キャプテンの一言 » 2015 » 8月

8/31(月)キャプテンの一言

2015/08/31 月曜日 - 23:18:23 by captain

▼2010年5月21日に鹿児島県の種子島宇宙センター
から打ち上げられたJAXA=宇宙航空研究開発機構=
の金星探査機「あかつき」についてJAXAはきょう、
太陽にもっとも近づく地点をきのう通過したと発表した。
「あかつき」はきのう午前2時頃、太陽におよそ9000万㌔
まで近づいた。「あかつき」に付いている太陽電池パネル
は設計上限界180度になっているが、実際には140度
まで上がったことが確認されたという。順調に行けばことし
12月に金星の軌道に入ることになっている。しかし
「あかつき」は打ち上げられた2010年の12月に金星の
軌道に突入する予定だった。ことしは2015年だから5年
も遅れたことになる。これはメインエンジンが破損すると
いうトラブルが発生したためで、減速が不十分となり軌道
に入ることに失敗した。そのため再突入のため太陽を
周回してチャンスを伺っていた。そして先月中旬から下旬
にかけて3度の小型エンジンの噴射を行い軌道修正に
成功した。再突入は12月6日の予定になっている。金星
は地球と兄弟星といわれるくらいそっくりだが、環境は
まったく違う。硫酸に雲に覆われ、地上は90気圧という
過酷な世界。しかし人類の英知で環境を変えることは
できないのだろうか。

▼一方、地球の上空400㌔のISS=国際宇宙ステーション=
に滞在している油井亀美也さん。1カ月ちょっとたった
現在、無人補給機「こうのとり」からの積み荷の移送に
追われているという。当初は方向感覚がおかしいと
感じていたのだが、「1カ月以上がたち、どちらが上でも
下でも気にしなくなった」ツイッターで報告している。ISS
は原則、無重力なのだからどんな姿勢も自由自在と
思うのだが、やはり当初は地球での姿勢が過ごしやすい
ということなのだろう。

▼きのう新潟競馬場で行われたGⅢ「新潟2歳S」(芝
1600㍍)は1番人気のロードクエストが圧勝した。
おととしのハープスター(去年の桜花賞馬)と同じ
3コーナー最後方(4コーナー17番手、ハープスターは
最後方)から瞬く間に前を行くライバルを抜き去って
しまった。前日から雨模様で馬場状態は「稍重」の条件
の中、ラスト3F(600㍍)を驚異の32秒8で駆け抜けた。
勝ち時計は1分33秒8。良馬場も含めて過去10年で
3番目(タイ)の早いもの。これは来年のクラシックも
狙える逸材、今後に注目しなければならない。
ロードクエストの父は中山競馬場が得意だった
マツリダゴッホ(有馬記念の勝ち馬)。父の父サンデー
サイレンス、母の母フローラルマジックからは菊花賞馬
ナリタトップロードが出ており、距離の問題はない。
クエストの母はマツリダワルツで父チーフベアハート、
母の母はリアルシャダイ産駒となっており、こちらも
距離的に不安はないので、クラシック戦線を大いに
沸かせてくれると思われる。アッという間に2着馬に
4馬身付けた瞬発力は覚えておいて損はしない。

8/28(金)キャプテンの一言

2015/08/28 金曜日 - 22:16:43 by captain

▼JAXA=宇宙航空研究開発機構=の宇宙飛行士、金井宣茂
(かない・のりしげ)さんがきのう、記者会見して「深海から宇宙へ
というキャッチフレーズで売り出したい」と話した。金井さんは
2017年11月ごろにロシアのソユーズでISS=国際宇宙
ステーション=へのおよそ半年の滞在が決まったことを受けての
会見だった。「深海から宇宙」という未知から未知へのキャッチ
フレーズは素晴らしいと思った。実は金井さんはJAXAの前は
海上自衛隊の医師で潜水医学が専門分野だったことから、この
発言になったわけで金井さんしかできない発言だったと感心した。
今、ISSに滞在している油井亀美也さんは航空自衛隊で、自衛隊
からは2人目の宇宙飛行士になった。しかも油井さんが訓練生
として採用された時、大西卓哉さんと2人が採用され、金井さんは
補欠だった。半年遅れで採用になり念願の宇宙飛行士になること
ができた。これから本格的な訓練が始まるとのことだが、水中での
訓練も多いので大丈夫だと期待している。

