キャプテンの一言 » 2016 » 2月

2/29(月)キャプテンの一言

2016/02/29 月曜日 - 22:15:03 by captain

▼ペンギンの聖地、南極で採取しておよそ30年間も
冷凍保存していた地球最強と呼び声高い緩歩(かんぽ)
動物のクマムシが蘇生して産卵・繁殖に成功したと国立
極地研究所のチームが明らかにした。きょう産経新聞
ネットニュースが伝えた。このクマムシは1983年に南極
の昭和基地周辺で採取された2匹で、2014年に解凍、
水を与えたところ蘇生したという。その後1匹は死んで
しまったが、もう1匹は2週間後にエサを食べるなど普通
の状態に戻ったうえに産卵を行った。さらにふ化にも成功
して生まれた子どもにも異常はみられなかった。クマムシ
を一躍有名にしたのはESA=ヨーロッパ宇宙機関=が
2007年9月に打ち上げた宇宙実験衛星「フォトン―M3」
(ロシアの衛星で1991年からESAも参加)で軌道上の
宇宙空間に10日間置かれ、宇宙線や太陽光を浴びながら
生還したとして世界中が驚かされた。ただし太陽光を浴びた
クマムシは宇宙線だけ浴びたクマムシより蘇生率は劣った
といわれる。これまでクマムシは乾珉(乾燥状態)から甦った
最長はおよそ10年といわれていたので、今回の30年は
あまりにも凄すぎる。これは宿主の中でだけ増殖できる
ウイルスに匹敵するものではないか。クマムシは地球の
至る所に生息しており、1000種以上も確認されている。
そのうち海には170種がいる。温度(150度からマイナス
150度はセーフ確認済み)気圧(7万5000気圧)、X線
(57万レントゲン、人類の致死量500レントゲン)と生物
の枠を超えた驚異の生命体といえる。

▼きのうのドゥラメンテは「さすが2冠馬」のひと言だった。
去年のダービー以来となった中山競馬場の「中山記念」
(芝、1800㍍)は去年までの3年間の皐月賞馬が対決
した豪華レースとなった。ダービーからプラス18㌔の
馬体重で出走してきたドゥラメンテ、パドックでは太め感
はないように見えたが、両前脚の骨折明けだけに、同じ
休養でも調整の1年先輩の皐月賞馬イスラボニータや
菊花賞2着のリアルスティールの方が順調さからいって
有利ではないかと思っていたが、早め先頭から堂々と
押し切り、鞍上のデムーロ騎手にJRA通算500勝と
5開催日連続で重賞勝ちを収めた。2着、3着には同じ
4歳馬のアンビシャス、リアルスティールが入った。2月
14日の京都記念でも4歳馬のサトノクラウン(デムーロ
騎手)が勝っていて、4歳世代が強いことを証明した。
今後の馬券戦略に役立てたいと思う。今週は桜花賞
トライアル「チューリップ賞」があり、いよいよクラシック
が近づきワクワクする日々が続く。

▼きょうから「いいおとな」のアビゲーターが遠藤萌美さん
になりました。北海道出身で羨ましいというのが先に
立ちました。美味しい物を食べてすくすく育ったことでしょう。
初日からいい雰囲気だったと思います。
これから番組ともどもよろしくお願いします。

2/26(金)キャプテンの一言

2016/02/26 金曜日 - 22:08:18 by captain

▼海洋研究開発機構所属、日本で唯一の大深度有人
潜水調査船「しんかい6500」が2013年4月に大西洋の
ブラジル沖水深4204㍍の海底でクジラの骨を発見した。
そしてその骨の周りにはエビや巻き貝など41種類もの
生物が群がっていたという。しかもほとんどが新種とのこと。
これは24日、時事通信などが伝えたもので、海洋機構や
日本大学、サンパウロ大学の研究チームが24日、イギリス
の科学誌に発表した。クジラの骨に集まる生物群を「鯨骨
生物群集」と呼ぶらしい。これまで大西洋では発見されて
おらず初めてのもの。また1992年伊豆諸島・鳥島沖の水深
4037㍍での発見を上回る、もっとも深い場所での「鯨骨生物
群集」となった。深海では海底火山から噴き上がる熱水噴出
孔の煙突=チムニー=からブラックスモーカーが立ち上って
いる様子が海底探査で確認されているが、それはインド洋や
太平洋の話で周辺海底にはエビ、カニ、貝類やワーム
チューブといった生物が多く生息している。この状況と似た
生態系をクジラの骨の周りでみられるというもの。ポイントは
どちらも硫化水素をエサにする細菌が繁殖して、この細菌を
エサにしている生物が群がっているという構図。

