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11/30(月)キャプテンの一言

2015/11/30 月曜日 - 22:28:19 by captain

▼ラストインパクトは名手ムーアに操られ、最内を鋭く
伸びて一瞬勝ったと思った。そしてラブリーデイが2着
と思われた瞬間、外から牝馬ショウナンパンドラが襲い
かかり優勝をつかみ取った。きのうのGⅠジャパンカップ
(東京競馬場)の馬券はほぼ出来上がっていたが、
ゴールではスルリと抜けていった。まあ、よくあることと
いってしまえばそれまで、でも思い描いた通りに運んで
いただけに残念だった。ただし土曜日に京都競馬場で
行われたGⅢ京都2歳Sで応援していたドレッドノータス
が2番手からしぶとい脚で逃げていたリスペクトアース
をアタマ差交わして優勝した。これで2戦2勝となり来年
のクラシックに名乗りを上げた。父ハービンジャー、母
ディアデラノビアという血統。母はGⅡ「サンスポ賞
フローラS」「京都牝馬特別」、「愛知杯」(ともにGⅢ)と
重賞3勝、ドレッドノータス姉ディアデラマドレもGⅡ
「府中牝馬S」、GⅢ「マーメイドS」「愛知杯」を勝っている。
牡馬に目立った活躍馬はいないが、ドレッドノータスが
母や姉を超える活躍をするものと期待している。

▼ドレッドノータスは地球最大の恐竜の名前からきている。
アルゼンチンのパタゴニアのおよそ7700万年前の地層
から発見された。すべての骨格が発見されたわけでは
ないが、推定体重はおよそ60㌧、全長はおよそ26㍍
にもなる巨大なもの。白亜紀末期に登場した最強の肉食
恐竜T―レックス=ティラノサウルス7頭分にも相当する。
小型の自動車なら60台分にもなるという。草食恐竜ながら
強力な尻尾を持ち、おそらく時代最強だったと思われる。
馬のドレッドノータスの体重は464㌔でとても超大型とは
いえないが、強さは超大物かもしれない。ドレッドノータス
にはもう一つ「怖い物知らず」という意味がある。これは
1900年初頭にイギリスで就役した戦艦「ドレッドノート」
をイメージさせる。1906年に世界の海に現れるとそれまで
の軍艦を駆逐する凄さ、日本語で「超ド級」と呼ばれた。
砲門は従来艦2隻分に相当し、蒸気タービンによるエンジン
も従来艦を圧倒した。栄光は長く続かなかったといわれて
いるが、ドレッドノートの登場により世界の戦艦が大きく
進歩したといわれている。戦争の道具だから良かったか
どうかは疑問だが、技術改新という観点からいえば画期的
だった。

▼馬のドレッドノータスは次走、年末の有馬記念と同じ日、
12月27日のGⅡ「ホープフルS」が視野にあるという。
サラブレッドの競走生活は3年から4年と長くないので、
現役時代だけでも「超ド級」「怖い物知らず」で最強であり
続けてもらいたい。見た目は栗毛で非常に綺麗な馬
なので、もう少しだけ大きくなってほしい。

11/27(金)キャプテンの一言

2015/11/27 金曜日 - 22:15:56 by captain

▼きょうの毎日新聞の夕刊に馬がチンパンジーやイルカと
同程度の図形知覚があるという記事が載っていた。これは
京大霊長類研究所のグループが26日、イギリスの科学誌
「バイオロジー・レターズ」に発表したもの。きのうは大阪市
立大学がアフリカのプルチャーという淡水魚が顔の模様で
相手を認識しているという発表をしたばかり。海でも森でも、
そして草原でも文明nでも生き物の機能がそれほど変わら
ないのではと思ってしまった。

