥田直政と呼ばれた時代も)が
活躍した。この直政の系統が須崎藩の直虎と
いうことになる。直虎だけでも紛らわしいのに、
井伊直虎の育てた井伊直政に対応するように
須崎堀家にも「直政」が存在するという因縁。
浜松市ではこの際、直虎ではなく「井伊直虎」
として売り出せばいいのでは。フルネームの方
が正確に覚えてもらいことができる。そして
須崎市でもいっそのこと「堀直虎」として宣伝
することで差別化を図れば両方の相乗効果で
大いに盛り上がると思うのだがどうだろう。

▼話は飛ぶがこのところ、日本中で人のインフル
エンザとともに鳥インフルエンザが猛威を振るって
いる。韓国ほど被害が拡大していないのは自治体
、政府の対応が速いからだが、きょう農林水産省が
明らかにしたところによると、現在、日本でニワトリ
に感染している鳥インフルエンザには3系統ある
らしい。いずれも韓国で大流行しているH5N6型
の高病原性だが、北海道や青森、宮崎、新潟など
の8例と、熊本、さらに京都や鳥取の野鳥に関して
は別系統だったという。つまり入手経路や発生源
が違うということになる。野鳥の経路を封鎖する
ことは不可能であるのは当然のこと。
幸い、渡り鳥もそろそろ日本から飛び立つ次期
が近づいているのでこれ以上、渡ってくることは
稀だと思うので、このまま拡大せずに終息して
もらいたい。鶏肉は味もさることながら値段が
安いから価値が高いともいえるので。

1/27(金)キャプテンの一言

2017/01/27 金曜日 - 21:30:06 by captain

▼きょう午後ISS=国際宇宙ステーションにとどまっていた
日本の無人補給船「こうのとり6号機」が切り離された。
「こうのとり6号機」は去年12月9日、種子島宇宙センターから
H2Bロケットで打ち上げられ、14日午前にドッキング完了
していた。もちろん滞在する宇宙飛行士の飲食料品を
届けることが最大の任務だが、今回は日本製のリチウム
イオン電池を使用した新型のISSバッテリーの取り付けや
日本の実験棟「きぼう」に小型衛星を宇宙に放出するための
機器を倍増されるなどの任務があり、これらを完了したので
最後のミッション「スペースデブリ除去」の実証実験を行うため
切り離された。先々週世界最小級ロケット「SS520―4号」の
打ち上げに失敗したが、小型衛星はこうのとりの余白スペース
に積み込めば費用が単独で打ち上げるよりかなり安くなるの
だから、性急にロケットの小型化を進める必要はないのでは
ないか。もちろん研究を続けるは重要だと思うが…。JAXA=
宇宙航空研究開発機構によると、地球上空には人工衛星や
ロケットの残骸、いわゆるスペースデブリ=宇宙ゴミ=は10
センチ以上のものでおよそ1万8000個あるといわれている。
これらをできるだけ除去したい。どうやるかといえばISSの
高度からおよそ20キロ低い軌道に移動して700メートルの
電線を収納した装置を宇宙に放出、電線に電流を流し地球
の磁場の影響で進行方向と逆向きの力が発生するかどうか
を確認する。実際は電線が磁場を横切ると自然に電流は流れる。
そのため電線に近づいたスペースデブリは減速して地球の
引力に捕らえられて大気圏で燃え尽きるという仕組みに
なっている。実用化は2025年ごろになりそう。ちなみに
「こうのとり」も放出後に大気圏に突入して無害化されることになる。

▼きのう(26日付)の朝刊各紙が大きく報道していた淡路島
北部の淡路市舟木の「舟木遺跡」で見つかった大規模な鉄器
工房跡。これは淡路市教育委員会が25日発表したもので、
弥生時代後期のものと見られる。全般的に小型のものが
多かったものの57点が見つかり、今後も発掘調査を続けて
いけば、舟木遺跡の南およそ6キロにある国内最大級の鉄器
製造跡「五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡」を上回る規模になる
かもしれないとしている。この時代は2世紀半ばから3世紀初頭
にあたり、このすぐ後に幻の邪馬台国の時代がくることになる。
近畿地方に鉄製品が伝わったのは北九州(福岡)や吉備(岡山)、
出雲(島根)丹後(京都)より遅いといわれており、纏向遺跡は
これら地域と尾張(愛知)の土器が集まって、これら勢力と大和
勢力(饒速日命=にぎはやひのみこと=や葛城氏などか)が
融合して出来上がったのではないかとみられている。そののち
「大和朝廷」の前身ができ上がっていく。当時の権力の象徴は
鉄器だっただろう。勢力拡大するための戦争の武器や稲作、
畑作の農具として絶対的な力を発揮した。鉄器は砂鉄などから
鉄の板を作るところから始まる。出雲の「たたら」遺産が典型的
なもの。それに比べると、淡路島のものは、どこか(朝鮮半島や
国内のどこか)から鉄の板を仕入れて加工するものだったように
思われる。しかも淡路島という立地条件からすると当然、海運に
よって手に入れたことが想像できる。はやり瀬戸内海を利用した
のだから、北九州か北九州経由と考えるのが順当だろう。という
ことは北九州勢力が近畿に移動したということも成り立つことに
なる。それが邪馬台国だったかどうかは定かではないが…。