▼実は金井さんより先に大西さんが来年の6月ごろ、油井さんの
帰還の後、ISSに向かうことになっている。こちらもロシアの
ソユーズによるもので、およそ半年間の長期滞在が予定されている。
大西さんは自衛隊ではなくANA=全日本空輸=のパイロットだった。
油井さんの同期で2年前にISS滞在が決まっていた。日本人宇宙
飛行士がこうして次々に誕生することは素晴らしく嬉しい限り。
安倍総理は当初ISS運用延長に消極的だったが、26日、昼は
金井さんと対面したり、夜にはISSの油井さんと交信したりとやや
積極的になってきた。これは中国による宇宙支配戦略への警戒感
ではないだろうか。それでも宇宙開発に積極的になったことはいいこと。
地球の温暖化に歯止めがかかる可能性は、このままの状態では
かなり低いと思われるので、めざすは宇宙への移住ということになる。

▼ESA=ヨーロッパ宇宙機関=が中心となってNASA=アメリカ
航空宇宙局=や日本が参加する木星の衛星探査機「ジュース」が
2022年に打ち上げられることになっている。木星の衛星では早く
から第2衛星のエウロパに海があることが知られているが、ことし
3月には第3衛星で太陽系最大のガニメデにも地球を超える水量
の海が存在することが分かった。ガニメデの半径はおよそ2631㌔
で第1惑星の水星より大きい。エウロパも半径およそ1561㌔で
およそ1737㌔の月よりわずかに小さいだけ。木星には第4衛星で
半径およそ2410㌔のカリストも存在する(第1衛星のイオは火山
活動が活発で硫黄など有毒ガスが充満しているので除外)。
その点から木星は未来の人類にとって救世主になる可能性を
持っているかもしれない。つまり地球の月が3つあるようなもので、
しかもエウロパとガニメデには広大な海が存在する。凍らないだけ
の熱量があるわけだから、生命はもちろん人類だって生存可能だろう。
早く実現できることを期待したい。

8/26(水)キャプテンの一言

2015/08/26 水曜日 - 22:25:20 by captain

▼再来年のNHK大河は徳川四天王の一人、井伊直政の
養母に当たる女性「井伊直虎」を主人公にした
「おんな城主 直虎」に決まった。NHKがきのう、主演の
柴咲コウさんとともに記者会見して発表したもの。
ボクは不勉強で「井伊直虎」のことは知らなかった。
戦国時代は好きなジャンルでだけにちょっとショックかも。
これから少し勉強して再来年に備えたいと思う。ただひと
言いわせてもらうなら直虎と直政の二人を主人公にした
井伊家再興の物語にした方が一般的には分かりやすい
のでは、と思ってしまう。タイトルにこだわり過ぎると、今年の
「花燃ゆ」のような展開になってしまうのではと心配してしまう。

▼本多忠勝、榊原康政、酒井忠次、そして井伊直政の四天王
は徳川家康の物語では避けて通れない人物。その中でも
井伊直政は譜代ではない。遠江の井伊谷の国人といわれる
井伊家は今川、武田氏に挟まれて苦境に陥る。その最大の
危機が直政の育ての親「直虎」の時代、血縁関係にあるので、
男兄弟にいなかった直虎は直政を本家の跡継ぎとする。
そして1575年(天正3年)直政を徳川家に出仕させる。
当時14歳で幼名を虎松から万千代に改めた。武田家滅亡のあと、
有名な「赤備え」を家康の命によって引き継いだ。
人気者「ひこにゃん」で有名な彦根市の所在地、彦根藩の
初代藩主であり「花燃ゆ」の主役たちの敵役「井伊直弼」は
子孫ということになる。ちなみに直政の父、直親は直虎の
父・直盛の従兄弟であり、直虎の許嫁だったが、追われる身となり、
結ばれることはなかった。