▼海洋研究開発機構では「しんかい6500」の後継探査船
として「しんかい12000」を開発する構想を持っているが、
2年前、日本学術会議が試算したところ建造費が300億円
程度となり、2023年運用開始をめざしているものの、予算
措置は行われていない。深海は謎の宝庫で今回の発見でも
分かるように新種が続々発見される。もちろん、生物だけで
なくプレート境界付近を探査すれば境界型地震の解明にも
役立つはず。しかも300億円は一個人には巨額だが、日本
の国家の予算からすれば何とかなる金額ではないかと思う。
同じ未知の世界でも宇宙は途方もなく広いし、遠い。当然、
地球の大気を突き破って果てしない旅を続けなければならない。
それを考えれば最大水深が1万2000㍍の海底など努力
してほしい。ここで驚くのは、この間、種子島宇宙センター
から打ち上げられたX線観測衛星「ひとみ」は三菱重工の
H2Aロケットによるものだが、海底探査船「しんかい6500」
も三菱重工が建造したもの。地球の内側も外側も三菱重工
によって成り立っているという事実。国産航空機MRJしかりで、
その技術力には圧倒される。新しいものを作ってこそ技術は
進歩するのだから「しんかい12000」の予算化をお願いしたい。

▼「いいおとな」のアビゲーター、小川真由アナウンサーは
きょうで最後になりました。何事にも一生懸命でエネルギー
の消耗がかなり激しかった3年半だったと思います。それでも
次から次へジャンルの違うゲストを呼んだり、取材したりと
大活躍でした。新たな職場では心意気はそのままで、体の方
はもう少し労ってもらいたいと思います。3年半お疲れ様でした。
リスナーの皆さまとともに今後の活躍をお祈りしたいと思います。

2/24(水)キャプテンの一言

2016/02/24 水曜日 - 22:01:04 by captain

▼宇宙飛行士の油井亀美也さんがきょう、総理官邸で
安倍総理と会い去年12月にISS=国際宇宙ステーション
=から帰還したことを報告した。油井さんはISS滞在中
もっとも大きな任務に上げていた日本の無人補給船
「こうのとり」をロボットアームでドッキングさせた場面を
模型を使って安倍総理に詳しく説明した。総理は「見事に
キャッチされた。すごいですね」で対応し、油井さんのISS
での活動を「日本の誇りだ」と称賛した。さらにISSの運用
を2024年まで延長したことに日本も参加したことも踏まえて
「しっかりと応援していきたい」と宇宙開発への協力を約束
した。これに対して油井さんは「総理に評価してもらい嬉しい。
日本が宇宙開発をリードしていきたい」と答えた。油井さん
はISSから帰還後、今月初めに日本に帰国していた。きのう、
JAXA=宇宙航空研究開発機構=で記者会見を行っていた。
その時「次のフライトでは、アメリカとロシアをとりもてるような
船長になりたい」と抱負を話し、チームの一体感を出すためには
コミュニケーション能力が重要だと話した。46歳の油井さんは
前記ロボットアームでドッキングに成功したことについて「中年
の星として1等星として輝けた瞬間だった」と振り返った。安倍
総理はかつて宇宙開発にそれほど積極的ではなかったように
思う。しかし中国による宇宙ステーションや月面占拠構想(資源
の独占を狙っているとみられる)、さらに拡大し続ける宇宙戦略
に触発されたのか、北朝鮮のミサイル発射に刺激されたのか、
ここのところ前向きになってきている。宇宙競争から乗り遅れない
ためには巨額の資金が必要で国家の支援が欠かせない。
今後も応援をお願いしたい。

