キャプテンの一言 » 2016 » 6月

6/29(水)キャプテンの一言

2016/06/29 水曜日 - 22:15:58 by captain

▼宝塚記念からわずか3日でドゥラメンテの引退が発表された。
レースでは不利な位置から追い込んで2着(優勝はマリアライト)
を確保したドゥラメンテだったが、ゴール後、つまずいてデムーロ
騎手が下馬、その症状が心配されていた。翌日には左前脚の
複数のじん帯と腱に内出血と炎症が確認され秋の凱旋門賞挑戦
が撤回されていた。もう少し様子をみるものと思われたが、生産者
ノーザンファームが開設している滋賀県にある「ノーザンファーム
しがらき」での診断で「競争能力喪失」との判断が下された。今後
は種牡馬として2世を送り出す使命を果たすことになる。馬主の
クラブ「サンデーレーシング」の吉田俊介代表は「予後不良(安楽
死)という最悪の事態も想定されました。競走馬としては無理
だけど、種牡馬にする目途はたちました。素晴らしい血統で種牡
馬入りは義務だと思っていました」と話し、レース直後、馬運車で
運ばれたときの最悪の事態が回避され、複雑な一安心という
ところだろうか。また、所属する堀調教師は「競走馬としての完成
は、まだまだ先だと感じていたので、このようなアクシデントで、
競走馬生命を絶たれてしまったことは大変残念だ」と談話を
発表した。

▼ドゥラメンテは9戦5勝2着4回の成績で競走を終えた。去年の
クラシック皐月賞と日本ダービーを制覇、その直後骨折が判明
して、ことし2月の中山記念で復帰、勝利を飾った。宝塚記念の
前のドバイシーマクラシックでは落鉄のアクシデントがありながら
2着を確保した。しかし、不運は宝塚記念でも続いてしまった。
素晴らしい成績もさることながら血統はさらに素晴らしい。父は
キングカメハメハ、母はアドマイヤグルーヴ(父サンデー
サイレンス)。父はミスタープロスペクター系、母の母は
エアグルーヴ(父トニービン)、その母はダイナカール
(父ノーザンテースト)というGⅠ馬を輩出する優秀な牝系。
父も母も超有名ブランドのため、配合には配慮する必要が
あるが、まぎれのない良血。サラブレッドはブラッドスポーツ
といわれており、血統が非常に重要な要素になる。生産者
として日本を席巻している社台グループなので相手の牝馬に
困ることはない。父キングカメハメハ、母エアグルーヴの
ルーラーシップはことし2歳が初めての産駒(ファーストクロップ)
ですでに勝ち上がっている。ぜひともドゥラメンテも素晴らしい
2世をターフに送り込んでもらいたい。

▼ドゥラメンテが目指していた秋の凱旋門賞(10月2日、
フランス・シャンティイ競馬場、芝、2400㍍)の馬券が日本
でも発売されることになった。ちょっと皮肉ではあるが、
これからは日本馬が出走する多くのレースを購入することが
できるようになる。その第1弾が凱旋門賞ということになる
(ただしインターネットのみ)。ドゥラメンテは出なくても、ことし
のダービー馬マカヒキは出走を表明している。ドゥラメンテも
分も応援しよう。

6/27(月)キャプテンの一言

2016/06/27 月曜日 - 22:16:49 by captain

▼千利休が切腹してこの世を去った。きのうのNHK
大河「真田丸」は「動」より「静」の展開だったが、利休
と鶴松、そして豊臣秀吉の実の弟で大和大納言、
秀長が世を去った重要な局面だったと思う。
鶴松が生存していれば、この後起こる「世紀の大失政」
といえる朝鮮出兵(秀吉自身は中国の明を制服する
としている)はあったのだろうか。北条征伐を終え、
日本にやっと「戦」が無くなった矢先に無駄な軍事行動
は国土、国民の疲弊にしかつながらない。止めること
ができたのは弟の秀長をおいていなかっただろう。
秀吉の政治の頭脳を自任、あるいは右腕だと思って
いた節のある石田三成はいわゆる「イエスマン」だから
不可能だし、徳川家康をはじめとする“外様”は自分
(人と領地)を危険にさらすような行動や言動はとらない。
特に家康はドラマの中でも描かれているように、秀吉
亡き後は「自分の時代」だと計算して行動している。
では利休はどうかといえば、秀吉の天下統一前までは
政治的にも存在感はあったと思うが、そののちは茶人
そのものだったではないか。そして最大の弱点は三成
と仲がよくなかったこと。この点はきのうの三成と大谷
吉継との会話でも理解できたと思う。豊臣家の中で
消えるべくして消えていったと思う。ただ、きのうの淀殿
(茶々)との因縁めいた関係を醸し出していたが、あれは
創作で事実ではないと思う。