▼あと2週で夏競馬が終わる。今週は今年の夏の目玉の一つ、
「ワールドオールスタージョッキーズ」が札幌競馬場で行われる。
海外から5人、地方から2人、そしてJRAから7人が参加して個人
戦と団体戦(JRA対海外・地方)が戦われる。これまでは
「ワールドスーパージョッキーシリーズ」として後半(12月か11月)
に行われていたが、ことしから夏の北海道の舞台を移し、
新企画として行われるもの。海外からは凱旋門賞でオルフェーヴル
(2着)の夢をトレヴで打ち砕いたフランスのジャルネ騎手やイギリス
で「感動を与えた女性スポーツ選手」にも選ばれたターナー騎手が
参加。迎え撃ちJRAからは現在リーディングトップの福永騎手や
2位・戸崎騎手、3位・岩田騎手。そしてJRA所属となった
デムーロ騎手も参加する。土曜、日曜2レースずつ行われるが
残念ながらオープンレースは組まれていない。これまでの経験
からいうと、「エエッ、この馬がこんなレースできるの?」という以前
とは別の馬かと思うほどのレースになることがあった。馬券的には
非常に難しいので、見物料くらいの気持ちで購入した方が無難
とは思うが、面白いレースになること間違いないと思うのでテレビ
観戦(現地はさらにいい、食べ物もおいしい)をお勧めしたい。

8/24(月)キャプテンの一言

2015/08/24 月曜日 - 22:33:11 by captain

▼ISS=国際宇宙ステーション=へ到着した日本の
無人補給機「こうのとり5号機」を日本人宇宙飛行士、
油井亀美也さんが今夜日本時間の午後7時29分
ロボットアームでしっかりとキャッチした。これはNASA
=アメリカ航空宇宙局=の管制室にいるISS滞在の
前任者、若田光一さんとの交信で成功したもの。
これからドッキング作業に入るが、あす未明になる予定。
19日夜に鹿児島県の種子島宇宙センターからH2B
ロケットで打ち上げられた「こうのとり5号機」、安倍総理
は成功を喜び「こうのとりが担う物資輸送は国際宇宙
ステーションの運用に不可欠な任務です。日本の宇宙
技術には、国際的にも大きな期待と信頼が寄せられて
います」と日本の国際(宇宙)貢献に自信をみなぎらせ、
さらに今回のドッキングについて日本人だけで行われる
として「宇宙の『チームジャパン』の活躍で、ミッションが
成功することを楽しみにしています」と語っていた。あす
になったらすでにドッキング成功のニュースになっている
だろう。

▼安倍総理は宇宙について夢とロマンをかきたてるだけ
でなく、人類に新しい「知」をもたらす、と多いに宇宙への
期待を語っていたが、きょうの読売新聞によると、木星の
第3衛星「ガニメデ」探査に日本の技術をESA=ヨーロッパ
宇宙機関=が採用したと報じている。ガニメデはガリレオ
衛星の1つで太陽系最大の衛星。直径およそ5262㌔
もあり、NASAがハッブル宇宙望遠鏡で観測したところ、
地下に海水(塩)水が存在し、しかもその量は地球の海
より多いらしい。(内側から)イオ、エウロパ、ガニメデ、
カリストの4つの衛星は1910年ガリレオ・ガリレイが発見
し「ガリレオ衛星」と呼ばれている。すでに第2衛星の
エウロパには地下に海が広がっていて、地球外生命体
の存在の最有力候補になっている。そこへガニメデにも
となると、当然探査にも注目が集まる。ESAは2022年
に木星圏探査機「ジュース」を打ち上げる予定にしており
、日本のNICT=情報通信研究機構=が開発した電磁波
観測技術を採用したという。到着するのは2030年という
ことなので結果を確認できるかどうか心配ではあるが…。