1/25(水)キャプテンの一言

2017/01/25 水曜日 - 21:54:06 by captain

▼きのう(24日)午後4時44分、鹿児島県種子島宇宙
センターからH2Aロケット32号機で通信衛星「きらめき
2号」が打ち上げられ、予定の軌道に投入された。H2A
ロケットは日本が誇る成功率で過去1回(6号機)だけ
失敗しただけの優秀なロケット。搭載されたのは、防衛省
単独のXバンド通信衛星で失敗は許されないものだった。
まだ1号機は打ち上げられていない。これは去年7月に
打ち上げ予定だったが、輸送中に一部が破損したため
延期になった。また3号機も2020年中には打ち上げを
予定しており、3機の運用で日本単独(盗聴、傍受などの
リスク減り有利)で地球を俯瞰できる機密性の高い通信網
を確保する計画になっている。現在、アメリカの力を借りて
いる状態だが、自分の国は自分で守るのは当然の原則と
いっていい。幸いというか、取り敢えずアメリカのトランプ
政権は日米同盟を従来通りに重要だという考えを示している
から「急を要す」ことはないだろうが、通信衛星とはいえ自国
完結型が望ましい。「きらめき2号」は静止軌道、地上およそ
3万6000キロのインド洋上空からアフリカから西太平洋まで
をカーバーする。静止衛星は止まっているわけではなく、
地球の自転24時間で1回転と同じ周回を重ねることで常に
地球に対して同じ位置にいることを指す。今月は15日に
世界最小級ロケット「SS520―4号機」の打ち上げに失敗
したが、H2Aロケットは実績があり、安心してみることができた。

▼今回の衛星は防衛省初とはいえ通信衛星だが、3月16日
に打ち上げを予定している政府の情報収集衛星「レーダー5
号機」はまさしく宇宙から地上を監視する役割を担った衛星だ。
我が国は現在、昼間の撮影に適した高性能カメラを搭載した
光学衛星3基と、夜間や悪天候OKのレーダー衛星を2基
および予備機1基を運用している。きょうJAXA=宇宙航空研究
開発機構と三菱重工業から発表された3月に打ち上げる
レーダー5号機は2011年に打ち上げられたレーダー3号機の
後継機で、政府は現在の6基運用から継続的に光学衛星4基、
レーダー衛星4基、そしてデータ中継衛星2基の合わせて10基
の運用を目指している。もちろん、打ち上げにはH2Aロケットが
使用される。日本の宇宙技術は衛星などを運ぶ比較的近距離
のものについては非常に優秀で、ほぼ失敗はない。15日の
小型ロケットは実験的な例外と思っている。今後は宇宙飛行士
の大西卓也さんらがいっているようにISS=国際宇宙
ステーションの運用または建設、そして人類を乗せて行くという
ことに尽きるのではないか。

▼AFP時事がきょう(25日)伝えたところによると、今から
およそ4億7100万年前に起こった海洋生物の爆発的増加
は、隕石が降り注いだことが引き金ではなかったという研究
結果が明らかになったという。これはスウェーデンとデンマーク
の研究チームが発表したものだが、伝えたところでは、では
何がきっかけだったということは語られていない。この年代は
オルドビス紀(およそ4億8830万年前~およそ4億8830万
年前)といわれる時代で軟体動物や節足動物などの生命の
多様化が進んだ時代だが、現在地球上にいる生命のほとんど
のデザインはオルドビス紀の前の時代「カンブリア紀」(およそ
5億4200万年前~およそ4億8830万年前)に地球上初の
生命の大爆発が起こっている。この時代にわれわれ人類の
祖先かもしれない脊索動物ピカイアも誕生している。海だけ
での生命だが藻類も繁栄した。この突然の生命の繁栄も
絶対的な説は分かっていない。なぜならそれより前を「先
カンブリア紀」と呼び、すでに生命がいたと思われる。このこと
から先のオルドビス紀でも前時代から生き抜いた祖先の
大繁栄だったかもしれない。それが隕石か、海の撹拌か、
それ以外なのかは判断できない。ちなみにオルドビス紀末
期には生命の大絶滅が起こっている。