▼1着賞金3億円をかけた第35回ジャパンカップの枠順は
きのう発表された。今週は月曜日の競馬が開催されたため
水曜追い切りが少なく、ジャパンカップ出走各馬の多くも
木曜日に追い切った。おそらく1番人気になると思われる
ラブリーデイは1枠1番に入った。CWコースで4F馬なりで
54秒6、併せたアッシュゴールド(オルフェーヴルの全弟)
馬なりにクビ差先着した。追い切り後池江調教師も「上積み
を感じる」と話しており、順調さをアピールした。ラブリーデイ
のことしの成績は凄いのひと言。1月4日の中山金杯
(2000㍍)優勝を皮切りに前走11月1日の天皇賞・秋
(2000㍍)優勝まで8戦して6勝(すべて重賞)で2000から
2400㍍では無敵だった。負けたのは3000㍍の阪神大賞典
と3200㍍の天皇賞・春だけ。多少使いすぎではないかと
思うが、今回のメンバーなら勝つ可能性が高そう。
先行する脚質からも1枠1番はラッキーで、運も味方につけた
と判断したい。ということで相手探しのレースになるわけだが、
これがなかなか難しい。8枠は不利というデータはないが、
勝ったのはM・デムーロ騎乗のスクリーンヒーロー(2008年、
16番)とジェンティルドンナ(2012年、15番、岩田騎手)の
2頭だけ。8枠を買うなら外国人ジョッキーかある程度人気の
ある馬が望ましい。今回、岩田騎手のアドマイヤデウス
(17番)とドイツの3歳牝馬ナイトフラワー(18番)がいるが
有利な材料ではないのでパスしたい。

▼そこで相手に指名したのは3歳牝馬6枠11番のミッキー
クイーン。GⅠ2勝を含む7戦4勝、2着3回と連対100%。
さらに53㌔の斤量は古馬の牡馬に比べて4㌔も有利。
そして成績は逆に重賞未勝利ながら前走京都大賞典
(2400㍍)でラブリーデイの2着に入った5枠10番の
サウンズオブアース、鞍上はデータ上「買い」のM・デムーロ
騎手なら面白い存在。外国馬に関しては過去10年のデータ
をみても触手は動かないのだが、デビューがことし4月の
フランス馬4枠8番イプラト。デビュー4連勝でGⅠパリ大賞典
を優勝している。しかも58㌔、前走の凱旋門賞は5着だったが
大きく負けていない。今回は55㌔の斤量でいかにも有利に
思える。この馬には可能性を感じる。ほかでは5枠10番の
サウンズオブアースと名手ムーアに乗り替わった3枠6番の
ラストインパクトあたり。GⅠ6勝のゴールドシップは横山典弘
騎手が「馬に聞いて」というくらい気まぐれなので、好きな人が
買う馬で馬券を当てようとするなら、人気を考えてパスかなと
思っている。

11/25(水)キャプテンの一言

2015/11/25 水曜日 - 22:11:37 by captain

▼来週フランスのパリで温室効果ガスの排出量削減目標を
決めるCOP21=第21回国連の気候変動の枠組み条約締約
国会議=が開幕する。同時多発テロを受け、日本の安倍総理
やアメリカのオバマ大統領ら大国の大物の参加も多く見込まれ
ている。COP21を前に国連の国際防災戦略が気象に関連した
災害で死亡した人が1995年からことしまでで60万6000人に
達したと発表した。洪水や干ばつによるもの。1年間でおよそ
3万人が多いか少ないかピンとこないが、津波や地震は含まれ
ていないのだからかなり大きな数字だと思う。しかし驚くべきは
ケガをしたり家を失ったりといった被害を受けた人はのべ41億
人にも上ったことだろう。一人1回とするなら世界の2人に1人が
被害を受けた計算になる。特に2004年までと2005年以降に
分けてみると、後半の100年間で気象災害は年平均335件起こり、
前半の2倍近く増えているという結果。異常気象といわれる現象
が増加していることが明らかになった。この異常気象という言葉
も今となっては、意味をなさないようになってきている。われわれ
の過去のデータでは表現として「異常」であって、温暖化が進ん
でいる現状では台風は大きな規模に育つし、海水の蒸発量が
多ければ、当然のように落ちてくる雨は熱帯地方で降るような
大雨になってしまう。

