キャプテンの一言 » 2016 » 9月

9/30(金)キャプテンの一言

2016/09/30 金曜日 - 22:17:20 by captain

▼水曜日まで休みをいただき、体も方はリフレッシュできました。
ただ期間中、ビックリするような物凄い雨が降り続き、精神的
には重たいものが残った気がする。そんな中、月曜日に京都
へ出かけた。京都水族館へ行くと決めていたが、神社をお参り
したあとと考えていた。どんよりした空の下、まず京阪・神宮丸太
町駅で下車して「下御霊神社」に出かけた。祭神八座はすべて
冤罪で失脚や亡くなった人、神社に祭られている人には「罪なき
罪人」が多く存在する。最も有名なのは大宰府に左遷された
北野天満宮はじめ全国の天満宮にまつられている菅原道真
だろう。三大怨霊の一人だが「下御霊神社」にも残り二人の
うちの一人「崇道天皇」が祭られている。「崇道天皇」は桓武
天皇の同母弟の早良親王のことで、当時皇太子だった。都を
奈良から長岡京に移す工事のさ中、藤原種継が暗殺され、
連座して捉えられたが無実を訴えつつ流地の淡路島への
途中に亡くなった。桓武天皇は祟りを恐れ「崇道天皇」を追称
した。ちなみにもう一人は平将門とされている。また、伊予親王
は桓武天皇の第3皇子で、兄の平城天皇時代に母・藤原吉子
とともに無実の罪(謀反の疑い)で幽閉され、服毒自殺したと
されている。この事件に連座して藤原南家は多くが失脚して
勢力が急速に衰えた。のちに伊予親王には一品、母・吉子
には従二位が追贈された。お参りのあと、余韻に浸りながら
鴨川沿いを歩き、東に歩き吉田神社に向かった。数年前に
行った大原野神社と同じく奈良の春日大社からの分祀で、
祭神は健御賀豆知命(たけみかづちのみこと)や天之子
八根命(あめのこやねのみこと)など藤原氏に縁の深い神
が並んでいる。神の使い「鹿」のデザインされたお守りも
特徴的だった。

▼ここから出町柳に出て叡山電鉄に乗り修学院と一条寺
で下車して鷺森神社と八大神社に立ち寄った。ともに八坂
神社から素戔嗚尊を分祀しており、明らかに出雲の神様に
分類される。特に八大神社にはすぐ近くで行われたとされる
剣聖・宮本武蔵と吉岡一門の決闘で有名な「一条下がり松」
があり、その松の古木が本殿に保存されている。また、二刀
流の武蔵の銅像もあって、神社ファン(御朱印含む)だけでなく、
刀女子も満足させてくれる満足度の高い神社。一条寺駅から
八大神社までの間には「中谷」というお菓子と喫茶を兼ねた
店があり、ここで「武蔵饅頭」を食べながら、思いにふけって
休憩することをお奨めしたい。ほかにもおいしそうなお菓子
が一杯並んでいたのでかなりの人に満足してもらえるのでは
ないか。ボクは「武蔵饅頭」のほかにも「生麩饅頭」も
いただいてしまった。あまり「甘党」ではないのだが、京都と
神社雰囲気に浸ると好みまで変わってしまった気がした。

▼10月2日は日本とフランスで競馬のGⅠが行われる。
フランスの凱旋門賞は日本馬のマカヒキを応援するが、
馬券は日本の秋の第1弾「スプリンターズS」の方で。本命は
人気でも1枠1番のビッグアーサー。枠順から逃げとは
いわないまでもかなり前でレースを運ぶだろう。不利なく
回って1着ゴールを思い描いて購入する。

9/23(金)キャプテンの一言

2016/09/23 金曜日 - 22:16:24 by captain

▼気象庁がきょう発表した3カ月予報では、近畿は年内、
穏やかな気候が続きそうで、行楽日和の気持ちのいい秋
になりそうだ。一方、年明けについては夏から始まった
「ラニーニャ現象」の影響を受け、西日本を中心に平年より
気温が低くなるという予測をしている。特に12月から来年
2月まではシベリア高気圧が日本列島に張り出し、西日本
から沖縄までの広い範囲で寒気が流れ込みやすくなる。
つまり、寒い冬になるということで、寒さが苦手な人は服装
に注意が必要だろう。ラニーニャ現象が起こると、夏は猛暑
になるといわれている。ことしの大阪も過去最多の猛暑日
(35度以上)23日を記録した。このままだと寒い冬も的中
する可能性が出てきた。今のところ、降水量に関しては
平年並みの見通しなので、雪害は大丈夫そうだが、最近
の気候は常に史上初は付きまとうので、楽観視は禁物かも
しれない。冬は寒いといっても大阪の冬なら耐えられるが、
本来の雪国ではそうはいかない。こうした粗い天候は、地球
温暖化の影響も考慮される。開催中の国連でもパリ協定に
早く批准するよう、日本も突き放され気味にせかされている。
来週から始まる臨時国会に提出されることになっているので、
さっさと承認してもらいたい。