1/23(月)キャプテンの一言

2017/01/23 月曜日 - 22:24:27 by captain

▼おとわ、のちの直虎が大活躍だったNHK大河
「おんな城主 直虎」。登場人物も多少の歴史好き
なら分かるようになってきたのでは。太源雪斎は
今川義元(出家したころの)の臨済宗の師匠であり、
義元が家督を継いだのちは軍師として活躍した。
父母とも今川家の重臣だったから、縁も所縁もない
ということはないが、秀才だったらしい、というより
秀才だったが正解だろう。武田晴信(のちの信玄)
による父・信虎の駿河追放を手助けしたり、
甲相駿三国同盟の中心的な役割を果たした。
1496年(明応5年)に生まれ1555年(弘治元年)
59歳で亡くなっている。義元が上洛の途につき
桶狭間の戦いで戦死したのが1560年(永禄3年)、
41歳の時だった。昨夜、義元と雪斎が同時に
映し出されていた。その時あまり年の差を感じ
なかった。実際は25歳も離れているにも関わらず。
さらに雪斎がいかにも部下のように接していたが、
義元にとって雪斎はすべての分野での師匠で
あって、おそらく丁重な対応をしていただろう。
あの演出には不信(ガッカリではなく)を覚えて
しまった。もう一人義元も母・寿桂院が登場して
いた。年寄り過ぎではあったが、一時でも今川家
を取り仕切った女傑なので、その雰囲気は
伝わっていたと思う。さて「おとわ」があのように
氏真(義元の嫡子)と蹴鞠をしたかといえば「ノー」
だろう。だからといってケチをつけているわけでは
ない。この頃の直虎(おとわ)のことは出家(次郎
法師と名乗る)こと以外は分かっていないのだから、
主役を任せたからには昨夜くらいの活躍があった
方が盛り上がるというものだろう。ただ直平の娘で、
南渓和尚の妹・佐名(本名は不明、関口親永に嫁ぐ、
このとき義元の義妹とも、義元の父・氏親の養女
とも)には何らかの助力を乞うたことは間違いない
だろう。また、娘の瀬名はのちの徳川家康の正室
になる。新井美羽(あらい・みう)ちゃんの名演技の
後を引き継ぐ柴咲コウさんは大変だろうなあと
思ってしまう。

▼ハワイ島・マウナケア山のある日本の大型
光学赤外線望遠鏡、すばる望遠鏡が太陽系
第9惑星の観測を始めたという記事をきのう
(22日)産経新聞がアップしていた。去年の春、
話題になった話でその時ボクは否定的な立場
を取った。アメリカの研究チームが予測したもの
だが、それによると現在の最外にある第8惑星
「海王星」の外、しかも位置が近日点で225億
キロ、遠日点で1350億キロだという。太陽から
海王星までがおよそ45億キロだから、その遠さ
が際立っている。去年もこのコーナーで書いた
気がするが、これは以前の第9惑星「冥王星」が
2006年に準惑星に格下げされたことによる
ショックを依然引きずっているのではないかと、
ついつい思ってしまう。アメリカ人が唯一発見した
惑星が「冥王星」だからだ。しかし、もし発見される
ようなことがあればまさに「超大発見」ということに
なるので、否定的ながら「見つかってほしい」とも
思っている。この未知の「第9惑星」は迷子の星が
太陽の引力に捕まったものかもしれないという説
もあるらしい。ただ、1000億キロも離れた、しかも
地球の10倍もの質量がある星が捕まえられる
だろうか。迷い星として有名なのは最遠の惑星
「海王星」の衛星「トリトン」だろう。直径およそ
2700キロもある衛星で唯一逆行回転の公転軌道を
持つもので、おそらく元々は冥王星などと同じエッジ
ワース・カイパーベルト天体で、海王星の引力に
捕らえられたとみられている。ただし衛星であるが…。
夢があってワクワクする話だから実現してほしいが、
なんといっても残念なのがマウナケア山に建設予定
の口径30メートルの巨大望遠鏡「TMT」の挫折だろう
(住民の宗教的理由から裁判所が中止決定も再度
審議している)。最終決定は5月とみられるが、
すでに2年も遅れている。「すばる」の口径8・2
メートルとは比べ物にならない。実在するなら「TMT」
が発見するかもしれない。