▼利休の切腹に関しては、何が直接の原因かはわかって
いない。多くの説がある中で、一番はきのう登場した
大徳寺三門(金毛門)の自身の雪駄履きの木像を設置
して、門の下を秀吉が通ったというもの。ただし、このとき
は木像を逮捕して事なきを得たともいわれている。
ほかに茶器を高価で売り大儲けした。秀吉が娘を望んだ
が拒否した。秀吉の派手好きに対して利休の「わびさび」
が対立した。まだまだ一杯あるが、淀殿との絡みはない
と記憶している。これは冬と夏の大坂の陣まで残って
いる主役級の淀殿を見ている人の脳に焼き付けておく
ためのものだろうと推測する。淀殿が利休の木像に興味
を示すことはないけど発想としてはまぁ、いいかなとも思う。

▼マリアライトがやりました。きのうの夏のグランプリ
「宝塚記念」(阪神、芝、2200㍍)で8番人気のマリア
ライトは「稍重」も馬場をものともせず、中団から逃げる
ファン投票1位のキタサンブラックを差し切り、追い込ん
できた1番人気のドゥラメンテを抑えてGⅠ2勝目を挙げた。
オーナーのキャロットファームの高橋二次矢代表は
サンスポ紙面で「強かったですね。ビックリです。しぶとい
というか、根性がありますね」とおどけながら喜びを語って
いる。また、鞍上の蛯名正義騎手は勝利ジョッキー
インタビューで「北島さん(サブちゃん)の歌(まつり)が
聞けなくて申し訳ありません」とこちらも気が利いたコメント
をして、和ませてくれた。単勝を的中できて思い出に残る
レースになったが、ゴール後故障が判明したドゥラメンテ
の症状が心配、頑張ってターフで元気な姿をもう一度
見せてもらいたい。

6/24(金)キャプテンの一言

2016/06/24 金曜日 - 22:13:17 by captain

▼2010年6月13日、奇跡の生還を果たした小惑星探査機
「はやぶさ」が持ち帰った「イトカワ」の微粒子の表面におよそ
45億年まえに高熱を受けて作られたと思われる模様が確認
された。これはJAXA=宇宙航空研究開発機構=が22日、
発表したもの。イトカワは地球と火星の間を回っている長径
500㍍ほどの小惑星だが、もともとは太陽系ができて間もない
およそ45億年前に形成されたとみられる直径20㌔の天体から
分離したもの。つまり今回の微粒子は45億年前に熱を帯びた
親の天体の一部だったときの物ということになる。ここまで肉眼
でも見分けるのが難しいほど小さな物質から分かってしまう
科学力は凄いのひとこと。同じ日にJAXAはもう一つ発表した。
それは、ことし2月の打ち上げた探査衛星「ひとみ」の後継機を
2020年代前半に打ち上げるというもの。ことし運用不可能にした
人的ミスは、さすがにあり得ないレベルのものだった。およそ310
億円もパァ~になってしまったが、目的だった巨大ブラックホール
の観測もできなくなってしまった。次回は200数十億円と予算は
抑えられているが、予算ではなくつまらないミスだけは避けて
もらいたい。