▼21日のNHK大河「真田丸」では信繁(幸村)の父、昌幸よりも
北条氏政の悪役ぶりが強烈だった。当主の氏直は5代目で、
天皇家でいえば院政を行っていた。この北条家は後北条とも
呼ばれていて、初代は有名な北条早雲である。若い頃は伊勢
新九郎長氏といわれていたようだが、盛時が一般的らしい。
ボクが20代後半のころ「若き日の北條早雲」というテレビドラマ
があった。なかなか面白くて毎週見ていた思い出があるが、
半年くらいで完結してしまった。その時の主人公、伊勢新九郎
のちの北條早雲をソフトバンクのお父さん犬の声を担当している
北大路欣也さんが演じていた。よく戦国大名として僧侶から
油売り(山崎屋)を経て美濃一国を手に入れた斎藤道三と比較
されるが、伊勢新九郎はれっきとした武士で将軍に出仕していた
伊勢平氏の出である。つまり元を正せば平清盛と同じとなる。
妹が今川義忠の正室で、その子、氏親の家督争いを助け勢力
を拡大した。そして混乱続く伊豆へ進出、北条家に入り婿の形
で北条を名乗り、伊豆を治め後北条として名を馳せた。ただし
名将といわれたのは3代目の氏康まで。「真田丸」の時には
新興勢力の台頭によって守りに徹すべきところを昔日の栄光を
追うという氏政の愚かな行動で、おごりが高まり、秀吉の小田原
征伐に繋がっていく。

2/22(月)キャプテンの一言

2016/02/22 月曜日 - 22:10:30 by captain

▼合格者8人から14人の狭き門に1万8300人の応募
が殺到した。これはAFP時事などが先週の土曜日配信
したもの。それによるとNASA=アメリカ航空宇宙局=
が2017年に行う宇宙飛行士養成クラスへの公募は18日
に締め切られ、最大およそ2300倍にも膨れあがった。
応募資格が低いわけではない。例えばアメリカ国籍で
あること、工学、自然科学、コンピューター科学、数学
のいずれかの学士号を持った上で専門家として3年間
の実務経験があること、またはジェット機の機長として
1000時間以上の飛行経験があること―など。これだけ
でもすでに地位のある人だろう。それでも宇宙への憧れ
が強いということが凄いと思った。この1万8300人の
応募は前回2012年の3倍にも上った。ちなみにこれまで
の最高は1978年の8000人だったという。来年から1年半
にわたる養成コースの訓練を経て非常に優秀な人だけが
ヒューストンのジョンソン宇宙センターでの面接にこぎ付く
ことができるらしい。そこで前記したように8人から最大
14人の合格者に絞られる。宇宙への夢を果たすため
にはそれこそ血の滲む努力とラッキーが必要なのだろう。
NASAではこれまでにこうした宇宙飛行士を過去300人
以上採用しているという。それなら「自分も」となるのかも
しれない。

▼やあ、きのうのモーニンは恐ろしいほどの強さだった。
東京競馬場で行われたことし最初のGⅠ「フェブラリーS」
(ダート、1600㍍)はデムーロ騎手騎乗の2番人気モーニン
が1分34秒0のレースレコードで快勝した。デビューから
わずか282日目、7戦目だった。1番人気のノンコノユメは
最速の末脚を発揮したものの2着がやっとだった。ともに
人気だったとはいえ、終わってみれば外国人ジョッキー
(所属はJRA)のワン・ツー。史上初のJRA平地同一GⅠ
3連覇に挑んだコパノリッキーは内々でうまく立ち回った
ものの、重馬場の高速決着に7着に敗れた。鞍上の武豊
騎手は去年12月2歳GⅠ「朝日杯フィーチュリティー」で
GⅠ完全制覇に挑戦して惜しくも2着に敗れたが、史上初
という大記録はそう簡単にできるものではないということ
をヒシヒシと感じた。挑戦するだけでも凄いので、今後も
多くの騎手が史上初を目指して頑張ってほしい。

▼本来なら次のGⅠは3月27日に中京競馬場で行われる
電撃戦「高松宮記念」(芝、1200㍍)だが、今週もGⅡ
ながらメンバーはGⅠに格上げしても何の問題もない
「中山記念」(芝、1800㍍)が中山競馬場で行われる。登録
してきたのがダービー以来となる去年の2冠馬ドゥラメンテ。
そして2年前の皐月賞馬イスラボニータ、3年前のロゴタイプ
とここ3年のクラシック馬が顔をそろえた。このほか、去年
の皐月賞、菊花賞の2着馬リアルスティール、去年のJC
2着馬リアルインパクトなど見応え十分のメンバー。
臨時GⅠにしてもらいたいくらい。