1/20(金)キャプテンの一言

2017/01/20 金曜日 - 21:53:49 by captain

▼「ドナルド・トランピ」これ、なんだしょう? 
日本時間の今夜、21日午前2時からアメリカの
45代大統領、ドナルド・トランプ大統領の就任
演説が行われる。1文字違いの「ドナルド・
トランピ」はカリフォルニア州南部原産とされるガの
仲間。カナダの研究者が発見した新種で、17日
発表された報告書で明らかになった。AFP時事
が19日伝えたもの。トランプ氏の名前を新種に
使用されたのは初めてだろう。報告書によると、
発見者のバズリク・ナザリ氏は「アメリカの危機
的状況にある生息地の保護を続けるため、より
多くの人の注目を集めたかった。アメリカには
まだ確認されていない種が多数存在する」と話し
ている。もちろん、「ドナルド・トランピ」命名の最大
の理由はこのガの頭部を覆う金色の鱗粉が色と
ともにトランプ氏の頭髪(髪型)にそっくりなところ
からだということはいうまでもない。ただし巨大の
トランプ氏に比べて「ドナルド・トランピ」はわずか
0・9センチほどしかない。実はオバマ大統領にも
去年、マレーシアで発見されたカメに寄生する
扁形動物に「バラクトレマ・オバマイ」と命名される
など大統領としてもっとも多い9つの新種に名前が
流用されている。また先週、フィリピン、オーストラリア、
インドネシア、ベトナムの4カ国を歴訪した安倍総理。
最初の訪問国フィリピンで、あまり知られていないが
ドゥテルテ大統領の地元ミンダナオ島で大統領の
自宅で歓迎されたとき、フィリピンの国鳥「フィリピンワシ」
の命名式が行われ、安倍総理は2歳のフィリピンワシに
「Sakura」(さくら)と命名した。これは新種とはまったく
違うけど「ドゥテルテ大統領やるな!」って感じ。

▼去年の世界の平均気温は14・84度で3年連続過去
最高を更新した。これはNOAA=アメリカ海洋大気局
とNASA=アメリカ航空宇宙局が18日発表したもの。
短期的には暑くなったり、寒くなったりしているが、1年
間のいう長いスパンでは間違いなく暑くなってきている。
NOAAがおととしに比べ0・04度、NASAは0・12度
高くなったとしており、温暖化は確実に進行している
ことが証明された。二つの機関とも「温室効果ガスに
よる地球温暖化の傾向は明らかだ」としている。温暖
化は北極圏でもっとも進むといわれており、この説が
象徴するように去年の北極海の海氷面積は観測史上、
過去最低のおよそ1000万平方キロメートルにとどまった。
また、北極圏の永久凍土も確実に溶け出しており、その
結果、地中で固まっていたメタンガスが盛んに空気中に
流れ出している。これが二酸化炭素(CO?)の20倍とも
いわれる温室効果が温暖化に拍車をかける結果になった。
また、最近のニュースで南極の南極半島にある「ラーセン
B棚氷」に巨大な亀裂ができて拡大していると世界を驚か
せた。大陸から切り離れてしまうと、千葉県に匹敵する
氷が海に流れ出し海水面を最大10センチも上昇させる
といわれているからだ。地球温暖化はここ数年、上昇率
が上がっており、トランプ大統領(アメリカ)には是非とも
「パリ協定」で定めた温室効果ガス排出量の削減に取り
組んでもらいたい。

▼日本人宇宙飛行士、大西卓也さんが20日、モスクワ
郊外の「星の町」にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センター
で2024年以降の運用が決まっていないISS=国際宇宙
ステーション=について「もっと国際的な議論が加速される
といいと思う」と話した。大西さんは去年10月に帰還するまで
のおよそ4か月間ISSに滞在していた。もちろん耐用年数の
問題が大きく関わっているが、改良や補修で補えるなら
1年でも長い運用を望みたい。