▼あさって26日に阪神競馬場で行われる夏のグランプリGⅠ
「宝塚記念」の枠順がきのう、JRAから発表された。注目のファン
投票1位のキタサンブラックは2枠3番に入った。逃げや先行が
武器の同馬にとっては絶好枠といえる。天皇賞・春も1番枠から
まんまと逃げ切った(カレンミロティックと接戦だったが)。今回の
逃げると思われるが、飛びが大きく良馬場が理想という記事を
スポーツ紙でみた。当日は本降りではないが、土曜日もかなり
の雨量になる予報で良馬場は望めないだろう。人気を二分する
とみられるドゥラメンテは5枠9番となった。この馬の場合、海外も
含めて8戦5勝、2着3回とパーフェクトな実績が示すように軸に
据えるのには打って受け。不安があるとすれば、1度も関西で
競馬をしていないということ。前走、ドバイで走っているので輸送
に問題はないと思うが、国内の場合は直前輸送になる、馬体重
には注目する必要がある。この2頭を馬券から外すことはできない
が、狙いたいのは4枠8番を引いたステファノス。この馬は休み明け
を叩いた2走目で一変するタイプ。去年の天皇賞・秋の2着や初重
賞勝ちの富士Sもこのパターン。しかも重馬場でも1戦1勝と実績
がある。もう1頭、稍重から重馬場で4戦3勝、3着1回の8枠16番
の牝馬マリアライト。2200㍍の距離も去年のGⅠエリザベス女王
杯(京都)を勝っている。有馬記念でも1馬身差の4着と好走しており、
牡馬相手でも気おくれしない。去年の覇者4枠7番ラブリーデイは
本質的に良馬場向きだとお思っているが、きょう阪急のビッグマン前
の広場でJRAのイベントがあり、ラブリーデイの「うちわ」をもらったの
で買うことにする。

6/22(水)キャプテンの一言

2016/06/22 水曜日 - 21:34:09 by captain

▼NOAA=アメリカ大気海洋局はことしの夏もサンゴ
がピンチだということを明らかにした。これは21日、
発表されたもので太平洋の西側、つまり日本に近い
(フィリピンやオーストラリアなどが中心になるだろうが)
海域のサンゴは海水温の上昇によって「白化現象」が
起こり、サンゴが死滅してしまうというもの。
これは、ことしの夏、ラニーニャ現象が発生すると予測
されていることが原因だという。ラニーニャ現象が起こる
と、太平洋の赤道付近ペルー沖(太平洋の東側)の
海水温が低くなり、代わりに西側の海域が高くなる。
エルニーニョ現象の逆バージョンになる。
サンゴはサンゴ虫という動物の仲間で、褐虫藻という藻
と共生していることはよく知られている。褐虫藻が光合成
によって作った栄養分を分けてもらっている。そのため、
あまり深い海には生息しない。白化の原因は、ストレス
といわれているが中でも海水温の上昇があげられる。
低水温にも弱いが、そういう地域にはほぼ生息していない
ので、やはり熱帯から温帯地域では上昇が危険信号に
なる。比較的浅い海は気温変化が大きく、30度になると
サンゴに住み着いた褐虫藻が逃げてしまい、栄養が
得られず、死滅してしまう。それによって白くなる。

▼ことし、すでにオーストラリアのグレートバリアリーフ
でも心配されているというニュースもあった。サンゴ礁
がなくなると、そこに生きている多くのサカナなど多くの
海洋生物もいなくなってしまう。つまり美しい海が消えて
しまうということだ。実は去年、観測史上3番目の白化
現象が太平洋、大西洋、インド洋で起こっており、ことし
はラニーニャ現象が発生すれば、さらに酷い状況に
なるかもしれない。これも人類の営みによる地球温暖化
によるところが大きいと言わざるを得ない。ひいては
巨大な自然災害にもつながってくる。去年末の温室効果
ガスを規制する「パリ協定」の実行を世界がともに行わな
ければならない。ただし、アメリカ大統領選挙で共和党の
候補にほぼ決まっている不動産王のトランプ氏は今の
ところ拒否しているが…。