2/19(金)キャプテンの一言

2016/02/19 金曜日 - 21:51:07 by captain

▼あさって東京競馬場で行われることし最初のGⅠ
「フェブラリーS」(ダート、1600㍍」の枠順がきょうJRAから
発表された。注目のJRA史上初の平地同一GⅠ3連覇が
かかる6歳コパノリッキーは2枠3番に入った。ゲートをうまく
出ればいい枠になるが、少しでも出遅れたり、ダッシュが
つかない場合は大きなハンディとなる。一方、ボクの本命
4歳コンコノユメは4枠7番となった。本当はもう少し外の方
が安心だったが、そこはルメール騎手に任せたい。相手は
5歳を代表してロワジャルダン、6歳代表にベストウォーリア
を選びたい。そしてデムーロ騎手のモーニン(4歳)と唯一
の騸馬タガノトネールも押さえたい。

▼南米の猛威を奮っているジカ熱、発生の中心部とみられる
ブラジルでは頭が小さく産まれている「小頭症」の子どもの
数が、ここ数日で急増したという。AFP時事などの配信による
と、ブラジルの保健省が17日、508人に達したと発表した。
この数字は13日の時点での462人からおよそ10%も増加
したことになる。その13日にはルセフ大統領が陣頭指揮で
軍隊22万人を動員して駆除が始まったばかりだった。おそらく
感染はそれ以前(潜伏期間2日~12日)だったと思われる。
ただ保健省によると、小頭症は通常、年間150件程度の発症
ということなのでことしは異常というほかない。すでにブラジル
では150万人が感染しているとみられている。これもジカウイルス
を媒介するネッタイシマカやヒトスジシマカが温暖化によって
平年より大量発生した結果としか思えない。もちろんヒトスジシマカ
は日本にも普通に生息する「ヤブカ」。もし感染者が日本で刺さ
れれば一昨年にパニック状態になった「デング熱」感染と同様の
結果になる。しかも妊婦には「小頭症」という恐怖がついており、
デング熱よりも大きな社会問題になるだろう。一方、ブラジルの
北西に位置するコロンビアではジカ熱で3人の死亡が確認された
ことから対策に乗り出した。まず妊娠中の女性に「蚊帳」を貸し出す
一方で排水溝など卵を産みやすい所に熱帯魚のグッピーを放流
した。これは18日、AFPが伝えたもので、グッピーはカの幼虫の
ボウフラが大好物らしい。熱帯魚の中でも地味系な(派手なもの
もいるが)グッピーが脚光を浴びたことに何か嬉しくなった。
ガンバレ!グッピー。

▼月曜日にこのコーナーでCNNなどが伝えたとして南極大陸
東部のデニソン湾でアデリーペンギンが15万匹死亡したと
書いたが、その後根拠がないなど各方面から疑問視する報道
があった。きのう「いいおとな」のナビゲーター小川アナウンサー
を訪ねてきた岩野祥子(さちこ)さんに偶然お目にかかったので
尋ねてみた。岩野さんはつい最近、南極から帰ったばかりで
ペンギンにも詳しい。すると、氷山が漂着して完全にエサ場を
塞ぐことは難しいし、その程度で多くが一度に死ぬことは
考えられないと答えてくれた。真偽のほどは定かではないが、
雰囲気としては間違いだったと感じた。報告まで。

2/17(水)キャプテンの一言

2016/02/17 水曜日 - 22:16:35 by captain

▼きょう午後5時45分、X線天文衛星「アストロH」が
打ち上げられ上空575㌔の地球周回軌道に乗った。
JAXA=宇宙航空研究開発機構=は正常に機能
していることを確認し、名称を「ひとみ」とすることを
決定した。「ブラックホールの瞳」ということらしい。
荻原アンカーマンも解説したが、JAXAと三菱重工が
鹿児島県種子島宇宙センターからH2Aロケット30号
機でX線天文衛星「アストロH」の打ち上げに成功した。
当初は12日に予定されていたが、天候条件が悪く延期
されていたもの。「ひとみ」の目的はブラックホールなど
の観測で、従来のX線衛星に比べておよそ100倍の
能力があるといわれており、3年間運用される予定。
1週間前に重力波がアメリカの研究チームによって
始めて観測され、ノーベル物理学賞を受賞した東大
宇宙線研究所の梶田所長も日本でまもなく試験運用
が始まる「かぐら」に期待を寄せ「これから重力波天文学
が始まる」と話している。しかし、本格的な観測には
ESA=ヨーロッパ宇宙機関=なども設置して世界各地
数カ所が一致して観測しなければ完成度の高いものが
得られないといわれている。それまでは波長の短い
X線やガンマ線で宇宙を捉えることになる。もちろん
可視光や赤外線でも観測は続けられている。「ひとみ」
にはX線望遠鏡4台のほか、X線とガンマ線の検出器
が搭載されている。およそ400億円かかっているの
だから運用が3年とは短いように思うのはボクだけ
だろうか。とにかく頑張って運用期間内にブラック
ホールの鮮明な観測に成功してもらいたい。