▼今週のJRAのメーンレースは阪神競馬場で18日に
引き続いて菊花賞トライアルGⅡ「神戸新聞杯」(25日、
芝、2400㍍)が行われ、ダービーでマカヒキとハナ差の
大激戦を演じたサトノダイヤモンドが登場する。ダービー
3着だったディーマジェスティ(皐月賞馬)がセントライト記念
を快勝したことをみても、春のクラシック戦線の上位馬の
能力は凱旋門賞の前哨戦・ニエル賞を勝ったマカヒキ同様
にかなり高い。8枠14番という外枠を引き、来週2日には
フランスで、凱旋門賞にマカヒキで挑戦するという鞍上の
ルメール騎手であってもサトノダイヤモンドの中心が揺る
がないだろう。さらに皐月賞、ダービーとも4着のエアスピネル
(4枠7番)も登場する。サトノダイヤモンドとの差は皐月賞で
0・1秒、ダービーで0・4秒と決定的な差ではないが、距離を
考えると不利といわざるを得ないが、ほかの馬たちには負け
ない気がする。それより、エアスピネルが注目されるのは、
同じ25日に全弟(父キングカメハメハ、母エアメサイア)の
エアウィンザーがデビューすることで兄弟同時Vが見られる
かもしれないという点。鞍上はともに武豊騎手。弟の新馬戦
(芝、1800㍍)は調教もさることながら、母親の最後の産駒
ということもあり1番人気だろう。10月2日のGⅠスプリンターズS
と凱旋門賞を前に競馬がますます盛り上がりそうだ。25日、
中山競馬場では1着馬に天皇賞・秋への優先出走権が
与えられるGⅡ「産経賞オールカマー」(芝、2200㍍)が
行われる。ここには去年の有馬記念の勝ち馬ゴールド
アクターとことしの宝塚記念の勝ち馬、牝馬のマリアライト
が対決する。ともに休養明けとなるが、叩き良化型のマリア
ライトに比べゴールドアクターは4戦4勝と得意にしているので、
軸はこちらがお奨めだろう。

▼私事ですが、来週、夏休みをいただきます。そのため、
このコーナーを2回分休みます。再開は30日(金曜日)を
予定していますのでご了承下さい。

9/21(水)キャプテンの一言

2016/09/21 水曜日 - 22:06:06 by captain

▼恐竜の中でも1番人気と思われるティラノサウルス・レックス
(T-レックス)の特集を18日のNHKが放送していた。NHK
スペシャル「解明! 最強恐竜の謎」と題してディーン・フジオカ
さんがティラノサウルスを語る内容だったが、バランスはとれて
いたが真新しいものが少なかった。ユーラシア大陸から北米
大陸に渡って巨大化したこと、羽毛恐竜だったこと、およそ
6550万年前、現在のユカタン半島付近に落ちてきた直径10
キロと推測されている巨大隕石によって急激に地球環境が
悪化して絶滅した―など。2002年中国で1億6000万年前、
ジュラ紀(およそ1億9960万年前から1億4550万年前)後期
の地層から発掘された「冠竜」=グアンロンが北米大陸に渡り、
およそ8000万年かけて最強王者に君臨した。ボクが一番納得
した場面はT-レックスの走力、走る速さは最速、時速50キロ
だったという内容。以前、T-レックスは全長13メートル、体重
6トンという巨大ゆえに時速15キロ程度の走力しかなく、獲物
は待ち伏せ中心で捕獲し、ひどい説では主に死肉をあさって
いたというものまであった。しかし、咬む力が現生のワニ・
アリゲーターの6000ニュートン(咬む力の単位)に比べ6万
ニュートンと凄まじさと前記、時速50キロのスピードに加え、
犬をはるかに凌ぐ嗅覚で、草食恐竜を中心に狩りをしていた
のだろう。この咬む力は40を超えるパーツでできている頭蓋骨
によるもの。すべてのパーツの間にわずかな隙間があり、
緩衝材の役目をしているという。また、走る方は巨大な後脚の
太ももと尾の筋肉を結ぶ強力な腱が速さを生み出しているとしている。