▼こうした中、開幕するCOP21が成功するかどうかは今後の
地球環境に直接影響を与える。つまり結果および実効できるか
どうかで人類の未来が決まってくるといってもいい。
実はインドネシアで大きな問題が起こっている。農作地拡大の
ために違法な野焼きや森林火災が頻発しているという。
そのため温室効果ガス、主にCO₂=二酸化炭素が排出されている。
温暖化の影響なのか、異常気象による乾燥が続いたため延々
と燃え続けて7月以降今までで、日本が1年間に排出するCO₂の
量を超えてしまった。日本は2013年度CO₂換算で14億800万㌧
の温室効果ガスを排出している。2012年の世界排出ランキング
は1位中国、2位アメリカ、3位EU=ヨーロッパ連合、4位インド、
5位ロシアに次いで日本は6位の堂々たる排出国大国である。
比率でみると3・9%になっているが10位以下で比率わずか
1・4%のインドネシアがことし後半だけでおよそ3倍もの温室効果
ガスを排出してしまった。インドネシア政府は手をこまねいている
わけではない。野焼きした業者らを訴追して開発許可を出さない
など対策をとっているが、業者らは人を雇って重機を使って開墾
するよりコストのかからない違法な野焼きに向かってしまうという。
この問題は今回のCOP21で議題になることになっているという。
きのうJAXA=宇宙航空研究開発機構が発表した宇宙飛行士、
油井亀美也さんのISS=国際宇宙ステーションからの帰還。
来月11日に決まったが、きっと宇宙からもこうした火は見えるの
ではないか。美しい地球の自然が燃やされるのを
見てどんな気持ちなのだろう。

11/23(月)キャプテンの一言

2015/11/23 月曜日 - 22:14:01 by captain

▼あした、鹿児島県の種子島宇宙センターから国産
ロケット初の商業衛星の打ち上げがある。これは三菱
重工とJAXA=宇宙航空研究開発機構がきのう発表
した。打ち上げられるのはカナダの通信放送衛星で
改良型H2Aロケットが使われる。これまでのH2Aロケット
は打ち上げのおよそ30分後に衛星を切り離して、目的
の高度3万6000㌔まで衛星が自力で飛んで行っていたが、
今回の改良型はおよそ4時間半飛行することが可能となり、
衛星の燃費が大幅に改善され、運用年数が数年間
延びることになるという。商業衛星の打ち上げ分野で
大きく遅れを取っている日本にとっては、国際競争力を
アピールする絶好のチャンス。H2Aロケット29号機は
あすの午後3時23分に打ち上げられる。
天気が心配だが、注目しよう。

▼きょうもJRAのレースが行われた。変則3日間の開催
、きのうのGⅠ「マイルチャンピオンシップ」(京都、1600㍍)
は5着までに1番人気から5番人気までが順番通りでは
ないが入った。勝ったモーリスは春のマイル王ながら、
ぶっつけ本番となり4番人気だったが終わってみれば、
この馬の強さが際だっているという結果だった。まだ4歳
なので来年1年間はマイル戦線で君臨するだろう。ボクが
本命に推したサトノアラジンはかなりいい脚を使ったが
イスラボニータとの3着争いに敗れ4着となり、馬券圏内
に届かなかった。モーリスはマイルのGⅠを連勝(春は
安田記念)した。父は祖父グラスワンダーの数少ないGⅠ
(ジャパンカップ)勝ち馬スクリーンヒーローだ。アーネストリー
も種牡馬入りしたが、まだ産駒が走っていないので、
実質的には1頭だけでこの血統を支えている。今、日本で
主流のサンデーサイレンスが父系3代前(スクリーンヒーロー
の母ランニングヒロインの父)に入っているが、流行の血が
ほとんどないので、種牡馬としてグラスワンダーの血脈を
伸ばしていってもらいたい。