▼今週のJRAはことし初のGⅠレース「フェブラリーS」
(ダ1600㍍)が東京競馬場で行われる。GⅠ最多の
10勝しているホッコータルマエはドバイ挑戦が有力で
回避すると思われる。注目は史上初のJRA平地同一
GⅠ3連覇のかかるコパノリッキーだろう。過去テイエム
オペラオーやメロマックイーン、近々ではゴールドシップ
ですら達成できていない快挙。もちろんディープインパクト
など3連覇に挑戦していない名馬も多いのも事実だが、
過去の名馬でさえできなかったことを、凄い馬ではある
が、コパノリッキーで可能だろうか。人気するだけにボク
は軸馬には相応しくないと判断したい。過去10年優勝
はないという不気味なデータはあるものの関東馬の4歳
馬ノンコノユメを本命にしたい。去年の5月17日のオープン
青龍S(東京ダ1600㍍)1着からGⅢ、GⅠ、GⅢと4連
勝、前走のGⅠ「チャンピオンズカップ」で2着に敗れた
ものの、その末脚は強烈だった。しかも東京コースは5戦
4勝3着1回、しかもその4勝すべて1600㍍という抜群の
相性を誇る。鞍上も快進撃が始まってからすべてルメール
騎手と不安材料が見当たらない。相手は枠順が決まって
からしっかり絞り込みたい。

2/15(月)キャプテンの一言

2016/02/15 月曜日 - 22:05:15 by captain

▼有働由美子アナウンサーのナレーションの評判は
いいようですね。ボクにはそう思えないけど…。昨夜の
NHK大河「真田丸」は明智光秀が羽柴秀吉に撃たれて
イッキに時代が変わっていった。やっと秀吉がまともに
登場して、一昨年の「軍師官兵衛」と同じ空間に入って
きた。場所が播磨と信濃の違いはあるが、巨大勢力の
翻弄される地方武士という状況は一緒である。誰に
付くかで一家の運命が決まるのだから当然、当主は
乾坤一擲な決断をすることになる。昨夜、信繁(のちの
幸村)の父真田昌幸は「オレは疫病神か」とやけ気味
と語った。これは武田に付けば軍神・信玄が死に、
織田に乗り換えたら信長が光秀に殺された。しかし、
これは演出そのものだろう。なぜなら、今後、秀吉傘下
になっていくわけで、これからの展開を予知させている。
いってしまえば長男・信幸(のちの信之)が本多忠勝の
娘を娶って徳川につき、昌幸は”博打“を打って、秀吉
亡き豊臣側(関ヶ原の合戦で西軍側)に味方した。これ
だけみれば「疫病神」かもしれないが、長男が徳川側
にいるのだから、そこは勝負師として「血が騒いだ」の
だろう。清洲会議を経て秀吉の天下へと進んで行く。
三谷幸喜さんの得意な場面になるだろうが、そこは
「清洲会議」と違う面をたくさん見せてほしい。

▼AFP時事などがきのう伝えたところによると、南極
大陸東部のコモンウエルス湾のデニソン岬に生息する
アデリーペンギンが15万羽死んだという。原因は何と
氷山で、アデリーペンギンの営巣地の鼻先に漂流して
きてエサを捕る道を塞いでしまった。CNNによると、
この「B09B」という氷山の面積はおよそ2900平方キロ
もあるらしい。近年の温暖化の影響は南極が一番だと
いうデータもあり、氷河の海への流出が続いている。
この「B09B」も20年前に海に流れ出し、ついにアデリー
ペンギンの営巣地の前を覆い尽くしてしまった。そのため
アデリーペンギンは60㌔も遠回りしなければならなくなった。
そのため16万羽も生息していたものが、わずか1万羽
まで減ってしまったという。南極にはアデリーペンギンの
ほか最大で有名なコウテイペンギンやマカロニペンギン、
オオサマペンギン、ジェンツーペンギンなど生息している
が、繁殖しているのはアデリーペンギンとコウテイペンギン
の2種類。コウテイペンギンは海岸からかなり離れた氷
の上で繁殖するが、アデリーペンギンは海岸近くの岩肌
が出た地域で繁殖する。そのためエサを捕る海岸が遠
退いたことが致命的になったのだろう。ちなみにアデリー
ペンギンの名前はフランスの探検家デュモン・デュルヴィル
が1840年に南極に上陸して、その場所をアデリーランド
と名付け、そこで見つけたペンギンをアデリーとした。
アデリーはデュルヴィルの妻の名前。もちろん、アデリー
ペンギンにはオスもメスもいる。