▼地上ではユニークなニュースをナショナルジオグラフィック
日本版が伝えてきた。糸を使わないスパイダーマンが
パナマの熱帯雨林にいるという。これは人ではなく本物の
「セレノプス」のいう名前のクモ。アメリカのルイヴィル大学の
スティーヴン・ヤノヴィアク氏率いる研究チームは数年前
から滑空できる虫を探していて「セレノプス」にたどり着いた
という。映像も公開されており確認したところ、確かに数㍍
真っ直ぐ落ちていったあと、個体によっていろいろな方向
へ滑空していった。ただし上手かといえば優秀とはいえ
ないように見えた。日本にも「トビグモ」というすばらしい
クモがいる。こちらは滑空というよりジャンプするというの
が正解なのだが。宇宙も広いが地球もまだまだ広い。

8/21(金)キャプテンの一言

2015/08/21 金曜日 - 22:31:55 by captain

▼きのう産経新聞などが報じた奈良県御所市の中西遺跡で
見つかった古墳時代前期、4世紀前半の集落。5年前にすぐ
北東にある秋津遺跡で祭祀を行う祭殿が出土しており、これ
らと同居した形で26棟の竪穴式の住居跡が見つかった。
これは19日に橿原考古学研究所が発表したもの。明らかに
中西遺跡と秋津遺跡は一体のものと見ることが素直だろう。
橿原考古学研究所も2つの遺跡について、南北およそ400㍍、
東西200㍍以上に及ぶ4世紀前半としては最大級の集落で
北側(秋津遺跡部分)が祭祀を行う地域、そして南側(中西遺跡
部分)が住居地として計画的に建物が配置された全国でも
珍しい遺跡としている。それでは、これがヤマト政権とどう
関わっているのか。共同通信の配信によると、橿原考古学
研究所の今尾調査課長は「初期の大和政権が運営していた
祭祀用の集落ではないか」と話している。また、産経新聞紙上
で兵庫県立博物館の石野名誉館長は「祭殿跡と祭りに従事
する人の住居跡が初めてセットで見つかった。4世紀代の豪族
の祭祀を考える上で極めて重要な発見」としている。近くには
葛城山があり、葛城一言主神社もある。御所市の周りには
葛城市をはじめ明日香村や桜井市など古代大和政権に
関わりの場所ばかりだから、当然大和政権に関係ある遺跡
なのだろう。

▼葛城襲津彦(そつひこ)を祖とする葛城氏の本拠地もここ
だとされている。葛城襲津彦は第8代孝元天皇の孫(ひ孫とも)
の武内宿禰を祖としており葛城氏の後、権力の座についた
蘇我氏も同じで同族とされている。御所市の極楽寺ヒビキ遺跡
は襲津彦の末、円大臣(つぶらのおおおみ)の館跡とされ、
第21代雄略天皇によって襲撃されたといわれている。
襲津彦は第15代応神天皇の母、神功皇后の摂政時代から
第16代仁徳天皇の時代に活躍した。つまり4世紀後半から
5世紀前半のこと。しかし、葛城氏の祖、武内宿禰も第14代
仲哀天皇の時代から5代の天皇に仕え300年も生きたとされる。
さすがにこれは信じられないが、葛城氏や蘇我氏の祖である
ことは信じていいのではないか。その証拠に推古天皇の時代に
蘇我氏が葛城は元々の土地であるから返してほしいと懇願した
ことがある。実現はしなかったのだが。こうして歴史を見てみると、
継体天皇以降、乙巳の変(645年)までは蘇我氏が天皇の側近
として権力を握り、応神天皇から雄略天皇までは葛城氏が同様
な立場にあったと思われる。葛城襲津彦は百済、新羅などとの
対応で朝鮮半島に出かけており、渡来人を多く配下に置いて
いたのも当然のこと。この流れの中で蘇我氏が東漢氏
(やまとのあやし)などの渡来系の配下を多く持っていた。
これを持って蘇我氏を渡来系と決めつけることはできない。
815年(弘仁6年)に編纂された豪族系譜「新撰氏姓録」でも
蘇我氏は「皇別」つまり源氏や平氏の臣籍降下のように天皇の
末裔だといっている。奈良県は古代の宝物の宝庫、なるべくなら
出土した貴重な遺跡や遺物を埋め戻さないでもらいたい。

