キャプテンの一言 » 2016 » 11月

11/30(水)キャプテンの一言

2016/11/30 水曜日 - 21:03:44 by captain

▼大阪市教育委員会はきょう(30日)中央区
の後期難波宮(なにわのみや)で役人が実務
を行った役所「官衛」とみられる建物群が見つ
かったと発表した。難波宮は放浪の天皇とい
われた第45代聖武天皇の時代の後期と、飛鳥
時代最大のクーデターといわれる乙巳の変の
のち皇位に就いた第36代孝徳天皇の前期が
ある。前期難波宮ではすで発見されていたが、
後期の「官衛」は初めて。一緒に南北およそ
200㍍、東西120㍍以上の大規模施設も見つ
かっており、大阪市博物館協会大阪文化財研究
所の高橋課長は宴会施設だったかもしれないと
している。聖武天皇は文武天皇(父は草壁王子)
と藤原宮子との間に生まれた「藤原氏の血統」の
天皇ながら都を信楽宮など転々としたことで有名。
もちろん、一番有名なのは今も東大寺にある大仏
「盧舎那仏」の建立だろう。ここで話をしたいのは
聖武天皇ではなく、前期難波宮にあった孝徳天皇
のこと。ある意味で謎が多い天皇といってもいい

。皇極天皇のあとを受け、645年に即位し難波
宮に遷都したわけだが、この遷都が誰の意思
であったのかはっきりしていない。乙巳の変で
滅亡した蘇我本宗家の入鹿は大陸との交通に
適した難波津に一大拠点となる都を建設しよう
としていたともいわれている。孝徳天皇はなるべ
くしてなった天皇かどうかも疑問がある。母・吉備
姫王(きびひめのおおきみ)は欽明天皇の第6王子
桜井王子で用明天皇、推古天皇とは同母兄弟に
当たる。ということは桜井王子の母は蘇我稲目の
娘・堅塩姫ということになる。ちなみに皇極天皇は
同母の姉に当たる。こんなに蘇我氏に近い人物が
突然、天皇候補になったのは歴史がいうように藤
原鎌足の勧めによるものではなく、周辺が中大兄
王子の即位を許さない状況だったと考えられるの
では。その結果として皇極天皇の弟ということで
即位できた。この時もう一人古人大兄王子が候補
だったとされるが、蘇我本宗家が推していた人物
にその目はなかったと考えた方が素直だと思う。
654年中大兄王子(のちの天智天皇)ら一人残
された難波宮で亡くなっている。この時代の歴史
はしっくりこない部分が多く、事実とは異なるところが
あるとしか思えない。特に勝者となった藤原氏(鎌足
の息子、不比等)の意向が強く出ていると思わなけ
ればならないだろう。

▼今週の日曜日、4日のダートGⅠ「チャンピオンズ
カップ」(中京競馬場、1800㍍)がラストランになるは
ずだった有力馬ホッコータルマエがきょう、左前脚ハ
行のため回避してそのまま引退することが決まった。
交流戦を含めGⅠ10勝しているダート王だったが、
サラブレッドの宿命ともいえる脚部不安で最終戦に
出走することが叶わなかった。しかし、北海道・新冠
の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りすること
になっているので、今後は子どもの活躍に期待したい。
強力なライバルの1頭が回避したことでダート6連勝
の本命馬アウォーディーは一歩7連勝に近づいたよう
に思う。きょう栗東トレセンのCWコースで追い切られ
併せた馬を6馬身も追いかけたためかクビ差遅れたが、
前走JBCクラシック(川崎、2100㍍)の追い切り時計
よりは早くなっている。管理する松永幹調教師も「反応
はまずまず。いいとか悪いとかを感じさせない馬だし、
いつも通り安定した力を発揮してくれると思う」と心配
している様子はない。武豊騎手の2週連続GⅠ制覇が
かかるが、達成する可能性は高いとみる。枠順はあす
JRAから発表される。