2/12(金)キャプテンの一言

2016/02/12 金曜日 - 22:24:17 by captain

▼宇宙の謎がまた一つ解明された。アメリカの
マサチューセッツ工科大学などの研究チーム「LIGO(ライゴ)=
観測施設の名前と同じ」が重力波を世界で始めて観測すること
に成功した。これはアルバート・アインシュタインが1916年に
「時空(時間と空間)はゆがむ」という一般相対性理論を発表して
から100年という節目の年だったのに因縁だろうか。1879年
ドイツに生まれたアインシュタインは1905年、わずか26歳で
特殊相対性理論やE=mc²(エネルギー=質量×光速²)などの
5つの理論を発表した。そして重力を「時空の曲がり」とする一般
相対性理論を37歳で発表した。新聞各紙でも大々的に取り上げ
ているので、詳しくは割愛するが、ボクはこの理論により宇宙戦艦
ヤマトの「波動砲」(正しくは艦首波動砲)が生まれたのではないか
と思っている。ヤマト自体が一つの砲となっており、波動エンジン
で生み出されるエネルギーは小宇宙1個分に相当するといわれて
いる。そして攻撃を受けると周囲の時空がゆがみ、崩壊してしまう。
まさにアインシュタインが考えた時空さえゆがめてしまうエネルギー
ということになる。ただ、ワープとの連続使用すると艦体への負担
が大きすぎて損傷した事実があるので、1回しか連続使用は行われ
ていないらしい。ちなみにドラゴンボールの「かめはめ波」は体内の
気を凝縮させたもので、まったく別物だが威力は相当ある。

▼JRAでは3月からルーキージョッキーがデビューする。ことしは
昨夜、石野伸子さんの解説があったように16年ぶりに女性ジョッキー
が誕生した。美浦・根本厩舎に所属する藤田菜七子(ななこ)さん
=18歳。JRAデビューは5日だが、一足早くひな祭りの3日に地方
競馬・川崎競馬場でデビューする可能性が高まった。これから
注目されると思うが頑張ってもらいたい。今週は福永祐一騎手が
復帰する。土曜日7頭、日曜日5頭の12頭に騎乗が予定されて
いる。サンスポ紙上で「レース勘は何ともいえないけど、体がすぐ
に思い出すと思う。大丈夫でしょう」と話し、追う動作も問題ないと
万全を強調している。京都記念では有力牝馬タッチングスピーチ
の手綱を取る。浜中騎手の落馬負傷によるものだが、以前騎乗
しているので問題ないだろう。競馬そのものは去年の2歳女王
メジャーエンブレムがことし初戦を迎える「クイーンカップ」(13日、
東京、芝1600㍍)と、2戦2勝の無敗馬ハートレーが出走する
「共同通信杯」(14日、東京、芝1800㍍)がクラシックの前哨戦
として注目される。いよいよ競馬も春本番になってGⅠに向け、
有力馬が毎週出走してくるので、本番を見据えてしっかり観戦したい。