8/19(水)キャプテンの一言

2015/08/19 水曜日 - 22:21:31 by captain

▼地球の生命は地球誕生46億年前から6億年後のおよそ
40億年前といわれている。しかし、どのように誕生したのかは
確定していない。海が舞台になったという点については、概ね
一致しているが、海底の熱水噴出口からとか、彗星衝突とか、
いろいろな説が唱えられている。きょうの産経新聞などによると、
東北大学や広島大学の研究チームが隕石の衝突でDNAの
元になる物質が作られたという説を発表した。従来、こうした
衝突説の場合、隕石に生命の元になる有機物があって運ばれて
きたとされていたが、今回の説は衝突の衝撃によって無機物を
材料にしてDNAが生まれたとするもので画期的なもの。
実験は海を見立てたカプセルに鉄、水、アンモニアなど入れ、
秒速およそ1000㍍で金属をぶつけ衝撃による反応を起こさせた。
そしてカプセルの中に二酸化炭素が海に溶けて生じる「重炭酸」を
加えて海に隕石が衝突した条件に近づけた。その結果、DNAや
RNAを構成するC=シトシンなどができたという。DNAの塩基配列
にはCのほか、A=アデニン、G=グアニン、T=チミン、またRNA
ではTの代わりにU=ウラシルが並んでいる。実験ではタンパク質
の成分のアミノ酸も9種合成されたとしている。

▼生命の誕生の条件が整ったといえるが、生命は1つの条件だけ
で誕生したのだろうか。先に述べたような条件でも可能ではない
のか。40億年もかけて人類が誕生したが、絶滅した種は今、
生存している種よりはるかに多い。それらも含めて多種多様な
誕生の仕方があったのでは、と思ってしまう。その方が生命の神秘
であるし、生き物に無限の可能性が広がるように思う。

▼きょうのニュースでも伝えたが、油井亀美也さんが滞在するISS
=国際宇宙ステーション=へ物資を届ける無人補給機「こうのとり
5号機」が今夜8時50分49秒に種子島宇宙センターからH2B
ロケットで打ち上げられた。15分後に予定された軌道に乗り、
ロケットが切り離され、打ち上げは成功した。こうのとり5号機は
24日午後7時55分ごろISSに到着する予定になっている。
ここで油井さんがロボットアームを使い、地上(NASA=アメリカ
航空宇宙局)にいる若田光一さんと初めて日本人同士で
ドッキングを行うことになっている。こうのとり5号機は6㌧までの
物資を運搬することが可能だが、今回は5・5㌧が積み込まれた。
その中にはNASAからの緊急依頼があった水生成装置の
フィルターなどのほかに「種子島の水」およそ600㍑も届けられる。
また、本業ともいえる実験装置にはマウスを育てる「小動物飼育
措置」ダークマター=暗黒物質を観測しようとする「キャレット=
高エネルギー電子・ガンマ線観測装置」のほか、国内外の超小型
衛星が積み込まれた。飲料水不足に陥っていたISSにとっては
希望の水とフィルターになる。油井さんは日本の実験棟「きぼう」で
ダークマターを見つけることができれば地球帰還と同時にノーベル
賞を受賞するかもしれない。頑張って!

