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11/28(金)キャプテンの一言

2014/11/28 金曜日 - 22:10:02 by captain

▼JAXA=宇宙航空研究開発機構=はきょう午後、小惑星
探査機「はやぶさ2」の打ち上げを来月1日以降に延期する
と発表した。天候不良、特に雷を誘発して機器に影響が出る
ことを理由にしている。
1日置きに日本列島を通過する低気圧と高気圧による気象条件
の急変を配慮したものとみられる。今週はじめからJAXAと
三菱重工業が30日に種子島宇宙センターからHⅡAロケットで
「はやぶさ2」を打ち上げることが話題になっていた。
NHKはじめ多くのマスコミが報道しており、目にしたと思う。
「はやぶさ」の感動的帰還が日本といわず世界中で取り上げ
られたことも加熱している一因となっているのだろう。
きのうもNHKのクローズアップ現代が特集していた。生命の
起源を探る目的が大きく扱われていたが、生命の起源について
は世界中の科学者が追い求めている命題であり、ESA=
ヨーロッパ宇宙機関の水星探査機ロゼッタ(着陸機フィラエ)
も同様である。フィラエは有機物の痕跡を発見したとすでに
発表している。「はやぶさ2」がめざす小惑星「1999JU3」
は初号機「はやぶさ」が着陸したイトカワ(S型)に比べて
水分や有機物がある「C型」の小惑星といわれており、内部
岩石を分析すれば生命に起源の一端が探り出せるかもしれない。
地球と火星の公転面を軌道にしている地球近傍小惑星「1999J
U3」に到着するのにおよそ3年半(最初の1年は地球軌道上)
かかる。そして東京オリンピックの年、2020年の末ごろに
帰還する予定となっている。是非とも予定通り岩石を携えて
帰還することを切望する。

▼日本は無人機を使って宇宙探査を行っているが、アメリカが
有人を本気で考えている。NASA=アメリカ航空宇宙局=は
次世代宇宙船「オリオン」のテスト飛行を来月4日に挑戦する
ことになった。
今回は無人で行われるが、2030年代に有人火星飛行を計画して
いるオリオン計画がついに動き出す。もちろん、そのために
地球と火星の間にある小惑星を燃料補給基地として利用する
計画も持っている。それもすべては人類を火星に運ぶための
ものである。しかし、日本には無人機による研究の計画はある
ものの、人類を火星などに送り込むというものではない。
もっといえば、ISS=国際宇宙ステーション=への宇宙飛行士
参加にも消極的だという。政府の宇宙政策委員会が予算的への
対価を優先しているとも聞く。
それでは世界の宇宙戦争に敗北することになってしまう。
来年6月ごろには油井亀美也(ゆい・きみや)飛行士がISSに
行くことになっている。ここに日本人が参加していることに
意義がある。国会議員の定数を削減するなど経費削減すれば、
継続可能なことは明白だろう。

▼日曜のJRAのGⅠ「ジャパンカップ」は絶好枠2枠3番に
入った2連覇中のジェンティルドンナが有利にレースを運びそう。
そして松田博トレーナーがジェンティルドンナを目標にすれば
いい、と話している3枠6番のハープスターの牝馬2頭から勝負
したい。天気が微妙で時計がかかるようなら外国馬にも警戒が
必要か。