2/9(火)キャプテンの一言

2016/02/09 火曜日 - 22:31:11 by captain

▼7日の日曜日、京都競馬場で行われた注目の『5億円
再戦』GⅢ「きさらぎ賞」は初戦で勝利したサトノダイヤモンド
が圧勝した。勝ち時計は現在の施行条件になった1991年
以降、レースレコードとなる1分46秒9だった。2着に付けた
差、3馬身2分の1はきさらぎ賞で最大タイという強烈なもの。
直線で鞍上のルメール騎手が1回ムチを使ったが「いらな
かった。ライバルがいなかったから、フルパワーじゃなかっ
た」と反応を確かめるだけのものだったことも明かした。
まだまだよくなるということで、かなりの大物、ひょっとしたら、
これまでボクが1番強いといってきたリオンディーズと比べて
もどちらが強いか分からなくなってきた。ライバルの一方、
ロイカバードは直線、ダイヤモンドを追いかけたものの、
後からきたレプランシュに差されてしまい3着だった。ちなみ
に上位3頭はすべてディープインパクトの子どもだった。
特に京都競馬場での強さは特筆すべきで逆らったら損を
する覚悟がいるといっていいのではないか。ダイヤモンド
について管理する池江調教師は「ムチを入れても真っ直ぐ
走れた。この時期にしては珍しい。優等生でメジロマックイーン
みたいだね」と3歳馬を稀代の名馬を出して大絶賛した。
そして日本ダービー(5月29日、東京競馬場、芝2400㍍)
をピークに持っていくと早くもGⅠ制覇へ話を進めている。
次走はおそらくクラシック第1弾「皐月賞」(4月17日、中山
競馬場、芝2000㍍)になると思われる。今週はライバルと
目されるハートレーが共同通信杯(14日、東京競馬場、
芝1800㍍)に登場する。どんなレースをするのか今から楽しみ。

▼私事ですが、身内に不幸があり、10日と11日の2日間
休ませていただきます。そのため、あしたのこのコーナーは
休みます。ご了承ください。

2/8(月)キャプテンの一言

2016/02/08 月曜日 - 22:27:48 by captain

▼昨夜のNHK大河「真田丸」は本能寺の変が終わり、
新たな時代に入った。これから明智光秀と羽柴秀吉
(のちの豊臣秀吉)による天下分け目という言葉が
使われる「山崎の合戦」で秀吉が圧勝して天下人へと
上り詰めていく。昨夜は主人公、真田信繁は当然ながら、
真田一族と同じ扱いを受けていたのが「徳川家康」だろう。
有名な伊賀越えを敢行して九死に一生を得た。一方、
別行動を取った穴山梅雪(武田の親族)は脱出に失敗
して命を落とした。ここで登場した服部半蔵が道先案内で
活躍したが、この場面で興味深いのは笑いを誘ってしまう
演出だろう。三谷幸喜さんのもっとも得意な所で、本来は
苦難に満ちた場面のはずを、半蔵と家康を使って喜劇の
ようにしてしまった。この情景は年末まで続くように思う。
それは家康のキャラクターを明らかに、今までのそれと
違うように作っているから。そして、今の時点では信繁を
自由に踊らせることができる。信繁は前半生があまり分か
っていない人物なので、いわゆる“作り甲斐”がある。その
ため、主役として歴史に沿った形では登場させにくいきらい
がある。だからこそ、そこを自由自在に描く三谷マジックが
炸裂しているという感じ。兄の信幸(のちの信之)もかなり
お人好しで“間抜け”っぽく描かれているが、彼こそが真田
家を継続される人物なのだから、映像よりは優秀だったと
信じたい。

▼のちの話だが真田の赤備えは有名。これは大阪の陣
でのもので、本来は武田信玄の長男、義信の後見人に
当たる飯富虎昌が始めたといわれている。そして義信失脚
と連座して切腹したあと、山県昌景が継承した。そして武田
家滅亡のあと、徳川軍に編入され、井伊直政の代名詞と
なった。だから、真田信繁(幸村)が使用したのはわずかの
期間ということになる。まあ、その短い間でも強烈な印象を
与えたのだろう。しかし「赤備え」といえば井伊直政あるい
は山県昌景の方がイメージに合っていると思う。もう一つ、
気になるのがナレーションの有働由美子アナウンサー。
どうもさり気ない話し方が大河にしっくりしていないと感じる
のはボクだけだろうか。

▼きのうの東京競馬場のメーンレースGⅢ「東京新聞杯」
(芝1600㍍)でとんでもないことが起こった。1月24日に
中京競馬場で外ラチを飛び越える落馬事故を起こした
浜中俊(すぐる)騎手が、今度は内ラチを飛び越える落馬
事故を起こしてしまった。前回はすぐその週に復帰、しかも
ダンスディレクターで重賞を勝利。凄いものと感心してレース
を観戦していたが、今回は左手を4カ所も骨折してしまった。
狭いインコースを選択したことが原因のようで過怠金5万円
を課せられてしまった。騎乗していた1番人気のダッシング
ブレイズは無事だった。それにしても2週間という短い間に
外ラチと内ラチを飛び越える落馬事故なんて信じられない。
今週から福永祐一騎手がレース復帰する。とにかくファンも
落馬は見たくないので、人馬とも無事故完走を望みたい。