1/18(水)キャプテンの一言

2017/01/18 水曜日 - 21:55:43 by captain

▼生物の多様性に関する条約の中で「発展途上国
などから入手した生物の遺伝子を利用して開発した
薬などの利益を、生物を提供した国に適切に配分する」
ことを定めた第10回締約国会議「名古屋議定書」に
日本もやっと批准する決断をしたようだ。議定書は
2014年10月12日にすでに発効している(批准国
50カ国以上の時点から90日後、すでに90以上の
国と地域が批准)。この辺の事情は去年ドタバタした
「パリ協定」とは違うとはいえ、2011年5月にすでに
署名しているのだから対応が遅いといわれても仕方
ないだろう。それは「パリ協定」のように単に二酸化
炭素の排出量を抑えるというものではなく、発展
途上国で利用した植物や微生物などすべての材料
から得られた商品や薬品が対象になるので、国内
の多くのメーカーが対象になるだけでなく、何でも
外国のものならすべて名古屋議定書の範囲内に
されたら、利益供与の量(額)がどこまで膨れ上がる
か計り知れないところがあったからだ。しかし、
批准しないままでも発効しているから、要求される
ことは間違いない。しかも批准していないから
交渉権もないという非常に不利な状況に追い
込まれることになる。批准すれば、対象となるもの
についてそれぞれの国と個別に話し合うことが
できる。これまでの世界情勢からアフリカや中南米
原産のものが対象になるだろう。政府は20日召集
の通常国会で批准を承認を得たいとしている。

▼きょうのニュースの中でも伝えたが、カロリーを
適度に制限するダイエットが寿命が延びだという
研究結果。研究対象はサルだったが、果たして
人類でも同じ結果になるのだろうか。これは
アメリカの国立加齢研究所とウィスコンシン大学
の共同研究で明らかになったもので、17日付の
イギリスの科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」
に発表されたもの。それによると、好きなだけ食べ
されるグループと3割カットしたグループで1980年代
から継続して実験を続けた。そして加齢研究所は
2012年に「効果はなかった」と、ウィスコンシン大学
は2009年と14年に「効果があった」と相反する
結果を発表した。そこで両者が研究データを持ち
寄って詳しく分析した結果、高齢のオスザルほど
ダイエット食事の効果が顕著で平均寿命は9歳
延び35歳まで生きたという。問題はこの結果が
人間に一致するかどうかだろう。人類に最も近い
とはいえ、サルは常に二足歩行していないし、
原則的には生食だし着るものもなければ自然と
遮断する住処(家)もない。そして人のように栄養
のバランスを考えた食事とはいえないだろう。
しかも寿命も2倍以上の差がある。ボクの結論は
暴飲暴食はどちらにも悪く、カロリーも過剰な摂取
は害になるということ。高齢の単純なダイエットが
人の寿命に即決するとは考えられない。ところで
普段食べているものはどれくらいのカロリーが
あるのか、気になって「タニタの摂取カロリー早見表」
で調べてみると、ボクの大好きな「かつ丼」は893
キロカロリー、わずかなおかずと味噌汁や漬物を
プラスすれば、明らかに1000キロカロリーを超えて
しまうだろう。同様に「かつカレー」(豚ロース)も
957キロカロリーと猛烈な数字になる。分かって
いることながら総じて揚げ物(油使用)はカロリー
が高い。ちなみに毎日6杯から7杯(ブラック、夏でも
ホット)飲んでいるコーヒーは1杯当たりわずか7キロ
カロリー。大好きな日本酒は1合185キロカロリー
と飛び抜けて高いわけではない。カロリー低目の
肴で飲めばカロリー的には大丈夫?

1/16(月)キャプテンの一言

2017/01/16 月曜日 - 22:18:45 by captain

▼きのう午前8時33分、鹿児島県肝付町の内之浦
宇宙空間観測所から打ち上げられたJAXA=宇宙
航空研究開発機構=の世界最小級ロケット「SS520
―4号機」は、20秒後に通信が途絶えたため第2弾目
のロケットへの点火を取りやめ失敗した。搭載されて
いた東大の超小型衛星とともに落下予定海域へ落ちて
しまった。今回の「SS520―」は電柱程度の大きさで
打ち上げ費用もH2Aロケットに比べおよそ20分の1、
イプシロンロケットに比べても10分の1程度と安価、
およそ5億円で打ち上げることができることから成功
して商業ベースに乗せて、世界のロケット打ち上げ
事業をリードする目論見があった。しかし「失敗は
成功の元」といわれているので、これを糧に次に
繋げればいいかもしれないが、それは日本国内
でのこと。海外では、はやり費用を抑えるために
どこかで無理をしたとみられているのではないか。
特に機体に家電製品で使われている民生品の
電子部品が使用されている点が問題になる可能性
がでないか心配される。確かにどこよりも安ければ
それだけ需要は増えるだろう。しかし、搭載される
衛星は決して安いものではない。また製作にそれ
なりの時間が費やされていることもある。
さらにいえば、宇宙開発競争は最終的には人類を
運ぶことにある。その点からいえばアメリカの民間
宇宙企業もISS=国際宇宙ステーション=への
無人輸送船で失敗を繰り返している。人の乗って
いないことを条件に、未来への挑戦として失敗は
ある程度許されるが、それがただ安く上げようと
いうだけの理由なら危険なものになってしまう。
もちろん、今回の「SS520―」では重いものを
打ち上げることはできないから、まったく目的が
違うのだが、宇宙を相手にする場合は最高の
技術を持って臨んでほしいと思った。

