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12/21(月)キャプテンの一言

2015/12/21 月曜日 - 22:19:25 by captain

▼ことしを含めて最近、南北アメリカ大陸の海岸線で
アシカやペンギンなどが打ち上げられるニュースが
相次いでいた。原因は病原菌や食料不足など様々な
説が出ていたが、どうも珪藻から発生する猛毒の
ドウモイ酸が原因という研究成果がアメリカの科学雑誌
「サイエンス」に発表された。ナショナルジオグラフィック
日本版がきょう伝えたもの。珪藻は単細胞性の藻類で
環境を問わず、地球のあらゆる場所で生息している。
この珪藻や珪藻が海面上に作る「水の華」といわれる
泡の固まりから発生する「ドウモイ酸」が原因だという。
ドウモイ酸は記憶喪失や脳に障害を起こすことで
知られており、これが地球温暖化や海水の富栄養に
より大量発生していると指摘している。ドウモイ酸は
大量に摂取すると死に至ることは知られていたが、
神経障害を起こし、摂取した海洋生物がエサを捕り方
すら忘れてしまうほどの症状になるという。ここでも
CO₂=二酸化炭素=排出が影響を与えているという
ことが分かった。海への影響は本来、陸地の後、
つまり最後に影響が出るといわれている。すでにもう
温室効果ガス排出の負の連鎖が海に達していること
が確認されたことになる。プランクトンや微細藻類の
毒は貝などに取り込まれ人が摂取した場合、中毒を
引き起こすとされている。珪藻は人体への影響に
ついては追及していないが暑さにも寒さにも強い
パワフルな生命体で、当然ながら魚類も取り込んで
いる可能性が高い。今後の発表に注目したい。

▼今週はJRAではグランプリ有馬記念、そして
ボートレースでは現在、住之江ボートで行われている
SGグランプリのファイナル(23日)がある。その前に
きのう半身競馬場で行われた2歳王決定戦の「朝日杯
フューチュリティ」についてひと言。1・5倍、断然の1番
人気エアスピネルは2着に敗れてしまった。鞍上・武豊
騎手のJRA平地GⅠの完全制覇はお預けになった。
阻んだのは、金曜日のこのコーナーでも強さを強調した
2番人気のリオンディーズ。スタート一息で最後方からの
レースになったが、直線を向くとM・デムーロ騎手の手綱
に応えてイッキに4分の3馬身突き抜けた。2着エアスピエル
と3着の差は4馬身。いかに2頭の力が抜けていたかが
分かる。今回はデビュー戦のようにかかる素振りは見せ
なかった。現状では1600㍍がベストかもしれない。能力
で2000㍍をこなしてしまいそうなので皐月賞もこの
リオンディーズで決まりかもしれない。ただし、現2歳の
牡馬は全般にレベルが高いと思われるのでまだまだ
油断はできない。さあ、有馬記念。ゴールドシップのラストラン
となる。おそらく1番人気になるのではないか。有馬記念は
相性のいいレースでこれまで3回走って1着1回、3着2回
とすべて馬券圏内という堅実ぶり。しかし、過去10年で
6歳馬の優勝はない。人気することが分かっているだけに
馬券対象から外したいのだが…。