11/28(月)キャプテンの一言

2016/11/28 月曜日 - 22:13:52 by captain

▼歴史の教科書にも登場する古代の日本と朝鮮半島
との戦い「白村江の戦い」にまつわる土塁が福岡県
筑紫野市の前畑遺跡で発見され、市の教育委員会が
きょう(28日)発表した。産経新聞が伝えたところに
よると、古代大宰府の防衛のために築かれた7世紀
ごろの土塁という。このころに北九州各地に水城
(防衛目的の土塁など)を築いて中国、当時の唐から
の侵攻を恐れたのは天智天皇だ。今でも無謀と
みられている新羅と唐の連合軍に死に体の百済と
組んで戦争を挑んだ663年の「白村江の戦い」と
いうことになる。当時の日本は倭国といわれていた。
実力者は天智天皇で中大兄王子(なかのおうえの
おうじ)といった方が分かりやすいかもしれない。
百済は660年にすでに滅んでしまった。高句麗、
新羅、百済の3カ国が鼎立していたものの、新羅が
隋に代わって建国した唐に取り入ったことでパワー
バランスが一気に崩れ、それまでもっとも弱小と
思われていた新羅が朝鮮半島を統一することに
なる。教科書に出ていた「任那」や「加羅」などは
すでになく、なぜ滅んだ国を助けるために出兵
したのか。結果は歴史が示す通りの大敗である。
しかも唐の倭国侵攻を恐れ、都まで近江に遷都
してしまった。かつて人気の高かった天智天皇だが、
近年の評価はグ~ンと下がってきているように
思われる。もちろん母である斉明天皇(皇極天皇
が重祚)も不人気だったと伝えられている。この
ギャップがどこから生まれたのだろう。それは
645年の乙巳の変(いっしのへん、大化の改新と
いわれていた)の評価が変わっていたことによる
ものと推察する。

▼♬ま~つりだ、まつりだ、キタサンまつり 
これが日本の、これが競馬のまつり~だよ。
愛馬の激走がオーナーの病まで治してしまった。
きのうの東京競馬場で行われた国内最高賞金
レースGⅠ「ジャパンカップ」は武豊騎手騎乗の
1枠1番キタサンブラックがゲートが開くや先頭
に立ち、そのまま2着馬(サウンズオブアース)
に2馬身2分の1の差をつけて快勝し1着賞金
3億円をゲットした。オーナーのサブちゃんこと
北島三郎さんは手足がしびれる持病「頸椎症
性脊髄症」のため歩くのも困難な状態になり
入院を余儀なくされていた。レース前から
キタサンブラックは落ち着いていたがサブちゃん
は「今回36回はサブ・ロウだから」と勝ちを意識
してかなりテンションが高かった。それが予定通り
か期待通りか快勝する。強運は違うところにも
起こった。キタサンブラックの優勝を目の前で確認
して「首、治っちゃったよ。あしたからすいすい歩け
そうな気がする」と武豊騎手とお立ち台に立ち
「まつり」の熱唱となった。ことしの天皇賞・春
(5月1日、京都競馬場)は生で聞くことができたが、
今回はテレビを通じてとなった。1番人気に応えて
の堂々の優勝だったが、大阪での激しく長時間の
雨と思うと馬場状態はもっと悪くなるだろう、とテレビ
に突っ込んだ。小雨とはいえ「良馬場」発表では
予想は当て外れ、もちろん馬券も大外れとなった。
今週、中京競馬場で行われるかつてのジャパン
カップダート、現在のダートGⅠ「チャンピオンズ
カップ」は武豊騎手が乗るアウォーディーで堅いと
思っていたので、今回は勝つまでは…と胸算用して
いた。展開はほぼ間違っていなかっただけに残念。
それでも競馬は続く。

▼同じ日、九州は長崎県の大村ボート場で年末の
「グランプリ」での出場をかけた最終決戦のSG
「チャレンジカップ」の優勝戦が行われた。大阪の
石野貴之選手が1号艇から逃げ切り優勝賞金
2500万円を獲得、予選段階で賞金ランキング3位
から一躍トップに躍り出た。これで12月20日から
住之江ボート場で始まる「グランプリ」および「シリーズ」
でトライアルⅡndの1号艇を手に入れ、優勝賞金
1億円にトライする。

11/25(金)キャプテンの一言

2016/11/25 金曜日 - 22:02:32 by captain

▼ボクの好きな都市ランキング1位の北海道、
函館市で珍現象が相次いで起こっている。
きょうの毎日新聞夕刊で掲載されていた地上
から光が雲に反射して柱のように見える「光柱
現象」(ライトピラー)というもの。幽玄な雰囲気
が紙面からも漂ってきた。この神秘的な光は
きのうの午後7時ごろからおよそ1時間観測され
たらしい。冬の寒い時期にみられる現象で、
きのうは関東から北は真冬並みの寒さだったので、
条件はぴったりだったのだろう。高度3000㍍付近
の雲の中の氷の結晶に函館名物イカ釣り漁船の
漁火が反射したとみられる。この「ライトピラー」は
一生に1度は見てみたい自然現象の一つらしく、
ほかにダイヤモンドリングや逆さ虹などがある。
その中に「天の川」が入っているのをみてビックリ
した。確かに今、住んでいる大阪でみることは困難
だが、子どものころ、田舎(島根県隠岐)には夜釣り
に行った時、いつも見ていたような気がする。大人
になってからは確かに見た記憶がない。何年か前
に北海道の富良野に行った時、星が降ってきそうな
夜空を見て感動したというか、驚いたことはあった。
函館といえばイカというのは常識でイカール星人
までいるだからおそらく人間の数よりイカの方が
多いのだろう。しかし、そのイカ(スルメイカ)が
ことしの冬は不漁だという。23日北海道文化放送
の配信ニュースによると、函館沖の定置網に信じ
られない魚がかかったという。それは沖縄の海で
観光客を楽しませてくれるマンタことオニイトマキエイだ。
これは天変地異といっていいだろう。冬の北海道
の海に亜熱帯や熱帯の魚がいるなんて。マンタの
ほか3・5㍍にもなるマンボウもかかった。映像を
見るとこれまで見たこともないような巨大なマンボウ
だった。映像の説明によると、大きすぎて大変なの
で海に戻したということだった。遊離した暖水塊が
あったのかもしれないが、理由については触れられなかった。