▼26日の日曜日、阪神競馬場で行われるGⅠ「宝塚
記念」(芝、2200㍍)の追い切りがきょう、東西トレセン
であり出走各馬が順調な調整を行った。ファン投票1位
のキタサンブラックは栗東CWコースで長め(7F)から
元気いっぱいに追い切られ、天皇賞・春1位の調子を
維持しているように感じた。また、1番人気に押されそう
なドゥラメンテも美浦での併せ馬で文句なしの試走。
前走のドバイのGⅠ「シーマクラシック」の2着はスタート
前に右前脚を落鉄(蹄鉄が外れた状態)したままレース
を走ったのだから仕方ない。不運としかいいようがない。
去年の覇者ラブリーデイもここにきて絶好調と陣営が
自信を深めている。ただ気になるのが当日の馬場状態。
今週は夜のうちに雨の降るパターンが続いてそう感じ
ないが、かなりの降水量になっている。
そうなると高速決着は望みにくく、タフな馬が浮上する
ケースが考えられる。これも温暖化の影響だろう。
もう少し時間をかけて検討したい。

6/20(月)キャプテンの一言

2016/06/20 月曜日 - 22:21:25 by captain

▼ついに関東の雄、北条氏が滅亡した。きのうのNHK
大河「真田丸」だが、これまで散々“悪役”として描いて
きた北条氏政を一転気骨者として、言葉は悪いが「いい
死に際」を演出していたと感じた。問題は主人公「真田
信繁」の行動だろう。おそらく信繁の初陣は、この豊臣秀吉
による「小田原征伐」だといわれている。当然ながら父・
昌幸の陣にいたと考えられ、関東北部の松井田城の大道
寺政繁(初代・北条早雲以来の家柄)との戦いで、総大将
は上杉景勝で前田利家らが付いていた。地の利からいえば
真田だろうが、主役にはなりえない。しかし、ここから
始まった「小田原征伐」の活躍が認められて真田家は沼田
城も含めて本領を安堵されている。当然ながら信繁ではなく、
昌幸の活躍によってだが―。きのう氏政の最後の場面で、
「天下を争う戦をしたかった」と語ったが、北条氏は元々、
関東に覇を唱えることが家訓であり、氏政の父・氏康の時代
に成し遂げている。ただし、まわりは武田信玄-や上杉謙信、
そして今川義元など大大名がひしめており、戦ったり、和議を
結んだり、婚姻関係を作ったりして、緊張緩和を図っていた。
氏政の代になって今川家は滅んだが、代わって織田信長や
徳川家康が台頭した。そうした状況で天下を狙うほどの器が
氏政にあるとは思えない。

▼もう一つ、北条家を存続させるという選択肢は秀吉には
最初からなかったと思っている。それは「目の上のたん瘤」
ともいうべき、家康を要衝の東海(三河、遠江など)から追い
出したかった。そのためには、かなりの領地を与える必要が
ある。それこそが北条の領地であり、家康を関東に移封する
ためには、北条が存続しては困るということだ。北条征伐は
要するに徳川家康の関東移封とセットで初めて成立ということ
になる。家康が氏政と氏直の助命をしたとすれば、氏直が娘婿
ということより、関東移封を警戒したことの方が大きいように
思われる。助命したかどうかは定かではないと思っている。
ともかく「真田丸」もこれから真田の分裂から大坂の陣へのます
ます面白くなりそうだ。

▼今週は阪神競馬場でGⅠ「宝塚記念」(26日、芝、2200㍍)
が行われる。ファン投票で選ばれた馬たちの夢舞台。しかも
10月2日の「スプリンターズS」までGⅠがないという、「GⅠ
夏休み」に入ってしまう。ことしの夏の祭典は超豪華メンバー
といっていい構成になっている。ファン投票1位のキタサンブラック
は天皇賞・春の勝馬で、オーナーが歌手の北島三郎さんとうこと
はすでに有名だ。天皇賞・春の京都競馬場でも、鞍上の武豊騎手
を称えるように「まつり」を熱唱していた。勝てばどんなパフォー
マンスをしてくれるのか、今から楽しみ。ただ、今回のメンバー
は強力で有力馬が五指に余るくらい。日曜日まで天気やけいこ、
枠順を気にしながら検討していきたい。

