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12/2(水)キャプテンの一言

2015/12/02 水曜日 - 22:19:32 by captain

▼きょうの北京の空はしっかり見えていたが、きのう(1日)の
街は以前に見た微小粒子状物質「PM2・5」に覆われ、
まるで幽界でもあるように思えた。道行く人のほとんどが
マスク姿だった。30日の夜には1立方メートルあたり1000
マイクログラムを超え、中国の環境基準35マイクログラムの
28倍以上にも達してしまった。きのうの600マイクログラム
を記録した。にもかかわらず北京市政府は外出禁止や学校
の休校、さらに通行止め、工場などを規制する汚染警戒レベル
を4段階中最高の「レッド警報」にせず、1段階下の「オレンジ
警報」に留めた。この判断に対して北京市民は住民の命を
軽視していると批判した。当然のことで環境局の「「警報を
上げなかったのは29日に一時的に汚染レベルが下がった
ためで、規制強化による住民生活への悪影響を減少できた」
と説明したが、納得できるものではない。この当局の対応に
ネット上では「2000万人以上の北京住民の健康に対する
無視と侵害だ」と批判が相次いだ。なぜ、きょう晴れ渡ったか
といえば、北西の風が吹いたからと報じていて北京の空から
は去った。しかし南東へ向かったことになり上海の方向に
移動したということ。また、今の気象のままだと日本にも到達
する可能性もあるという。あたかも1日からフランスのパリ郊外
で地球温暖化対策COP21が開幕した(11日まで)。そこで
温室効果ガス排出量世界一の中国の習近平国家主席は
自慢げに対策をとっていくと発言した。世界の温室効果ガス
排出量の4分の1以上も占めていて、地元の北京が大変な
状況なのにあきれてしまう。

▼地上3万6000㌔の気象衛星でも北京の空はPM2・5で
覆われているのがわかるくらいだったが400㌔上空にある
ISS=国際宇宙ステーション=からならもっとはっきり見えた
のではないか。11日に帰還する予定になっている日本人宇宙
飛行士、油井亀美也さんはきょう、神奈川県厚木市の小学校
と交信した。これはNASA=アメリカ航空宇宙局=の教育
プログラムの一環で私立七沢希望の丘初等学校の生徒と
アマチュア無線での交信が行われた。共同通信によると、生徒
や保護者120人が見守られる中、6年生の相沢桃さんが「宇宙
から帰ってきたら学校に来てくれますか?」と質問すると油井
さんは「JAXA(宇宙航空研究開発機構)に広報を通して」と答え、
会場は爆笑だったということ。続けて「皆さんがステーションに
向けて手を振ってくれたら、自分も地上に向けて手を振ります」
としっかりフォローした。油井さんは滞在期間があとわずかに
迫っている。重大任務のひとつにダークマター=暗黒物質=
の発見があったが、まだのよう。見つければノーベル賞確定
くらい重大発見なので簡単ではないと思った。まぁ、何もかも
分かってしまうより見つからないのも宇宙の神秘とすればいいのでは。