▼きのうJRAから発表されたGⅠ「ジャパンカップ」
(芝、2400㍍)の枠順。さすがに強運の持ち主、
キタサンブラック。天皇賞・春に続き1枠1番を引き
当てた。これまで1番枠で3戦3勝と文句なしで死角
らしい死角が見当たらない。しかも頸椎症性脊髄症
のため入院していたオーナーのサブちゃんこと歌手
の北島三郎さんがレース当日(27日)東京競馬場に
訪れ愛馬の走りを観戦する予定だという。鞍上の
武豊騎手も唯一の着外となったジャパンカップと同じ
距離のダービーを意識して「東京でこの馬に乗った
ことはないけど、合うと思っている。いい舞台だと思うよ。
強くなると、いろいろアラ探しをされるからね」(25日
付サンスポ)とわずかな不安説を一蹴している。とはいえ、
過去10年間逃げ馬が1度も勝利していない。さらに
日曜日、東京地方は雨予報となっている。先行有利
になりそうなメンバー構成ならキタサンブラックを
マークしながらレースを運べそうな2枠3番のゴールド
アクターでいいのでは。去年11月8日、重馬場での
東京のGⅡ「アルゼンチン共和国杯」(2500㍍)で
強い勝ち方をした印象が今でも残っている。外国人
ジョッキーが6人も参戦しているが、吉田隼人騎手
にはぜひとも大和魂を発揮してもらいたい。キタサン
ブラックにも敬意を表して相手に入れるが、1番人気
だろうから配当的に妙味がない。負担重量53キロの
3歳牝馬1枠2番のビッシュ、重馬場得意と思われる
(5戦1勝、2着3回)ドイツの牝馬、8枠15番のナイト
フラワー、3連勝中のハービンジャー産駒、5枠10番
のトーセンバジル当たりが面白いとワクワクしている。

11/23(水)キャプテンの一言

2016/11/23 水曜日 - 21:54:33 by captain

▼太陽系第1惑星「水星=マーキュリー」に長さ400キロ、
深さ3キロの渓谷「グレート・バレー」がすでに役目を終えた
NASA=アメリカ航空宇宙局=の水星探査機「メッセンジャー」
のデータから発見された。sorae.jpが21日配信したところ
によると、この渓谷は水星の冷却によってできたとされる。
NASAが2004年8月3日にケープカナベラル空軍基地から
打ち上げられ2011年3月に水星軌道に投入された。その後、
2015年5月1日まで観測を続け水星の北半球にある
「シェークスピア盆地」に意図的に墜落して役目を終えた。
このおよそ4年間の膨大な観測データを調べた結果判明
したもの。この渓谷は水星が冷却によって縮んだことによる
ものだが、実はこの冷却で水星自体が小さくなっている。
これは2年前にアメリカのカーネギー研究所が発表したもので、
40億年の間に直径がおよそ4880キロから14キロ縮んで
しまったという。これだけ大きい縮小は水星の特徴からだろうか。
水星は太陽系第1惑星でありながら木星の衛星ガニメデや
土星の衛星タイタンよりも小さい、地球型といわれる岩石
惑星(金星、火星も)だが公道面が地球に比べて7度傾いて
いる。公転(太陽の周りを1周=1年)は88日、自転は59日
(地球でいう1日)となっており3対2の共鳴関係にあり、
これと7度の傾きによって、太陽が変則な動きに見える現象
が起こり日の出から次の日の出まで176日もかかってしまう。
つまり太陽にさらされている時間が長い(逆の夜も長い)ため
昼の表面温度はおよそ400度にもなる。逆に夜はマイナス
160度まで下がってしまう。この温度差によって大きく縮小
すると思われる。