8/17(月)キャプテンの一言

2015/08/17 月曜日 - 22:36:36 by captain

▼ISS=国際宇宙ステーション=に滞在する日本人
宇宙飛行士、油井亀美也さん元へ物資を届ける日本
の無人補給機「こうのとり」5号機について当初16日
に予定されていた打ち上げ(鹿児島県種子島宇宙センター)
が17日に延期され、さらに19日に再延期された。
これは種子島周辺の天候によるもので、雷の発生が
予測されるための延期。この手の打ち上げに延期は
つきもので、驚くような心配は無用なのだが、今夜
8時40分ごろ種子島近海を震源とする震度3の地震
が発生した。こちらのほうが気になる。震源の深さが
およそ10㌔と浅く宇宙センターでの被害が心配される。
もちろん建物への被害がないだろうが、精密な機器
が多くあるだけに気がかり。宇宙のISSでも心配事
がある。それは水不足で、ISSでは「水再生システム」
の交換部品のフィルタやポンプがすでに交換期限
を過ぎて使われているという。そのため、NASA=
アメリカ航空宇宙局=は緊急物資として「こうのとり」
を使用することにした。その荷物はすでに先月末に
種子島に到着している。その重量はおよそ210㌔
になる。「こうのとり」5号機には「レイト・アクセス」と
いう打ち上げ直前でもある程度の量を積み込むこと
のできる能力をある。通常、打ち上げの4カ月も前
から搭載しなければならない。しかし「こうのとり」の
こうした能力が今回大いに役立ったことになる。
こうゆう事態に陥ったのはアメリカ(民間企業)や
ロシアが輸送に失敗したからに他ならない。ちなみに
ISSと「こうのとり」のドッキングは21日にずれ込む
予定になっている。

▼JRAの夏競馬も今週から後半戦に突入する。
以前は2カ月間あった開催が、6週間に短縮され
たからかもしれないがアッという間に夏が終わって
しまいそう。今週のメーンはやはり札幌競馬場で
行われるGⅡ「札幌記念」(芝2000㍍)だろう。去年
は桜花賞馬の3歳牝馬ハープスターがゴールドシップ
を破ったことは記憶に新しい。ことしの牝馬の参戦
は登録段階で2頭。そのうちの1頭、5歳のラキシス
は堂々たるGⅠ馬(去年のエリザベス女王杯)で強力
な牡馬相手でも好レースが期待できるだろう。55㌔
の斤量は楽ではないが、鞍上ルメールなら2走前の
産経大阪杯(GⅡ、2着馬キズナ)の再現を見せて
くれるのではないか。この札幌記念はGⅠで活躍
した馬が出走してきた時はかなりの確率で好勝負
するというイメージが強い。もう1頭、トーホウジャッカル
は去年の菊花賞馬だ。前走の宝塚記念は驚異の
レコード(3000㍍を3分1秒0)勝ちとなった菊花賞
以来となり、順調さも欠いていた。今回は陣営も順調
さを強調しており、GⅠ馬の底力を見せつけてくれる
のではないだろうか。秋の競馬シーズンに向けて
強い馬が強いレースをすることで大いに盛り上げて
もらいたい。ボクとしても馬券が当たるように予想
をしなければならない。いつも的中のつもりで購入
しているのだが、今週は特に気合が入る。

8/14(金)キャプテンの一言

2015/08/14 金曜日 - 22:22:26 by captain

▼人類による温室効果ガス、特にCO₂=二酸化炭素の排出は
過去地球上で起こった5回の生命大絶滅に匹敵するだろうと
いう研究論文が11日発表された。AFP時事が12日、伝えた
ところによるとイギリス・リーズ大学のアレキサンダー・ダンヒル
教授を主著者とするグループは大量絶滅期には、この時代を
主導した優占種であろうと、特定地域だけに生存する弱小種
と同じように絶滅の危機が訪れるとしている。過去の大絶滅
の時代には人類は存在しなかった。一番新しい白亜紀末期、
6550万年前の大量絶滅は巨大隕石(直径10㌔の隕石が
メキシコ・ユカタン半島に)の衝突によるもので、恐竜を筆頭に
およそ70%の生命が絶滅した。その前は三畳紀末のおよそ
1億9900万年前でアンモナイトなど生命の76%が絶滅した。
火山活動の活発化や隕石衝突の説が原因とされている。
また、さらに前はペルム紀末のおよそ2億5100万年前。
この時の絶滅は96%ともいわれており、地球の歴史上最大の
生命の危機だった。この時代の有名な生き物は今も化石で
よく目にする三葉虫である。あと2つのうち2番目の大絶滅は
デボン紀末のおよそ3億7400万年前も起こった。
まだ、地上には生命はなく海生生物の82%が種を絶やした。
原因は地球寒冷化と海の酸素欠乏といわれている。
そして地球で最初の生命大絶滅が起きたのはオルドビス紀末
のおよそ4億4400万年前のこと。この時は種の85%が絶滅
したとされているが、はっきりとした原因は分かっていない。
このように過去の地球上での生命絶滅は最初を除き宇宙
からの飛来物を含め自然現象によるものである。ところが現在、
進行中の生命絶滅は明らかに人類に原因がある。
科学者によっては毎年4万種が消えていっているという。特に
固有種といわれるものは、人の移動による外界の接触で
急速に絶滅への道を辿っている。その1番手が化石燃料を
燃やすことによって排出されるCO₂ということになる。
ここまで排出を続ければ数百年で大半の生命は滅んでしまう
といわれている。ただし、原油はあと100年もしないうちに
枯渇するといわれている。しかし、大気汚染は加速しており、
中国のPM2・5の影響をみるまでもなく猛烈な勢いで
進行している。化石燃料、特にCO₂排出の多い石炭は
使用するべきではない。