6/17(金)キャプテンの一言

2016/06/17 金曜日 - 22:17:51 by captain

▼今月11日から新潟県の上越市立水族館に「(左ヒラメ)
右カレイ」ならぬ「左カレイ」の標本が展示されているという
ニュースを毎日新聞が14日に配信していた。このカレイは
体長およそ20㌢のヤナギムシガレイで県の水産海洋研究所
の人も「理由は不明」としている。もちろん、圧倒的に「右
カレイ」が多いのだが、絶対的ではなく、しばしば逆のケース
もみられるらしい。特に北海道や太平洋北東部、ベーリング
海に生息する「ヌマガレイ」は「左カレイ」が標準でほとんどが
このパターンだという。それでも、たまに「右カレイ」も見つかる
らしい。これはすべてのカレイに当てはまることで、しばしば逆
パターンに遭遇することがあるという。カレイは世界に100種
も生息している一般的なサカナで、巨大なオヒョウも仲間。
ちなみに今回見つかった「左カレイ」のヤナギムシガレイは
若狭ガレイとして知られており、京都のよく食べられる一夜干し
は「笹ガレイ」として有名。型の大きいものはいいが、ちょっと
小型になると食べにくい気がする。ボクの好みとしてはやっぱり
子持ちを煮つけにするのが一番と思っている。

▼カレイとヒラメの見分け方をネットで調べていると、面白くて
画期的な方法を見つけた。岡山大学歯学部の岡崎好秀氏の
「おもしろ歯学」で、それによると両者はエサが全く違うので「歯」
が根本的に異なっているという。ヒラメはイワシやアジを食べる
獰猛なサカナで口が裂けて怖い顔をしているうえに、歯が大きく
尖っている。一方、カレイは砂の中にいるゴカイなどが主食なので
歯は小さく、おちょぼ口で優しい顔だという。大阪市内の百貨店の
鮮魚売り場で確かめてみると、確かにヒラメの歯は鋭くびっしりと
並んでいた。もう少し幅があればアマゾンの猛魚ピラニアにも
匹敵するのではと思ってしまった。ただしサカナ好きのボクには
怖い顔にはみえなかった。きょうの昼、ラジオ大阪に大分県大阪
事務所の人が出演のため来社していた。大分県といえばカボス
や「どんこシイタケ」などが有名だが、なんといっても関サバと
城下カレイだろう。別府湾の城下海岸で捕れるマコガレイのこと
を「城下カレイ」のブランドで販売され、高級品として人気を博して
いる。大阪事務所次長兼物産観光課長の御手洗洋子さんも「地元
の人でも食べられません」と話している。ところで「カレイの歯って
どうなっています?」と聞いてみると、「エッ」と意外な顔をされ、
「見たことありません」といわれてしまった。実はカレイはヒラメと
違い小さくて歯そのものも小さい。今度、お店で見比べてみては
いかが。

▼海外GⅠ3連勝が期待されたエイシンヒカリはイギリスの
アスコット競馬場で日本時間の16日未明あいにくの不良馬場で
行われた「プリンスオブウェールズS」(芝、2000㍍)でまさかの
6頭立ての6着に敗れた。これもまた競馬で、分かっているけど
常に勝ち続けることはどんな事でも困難ということを痛感した。
来週は夏のグランプリ「宝塚記念」が行われる。頑張ろう。