▼今週は1着賞金が日本一高いGⅠ「ジャパンカップ」
(東京、2400㍍)。3億円の賞金は海外の馬(陣営)に
とっても魅力的だろう。ヨーロッパから4頭のGⅠ馬が
登録している。ヨーロッパの馬は速い時計を持っていない
ので、高速決着になる日本の馬場では地元有利に働く
と思うが、週中の追い切りの動きを確認したい。迎え撃つ
日本馬の代表は宝塚記念、天皇賞・秋を含め4連勝
しているラブリーデイと名代のクセ馬で破壊力が計り
知れないゴールドシップだろう。牝馬も2冠馬(オークス、
秋華賞)のミッキークイーンと天皇賞・秋4着、2走前の
産経賞オールカマーで牡馬をなで切りにした(2着は
牝馬のヌーヴォレコルトだが)ショウナンパンドラが出走
を予定している。外国馬の参加で大いに盛り上がるので
ワクワクして週末を迎えたい。

11/20(金)キャプテンの一言

2015/11/20 金曜日 - 22:19:29 by captain

▼IUCN=国際自然保護連合がきのう(19日)発表した
レッドリスト=絶滅危惧種=の最新版を発表した。その
中に日本での人気者で魚類「マンボウ」が「絶滅の危険
が増大している種」に加わった。ランクは一番下では
あるけど、水族館にはいるし、ボクは数年前、高知市に
仕事で行った時マンボウのメニューを見つけ食べたこと
がある。正直あまり美味しいものではなかった。白身で
淡泊、付けた酢味噌の味しかしなかった。例えるなら
「刺身こんにゃく」といったところ。マンボウは世界中の
熱帯、温帯の海の主に外洋に生息しており、3㍍くらい
まで成長する。日本近海にもかなり生息していて目的と
なる魚種ではないが網にかかってしまう。イメージは
大海原の海面付近を横になって浮遊している姿を思い
浮かべる。これは日光浴で寄生虫を追い払うとか、鳥に
寄生虫を食べてもらうとかいわれているが、正確なことは
分かっていない。しかし、これは生態の一部であって、
これまでの調査でマンボウは水深800㍍まで潜水して
表層との往復していることが分かってきた。さらに個体に
よっては200㍍よりも深い所にいる時間が長いものも
いるらしい。日本近海にいるマンボウは主に東日本の
太平洋側にいる「ウシマンボウ」と日本全体に生息する
「マンボウ」の2種で、アカマンボウは別の種でマンボウ
ではないらしい。ちなみにマンボウはフグ目で幼魚は
トゲトゲの形をしておりフグのハリセンボンのように
見えるとのこと。マンボウと同時に日本固有の淡水魚
「アユモドキ」も最も危険度の高い種に指定された。

▼あさってはGⅠマイルチャンピオンシップが京都競馬場
で行われる。京都ではことし最後のGⅠということもあり
ぜひとも的中させたい。枠順はきょう発表され、
ぼくが注目していた2頭、イスラボニータは3枠5番、
サトノアラジンは4枠8番に入った。このレース、8枠が
不利というデータが残っている。4連勝中のGⅠ馬モーリス
はその8枠(16)番に入ってしまった。強いのは分かって
いるが評価を下げざるを得ない。先週のエリザベス女王杯
ではマリアライトが勝った。菊花賞で3着だった弟のリアファル
の雪辱を果たした格好になった。それなら今回は姉ラキシス
(エリザベス女王杯11着)の雪辱を弟のサトノアラジンが果た
すのではないか。マイルも4戦2勝、2着2回とパーフェクト、
ことし5走も2勝、2着3回と文句なし。相手はもちろん、去年
の皐月賞馬のイスラボニータ。天皇賞は外枠(8枠16番)に
泣いた格好で3着に敗れたが、マイルこそ本領発揮すると
期待したい。ちょっとだけ買ってみたいのが1枠1番の
ヴァンセンヌ。ここ2走は1800、2000㍍と母フラワーパーク
から長いと思われる距離を使ってきたが、やっと3勝を
挙げている得意の距離になり爆走するのではないか。
馬名はパリ郊外の森からという。

