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12/7(月)キャプテンの一言

2015/12/07 月曜日 - 22:25:16 by captain

▼金星の軌道への再投入をめざす探査機「あかつき」は
きょう午前8時51分からおよそ20分間、姿勢制御エンジン
4基を噴射(ブレーキの役目)、軌道への飛行を開始した。
金曜日の10時前のコーナーでも話したように「あかつき」
はすでに耐用年数を1年もすぎており、機器の損傷など
が心配されたが、JAXA=宇宙航空研究開発機構=は
運用を始めたと発表した。設計責任者のJAXA中村教授
は「搭載したカメラの状況は非常に健全だ」と話し「意外と
頑丈だったね」と余裕の笑顔を見せた。最終的に金星
軌道への投入成功はあさってに判明するが自信ありそうな
会見だったので楽観的に朗報を待ちたい。成功すると
9日で金星を1周する楕円軌道を2年間回り続けて金星
の気象を観測する。

▼やはりパリ郊外で開かれている地球温暖化対策の
COP21は先進国と途上国の間で駆け引きが難航して
いるようだ。2020年以降の温室効果ガス排出量の削減
目標を決めようというものだが100カ国以上の閣僚が
出席して、閣僚級会合が1日前倒しで始まった。これは
とりもなおさず実務者協議では収拾がつかないことを
物語っている。世界最大の排出国、中国はGDP比
(インドも)で対応して不透明だし2030年ごろをピークと
していること自体、積極的とは思えない。そんな中国、
北京できょうPM2・5の濃度が極めて危険な状態となり、
COP21に習近平国家主席が出席したときには「オレンジ
警報」にとどめた危険レベル最高の「レッド警報」を発令
したと報じられた。中国はこれまでどんなに大気汚染が
強烈なものだったとしても「レッド」を出さなかった。それが
ついに出たということは、いかに深刻な汚染かが明瞭に
なった。偏西風に乗って日本への影響が大いに心配される。

▼きのうのGⅠ「チャンピオンズカップ」(中京、ダート1800㍍)
はやっぱり、初の牝馬サンビスタ(6歳)を優勝に導いた
M・デムーロ騎手の手腕だろうか。2着のノンコノユメ(3歳
牡馬)もまた強烈だった。3コーナーで後方2番手、鞍上
ルメール騎手の手をかなり動いていたが、直線最内から
鋭く伸びた。結果論だが外国人ジョッキーの1・2フィニッシュ。
分かってはいるが、まず馬の能力を検討の最優先にする
からよっぽど若手なら別だが、騎手のその次の検討材料
になってしまう。馬好きのボクには馬優先を続けるしかない。
馬の言葉を分からないのだから外れても言い訳できる。
それにしても勝ったサンビスタはことし2月に引退する予定
を調子がいいので引き延ばし、しかもこのレースを最後に
繁殖入りするつもりだったという。しかし、今回の勝利で
角居調教師は暮れの東京大賞典(29日、大井競馬場、
交流GⅠ、ダート2000㍍)への出走も視野に入れている
という。今週は2歳牝馬のGⅠ「ジュベナイル・フィリーズ」
(芝1600㍍)が阪神競馬場で行われる。M・デムーロ騎手
は騎乗馬が現時点でいないようだが、ルメール騎手は
関東馬メジャーエンブレムに騎乗する、注目したい。