▼20日のJRA「マイルチャンピオンシップ」(GⅠ、京都)では
本命に推したヤングマンパワーが16着と大敗してしまった。
馬体重マイナス12キロは堪えたのか、いつもの先行力が
みられず、4コーナーに行くまでに勝負が終わっていた。テン
乗り(初めての騎乗)だったバルザローナ騎手も「競馬に参加
できなかった」とレース後話している。これも競馬でが、
パトロールビデオに映し出された勝ち馬ミッキーアイルの
ゴール前の斜行は凄かった。落馬していないので、着順通りは
やむをえないかもしれないがやはり後味の悪いものとなって
しまった。勝利騎手インタビューでも浜中騎手は「外に斜行して
大きな迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
ととてもGⅠを制覇したジョッキーの晴れやかながないものと
なった。代償は12月18日までの実行8日間の騎乗停止という
厳しい制裁となり、その間のGⅠ4つに騎乗することが不可能
となってしまった。気持ちを切り替えて27日のGⅠ「ジャパン
カップ」(芝、2400㍍)へ向ける。京都から東京競馬場に舞台
は移り、外国馬3頭も参戦する国際レース。1着賞金が3億円
というビッグレース、日本馬代表はやはり天皇賞・春を勝ち、
前哨戦「京都大賞典」(GⅡ、2400㍍)を勝っているキタサン
ブラックだろう。ことしのジャパンカップが36回というのもサイン
かもしれない。キタサンブラックは登録馬主は「大野商事」だが、
歌手の北島三郎さんであることは多くの人が知っている事実。
36回ということは「サンとロー」つまりサブローで勝ってください
といっているようなもの。当然1番人気になるだろう。しかし、
東京コースの2400㍍を逃げ切るのは至難の業と言わねば
ならない。明日にはJRAから枠順も発表されるので、じっくり考えたい。

11/21(月)キャプテンの一言

2016/11/21 月曜日 - 22:09:14 by captain

▼日本時間のきょう、南米ペルーの首都リマで
APEC=アジア太平洋経済協力会議=の首脳
宣言が採択された。自由貿易を守るためあらゆる
保護貿易を排除するという内容。これは明らかに
来年1月アメリカの大統領に就任するトランプ氏
を意識したもの。APECと時を同じくしてアフリカ
のモロッコの首都マラケシュでは地球温暖化対策
のCOP22が開かれており、17日には「気候変動
と闘う最大限の政治的な努力を緊急の優先課題
として求める」という国連締約国会議の「マラケシュ
行動宣言」を発表した。実はこの内容も「温暖化は
でっち上げだ」と否定発言したトランプ氏を意識
したもの。それだけ大国アメリカの大統領の言動
や動向が注目されているということ。アメリカが反対
すれば何も決まらない、この点では中国やロシア
より影響力が強いといえる。一方、「フィリピンの
トランプ」といわれているドゥテルテ大統領はかつて
「パリ協定」について「狂っている」と発言していたが、
今月7日に批准している。言い訳として「私は今でも
反対だが閣僚のほとんどが批准に賛成した」と
述べていた。トランプ氏がTPP=環太平洋経済
連携協定=に関して素直にOKを出すことは考え
にくいが「パリ協定」なら閣僚の多数が賛成派なら
ある程度譲歩する可能性がある。天邪鬼的な反対
はあくまで大統領選挙用のパフォーマンスと思って
いいと感じている。ただオバマ政権が決めたその
ままとはいかないかもしれない。

▼ISS=国際宇宙ステーション=から先月下旬に
帰還してNASA=アメリカ航空宇宙でリハビリを
していた大西卓也さんがきのう日本に帰ってきた。
これは金曜日に触れたように、日本として初めて
の国内リハビリを行うためのもの。成田空港で
およそ100人に出迎えられた大西さんは「総合的
な宇宙飛行士の健康管理を日本主体で行える
ことはいいことだ」と話した。およそ20日間の
リハビリでISSへ旅立ち前の80%にまで体調は
戻っているという。また、ラーメンを食べるのを
楽しみにしていると微笑んだ。これまで多くの
宇宙飛行士を輩出していながら日本独自で
リハビリができていなかったという事実は宇宙
大国にはなりえないということだろう。これを機に
宇宙に関するすべてを総合的なものと捕らえ、
人と技術を育ててもらいたい。

▼ついに始まった「大坂冬の陣」も2回分でほぼ
決着してしまった。昨夜のNHK大河「真田丸」は
徳川家康側による大砲(おおづつ)による天守
攻撃で「和議」ということになる。当時の大砲には
火薬そのものは入っていない。発射の時だけの
もの。鉄の塊=砲丸を飛ばして破壊する武器と
いうことになる。歴史好きなら結果が分かって
いるからか、視聴率は14・2%(ビデオリサーチ、
関東地区)と低調だった。演出で真田信之が
大阪城へ兵糧(食糧)を入れることにこだわった
挙句、断念させられたりなど、いろいろ細工が
あったが大蔵卿局のあくの強さは大河=大河
にはそぐわないように思えた。いかに淀殿や秀頼
の乳母をしていたとしても、画面での出しゃばりは
1614年の日本ではあり得ないのではないか。
時間は短かったが、淀殿が「秀頼と大阪でなくて
小さな城でいいから一緒に暮らしたい」と発言した
が、これが本音だったら、徳川側に下った片桐且元
が出した三つの条件の中にあったもの。あの時点
は1614年、つまり半年前の話である。半年前に
「NO」としたものを翻意することはなかなか難しい。
戦に負けることが決定的と翌1615年(大坂夏の
陣)なら分かる気がするのだが…。