11/18(水)キャプテンの一言

2015/11/18 水曜日 - 22:25:01 by captain

▼年末が近づくとお酒の量が増える人が多い。大好きな人に
とっては楽しい季節の到来ということになるが、苦手あるいは
飲めない人にとっては嫌なシーズンになる。ボクはどちらと
問われれば「好き」と答える。それでも儀式のように行われる
ビールで乾杯や「とりあえずビール」といった飲み方はしない。
一番好きなのは「日本酒」で冷やより燗のほうがいい。その次
はウイスキーかいも焼酎と続き最初の一杯でもこの3つの
どれかが嬉しい。もちろん、ウイスキーや焼酎は炭酸や水で
割ったものでもOK。アルコールを受け付けない人がいること
は承知している。月刊の科学誌「Newton」の12月号に酵素
の特集記事が載っていた。それによると、アルコールは酵素
によって体内でアセトアルデヒドという頭痛や吐き気など悪酔い
の元となる物質に変わる。これがさらに酵素で無害な酢酸に
変えられるという。問題は飲める人と飲めない人で酵素に
違いがあるということ。飲めない、要するにアセトアルデヒド
を分解することのできない酵素を持っている人は東アジアに
多く、ほかの地域ではほとんどの人がアセトアルデヒドを分解
できる酵素の持ち主らしい。つまり日本人には飲みたくても
飲むことができない人がそれなりにいるということだろう。
実際、ボクの周りにもそういう人がいた。だから宴会などで
飲めない人にムリに奨めることはやめよう。当然、運転する
人は絶対ダメ。

▼今週のJRAはGⅠ「マイルチャンピオンシップ」(1600㍍)
が京都で行われる。京都でことし行われるGⅠは最後となる。
このレースの特長は3歳馬苦戦、9週以上休養していた馬
も大苦戦。一方、有利なのは前走が重賞(特にGⅠ)、年齢
は4歳か5歳。データ上はこのようになっている。競馬週刊誌
のB誌はイスラボニータ、G誌はフィエロを本命にしている。
一部を除き、きょう東西トレセンで追い切りが行われ、前記
2頭はいい評価が下っている。ただしフィエロは6歳で、
過去10年で36頭が出走して1着2回、2着0回とかなり
厳しい数字が残っている。4歳(イスラボニータ)は36頭が
出走して1着3回、2着6回となり、連対率は25%になっている。
5歳馬も同15%と悪くはないが、やはり中心にするのは4歳
馬が望ましいと思う。イスラボニータのほかに有力なのは、
サトノアラジン、トーセンスーダム、そしてモーリスの4頭。
しかし4連勝中で人気しそうなモーリスは6月の安田記念
以来となり、間が空きすぎている。中9週以上間隔を開けて
挑んだ馬は過去9頭おり、すべて3着すらない。
確かにモーリスは強いがデータ上は厳しい。追い切りは
あしたになる予定だが、その動きに注目したい。
また、8枠が大苦戦するレースなので枠順が決まってから
結論を出すことにする。GⅠあと6週頑張りたい。

11/16(月)キャプテンの一言

2015/11/16 月曜日 - 22:26:49 by captain

▼きょう海上自衛隊横須賀基地から第57次南極観測隊
を支援する南極観測船「しらせ」が南極へ向け出港した。
昔から南極観測船といえば「しらせ」だったが、きょう出港
したのは2代目で2009年に就航した。来年の1月上旬
までに昭和基地に到着する予定になっている。今回は
総勢62人の大部隊になっているが門倉昭隊長らは空路
オーストラリアまで行ったのち「しらせ」に乗り込んで南極
に向かう。62人のうち門倉隊長ら32人は夏隊で、残りの
30人は越冬隊として1年近く昭和基地にとどまることに
なる。2週間ほど前に南極上空のオゾンホールが過去
2番目の大きさになったということを書いた。現在はやや
縮小しているものと思われる。また、南極では氷が増えて
いるという情報もあり、世界中がビックリした。昭和基地
は南極大陸の東、リュツォ・ホルム湾東岸、大陸氷縁から
西に4㌔の東オングル島にある。つまり大陸ではなく島
に建てられている。しかし、冬には氷で大陸と繋がるので
陸路で進むことができる。南極で氷が溶け出しているのは
西側が中心だといわれているのでさすがに調査すること
が難しそうに思うが陸地に位置する「ドームふじ基地」
なら氷が増えているのを観測することが可能かもしれない。
南極観測は重要だと思うが、一般にはペンギンに会える
くらいにしか、捕らえられていないように思う。何を研究し
何を観測しているのか、日本の人たちにつぶさに伝えて
もらいたい。