▼最近の日本近海はサメ目撃の話題が非常に多い。
今月5日の茨城県鉾田市の海岸でメジロザメやシュモクザメが
見つかって以降、千葉や鹿児島などで目撃されている。
きょうは神奈川県茅ヶ崎市の沖で30匹を超えるシュモクザメが
目撃された。当然ながら近くの海水浴場は遊泳禁止となった。
メジロザメは三陸沖にも生息しているので珍しいとは思わないが
シュモクザメは本来、暖かい海にいる。これだけ太平洋沿岸で
確認されているということは海水温が高いということだろう。
事実、沿岸付近まで27度とかなり高い状態が続いている。
これも化石燃料を燃やし続けている世界の実情が現れた結果
といえる。今からでは遅いかもしれないが、何もしないよりマシ、
と思うシュモクザメの出現だった。

8/12(水)キャプテンの一言

2015/08/12 水曜日 - 22:31:27 by captain

▼「おいしかった。食べながら故郷もこと、日本のこと、地球の
ことを思った」。これはISS=国際宇宙ステーション=に滞在
している油井亀美也さんがきのう映像とともに日本の報道
機関との初の記者会見での発言。きのうマスコミが大きく
報じていた宇宙レタスの試食での話。10日に試食された
レタスは「ロメインレタス」という種類で、コスレタスとも呼ばれ、
われわれがスーパーなどで目にするキャベツのように巻いた
タイプではなく、葉が立った状態のもの。ふつうはグリーンで、
油井さんたちが食べたものは赤いレッドロメインレタスという
種類で、レタスの中でも特に暑さ寒さに強いことから宇宙の
環境への適応から選ばれたのかもしれない。油井さんの実家
はレタス農家なので、レタスについても宇宙飛行士と同じ
くらいプロなのだろう。ちなみにISSのレタスは7月8日から
特殊な野菜栽培装置「VEGGIE=ベジー」を使って栽培
されたというから油井さんの前任者がセッセと育てたもの
かもしれない。

▼また、油井さんは会見の中で今月16日に種子島宇宙
センターから打ち上げられる日本の無人補給機
「こうのとり」とのドッキングについて「日本の力を世界に
見せたい。しっかりと成功させたい」と意欲を語っている。
油井さんはロボットアームの操作を担当する。以前もこの
コーナーで取り上げたように地上で「こうのとり」のドッキング
を操作するのは油井さんの前任者、若田光一さん。
NASA=アメリカ航空宇宙局=の管制室でロボットアームを
操縦する油井さんとの交信を担当する。ドッキングの予定は
20日になっており、日本の宇宙史に新たな1ページを刻む
ことになる。