11/18(金)キャプテンの一言

2016/11/18 金曜日 - 22:03:34 by captain

▼先月17日に打ち上げられた中国の有人宇宙船
「神舟11号」がきょう午後帰還した。2人の宇宙飛行
士を乗せ内モンゴル自治区にある衛星発射センター
から打ち上げられたあと、1カ月早く打ち上げられていた
宇宙実験室「天宮2号」とドッキングして、およそ1カ月
間、宇宙にいた。すでに6回も有人飛行を成功している
中国は2020年ごろまでに単独の宇宙ステーションの建設
を行うとしている。日本ではNASA=アメリカ航空宇宙局
やロシア、ESA=ヨーロッパ宇宙期間とともにISS=国際
宇宙ステーションを運用している。先月、大西卓也さんが
帰還し、現在NASAでリハビリを行っているが、近く日本
に帰国してJAXA=宇宙航空研究開発機構で初めてと
なるリハビリを行う予定らしい。着々と独立した宇宙開発を
めざすことになるのだろうか。大西さんの後を受け来年
10月に金井宣茂(かない・のりしげ)さんが初飛行する。
これは15日、NASAが発表したもの。金井さんは大西さん、
そして油井亀美也さんの同期で、同じ期に3人を採用した
珍しいパターンだった。一緒に宇宙に向かうのはアメリカ
とロシアの飛行士。米ロの関係が悪化していたオバマ大統領
とプーチン大統領の時代は終わってトランプ大統領の時代
になっている。アメリカの科学誌「サイエンス」を発行する
アメリカ科学振興協会が最近指摘したようにトランプ氏は
科学に興味がなさそうだ。宇宙の話ではないが、COP22
で話し合われた地球温暖化対策について「温暖化はでっち
上げだ」と発言したが、これはあくまで選挙戦での話。大統領
に決まったあとは、あまり突飛や過激な発言は行っていない。
ビジネスマンであるトランプ氏は損得勘定には敏感なはず
だから「得」になるとなれば問題ない。得になるように
仕向ければいいだけの話ではないか。

▼日本の文部科学省は同じ15日午後8時、来月20日に
地球を取り巻く強い放射線帯「バンアレン帯」を調べるため
の探査衛星「ERG(エルグ)」を打ち上げると発表した。
鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から
「イプシロンロケット2号機」で打ち上げられる。
「イプシロンロケット」は打ち上げ費用の軽減と打ち上げ
手順を大幅に短縮した未来型ロケットで、実験機となる
1号機は2013年9月14日に内之浦から打ち上げられた。
発射準備作業がこれまでの42日に比べ1週間で済むこと
に加え、費用も従来に比べおよそ半分の54億円に抑えられた。
さらにパソコン1つで打ち上げることができる簡便性もある。
費用についてはさらに減るだろう。こんなに優秀なロケット
がまだ2号機というのは1号機を改良していたことによる。

▼先週のエリザベス女王杯はまさにトランプ馬券だったが、
きょうも安倍総理がトランプタワーで会談するなど、まだまだ
トランプ台風の勢いは衰えを知らない。それならあさっての
GⅠ「マイルチャンピオンシップ」(京都)もトランプつながりで
いいだろう。しかしマンハッタンカフェの子どもは出走していない。
それならトランプタワーがあるのは5番街だから馬番5番の
ヤングマンパワーでいいのでは。幸い、あしたは雨模様で
パンパンの良馬場にはならないはずだから高速決着には
ならないだろう。マイル3連勝の勢いそのままに4連勝で
頂点に立つとみる。混戦模様なので単複と、手広く馬連を流したい。