▼女王の栄冠はマリアライトの頭上に輝いた。きのう、
京都競馬場で行われた牝馬のGⅠ「エリザベス女王杯」
(芝、2200㍍、稍重)はゴール前大混戦となったが、
直線半ばで早めに抜けだし2着ヌーヴォレコルト、3着
タッチングスピーチの猛追をしのぎ切った。鞍上の蛯名
騎手はことし初のGⅠ制覇となるとともに牝馬のGⅠ6
レースの完全制覇を達成した。3冠馬アパパネはこの
レース以外は勝利しており、ほかにウメノファイバーで
オークス、去年ショウナンアデラで阪神ジュベナイル
フィリーズを勝っている。マリアライトの勝ち時計は
2分14秒9、6着のフーラブライトが2分15秒0でその
差はわずか0・1秒、つまり0・1秒の間の6頭がゴール
した大接戦だった。マリアライトは父ディープインパクト、
母クリソプレーズという血統。3週間前のGⅠ「菊花賞」
で1番人気になったリアファル(結果は3着)の半姉
(父が違う姉)ということになる。お姉ちゃんが弟の無念
を晴らしてGⅠを優勝したことになる。馬券は3連単は
外したものの3連複と馬連を的中、ほんのわずかながら
プラスを計上した。なにか久しぶりに当たったような気持ち
になった。この調子で今週のGⅠ「マイルチャンピオンシップ」
(京都、芝、1600㍍)も頑張ろう。

11/13(金)キャプテンの一言

2015/11/13 金曜日 - 22:17:04 by captain

▼政府の事業にムダがないかを検証する河野行政改革
大臣主催の「秋のレビュー」が3日間行われ、きょうが
最終日。宇宙開発が午後のテーマになった。河野大臣は
ここでISS=国際宇宙ステーション=について「8000億円
も使って人を運んだだけ」と発言した。これに対して若田
光一さんは「欧米諸国に比べて少額です」と反論した。
宇宙開発の持つ未来を大臣はまったく理解していない。
確かに今すぐ人類の役に立つということはないが、開発を
縮小すれば必ず近い将来に後悔する。それは大きく2つ
ある。第1に地球環境がいつまで人類に優しいのかという
こと。水曜日のこのコーナーでも伝えたように今世紀末には
海水面が8・9㍍も上昇するとの予測をするグループもある。
またPM2・5などによる大気汚染は北京の空を見れば現実
的なこと。第2は中国が地球の海はもちろん宇宙までも支配
しようとしていること。日本が乗り遅れることはできないのだ。