▼番組の結びはティラノサウルスなどいわゆる恐竜はおよそ
6550万年前に絶滅してしまったが、子孫は鳥類として繁栄
している、としている。もちろん、鳥たちが恐竜から進化した
仲間だということはかなり昔からいわれていたし、ボクでも
30年くらい前から両方の脚を比べて同類以外考えられない
と思っていた。ただしティラノサウルスの子孫かどうかは断定
できないと思う。小型の肉食恐竜から進化したことは間違いない
と思うが、ティラノサウルスが3メートルのグアンロンから進化
を遂げたとするなら、1億6000万年前よりさらに遡った時代
に分化したのではないだろうか。もう一点、これは納得できない
と思ったのは巨大隕石が起きる前から同類との縄張り争いや
共食いによって前兆があったとしたこと。北米大陸で巨大化した
原因がおよそ1億年前に起こった孤立、つまり北米大陸がどこの
大陸との切り離されて、北米大陸が恐竜で過密になり草食恐竜
は襲われないために巨大化し、それに合わせて肉食恐竜の
大きくなったという「共進化」によったとしているが、単純に草食
恐竜のエサが豊富で巨大化して、それを捕食できた勝者だけが
巨大になっていったとしてもおかしくないのではないか。捕食者
同士の戦いは当然あっただろう。しかし、ティラノサウルスの
化石にティラノサウルスの歯型があったからといって共食いとは
思えない。ボクの考えではティラノサウルスはあまり群れを
作らなかったのではないかと思っている。1頭でも高い狩猟能力
があるのだから、繁殖の時だけ集まったと考える。鳥の仲間
にもいつも群れる種と繁殖の時だけ集まるタイプがいる。
ティラノサウルスは後者のような気がしていならない。
もちろん、確信はない。

9/19(月)キャプテンの一言

2016/09/19 月曜日 - 22:04:29 by captain

▼海の貴婦人ともいわれ、優雅な姿で有名なサカナ
「ミノカサゴ」がアメリカで大変なことになっている。
CNNが19日伝えたところによると、アメリカ北東部の
ロードアイランド州(州都プロビデンスはボストンまで
車で1時間程度の距離)から南米ベネズエラにかけて
の大西洋の広い海域で「ミノカサゴ」が繁殖してサンゴ礁
を荒廃させるとともに、在来種のサカナを捕食して勢力
を拡大しているという。きれいな姿とは裏腹に、食欲
旺盛で攻撃的なサカナだとは理解していたが、サンゴ礁
を破壊するような魚種とは思わなかった。きれいに
広がっている背びれには毒があり、刺されるとかなり
のダメージを受ける。アメリカ東海岸では外来種で
1980年代から生息が確認されたらしい。基本的には
暖かい海域に住み、日本でも北海道南部より南の海
にいる。「ミノカサゴ」の勢力拡大は自身の繁殖力の
強さ以上に地球温暖化による海水温度の上昇が原因
といえるだろう。この「ミノカサゴ」駆除に乗り出したのが、
驚くことなかれ、掃除機の「ルンバ」を製造販売している
アメリカのロボットメーカー「アイロボット」。しかも「ルンバ」
の遠隔操作技術を使い、その上に感電装置を組み合わせ
たもので、駆除ロボットは搭載されたカメラで「ミノカサゴ」
を探知して2枚の電極で挟んで感電死させた。しかも死骸
はロボットが回収するというもの。「アイロボット」のCEO
=最高経営責任者=のコリン・アングル氏がバミューダ
諸島の保護団体から被害を伝え聞いて開発したという。
そして資金提供して駆除ロボットの開発に至ったという。
ただ、問題も多い。それは広大な海域に「ミノカサゴ」が
どれだけいるのかが分からない。関係者はなんと数百万匹
と推定している。これでは駆除ロボットが何万台必要なのか
計り知れない。
これこの魔の三角地帯「バミューダ・トライアングル」の
呪いではないのか。