11/16(水)キャプテンの一言

2016/11/16 水曜日 - 21:51:04 by captain

▼11日の金曜日にこのコーナーでアラスカ州の島で
海鳥のエトピリカの死骸が多数海岸に打ち上げられた
というニュースを紹介したが。その中で温暖化によって
プランクトンの発生が鈍くなっていることを伝えたが、
北海道新聞によると、ことし釧路沖を訪れる海の王者
「シャチ」が激減しているという記事に接した。14日に
配信されたもので、今期の調査期間(10月18日~11月
8日)の発見したシャチの個体数は19頭となり、去年の
135頭から大幅に減ってしまった。「さかまた組」などが
調査したもので、減少の原因について「海水温の高さや
エサの少なさ」を挙げている。シャチ以外ではイシイルカ
67頭(去年136頭)、カマイルカ15頭(去年0)、ネズミ
イルカ3頭(去年14頭)、マッコウクジラ2頭(去年5頭)、
ミンククジラ1頭(去年0)となっている。海水温が高い状況
ではベーリング海などと同様、プランクトンの発生が少なく
なり、それをエサにする小魚が減り、さらに大きな魚、
イルカや歯クジラも当然のように寄り付かなくなる。そう
なると大型ほ乳類を主なエサとしているシャチも来なく
なってしまう。シャチは冷たい海が好きなようだが、全世界
を泳ぎ回っている。結果として冷たい海の方がエサが豊富
だから多くが生息することになる。海洋の食物連鎖の頂点
に立つシャチの多くは少頭数の群れで行動し、群れ特有
の狩りを行うことがある。それは海岸(陸)にいるオタリア
だったり、巨大なクジラだったりする。彼らは捕食される
動物が減少してしまったら、生存することができない。その
ためにはプランクトンが大量発生する冷たい豊穣な海が
それなりの面積で必要になる。

▼今、まさに地球温暖化対策の世界会議、COP22が
モロッコの首都マラケシュで行われている。ここでは水没の
危機にある島しょ国の首脳たちが真剣に温暖化阻止を訴え
ている。14日には会議で世界気象機関がことしの世界の
平均気温が去年を上回り、観測史上最高になるという見通し
を明らかにした。1月から9月までの気温は産業革命前に
比べて1・2度も高くなったという。2020年以降の対策を議論
しており、2度未満に抑えることが最大のテーマだが、あと
4年でそれをオーバーしてしまうかもしれないくらい猛烈な
気温上昇になってしまっている。気温上昇は台風の大型化
や洪水や干ばつといった異常気象にも関係しており、例外
ない世界の国々が関係している。アメリカのトランプ次期
大統領が地球温暖化を否定しているが、それは選挙前の
話であって来年1月の就任が近づいてくれば、ある程度の
方向転換があると考えられる。日本は15日に行われた
締約国会議に正式メンバーではなく、オブザーバーとしての
参加を余儀なくされた。途上国から1兆ドルという莫大な
支援金が求められている。それだけ使っても目標を達成できる
可能性は現状ではかなり低いとみられている。COP22が
掲げる「脱炭素」、温室効果ガスの排出量「0」をめざすだけで
なく、達成しなければならない。

▼エリザベス女王杯(13日、京都)はまさにトランプ馬券に
なった。1着がトランプのカード「クイーン」とトランプ・タワー
のあるマンハッタンがついた父マンハッタンカフェの娘・
クイーンズリング、2着にも父・マンハッタンカフェの子・
シングウィズジョイ、3着にもクイーンが入ったミッキークイーン
で決まった。ひねりを加えた暗号馬券はパールコード4着で
見事に散ってしまった。12月25日の有馬記念まで毎週GⅠ
がある。今週は京都競馬場で行われる「マイルチャンピオンシップ」、
マイル王モーリスが天皇賞・秋を制し次走・香港になったこと
で軸馬不在になってしまった。枠順確定を確認したい。

11/14(月)キャプテンの一言

2016/11/14 月曜日 - 21:33:22 by captain

▼奈良県明日香村にある飛鳥寺の「飛鳥大仏」は
我が国最初の大仏とされている。この大仏は鎌倉
時代に火災に遭って、現存するものは、こののち
建立されたものとみられていた。ところが、このほど
大阪大学の藤岡教授らがX線装置で全身126か所
を調べたところ、右手と顔の部分は創建当時その
ままのものだということが分かった。6世紀末に
崇仏派だった蘇我馬子によって建立されたもので、
日本書紀によると、推古天皇4年に法興寺(飛鳥寺
のこと)の初代寺司(てらのつかさ)に馬子の長男、
善徳(ぜんとこ)が就任したとある。馬子の子どもは
蝦夷(えみし)が有名だが、次男だったと思われる。
ボクも以前「飛鳥寺」を訪れたことがある。その時、
大仏の前で説明したいた人によると、用明天皇の
発願によって建立され、大仏開眼供養の時、聖徳
太子も同席していたと説明された。しかし、日本書紀
にも出てくる初代長官ともいえる「善徳」のことは
発言されなかったように記憶している。日本書紀に
1カ所しか登場しないという不可思議はなぜ起きた
のか。また、兄弟なのに弟が「蝦夷」というのも自然
ではない。明らかに誰かの意思によって「善徳」は
歴史から抹殺されたとしか思えない。その犯人は
記紀の編纂を主導した人、天武天皇でも舎人親王
でも、もちろん太安万侶でもない。これは藤原不比等
以外あり得ないというのがボクの結論になる。
ここから導き出されるのは日本市場、最高の聖人
とされる聖徳太子の正体は「蘇我善徳」ということ
になる。記紀は完全に消し去らなければならない
人物を1カ所消し忘れた、または良心によって1カ所
だけ残したことになる。記紀というより藤原氏にとって
蘇我氏は常に悪者でなくてはならなかった。飛鳥寺
のニュースに接して、以前読んだ歴史本を思い出し、
やっぱり事実が確定していない時代は面白いと
改めて思った。