▼今週からJRAは12月27日の有馬記念までGⅠレースが
7週連続で行われる。その第1弾はオール女子№Ⅰ決定戦
「エリザベス女王杯」(15日、京都、芝、2200㍍)、きょう枠順
が発表され3歳から7歳までの牝馬18頭が熱戦を繰り広げる。
データ上、3歳対4歳の争いになると思われる。3歳女王は
オークスと秋華賞の2冠馬、ミッキークイーンで一致するだろう。
桜花賞はレッツゴードンキが制したが、この2頭は出走していない。
ミッキークイーンは29日のジャパンカップへ、レッツゴードンキは
来週のマイルチャンピオンシップへ挑戦する路線を組んだ。
出走する3歳馬で一番の実績はオークス2着の7枠15番
ルージュバックと秋華賞2着の1枠2番クイーンズリングの2頭となる
わけだが、4歳にはオークス馬の8枠18番ヌーヴォレコルトがいる。
ヌーヴォレコルトは桜花賞3着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着
と去年のGⅠで常に優勝争いをした。前走の産経賞オールカマー
でも2着だったが、勝ったのが牝馬のショウナンパンドラ(去年の
秋華賞馬)でロゴタイプなど強豪牡馬に先着している。水曜日の
追い切りも文句なしみたいだし、鞍上の岩田康誠騎手も手応え
十分というコメントをしていた。ここは4歳のヌーヴォレコルトを
中心にみたい。ただ、問題は天気。あす土曜日はかなりの量が
降りそうで、しかも日曜日にも残る予想になっている。京都南部は
日中は上がっていそうだが、よくても「稍重」かもしれない。
「重」以上になると5歳のディフェンディング女王、5枠10番の
ラキシスが浮上する。春の不良馬場、産経大阪杯でキズナら
強豪牡馬を圧倒している。当日の馬場状態を確認する必要が
あるだろうが、基本的にはヌーヴォレコルトから買おうと思う。
このレース、8枠は降りというよりデータ上は有利に働いている。
相手は前記3歳2頭にもう1頭の3歳4枠8番のタッチングスピーチ、
それに陣営が馬場悪化は有利と発言していた6枠12番の
マリアライトを穴馬にピックアップしたい。爆穴はイギリス連邦の
共和国スリランカの1200年前後の女王の名前を持つリラヴァティ。

11/11(水)キャプテンの一言

2015/11/11 水曜日 - 22:17:26 by captain

▼今月30日からフランスのパリで開かれるCOP21=
国連の気候変動枠組み条約の第21回締約国会議=
の前の開かれていた閣僚級準備会合がきょう、3日間
(現地8日から10日)の日程を終えた。決まったことと
いえばCOP21で温室効果ガスの削減目標を5年ごと
に見直すということくらい。会合終了後、フランスの
ファビウス外相は会見で「各国は2度、できれば1・5度
を目標にすることで一致した」と話している。この数字は
産業革命以前の1750年ごろの気温を対象にした算定
で、開催国のフランスは高い目標での合意が会議の
成功になるので、当然ながら前記のような発言になるが、
参加したおよそ70カ国の多くは目標が合意されても達成
は困難との見方を示している。また、先進国と途上国の
ミゾは支援金なども含めて埋まっていないらしい。

▼この会合の開催中を狙い撃ちしたかとように世界気象
機関は9日、温室効果ガスの主なものとされるCO₂=二酸
化炭素とメタン、そしてN₂O=一酸化二窒素の去年の世界
平均濃度が過去最高を更新したと発表した。これを1750年
に比べるとCO₂が43%、メタンが154%、N₂Oが21%
それぞれ増加した。N₂Oは気象庁のホームページによると、
大きな温室効果を持つ気体で大気中の寿命(大気中の総量
を1年間に分解される量で割った値)は121年もある。
窒素肥料の使用や工業活動に伴って放出され、成層圏で
主に紫外線で分解、消滅するという。つまり、同レベルでの
放出であれば121年で消滅するが、増えれば消滅には
さらに時間がかかる厄介な分子。世界気象機関の
ジャロー事務局長は「今後、気温が上昇し、熱波や洪水
などの異常気象が増えていくだろう。われわれは恐ろしい
速度で未知の領域に向かって進んでいる」と警鐘を鳴らし
ている。さらに同じ9日、イギリスの気象庁がことしの世界
の気温が産業革命以前の平均気温に比べ、初めて1度以上
高くなるという見通しを発表した。1月から9月で1・02度上昇
しており、通年でも1度を超えることは確実としている。
原因についてはCO₂の排出量の増加、それにことし発生
しているエルニーニョ現象を挙げている。日本の気象庁は
きのう、エルニーニョ現象が今後も継続して北日本を除く
広い範囲で暖冬になると発表していた。つまりイギリスの
気象庁の発表を裏打ちしていることになる。世界各国は
産業革命以前、1750年当時の気温を2度以上超えない
という目標を持っているが、現状ではもっと大胆なことを
しなければ到底達成できないだろう。