▼さすがに昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」
は苦しい展開になったと感じてしまった。大河に
よくある展開だが、主役は9歳の少女で、周りが
歴史的にあまり知られていない人物が多いこと
に起因しているから、仕方がないかもしれないが、
おとわが”家出”をして変な男の小屋で食べ物を
もらっていた。しかも男が「カドワカシ」の疑いを
かけられた。あんな状況は生まれるはずがない。
しかも当時の井伊家は弱小とはいえ城持ちの
国衆だ。一人娘が家人に見つからずに家出など
できるはずがない。ただ出家をしたということは
「井伊家伝記」に記されているので事実だろう。
なぜなら、江戸時代に書かれた「井伊家伝記」
にあえて女性の領主を記録する必要はまったく
ない。それこそ血縁関係がなくても養子を立て
れば家を続けていくことはできる。それをせず
女性の「直虎」(次郎法師=次郎は井伊家の
惣領の名前)の存在を書き残したということは
実在したということにほかならないと思う。昨夜の
終わり方からすると、次回(22日放送分)では
間違いなく「次郎法師」誕生ということになるだろう。
子役の3人はなかなか演技上手なので、あまりに
時代背景を無視した奇想天外な演出はいらない
のではないか。一方、同じ日ビックリする演出が
あったことをお気づきだろうか。昨夜9時から放送
があった「NHKスペシャル 森の王者ツキノワグマ」。
栃木県の足尾の山で暮らす1頭のツキノワグマを
一人の動物カメラマンが追いかけたものだったが、
カメラマンの横田さんが最初の年にコグマにつけた
名前が「次郎」だった。結果的に、このコグマはオス
ではなくメスだった。これを見た時、意図的なものと
感じてしまった。
NHKの「離れ業」にただただ脱帽した次第。

1/13(金)キャプテンの一言

2017/01/13 金曜日 - 22:04:06 by captain

▼「エッ」と驚くのか、「やっぱり」と納得するのか、
アメリカ・ロサンゼルスの評価の高い「すし店」の
ネタ=魚の47%が表示とは違う魚だったという。
これは共同通信などが配信したもので11日付け
の国際学術誌に論文が発表された。UCLA=
カリフォルニア大学ロサンゼルス校などの研究者
が2012年から2015年にかけてロスでも高評価
を受けている26店の「すし店」で10種類、364点
のサンプルのDNA鑑定を行った結果明らかに
なったもの。調査したUCLAのポール・バーバー
教授によると「すし店で購入した魚のおよそ半分
が、自分たちが思っているものと違った。不定
表示は故意ではない可能性もあるが、一部では
かなり意図的に行われていると考えている」と
話している。魚種ではオヒョウやタイはほぼ100
%が別のもの。また、キハダマグロも80%近くが
表示と違っていたという。一方、サーモンやクロ
マグロ(ホンマグロ)はおおむね表示通りに
使われていた。元の味を知らなければわかる
はずもないが、問題はニセ表示で使われている
魚によって思わぬ健康被害をもたらすということ
だろう。オヒョウとして使われていたヒラメ類に
よって寄生虫による食中毒を起こすこともある。
オヒョウはヒラメではなくカレイの仲間で、3㍍を
超える大物もいる。さらに表示以外の魚の使用
によってアレルギーを引き起こしたり、海域や
生息域によって水銀などを多く含む魚だったり
する可能性も指摘されている。論文ではこうした
ケースがロサンゼルスにとどまらず、アメリカ
全土で起こっている可能性を危惧している。
これは難しい問題だといわざるを得ない。
ボクはほぼ毎日魚介類(イカ、タコやエビを含む)
を食べているが、切り身で、しかも鮮度が違えば
的中するのは至難の技ではないだろうか。
さすがにケンサキイカとスルメイカは間違えないだろうが。
タイは鮮度によって弾力が違うので間違るかもしれない。