▼「ミノカサゴ」は食べておいしいサカナといわれている。
食欲旺盛なサカナなのでどんどん釣り上げて、人が
どんどん食べれば被害も減っていくのではないか。感電死
は人間の驕りでしかないような気がする。元々は人類が
引き起こした温暖化が原因なのだから、ここはなるべく
自然に任せて食物連鎖の頂点にいる人間が食べると
いうことで減らしていくのがベストだろう。釣り上げると
いえば、19日BBCニュースが沖縄県南城市のサキタリ
洞窟で沖縄県立博物館・美術館などの調査チームが
世界最古の「釣り針」を発見したと伝えた。報告論文は
16日のアメリカの科学アカデミー紀要で明らかにされた。
この釣り針はおよそ2万3000年前のものとみられ、
これまでの世界最古といわれているパプアニューギニア
のおよそ1万8000年前のものとされているらしい。
これに比べて5000年もイッキに古くなったことになる。
巻貝を加工して作られた釣り針はきれいな曲線を描いて
おり、かなり実用的でりっぱなもの。古事記にでてくる
海幸山幸神話で山幸彦が兄の海幸彦に借りて失くして
しまった釣り針もこんな形をしていたのだろうか。この
洞窟からはカニや貝を食べた後も見つかった。きっと
現代よりも素材重視でグルメだったことを物語っている
かもしれない。

9/16(金)キャプテンの一言

2016/09/16 金曜日 - 22:00:47 by captain

▼中国が昨夜、独自の宇宙ステーション「天宮1号」の後継となる
「天宮2号」を打ち上げた。来月には有人の「神舟11号」を打ち
上げ、ドッキングすることになっている。すでに「天宮1号」で宇宙
滞在を果たしているが、今回は過去最大の1カ月間の滞在を予定
している。「天宮2号」は「1号」より一回り大きい長さ10・4㍍、重さ
8・6トンで、2022年までに計画されている中国単独の宇宙
ステーションへの実験機という意味合いを持っている。中国は南
シナ海(東シナ海も)で岩礁に基地を盛んに建設して領有権を主張
しているが、習近平政権は宇宙についても「宇宙強国」をめざして
おり2030年までにアメリカやロシアに並ぼうとしている。その計画
の中心にあるのが宇宙ステーション「天宮」シリーズというわけだ。
中国は表向き途上国向けに科学実験や宇宙飛行士の乗船の
機会など国際協力を全面に押し出している。しかし、最近、特に
力を入れている盗聴が不可能とされる量子暗号通信の試験も
行われるとみられている。来月打ち上げられる「神舟11号」には
2人の飛行士が乗り込み、ドッキングして「天宮2号」に移動して
およそ1カ月滞在するとしている。日本の関与しているISS=国際
宇宙ステーション=は2024年で運用を中止することになっており、
アメリカは火星をめざすミッションに舵を切る可能性が高い。そう
なると”地球の空”は中国の独占になってしまうかもしれない。
もっとも警戒しなければならないのは、やはり軍事利用だろう。
中国の最終目標も完全支配だろうから、早めの対応が世界に
求められる。

▼秋競馬が始まったと思ったら、今週はもう3歳クラシックの最後
3冠目、牝馬の秋華賞(10月16日、京都、芝、2000㍍)と菊花
賞(10月23日、京都、芝、3000㍍)のトライアルがスタートする。
阪神では18日、GⅡカンテレ賞「ローズS」(芝、1800㍍)が
行われ、桜花賞馬のジュエラー(4枠6番)、オークス馬の
シンハライト(4枠7番)が同枠で登場、桜花賞以来の対決が
実現する。ジュエラーは桜花賞後、故障が判明し休養明けとなる。
一方のシンハライトはオークス以来で、単なる休養明けとなり、
臨戦過程からみればシンハライトが有利になる。この2頭で断然
のようにみえるが、どちらも目標は本番の秋華賞、100%の
仕上げではないと思われる。出走権獲得を狙った伏兵の台頭も
無視できない。データ的にはオークスから直行が有利のなっている。
そこで狙ってみたいのは5枠9番フロムマイハート。オークスは
16着と大敗したが、1800㍍は5戦2勝、2着3回とパーフェクト
連対。阪神競馬場でも勝利があり、そこそこ前でレースができる
脚質もよさそう。別路線では大外8枠15番に入ったラベンダー
ヴァレイ。前走が1200㍍の500万下、ここを快勝して2勝目を
挙げた。この馬を狙うのは父ディープインパクト、母クロウキャニオン
という血統。上にカミノタサハラやマウントシャスタ、ベルキャニオン
などがおり、1800㍍で好走しても驚きはない。一方、中山競馬場
ではGⅡ「セントライト記念」(芝、2200㍍)にも皐月賞馬ディーマ
ジェスティが出走する。12頭立てで枠の内外は関係なさそうだが、
4枠4番なら問題ない、ここは試走ながら恰好はつけてくれるだろう。