▼親鳥は翼を広げると1㍍30㌢から1㍍50㌢にもなる
カツオドリ。大海に生息して魚などを捕っているが、この
カツオドリのしかも幼鳥が埼玉県越生(おごせ)町で見つかり
保護されたという。産経新聞がきのう配信したものだが、
にわかには信じがたい。埼玉県生態系保護協会が10日
発表したものだが、なぜ埼玉なのかについては「ナゾだ」と
している。本来、コロニー(集団繁殖地)を形成して、小笠原
諸島などの大海原にしか生息していないと考えられている。
カツオドリのエサ(魚)の捕り方はミズナギドリと同様、空から
海中の獲物めざして突入して潜水して捕らえるという激しいが、
もの凄く格好いいもの。ちなみにカツオを捕るからの命名
ではなく、トビウオなどカツオが狙う魚の場所を見つけるので、
人間から見ればカツオのいる場所を教えてくれる鳥ということ
になる。埼玉で保護されたカツオドリの幼鳥は東松山市の動物
病院で栄養補給など施された。埼玉県生態系保護協会は
「元気になったら放鳥する」としているが、周りには海がない。
小笠原諸島の近くまで運んで放してくれるのだろうか。
ちょっと心配している。

8/10(月)キャプテンの一言

2015/08/10 月曜日 - 22:42:58 by captain

▼ISS=国際宇宙ステーション=に滞在している
油井亀美也さんが宇宙リポートを地球に届けて
くれた。産経新聞によると、ISSから見える地球は
美しい!でもとても小さい…。というのが第1印象
だったという。そんな小さな地球に生命があふれて
いることは奇跡だとも綴っている。そして日本の
実験棟「きぼう」はとても大きく機能美を感じると
して、これから始める数々の実験に高揚している
様子が伝わってきた。JAXA=宇宙航空研究開発
機構=のHPによると、油井さんは自身の右足の
ふくらはぎや大腿部の超音波測定を実施したとの
こと。これは高負荷・短時間で運動でISS長期
滞在中の筋萎縮や骨量の減少を最小限に抑える
プログラムを開発することが目的。いまでも忙しい
日々を送っているのに今月16日には「こうのとり」
で新たな実験装置などが届くことになっている。
ISSでの生活は地球上と同じになっており、原則的
に土曜と日曜は休日になっている。頑張り屋の
日本人、油井さんが休日返上して仕事をしないか
心配してしまう。初めての宇宙生活で、しかも5カ月
間という長期間なのでムリせずに活動してもらいたい。

▼先週は地上からISSを観測することができたが
、今週は「三大流星群」の一つ「ペルセウス座流星群」
を見ることができる。「三大流星群」は1月の
「しぶんぎ座流星群」と12月の「ふたご座流星群」で、
季節的に観察しやすいのは、真夏の「ペルセウス
座流星群」。国立天文台によるとピークは日本時間
の13日午後3時30分で残念ながら昼間なので
見ることができない。しかし12日夜半から13日未明
と13日夜半から14日未明が適しているという。
特に14日は新月のため絶好の観察タイムになる。
15日までは見ることができ、運のいい人は1時間
に30個以上も見ることができるらしい。カシオペヤ座
の少し下にペルセウス座があるので参考にして
もらいたい。こんな話をした後で恐縮だが、流れ星
=流星の元は宇宙空間に漂う直径1㍉から数㌢の
塵。これが地球の大気圏に衝突することで塵が気化
して、その塵や大気が発光する現象。この塵は
飛び込んでくるというより地球がぶつかっていると
いったほうが正解かもしれない。流星の元となる塵
は太陽の周りを惑星とは違う軌道で回る彗星が
太陽に接近した際に彗星の一部が蒸発して尾
として見える部分で、氷や石のかけらということに
なる。地上からみると儚く綺麗に見えるが、1㍉の
儚さというべきか。

▼きのう地上ではボートの女子レーサーのプレミアム
GⅠ「レディースチャンピオン」の優勝戦が香川県
のまるがめボート場で行われた。A級レーサーに
混じって優勝戦に進んだB1の滝川真由子選手
が優勝した(過去1人=渡辺博子選手)。優勝賞金
1000万円を獲得して女子の賞金ランキング10位
に躍進した。これにより来年3月のSG「クラシック」
(平和島)と来年のレディースチャンピオンへの
出場権をゲットした。また、年末のクイーンクライ
マックス(福岡)初出場も見えてきた。ボートレース
はクラスが下の選手が上を食ってしまうことがある。
GⅠ以上では出場機会が少ないが、こんなスリル
も楽しい。