▼こうした魚種の問題だけではなく、日本ではサバの
刺身について、「大丈夫」という人と「ダメだろう」という
人など賛否両論いわれている。サバには「アニサキス」
という寄生虫がいることはよく知られている。イカにも
いるのでホタルイカを生で食べるのは避けた方が
いいといわれている。実はアニサキスには10種ほど
あって太平洋側のサバにはシンプレックスというアニ
サキスが存在しており、このシンプレックスは内臓に
とどまらず、肉の部分まで移動して活動するらしい。
一方、日本海側のサバにはピグレフィーという種類
のアニサキスが寄生しており、こちらの活動範囲は
内臓にとどまっているという。この結果、日本海側で
捕れたサバは生でも大丈夫ということになる。ただし、
すべてのサバがアニサキスに寄生されているという
こともないし、処理の仕方があるければ日本海の
サバでも痛い目に合うかもしれない。

▼11日に打ち上げる予定だったが、気象条件を
理由に延期されていたJAXA=宇宙航空研究
開発機構=の世界最小級ロケット「SS520―
4号機」の再打ち上げが15日に決まった。東大
が開発した超小型衛星(およそ3キロ)を載せた
「SS520―」は日曜日の午前8時33分に鹿児島
県肝付町の内之浦宇宙観測所から打ち上げられる。
さすがに鹿児島の天気は大丈夫と思うが、
再度の延期にならないよう祈っている。

1/11(水)キャプテンの一言

2017/01/11 水曜日 - 21:57:30 by captain

▼われわれが住む地球の衛星「月」について、
およそ45億年前に小天体が衝突したとされる、
いわゆる「ジャイアント・インパクト説」が定説化
されつつあったが、イスラエルの研究チームが
原始地球の周りで小天体が衝突を繰り返して
できたとする説を発表した。AFP時事がきのう
(10日)配信したもの。これまで地球の唯一の
衛星「月」については4つの説があり、おおむね
前記「ジャイアント・インパクト説」がやや有利
だったように思われた。JAXA=宇宙航空研究
開発機構の宇宙情報センターによると①兄弟
説=原始惑星系円盤(地球が成立する過程)
の中でちりが集まって地球と月が作られた、
②親子説=地球の誕生直後、地球の自転が
現在より速かったので、遠心力で地球の一部
(固まる前)がちぎれて月が誕生、③他人説=
地球の近くを通過した小天体が地球の重力に
よって捕らえられた、そして④ジャイアント・
インパクト説(巨大衝突)=原始地球に小天体
が衝突して、そのとき散らばった地球や小天体
の破片が集まって月ができた―。④が有力
ながら、地球と月の組成が5分の4も同じという
ことから、確定的とは言えなかった。今回の
イスラエルのワイツマン科学研究所のコンピュータ
シミュレーションによると、①の円盤上で比較的
小さい衝突が繰り返されれば現在のような月
ができるとしている。ただしおよそ20回も効率
いい衝突が必要ということで、その点がいささか
難問のように思われる。ともかくわれわれ地球
の衛星「月」についてもまだまだ分からない
ことが多いということだろう。

▼実はきょう、JAXAが鹿児島県肝付町にある
内之浦宇宙空間観測所から全長9・5㍍、直径
50センチの世界最小級のロケット「SS520―
4号機」を打ち上げる予定だったが延期された。
東京大学が開発したおよそ3キロの超小型衛星
を載せて打ち上げることになっていたが、周辺
及び上空が強風のため「条件が整わない」として
14日以降に延期した。この強風で第1段目と
第2段目の切り離したロケットが所定の位置に
落下することが難しいというのが理由で、打ち
上げた衛星が所定の軌道に乗らないという
ことではないらしい。この「SS520」ロケットの
打ち上げ費用はおよそ5億円で、無人輸送船
「こうのとり」などに利用される「H2Aロケット」
がおよそ100億円、小型の「イプシロンロケット」
がおよそ50億円なのに比べる超格安といえる。
衛星の小型化が進んでいる世界的傾向の中で
需要を高め、日本の宇宙技術、ロケット技術を
売り込みたい考えだ。

▼同じ宇宙の話でもこちらは地上から宇宙誕生
の謎に迫る望遠鏡に暗雲が垂れこめている。
日本やアメリカなど5カ国が建設を計画している
口径30㍍(レンズ)の超大型望遠鏡「TMT」の
設置場所を巡り、本来の予定地ハワイのハワイ
島マウナケア山頂からスペイン領カナリア諸島
のラパルマ島に変更する可能性が出てきた。
日本の「すばる望遠鏡」など各国の高性能望遠
鏡が乱立するマウナケア山に関しては地元から
神聖な場所として新設するものに反対運動が
起こっていた。2015年末にはハワイ州最高
裁判所が地元住民の訴えを認め建設許可を
無効にしている。去年、州政府が審査のやり
直しをしており、ことし5月ごろには結論が
出そうだが、地元住民が納得しているわけでは
ない。そのため、代替地としてラパルマ島が
浮上した。ただ標高や湿度などの条件が
マウナケア山より劣るため、あくまでも第2候補
としての色合いが濃い。目的が太陽系外惑星
での生命の手がかりだったり、宇宙で最初に
生まれた星を探るということで、ハワイが
望ましいのは言うまでもない。しかし、かなり
壁が高く、厚いようでならない。