9/14(水)キャプテンの一言

2016/09/14 水曜日 - 22:22:07 by captain

▼11日のNHKスペシャル「メガクライシス」第2弾は地震の予知が
テーマだった。ことし4月に起こった熊本地震では、前兆として日向
灘で「スロースリップ」という、ゆるやかな地滑りが記録されたとして、
これが南海トラフ巨大地震の予知につながるということだった。東
日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震でも同じスロー
スリップが起こっていたという。ほかにも統計学を駆使した予測なども
紹介されていたが、理屈が一番だと思ったのは、この前兆スロー
スリップだった。ただ、この現象を察知したとして巨大地震までの
タイムラグはどれくらいかと問われれば正確な答えは「ない」と
思った。数日後の場合もあるかもしれないし、数年、十数年、
あるいはしれ以上かもしれない。それを予知とか予測とはいわない
のではないか。地震国・日本は極端なことをいえば常に揺れている。
それも北海道から九州まで広範囲に及んでいる。地震予知が可能
なら、素晴らしいことだし、大いに期待したいのだが、番組からは
それほど正確なものという印象は受けなかった。また、盛んに
「防災」という言葉を使っていたが、ボクから言わせれば自然災害を
防ぐことは、ほとんど不可能ではやり「減災」という言葉を使って
欲しかった。人的災害は防ぐことのできるものもあるだろう。
もう一つ、実は先週、国の中央防災会議が、唯一予知が可能
としていた東海地震について、「確実な予知はあり得ない」という
断念宣言をした。そしておよそ40年ぶりに大規模地震対策特別
措置法の見直しする議論を始めた。ここでは減災という言葉も
つかわれている。NHKの番組放送のタイミングにいささか疑問
を持った次第。

▼同じ日ののNHK大河「真田丸」にビックリした人が多かったの
でないだろうか。天下分け目の戦い「関ヶ原の合戦」(慶長5年
9月、1600年)の描写が実在しない佐助の報告で終わってしまった。
三谷幸喜氏の脚本にありがちな展開だが、時代が変わった戦い
であり、徳川時代(江戸時代)の訪れを確定した出来事だった。
確かに主人公真田一族にとっては遠い場所での戦いであった
としてもあまりにもあっけない。それなら「第二次上田合戦」が
詳細だったかといえばそうでもなかった。これは関ヶ原(東西
決戦の場所)をめざした徳川軍の主力3万8000がのちの2代
征夷大将軍の秀忠に率いられていた。真田昌幸と信繁(幸村)
がこもる上田城との攻防で徳川軍にかなりの負傷者が出て、
数日間の足止めをくったために関ヶ原の合戦に間に会わなかった。
結果として家康は、加藤清正や福島正則ら豊臣恩顧の大名を
使い、小早川秀秋の裏切りを誘い勝利をもたらした。そのため、
秀忠軍はほぼ無傷(上田城攻めでそれなりの犠牲は出た)で
温存することができた。これは偶然だったのだろうか。小説に
よっては、家康がわざと遅れるように仕組んだとするものもある。
家康には多くの男子がおり、これを失敗とするなら2代目を継ぐ
ことはなかったのではないか、といういうもの。ところで、関ヶ原
の合戦には徳川軍で活躍した徳川四天王の一人、井伊直政が
いた。この戦いで鉄砲傷を負い、それが原因で42歳の若さで
死去する。実はこの直政は来年の大河「おんな城主 直虎」の
主役(柴咲コウさん)が井伊家再興のために育てた養子という
因縁がある。冬と夏の大阪に陣では間に会わないのだから、
こんな面白いことをスルーするのはもったいないと思ってしまった。