▼第45回にしてやっと「大坂夏の陣」が始まった。
昨夜のNHK大河「真田丸」は関ヶ原の合戦をスルー
した分の予算をつぎ込んだかのような大掛かりな戦
になった。主人公、真田幸村(信繁)は自ら築いた
「真田丸」で奮戦する。歴史を知っているので、
ここは勝利することは多くの視聴者は安心して見る
ことができたと思う。幸村の行動は当然ながら、
引き立て役の徳川家康の言動に注目しなければ
ならない。「真田丸」の攻略は難易度が高いと判断
したことは当然として、ここに上杉景勝を配する
戦国時代の鉄則(油断ならぬ者、最新の投降者に
先陣)通りにもかかわらず、前田利常勢と井伊直孝勢
が先に仕掛けてしまう。井伊勢は徳川が旧武田勢を
勢力下に置いたときに赤備えを継承した。つまり、
真田勢と同じ赤い鎧をつけていた。その場面は昨夜、
幸村と郎党(高梨内記)とでやりとりされた。この時、
散々な敗北(死者500人ともいわれている)を喫した
直孝は、井伊直政の次男(異母弟)ながら、彦根藩を
長男・直勝に代わって継ぎ、徳川3代将軍・家光の時
に大政参与という大老の前身となる役職につき、
30万石という譜代としては破格の待遇を得ることに
なる。来年の大河「おんな城主 直虎」の主役、
次郎法師=直虎=父直盛の一人娘(柴咲コウさん
が演じる)が育てた直政は直虎の許嫁、直親の
子ども。おそらく時代からいって、結びつくことは
ないが、400年の時を経て大河から因縁という
ものを感じてしまう。

11/11(金)キャプテンの一言

2016/11/11 金曜日 - 22:00:38 by captain

▼アラスカ州の温暖化については以前にも、コーナーで伝えて
きたが、この地域に生息する海鳥の「エトピリカ」に深刻な事態
が発生している。これはナショナルジオグラフィック日本版が
きょう(11日)配信したもので、セントポール島の海岸に先月から
「エトピリカ」の死骸が見つかり、これまでにおよそ250羽にまで
上っているという。「エトピリカ」はアイヌ語で「鼻が美しい」という
意味らしい。北海道出身の「いいおとな」のナビゲーター遠藤
萌美さんによると「エト」は「鼻」ということ。黒い体に白い顔、
そして鮮やかなオレンジのくちばし。全長40センチほどで鳩より
やや大きく、比較的浅い海でエビや魚の稚魚など小魚を食料と
している。死骸を調べた学者は病気は見当たらず、酷い飢餓
状態だったという。温暖化によって動物性プランクトンの発生が
大幅に減少したことが、これらをエサとしている魚類に影響を与え、
エトピリカに巡ってきたという循環だ。この危機は何もエトピリカ
だけの問題ではない。もっと進んでいけば食物連鎖の頂点に
いる人類に影響が及ぶことはたやすく予測できる。海の
プランクトンは両極の冷たい場所で大量発生する。赤道近くで
子育てするヒゲクジラも子どもが長く泳げるようになると、北を
めざしたり、南をめざしたりして主食となるオキアミを食べに
およそ5000キロの旅をする。そんな恵みの海が無くなれば
海鳥だけでなく、アザラシなどの海獣、クジラ、そして人類まで
行きつくことになる。北極域の温暖化は地中に眠っていた
メタンガスまでも大気中にばらまくことになる。今、モロッコで
開かれているCOP22、パリ協定の最終目標である温室効果
ガス排出「ゼロ」を1年でも早く達成する必要がある。

