キャプテンの一言 » 2014 » 11月

11/28(金)キャプテンの一言

2014/11/28 金曜日 - 22:10:02 by captain

▼JAXA=宇宙航空研究開発機構=はきょう午後、小惑星
探査機「はやぶさ2」の打ち上げを来月1日以降に延期する
と発表した。天候不良、特に雷を誘発して機器に影響が出る
ことを理由にしている。
1日置きに日本列島を通過する低気圧と高気圧による気象条件
の急変を配慮したものとみられる。今週はじめからJAXAと
三菱重工業が30日に種子島宇宙センターからHⅡAロケットで
「はやぶさ2」を打ち上げることが話題になっていた。
NHKはじめ多くのマスコミが報道しており、目にしたと思う。
「はやぶさ」の感動的帰還が日本といわず世界中で取り上げ
られたことも加熱している一因となっているのだろう。
きのうもNHKのクローズアップ現代が特集していた。生命の
起源を探る目的が大きく扱われていたが、生命の起源について
は世界中の科学者が追い求めている命題であり、ESA=
ヨーロッパ宇宙機関の水星探査機ロゼッタ(着陸機フィラエ)
も同様である。フィラエは有機物の痕跡を発見したとすでに
発表している。「はやぶさ2」がめざす小惑星「1999JU3」
は初号機「はやぶさ」が着陸したイトカワ(S型)に比べて
水分や有機物がある「C型」の小惑星といわれており、内部
岩石を分析すれば生命に起源の一端が探り出せるかもしれない。
地球と火星の公転面を軌道にしている地球近傍小惑星「1999J
U3」に到着するのにおよそ3年半(最初の1年は地球軌道上)
かかる。そして東京オリンピックの年、2020年の末ごろに
帰還する予定となっている。是非とも予定通り岩石を携えて
帰還することを切望する。

▼日本は無人機を使って宇宙探査を行っているが、アメリカが
有人を本気で考えている。NASA=アメリカ航空宇宙局=は
次世代宇宙船「オリオン」のテスト飛行を来月4日に挑戦する
ことになった。
今回は無人で行われるが、2030年代に有人火星飛行を計画して
いるオリオン計画がついに動き出す。もちろん、そのために
地球と火星の間にある小惑星を燃料補給基地として利用する
計画も持っている。それもすべては人類を火星に運ぶための
ものである。しかし、日本には無人機による研究の計画はある
ものの、人類を火星などに送り込むというものではない。
もっといえば、ISS=国際宇宙ステーション=への宇宙飛行士
参加にも消極的だという。政府の宇宙政策委員会が予算的への
対価を優先しているとも聞く。
それでは世界の宇宙戦争に敗北することになってしまう。
来年6月ごろには油井亀美也(ゆい・きみや)飛行士がISSに
行くことになっている。ここに日本人が参加していることに
意義がある。国会議員の定数を削減するなど経費削減すれば、
継続可能なことは明白だろう。

▼日曜のJRAのGⅠ「ジャパンカップ」は絶好枠2枠3番に
入った2連覇中のジェンティルドンナが有利にレースを運びそう。
そして松田博トレーナーがジェンティルドンナを目標にすれば
いい、と話している3枠6番のハープスターの牝馬2頭から勝負
したい。天気が微妙で時計がかかるようなら外国馬にも警戒が
必要か。

11/26(水)キャプテンの一言

2014/11/26 水曜日 - 22:25:16 by captain

▼今週はじめ、あまり注目されなかったが日本時間24日早朝、
ロシアのソユーズ宇宙船がカザフサタンのバイコヌール宇宙
基地から打ち上げられた。
今回、ISS=国際宇宙ステーションに行ったのはロシア、
ESA=ヨーロッパ宇宙機関、NASA=アメリカ航空宇宙局
の3人。打ち上げられた今度のソユーズ宇宙船はTMA―15M
という最新型で、ウクライナ東部をめぐりロシアとアメリカ、
EU(日本も)は緊張状態にあるにもかかわらず、宇宙関連
事業では技術革新を進めていることに感心する。
世界の共通テーマに関してはこうありたいと願う。ところで、
今回のミッションでは、日本の油井亀実也宇宙飛行士がバック
アップクルーで待機していた。
残念ながらというか、幸いトラブルもなかったため飛ぶことは
できなかった。しかし、油井さんは来年6月ごろにソユーズ
TMA―17MでISSに向かいおよそ半年間滞在することに
なっている。
あと7カ月我慢して広大な宇宙に飛び出してもらいたい。