▼追い打ちをかけるようにアメリカの非営利研究組織が
今のまま温暖化が進めば、海面上昇が今世紀末以降も
続き6億2700万人の土地が奪われるという報告を発表
した。それによると、最終的な海面上昇は8・9㍍に達する
としている。この数字から日本の被害を推計すると
3400万人の住居が消滅してしまうという結果になった。
人口でみると世界で6番目に被害が大きい。1位は中国
になっている。地球温暖化はこのほかにも異常気象を
もたらす。2日前には乾燥しているイスラエルで豪雨災害
があった。異常気象があっていいのは北極海が元のよう
に寒くなり、氷が以前の姿に戻りホッキョクグマの絶滅を救うこと。

11/9(月)キャプテンの一言

2015/11/09 月曜日 - 22:27:35 by captain

▼7日の土曜日、京都競馬場に2歳牝馬のGⅢ
「ファンタジーS」(芝1400㍍)を観戦に行ったついでに
近くの伏見稲荷大社に参拝してきた。ついでといったら
神様に怒られるか? ちゃんと予定通りにお参りした。
京阪電車の伏見稲荷駅を降りると、そこはすでに参道
になっており、大勢の観光客が列を成していた。さすが
初詣で関西随一と誇るだけあって参道の両側の店や
屋台がすき間なく並び、特に稲荷に関係深そうな店、
おいしそうな食べ物の店には人だかりができていた。
そば耳を立てなくても大きな声で分かったことは中国語
の会話が多かったこと。もちろん日本人も多かったが、
どちらが多いとは判断できかねた。食べ物で列が
長かったのは「焼きだんご」でひと串400円は高いと
思ったが、おいしそうなのと、少々空腹を覚えていたので
並んで購入した。実は歩きながら(境内の外で)食べた
かったこともあった。味は100点満点で40点くらいだった。
まず、焼いて熱いのが表面だけで中の方は冷たいまま
だった。残念というより「まあ、こんなものかな」という
ところ。みどころの千本鳥居は「見事」だった。奥社奉拝所
までしか行かなかったので全体は把握できていないが、
稲荷山の一番上、上社まで行くと絶景だったのだろう。
もう一度行こうと決めた。

▼肝心の競馬の方はボクの応援したブランボヌール
(1番人気)が3着だったため、3連複のみ的中。そのため
収支はマイナスだった。7月26日の函館2歳S以来で
プラス12㌔の馬体重が太めだったとは思えない。パドック
でも気合を全面に出し(テンションやや高め)仕上がりに
関しては問題なく見えた。鞍上の岩田康誠騎手は翌日の
スポーツ紙に「本来の反応ではなかった。距離は問題ない。
次はガラッと変わってくる」と話しており、次走12月13日
のGⅠ「阪神ジュベナイルフィリーズ」の走りに期待したい。
一方、日曜日の京都5レースのメイクデビュー新馬戦、
注目の高額良血馬対決は税込み2億4150万円の
サトノダイヤモンドが同2億5200万円のロイカバード
(2着)を下しデビュー戦を飾った。サラブレッドは血で
走るといわれている。しかし、今回のようにワン、ツーで
決まるのは珍しい。サトノダイヤモンド騎乗のルメール
騎手は「大きなストライドでパワーとスピードがある。
ことし乗った新馬で1番強い」と話している。池江調教師
も年内1走してクラシック」と夢を膨らませていた。
ちなみに馬名は池江調教師の父で元調教師の池江泰郎氏
が額の星がダイヤモンドの形をしていることろから命名
したもの。今後の走りに注目したい。

▼アメリカ、カリフォルニア州南部でUFOが目撃され、
世間をアッといわせた。現地7日(日本時間8日)の夜、
彗星のように尾を引く青や緑色の光線を放ちながら空を
移動する物体を多くの人が目撃した。大騒ぎはペンタゴン
=国防総省=の発表で落ち着きを取り戻した。それに
よると、西海岸沖で行われた極秘軍事訓練のミサイル
発射実験だった。なんと人騒がせな、しかし実態は本当
のUFOでペンタゴンが隠したかったのかもしれない。