▼あさって京都競馬場で行われるオール牝馬のGⅠ「エリザベス
女王杯」(芝、2200㍍)の枠順がきょうJRAから発表された。
しかし逃げると思われていたウインプリメーラが回避したことで、
少なかった先行馬が3、4頭になってしまった。これでスローペース
になる確率がかなり高くなった。逃げるのはシャルールか
プリメラアスールではないか。そして好位をアスカレビンやパール
コードが進むことになる。この4頭の中で前走が3歳GⅠ「秋華賞」
でヴィブロスの2着となったパールコードを本命に指名したい。
8枠15番の最外枠となってしまったが、逆にもまれる心配もなく
なった。ステップレースとしては秋華賞は相性がよく過去10年、
3着までに必ずきている。さらにパールコードは京都コース3戦
して1、2、3着1回ずつと3連複馬券ならパーフェクト。秋華賞に
次いで好相性なステップレースは府中牝馬Sと近年連対が多い
「産経オールカマー」。ここからはオールカマーから唯一の参戦、
去年の勝ち馬マリアライト(2枠2番)を指名する。府中牝馬Sの
勝ち馬で「クイーン」が入っているクイーンズリングは微妙に距離
が長い気がするし、陣営が望んでいた外枠ではなく2枠3番を
引いた。父がアメリカ(トランプ次期大統領が住んでいるマンハッタン
・カフェ)、時事銘柄な上に鞍上が名手デムーロ騎手ではあっさり
切り捨てることはできない。中途半端になるが押さえることにする。
イレギュラーな参戦過程ながら1枠1番ミッキークイーン(5月15日
のGⅠヴィクトリアマイルから)と世界の名手ムーア騎乗の5枠8番
タッチングスピーチ(ジーンとくる演説=誰の演説かは想像して
下さい)は外せないだろう。パールコード軸の3連複なら6点で
OK、BOXでも10点なら損はしないだろう。

11/9(水)キャプテンの一言

2016/11/09 水曜日 - 22:16:40 by captain

▼日本でアホウドリ移住計画が行われていることを
かつてこのコーナーで紹介したことがあるが、イギリス
でも似たような計画が行われ、成果を上げているという。
こちらは野生のツルで、日本と同じく狩猟など乱獲に
よって絶滅も危機に陥った。これは9日AFP時事が伝え
たもの。それによると、イギリスの鳥類保護協会が行った
「グレート・クレイン・プロジェクト」で人間がツルの着ぐるみ
を身にまとい、ふ化したヒナに食事を与え、これまでに93
羽を成鳥まで育てたという。この結果、イングランド南西部
サマセットの湿地帯では160羽まで回復したという。つまり
およそ6割のツルが人の手によって育てられたことになる。
このプロジェクトは個体群の維持に必要な数が確保できた
として、すでに終了しているとのこと。日本の場合、絶滅した
と思われていたアホウドリが小笠原諸島の鳥島で乱獲の難
を逃れ確認された。しかし、鳥島は、最近噴火で新しい島
「西之島」(元々の西之島を飲み込んで一体化した)でも分かる
ように、小笠原諸島には火山島が多い。鳥島も火山島のため、
営巣地が1カ所しかないと、子育てを生まれたところで行う習性
があるアホウドリは噴火=繁殖地を失って絶滅してしまう。
そこで山階鳥類研究所が火山活動のない近くの聟島にヒナ
を移送して、アホウドリの嘴(くちばし)を模した手袋をして
エサを与え新しい繁殖地を作ろうとした。2008年から始まった
このプロジェクトは聟島より先に媒(なこうど)島で成功が確認
され、1年後のことし聟島での繁殖も確認された。こうした気の
長い活動があってこそ貴重な種が守られているということを肝
に銘じて自然破壊や野生生物をむやみに人間の手によって
摘んではならない。

▼13日に行われる牝馬のGⅠ「エリザベス女王杯」(芝、2200
㍍)は、3歳の桜花賞馬(ジュエラー)、オークス馬(シンハライト)
が出走せず、やや寂しい感じは否めない。しかし、古馬の方は
去年のオークス、秋華賞の勝ち馬4歳のミッキークイーン、5歳
馬では去年のエリザベス女王杯、今年の宝塚記念を勝った
マリアライト、6歳馬には3年前のオークス、秋華賞、エリザベス
女王杯を勝ったメイショウマンボが出てくる。競馬週刊誌2誌は
データ推奨馬として、ともにマリアライトを挙げている。普通に
考えれば、この馬か10戦して着外が去年のジャパンカップ1回
だけという安定感抜群のミッキークイーンになることは致し方
ないだろう。ただ、配当的な妙味がない。配当を考えては馬券
が「外れる」方が多い。それでも「何かないか」と探してしまうのも
また事実。きょうアメリカ大統領選挙で共和党のトランプ氏が
勝利した。エリザベス女王杯=イギリスだが、アメリカも元は
イギリスからの開拓民だから関係は深い。トランプ氏から想像
して関係がある馬が2頭出走することが判明した。トランプカード
のクイーン(12)、クイーンズリング(デムーロ騎手)と前記
ミッキークイーンである。しかし、この2頭もかなり人気しそうで、
発想はいい線をいっていると思うが「ピ~ン」とくるものがない。
まだ日数があるので枠順をみながらじっくりと考えたい。