6/15(水)キャプテンの一言

2016/06/15 水曜日 - 22:33:31 by captain

▼NHKスペシャル最後の秘境「大アマゾン」の第3集が12日、
放送された。「幻の巨大ザル・モノスを追う」という興味を惹く
タイトルにトイレも我慢してテレビにかじりついていた。確か
にアマゾンには風変わりなサルが多く生息していたし、飽きる
ことなく見ることができた。しかし、タイトルが大きすぎて誇大
広告のような感じがした。「モノス」とはベネズエラで発見され
た未確認動物とことで『巨大なサル』という意味らしい。1920
年にスイス人地質学者フランゾワ・ド・ロワ率いる探検隊が
ベネズエラのジャングル、タラ川沿いで油田開発のための
調査していたところ、2頭の巨大なサルに遭遇した。そのうち
の1頭を射殺し、椅子に座らせた状態にして写真を撮り新聞
に掲載された。1㍍30㌢ほどの身長があり、現在のアマゾン
流域には生息していないとされる大きさだ。基本的にアマゾン
流域に生息するサルは多種多様だが、比較的小型な個体が
多い。番組ではその巨大なサルの証拠を求めての取材だった。
結果、確かに大きなサルは実在していた。ただし、新種でもなく
クロクモザルというよく知られている種だった。タイトルが普通
に「アマゾンのサルを追う」とかであれば、何の問題もないいい
番組だったが、幻とか巨大などと煽ったために、逆に期待感が
高まり、そして萎んでいくという負の連鎖になってしまった。
100日以上かけた大作なのだからタイトルを誇大にする必要
はないだろうと、つくづく感じた。

▼ただし、第2集の「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」より
はるかに良かった。かなり前だったが、アマゾンで黄金が出た
ことでゴールドラッシュとなったという映像が流れたことを覚え
ている。いわゆる現代の人間がすでに入り込んでいる状態な
のに、さも初めての映像のように作られていたのも気にいらな
かった。それに比べたら第1集の「伝説の怪魚と謎の大遡上」
は文句なしに見入ってしまうくらいの出来だったと思う。アマゾン
は魚の宝庫だということを痛感した番組で、「さすがNHK」と
感心したもの。こういう展開だと第4集はあまり期待しないほう
がいいかもしれない。

▼スウェーデン南部の石灰石の石切り場で未知の隕石が
発見されたというニュースをAFP時事がきょう伝えた。それは
およそ4億7000万年前に地球に衝突した2個の天体のうち、
これまで発見されていなかった方の小惑星のかけらだということ。
火星と木星の間にある小惑星帯で2つの天体が衝突してバラ
バラになった。ところが、バラバラの物体が集まり「ラブルパイル
小惑星」という形をつくり、宇宙をさまよったのち、地球に衝突した。
しかも、この集団の周りに片方の天体の破片が周回するような形
で衝突したという。そして中心を形作った方はすでに隕石として
発見されていたが、周回していた部分は確認されていなかったと
いうわけ。これまで地球で見つかった隕石とは違うもので、太陽系
の歴史と形成を解明する手がかりになるかもしれないと期待され
ている。新しい元素(113番ニホニウム)も見つかり、これからも
いろんな発見が続くに違いない。

6/13(月)キャプテンの一言

2016/06/13 月曜日 - 22:28:10 by captain

▼先週末の11日は日本に20年ぶりにやってきた珍獣
「タスマニアデビル」の話題で盛り上がった。もちろん、
一部の人の間だろうけど。東京の多摩動物公園にメス
の「マルジューナ」と「メイディーナ」の2匹、テレビの
画面からは見物の親子連れから「かわいい~」の声が
あがり、人気の上場のようだった。現在、アジアで唯一
多摩動物公園のみ飼育されている。「タスマニアデビル」
はその名前の通り、オーストラリアのタスマニアのみに
生息するフクロネコ属の夜行性の有袋類で、大食いの
肉食獣で死肉や骨などアフリカのハイエナのような存在
だ。成獣で体長およそ60㌢、体重オスが10~12㌔、
メスはやや小さく6~8㌔で1日に15%の食料を必要
とする。寿命はおよそ5年。なぜ、日本にくることになった
かというと、タスマニアではタスマニアデビルの間に
1990年代以降、DFTD=デビル顔面腫瘍性疾患=
というガンが蔓延しており、生息数は14万匹から2万匹
に激減した。そのため、オーストラリア政府とタスマニア
州政府は海外に飼育場所を求めた。そのうちの一つが
日本の多摩動物公園というわけ。このDFTDはたった
1匹のタスマニアデビルからアッという間に広がったと
いわれている。それはタスマニアデビルの攻撃性に
あり、繁殖の時のもオスはメスを拉致してしまうくらい
荒らしい性格から相手を傷つける確率がかなり高い。
そのため、次から次に広がってしまった。