9/12(月)キャプテンの一言

2016/09/12 月曜日 - 22:19:51 by captain

▼スコットランドの西部にあるスカイ島で1億7000万
年前の海洋で君臨していた海生爬虫類の化石が発見
から50年ぶりに掘り出され全貌が明らかになった。
スカイ島から東へ行くとネッシーがいるといわれるネス湖
がある。このニュースは日本ナショナルジオグラフィック
日本版が先週伝えたもので、「ストア・ロックス・モンスター」
と名付けられた化石がどれほどネッシーに似ているのか
(実物を誰も知らないので想像図でしかないが)とワクワク
したが、くちばしは2本の吻が鋭く伸びたカジキに近い姿
だったのにはいうのはよくないと思うのだがちょっとがっかり
した。今回の化石が完全に近い形で見つかったことから、
想像図も概ね正しとみられるので、ネッシーとはまったく
別物ということになる。「ストア・ロックス・モンスター」の
発掘に50年も要したのは非常に硬い岩の中に埋まって
いたためという。魚にそっくりの魚竜で、ネッシーは恐竜
そのものの海生恐竜ということになる。スカイ島は周辺
が海水で、ネス湖は淡水だが、生息する条件としてあまり
こだわる必要がないと思っている。当然、塩分濃度は
死活問題になるが、現代でもウナギやサケなど海水と
淡水を行き来する生命が数多くいる。映画のジュラシック
パークではないが、人の目に見える形で古代の生命が
生きていたら、素晴らしいことだと思う。

▼日本時間の11日、フランスのシャンティイ競馬場で
行われた10月2日の凱旋門賞の前哨戦GⅡ「ニエル賞」
(芝、2400㍍、5頭立て)で日本のダービー馬マカヒキが
1番人気に応えて快勝した。フランスではよくあるスロー
ペースで、直線よ~いドンのレースにも動揺せず3番手
からきっちりイギリスのミッドタームをクビ差捉えた。
本番はそれなりの多頭数になると予想されるが、日本
競馬の悲願といえる凱旋門賞制覇を成し遂げてもらい
たい。強敵と目されるのは現在GⅠ3連勝中のイギリス
のポストポンド(5歳・牡)だろう。クラシックには縁が
なかったが、キングジョージ&エリザベスS(2400㍍)
で初GⅠを制覇、近3走はイギリス・インターナショナルS
(2100㍍)、イギリス・コロネーションC(2400㍍)、
ドバイシーマクラシック(2410㍍)のGⅠを連勝中。特に
ドバイシーマクラシックでは日本の2冠馬ドゥラメンテを
破っている。3歳牝馬のフランス馬、ラクレソニエールにも
警戒が必要。凱旋門賞は斤量面で3歳馬が有利になる。
1000ギニー(桜花賞に相当)とフランス・オークスを制して
いる。マカヒキの鞍上ルメール騎手はレース後「きょうは
70、80%%でした。直線での反応がよかったですし、
ラスト200㍍はすごく速かった。このレースを使ってもっと
よくなると思う。本番が楽しみです」と話している。
凱旋門賞は国内での馬券発売第1号になるレース。
日本国内ではマカヒキが1番人気になってしまいそうだが、
応援しよう。凱旋門賞と同じ日、日本では秋のGⅠ初戦と
なるスプリンターズS(中山、芝、1200㍍)が行われる。
春のスプリント王ビッグアーサーが11日のセントウルS
を逃げて快勝した。秋も主役の座は譲らない走りだった。

9/9(金)キャプテンの一言

2016/09/09 金曜日 - 22:18:47 by captain

▼「流氷の天使」「氷の妖精」といわれているオホーツク
海のクリオネに100年ぶりとなる新種が見つかったと
きょうの新聞が伝えた。これは北海道の蘭越町にある
町立の貝専門博物館「貝の館」の山崎友資学芸員と
道立オホーツク流氷科学センターの桑原尚司学芸員
が共同研究として発表したもの。今回の結果で4種と
なったクリオネは軟体動物の中の裸殻翼足目に属し
和名ハダカカメガイといい、貝殻と持たない巻貝。われ
われが目にするクリオネはとてもかわいいが、今回
新種になったクリオネ「オホーテンシス」はコロコロした
体形をしている。天使のようにはみえないのだが…。
一方、かわいい方のクリオネは今回以外の2種と違う
種であることも分かり新たに「エレガンティッシーマ」と
いう名前をもらうことになった。「エレガンティッシーマ」
はかわいい姿とは思えない食事をする。頭部にある
6本の触手「バッカル・コーン」を広げてイメージとして
ガバッと捕まえて「むしゃむしゃ」と食べてしまう。しかも
その相手は自分と同じ仲間の「ミジンウキマイマイ」など
というから、どちらが本当の姿なのか。もちろん、どちら
もクリオネなのだが、自然の生き物にはビックリしてしまう。
ただし、いつも食事をするわけではなく、成体のクリオネ
は1年くらいの絶食に耐えられるらしい。この能力は
分けてもらいたいと思う。