1/9(月)キャプテンの一言

2017/01/09 月曜日 - 21:36:41 by captain

▼最近、南極の氷は増えているという観測データが
出ていたが、今、およそ5000平方キロメートル、
日本の千葉県(およそ5100平方キロメートル)に
匹敵する棚氷が南極大陸(面積はアメリカ合衆国
に匹敵)から分離する危機にあるらしい。これは
CNNなどが伝えたもので、イギリスの研究チームが
明らかにしたもの。それによると、「ラーセンC棚氷」
の一部は半年で亀裂が22キロに拡大したが、
このうち去年12月だけでイッキに18キロも拡大した
という。亀裂の幅も2011年には50メートルだった
ものが、今では500メートルまで拡大している。
この棚氷の厚さは350メートルとみられており、
大きく環境が変わる可能性があると指摘している。
「ラーセンC」の10%程度に当たるこの部分が分離
して海に流れ出ることになると「ラーセンC」によって
防がれていた内陸部の氷が大量に海に流出して、
想定しているすべての氷が流出すると、地球全体
の海水面が10センチも上昇するという。しかもこの
流出が連鎖的な流出を引き起こすことも考えられる
ため、その影響は計り知れないものになってしまう。
南極自体の降雪量によってある程度の氷の量が
保たれたとしても、海に流れ出すことになれば海面
が上昇することは免れないことは分かり切ったこと。
実は「ラーセンC」のすぐ近くにある「ラーセンB棚氷」
では2002年に崩壊が起こっており、同じく「ラーセン
A棚氷」も1995年に崩壊している。「ラーセンC」で
おこっていることは一連の連鎖の中で起こっている
とみて間違いないだろう。きょうのニュースの中に
ヨーロッパが大寒波に見舞われているよいうものが
あったが、これも温暖化に由来する偏西風の蛇行
が原因という見方もある。中国の北京ではやっと
大気汚染による注意報が解除されたが、この汚染
に原因は石炭による暖房と分かり切っている。中国
政府も対策に乗り出すということだ。人類が一番に
できること、それは石炭を原料としたエネルギー
(電気や暖房、動力)を使わないようにする、
これしかないのではないだろうか。

▼昨夜から始まったNHK大河「おんな城主 直虎」、
まず惹かれたのは子役たちの可愛さだろう。ここ
数年同じパターンだが本来の主役(直虎は柴咲コウ
さん)が登場するまで視聴者を引き付けて置く必要
があるからか、演技力がありしっかりした子役が
多い。もちろん、今回の「直虎」もそうで、おとわ
(直虎)の幼女を演じる新井美羽(あらい・みう)ちゃん
の番組のほとんどで走り回る姿は元気で第1回に
相応しかったが、あれでは疲れてしまうと心配して
しまった。それでも元気で可愛いというのは「おんな
城主―」にはぴったりだったと思った。ナレーション
を担当した中村梅雀さんも最近の大河の中では非常
によかった。個人的な意見だが「真田丸」の有働由美子
アナウンサーはミスマッチで違和感を覚えていたので、
今回は「ホッとして」見ることができた。許嫁でおとわの
父直盛の後を継ぐ亀之丞(のちの直親)役の藤本哉太
(ふじもと・かなた)くんと井伊家家老小野政直の子、
鶴丸のちの政次)役の小林颯(こばやし・かい)くんも
良かった。でも将来的にみてもこの2人は仲良しでは
なかったと思うのだが。もう1点、気になったのが亀之丞
の父直満が今川館で謀反の罪で亡くなったが、その
理由が北条に内通した裏切り(謀反)とされていたが、
このとき直満の弟、直義もいて一緒に亡くなっている。
また井伊谷は遠江、浜名湖の北東の地で、東は駿河、
つまり今川の本拠地がある。相模の北条はさらに東
にあり、この結びつきは北条から持ち掛けた話なら
いざ知らず、井伊側からはないと思う(のちに今川、
武田、北条で三国同盟が結ばれる)。おそらく家老
の小野直政が亀之丞が宗家を継ぐことで父・直満
に権力が集まるのを嫌った策謀だろう。