▼ただし、政府も手をこまねいているわけではない。
新たな島に健康な個体を移住させたり、ワクチンを
開発してりして成果を上げている。タスマニアデビル
は一度に米粒大の子どもを20から40匹近く産むが
母親の乳首は4個しかないため、いち早く育児嚢に
入り、4番目までに乳首にたどり着くことができなければ
育つことができない。その4匹ですら全員成長すること
はかなり難しいらしい。今回、せっかく日本にくることに
なったのだから、メス2匹ではなく、オスも一緒にきて
繁殖を目指してもらいたかった。

▼日本時間12日(現地11日)に行われたアメリカ3冠
レースの最後の「ベルモントS」(ダート、およそ2400㍍)
で日本から参戦した「ラニ」(3歳牡、栗東、松永幹厩舎)
が後方から鋭く伸びて3着と大健闘の走りを見せた。
「ラニ」は日本馬として初めて3冠レースすべてに出走、
これだけでも快挙なのにダート王国のアメリカのクラシック
で堂々と3着に入ったのだから、素晴らしい。鞍上の武豊
騎手のけさのスポーツ紙で「いいレースでした。直線を
向いて勝利を意識する瞬間があったほど」と話しており、
ラニのさらなる挑戦に期待したい。武豊騎手はアメリカ
からイギリスへ向かう。先週、IFHA=国際競馬統括
機関連盟=のワールドベストレースホースで1位を獲得
したエイシンヒカリに騎乗するためで、15日(現地)に
アスコットで行われるGⅠ「プリンスオブウェールズS」
(芝、2000㍍)に挑戦する。ここで勝てば海外GⅠ3連勝
という快挙達成になる。頑張って!

6/10(金)キャプテンの一言

2016/06/10 金曜日 - 22:10:18 by captain

▼今週は113番元素「ニホニウム」の話題が大きく取り
上げられた。「Nℎ」と記号表記されることになっているが、
正式に決めるのは来年夏だという。高校時代の授業以来
という人が多いと思う「元素周期表」、知っているのは水素
「H」や酸素の「O」をはじめ十数種類ではないだろうか。
113番目といわれてもピンと来ないのが正直なところ。
しかし、元素に日本が命名するのは初めてのこと(過去
1度あるが取り消されている)。今回113番原子を発見した
チームを率いた九州大学大学院の森田浩介教授(理化学
研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループの
グループディレクター)はきのう(9日)「ニホニウム」と命名
したことについて「研究は国民に支えられていることを表した
かった」と話した。政治資金公私混同疑惑の渦中にある東京
都の舛添知事に聞かせてやりたい。「ジャポニウム」も候補
だったが、日本語を使いたかったとしている。実は1908年に
小川正孝氏(旧東北帝大、現・東北大学学長など歴任)が
43番元素「ニッポニウム」を発表して、周期表におよそ10年
間登場したが、のちに間違いだったことが分かり取り消された。
きのうの読売新聞によると、75番元素だったことが分かった。
ただし、小川氏は証明していなかったので発見者とはなら
なかったという。どこまで元素周期表が広がるのか、わかって
いないが、172番までは可能性が指摘されている。118番まで
埋まっているが、まだまだ日本人の命名者(発見)が現れる
可能性は十分あるので期待したい。