▼JRAは今週から秋競馬に突入するが、半分夏の
気分を残している。11日、阪神競馬場でセントウルS
(芝、1200㍍)、中山競馬場で京成杯オータムH(芝、
1600㍍)はそれぞれサマーシリーズの最終戦になる
からだ。4日、新潟競馬最終日に行われたGⅢ「新潟
記念」(芝、1600㍍)で横山典弘騎手がアデイインザ
ライフに騎乗して史上4人目のJRA全10場重賞制覇
を達成した。30年6カ月と4日での達成は過去3人に
比べてもっとも遅い。名手にして「無事これ名馬」を実践
した形。ちなみに過去の達成者は古い順に安田富男
騎手(1996年7月4日、札幌SS=ノーブルグラス)武豊
騎手(1997年7月27日、函館3歳S=アグネスワールド)
藤田伸二騎手(2004年2月8日、小倉大賞典=
メイショウバトラー)となっている。48歳の横山騎手は
2009年に小倉大賞典勝利で王手をかけてから7年半
での快挙となった。今週からの中央場所でも思い切った
騎乗を見せてもらいたい。一方、11日には日本とフランス
で姉弟が重症競走に出走する。ともに父ディープインパクト、
母ウィキウィキの全兄弟(サラブレッドでは異父兄弟が多い
ので、ともに同じ場合はこう呼ぶ)で姉のウリウリは阪神の
GⅢセントウルSに、弟のマカヒキはフランスのシャンティイ
競馬場で行われるGⅡ「ニエル賞」(芝、2400㍍)に出走
する。特にダービー馬・マカヒキは凱旋門賞の前哨戦で
有力馬ハーザンドが回避したこともあり6頭立てとなり
1番人気になりそうなので、ぜひとも勝利を収めて本番
の凱旋門賞に臨んでもらいたい。姉のウリウリも人気
だろうが、GⅠ馬のビッグアーサーはじめ牡馬相手でも
あり、厳しいが仕上がりは良さで好勝負をして、後から
走る弟に勝利のバトンを繋いでもらいたい。

9/7(水)キャプテンの一言

2016/09/07 水曜日 - 22:00:03 by captain

▼月曜日の続きになるが、アメリカの大学などの研究
チームが日本を含む東アジアを襲った台風の威力が
2013年までの37年間で12~15%増大しているという
研究成果を5日、イギリスの科学誌「ジオサイエンス」に
発表した。これはアメリカの海軍合同台風警報センター
と日本の気象庁のデータを使って解析した結果、こうした
数字が導きだされたという。今後も温暖化の影響により
さらに強大になる可能性があると指摘している。まさに
海水面の上昇が起因しているが、これは地球温暖化が
原因にほかならない。月曜日には主にCO2=二酸化
炭素を中心に述べたが極地、特に北極圏では永久凍土
が溶け出している現象が挙げられる。もちろん、マンモス
がむき出しになって、1万年前の”新鮮”な死骸がイッキ
に腐敗してしまう。それよりも4日のNHKスペシャルに
よると永久凍土に含まれているメタンが大量に大気中に
噴き出すことだ。これはシベリアからカナダまでの広範囲
で起こっている。このメタンの温室効果はCO?の28倍
にもなる。つまり、現在の状態が続いても温暖化は加速
することになる。北極圏以外でも日本も注目している海底
に眠るエネルギー「メタンハイドレート」はメタンそのもの
なので、大気中に漏らすことなく完全燃焼が必要となる。
となると、やはりエネルギー源は太陽光が断然一番というしかない。

▼もう一つ怖いのが雷だという。パソコンなど電子機器が
機能しなくなる。交通機関や病院、家庭内でもオール電化
およびコンピュータ化された社会は巨大・強力な雷の発生
によって麻痺してしまう。この話で思い出したのはアメリカ
のTVドラマ「ダークエンジェル」、総指揮ジェームズ・
キャメロン、主演ジェシカ・アルバで2000年10月から放映
された。遺伝子操作された少年少女と人間との闘いを
描いているのだが、背景が雷ではなく電磁波爆弾パルス
によって金融崩壊が起こったあとの世界が舞台となっている。
電磁波武器は現在、多くの国が開発中ともいわれているが、
強力な雷も同様の威力を発揮する。すべてがデジタル化
した社会の崩壊はアナログと違って一斉に起こる怖さがある。
停電用の懐中電灯やロウソクが役に立つ今の社会が正常
だと思うのだが。