▼今週、日本の競馬ではGⅠはない。しかし、日本時間の
日曜日、現地アメリカ11日には3冠レースの最後、
ベルモントS(ダート、およそ2400㍍)に日本のラニが出走
する。ケンタッキーダービー9着、プリークネスS5着に続く、
3冠すべて出走という快挙。鞍上の武豊騎手はすでに
アメリカ入りしているが、ヤンキースの田中将大投手の招待
でヤンキースタジアムを訪れた。初訪問となった武豊騎手は
「入った瞬間にドキッとした。すごく神聖な感じがした」と感想
を話している。そして田中投手の当番日がレース当日に
当たることから、同じニューヨーク州で勝利できればうれしい
と話している。もう一つ海外から馬の話。JRAはきょう(10日)
IFHA=国際競馬統括機関連盟=による
「ワールドベストレースホースランキング」(ことし1月1日から
6月5日までの世界主要レースが対象)を発表した。それに
よると、先月フランスのGⅠイスパーン賞を2着に10馬身差を
つける圧勝劇を演じた日本のエイシンヒカリが1位となった。
これは2年前のジャスタウェイ以来のこと。日本馬では5日の
安田記念では2着に敗れたが、香港のGⅠ「チャンピオンマイル」
を勝ったモーリスが4位に入った。またドゥラメンテは7位から
11位に後退した。秋の凱旋門にはことしのダービー馬マカヒキ
も挑戦することを明らかにした。日本馬の海外レースがどんどん
増えるので、1日も早く、馬券(勝ち馬投票券)の発売を始めて
もらいたい。

6/8(水)キャプテンの一言

2016/06/08 水曜日 - 21:53:43 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局=がISS=国際宇宙
ステーション=に仮設居住モジュールの運用試験に
成功したというニュースを伝えていたが、ここに滞在
する2人の宇宙飛行士が初めて入った。その一人
アメリカのジェフ・ウィリアム飛行士は「真新しい様子
だった。中は寒かった」と語っている。宇宙空間は
およそマイナス270度なので、折り畳み式の風船型
の施設では保温効果が足りなかったようだ。2年間
かけて宇宙線の影響などを調べるということだが、
これでは、長時間の滞在は不可能で、居住とは言い
難く温度管理の徹底の改良が必要だろう。一方、
マーズ・ワンに続き、アメリカの民間宇宙企業
「スペースX社」が今月、2024年にも有人宇宙船を
火星に向けて打ち上げると発表した。マーズ・ワンは
片道切符で火星で酸素や水、食料などを自給しな
ければ、生きていけない計画になぅているが、スペース
X社の方はどうなるのだろう。

▼5日の日曜日は阪神競馬場で現場の雰囲気を
味わってきた。もちろん、レースの格や馬券の中心
は東京で行われたGⅠの「安田記念」だが、一番
の目的は第5レースの新馬戦。今週からスタート
して来年のクラシックを目指して権利を取っていく。
あいにくきのうからの雨が残り、芝コースは「重」、
ダートコースは「不良」で始まった。天候のせいか、
重賞レースが組まれていないからか、1万6000人
弱の観衆は去年に比べておよそ86%にとどまった
(ただし売り上げは同109%の79億3200万余りと
なる)。パドックに出走馬が登場する11時50分ごろ
までにラジオ大阪の放送ブースや競馬エイト、サン
スポ、夕刊フジ、関西広報室などで用事(特別なこと
はないけど)を済ませる。2歳馬にありがちな「鳴き声」
で幼さを実感する。ボクの注目はPOG(ペーパー
オーナーゲーム)で最後に指名したマンハッタンカフェ
の牝馬「アンジュシャルマン」。牝馬ながら480㌔の
堂々とした馬体で、ゆったりと周回する姿は初戦としては
上出来に見えた。1番人気の「ルイ」(牡馬)は506㌔の
雄大な馬体、しかし、さきほどダート馬かもの情報に
接していたので、”その気”で見るとそう見えてくるから
不思議なもの。レースは3番のアンジュシャルマンと
1番のダブルスプリットがせりあって先行争い、土曜・
日曜で4レース行われた新馬戦で唯一ハイペース(残り
はスローペース)になった。それでもアンジュシャルマン
はダブルスプリットを振り切り、好位の外から伸びてきた
10番マイネルパラディを振り切り先頭でゴールを切った。
勝時計1分22秒6は重馬場にしたら優秀に思えた。
レース後、管理する佐々木調教師は「きょうの馬場で勝て
たのは大きい。良馬場ならもっと走る。センスがいい馬だし、
将来が楽しみ」と絶賛している。来年に向け大いに期待
したい。ちなみに馬券も単勝と3連複を的中した。しかし
メーンの安田記念は勝ったロゴタイプがいなくて外れて
しまった。そんなに甘くない。まあ、こんなものでしょう。