▼ついに兄弟が敵味方に分かれてしまった。4日のNHK
大河「真田丸」は関ヶ原の合戦前夜となり、主人公の真田
信繁(幸村)は父・昌幸とともに石田三成の西軍(豊臣)に
味方する決断をした。番組では戦いが長引くことを予測した
昌幸に対して、早く決着するので、日和見はダメと釘を刺した。
事実がどちらだったかは分からないが、天下分け目の大戦
(おおいくさ)がたった1日で決着するとは誰も想像でき
なかったのではないか。もちろん、東軍の総大将、徳川
家康といえども。そこには三成の「戦べた」があまりにも
ひどすぎたということに帰結する。特に開戦前夜、大垣城での
軍議で島津氏が夜討ちを提案したのを三成は正々堂々と
正面衝突を主張して一蹴したとされる。戦争はいつの時代
でも勝った方が官軍になる。歴史すら作ることができるという
根本的なことを三成が理解していなかった。この一件から
島津軍は関ヶ原で傍観(被害は甚大だったが)に回ってしまった。

9/5(月)キャプテンの一言

2016/09/05 月曜日 - 22:15:17 by captain

▼きょう(5日)閉幕したG20=20の国と地域の首脳会合=
に先だって3日行われた米中首脳会談で、アメリカと中国
が地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」に批准した
と発表した。温室効果ガスの削減を決めたもので、世界1位
(中国)と2位のアメリカということで実行できれば、ある程度
の効果はあるかもしれない。一方、日本はまだ批准していない。
政府は年内の批准に向けて準備を進めるとしているが
いかにも遅い動きと言わざるを得ないだろう。今月26日に
召集が予定されている臨時国会に批准案を提出できそうだ
としている。このタイミングで昨夜のNHKスペシャルは
「メガクライシス・巨大危機」の第1集として加速する異常気象―
だった。結論からいえば地球温暖化はほぼ止めることは
できないということだろう。このコーナーでも述べたことがあるが、
北極圏がカギを握っている。地球の中で気温の上昇が著しい
のは北極と南極の両極といわれている。北極圏については
海氷が年々減少してホッキョクグマの生息域がどんどん狭く
なっているニュースは近年よく耳にしたり、目にする。海氷は
太陽光を反射して熱を大気圏外に逃がす役割を果たしている。
その氷が溶けていくと、太陽光は直接海水を温めることになる。
当然、一面氷原のような寒いが安定した気候が生まれる。
しかし、氷の減少によって大気が大きく乱れ、巨大な低気圧
が生まれる。すると、その気流の影響が偏西風にまで及び、
ここ数年起こっているような大きな蛇行が生まれる。
この偏西風の蛇行が北半球の異常気象を起こしている。

▼では南極はどうか。きょうの産経新聞の夕刊に南極の
ラーセル棚氷の割目が拡大しているという記事が載った。
これはイギリスのの南極調査チームが発表したもの。
近い将来、先端部分がちぎれて海に流出する恐れがある
としている。ラーセン棚氷は南極半島の東側にあり、
2000年以上前から存在していたA、B、Cの三つのラーセル
棚氷はAが1995年に、Bが2002年に崩壊して今はCのみ
が残っている。その面積5万5000平方キロ㍍と日本の九州
と四国を合わせた広さに匹敵する。北極海の場合、最初
から海に浮かんでいるので、海面上昇は起こらない。
しかし、南極はれっきとした大陸でアメリカの面積に匹敵
する。陸の上に乗った氷だから海へ流れ込めば、その量
だけ海面は上昇する。ラーセンC棚氷は5万5000平方
キロメートルの面積があり、これが海に溶け出すと世界の
海水面が5~10センチ上昇すると推測されている。今でも
太平洋の島しょ国では国そのものが水没の危機に瀕して
いる。わずか5センチ、10センチでも国が滅亡するかも
しれない。NHKスペシャルでは、今のまま温暖化が進むと、
今世紀末の最高気温を東京で43度、名古屋で44・5度、
大阪で42・5度と予測している。さらに加速する可能性も
指摘されており、単に温室効果ガスのの排出規制だけでは
気温上昇は抑えきれないかもしれない。地球生命の危機
といっても間違いとはいえない。世界はもっと気温を抑える
新たな手を打たなければならないと思う。