▼今度の日曜日、東京競馬場でビッグイベント国際GⅠ
「ジャパンカップ」が行われる。外国馬3頭を含めて12頭も
GⅠ馬が出走する。馬券を購入する側からすると、当然目移り
してしまう。4歳以上は負担重量57㌔で牝馬は2㌔減なのに
対して3歳馬は55㌔、しかも3歳牝馬はさらに2㌔減の53㌔で
出走できる。ことしのダービー馬ワンアンドオンリーと
皐月賞馬イスラボニータは55㌔となっているが、牝馬のハープ
スターは53㌔で斤量面から断然有利だと思う。先月フランスで
行われた凱旋門賞も3歳馬が有利(ことしは4歳牝馬のトレヴが
優勝)といわれるが、最近のジャパンカップも同様の傾向が
みられる。去年は4歳牝馬のジェンティルドンナが優勝して
2着に3歳牝馬のデニムアンドルビーが入った。
2年前は3歳だったジェンティルドンナが優勝している。
3年前は5歳ながら牝馬のブエナビスタが勝った。さらに4年前に
は3歳のブエナビスタが2着になり、優勝したのは3歳牡馬の
ローズキングダム。
5年前はダービーも制した名牝ウオッカ(5歳)が優勝している。
こうして過去5年を振り返ると、57㌔を背負った馬は勝って
いないことが分かる。ということは3歳馬(牡牝とも)か
4歳以上の牝馬を軸に据えるのが勝利への近道といえるのでは
ないか。前記牡馬2頭も対象だが、はやり牝馬を狙いたい。
3連覇がかかり、ことし一杯で引退することが決まっている
ジェンティルドンナか、凱旋門賞で日本馬最先着(6着)した、
ことしの桜花賞馬ハープスターということになる。
最終決断は枠順が確定してから。

11/24(月)キャプテンの一言

2014/11/24 月曜日 - 22:29:59 by captain

▼アッという間に慶長5年(1600年)の関ヶ原の合戦に
突入してしまうNHK大河「軍師官兵衛」。長男・長政は
米沢の上杉景勝討伐のため、徳川家康とともに出陣した。
官兵衛は九州・中津へ帰って軍(いくさ)準備を始めた。
帰る前に石田三成の居城、佐和山城を訪ねて、上杉の家老、
直江兼続と組んで「家康挟み撃ち作戦」を披露しているが、
これが史実とは思えない。以前も指摘した通り、豊臣秀吉の
晩年は軍師ではなくなっていた。
それでもタイトルに軍師とある以上、格好をつける必要がある。
そのため、どうしてもムリが出てくる。現在の官兵衛を
表現するなら軍師より策士に近いだろう。
あと3回しか残っていない状況でラストシーンは九州になって
くるというのが順当といえる。14日の最終回、衆議院選挙の
投票日で仕事になりそうだったがNHKが英断した。
最終回を1週ずらすことを先週決めたから、じっくり家で
見ることができる。

▼ところで、三成は大阪城へ大名の妻子を人質に取るのだが、
黒田家は光(てる)や新たに長政の妻のなった家康の養女、
栄姫を九州へ逃がすことに成功した。しかし、細川忠興の妻
「たま」洗礼名ガラシャは死ぬことになる。忠興は長政と
一緒に出陣していたので大阪屋敷にいた家臣が槍で刺して
火をつけたといわれている。このことが家康陣地に伝わり
一層、三成憎しになったとも伝えられている。逆に三成側は
こんな作戦すら実行できないと天下にさらしてしまったことに
なった。
結局、家康軍は三成蜂起の報を受け、今の栃木県小山で軍議を
開き、上杉ではなく、当初の家康の作戦通り三成を討伐する
ために上方に引き返すことになった。
あと3回、とにかく楽しみたい。

▼土・日・月と行われたJRA。
きのうのGⅠ「マイルチャンピオンシップ」は番組でも推奨した
フィエロ、一瞬勝ったと思ったが、去年1番人気(3着)だった
ダノンシャークが内からグイグイ伸びでハナ差差し切った。
馬券は残念ながら1着がなく2、3、4着の組み合わせのみ。
しかし、きのうはGⅠだけでなく「WIN5」が史上4度目の
キャリーオーバーとなった。京都9Rが4番人気、東京10Rが
11番人気、京都10Rを16番人気が勝ち、2Rを残して588万
452票(売り上げ5億8804万5200円)中、75票しか残って
いなかった。4R目の東京11Rは10番人気が勝って残ったのは
わずか5票。最後はマイルチャンピオンシップを残すのみ。
しかも5票のうち、1票はフィエロ。もし、ハナ差わずか5㌢が
フィエロに微笑んでいたら、その人は4億円を独り占めしていた
ことになる。それに比べればボクの外し方は「傷は浅い、
しっかりしろ」といえる。

11/21(金)キャプテンの一言

2014/11/21 金曜日 - 22:17:57 by captain

▼西アフリカ3カ国のエボラ出血熱は依然として深刻な状態が
続いている。特にシエラレオネでは拡大の勢いは衰えていない。
WHO=世界保健機関=が19日発表した16日現在の死者数は
8カ国で5420人に達し5日前の発表の前回集計よりおよそ240人
増えた。また、感染者は疑いも含めて1万5145人になっている。
死者がもっとも多いのはリベリアで2964人、次いでシエラレオネ
1250人、ギニア1192人となっている。
エボラ出血熱が収束していないのに、今度は鳥インフルエンザの
脅威が広がりつつある。
ロイターなどが19日伝えたところによると、エジプト保健省が
18日鳥インフルエンザ「H5N1型」に感染した30歳の女性が
死亡したと発表した。エジプトではことし「H5N1型」に
7人が感染して3人目の死亡例となった。また、ヨーロッパでは
ドイツ、オランダ、イギリスで相次いで「H5N8型」の
鳥インフルエンザが見つかり、大量のニワトリが処分された。
この「H5N8型」はことし初め韓国で流行している。さらに
中国ではことし5月「H5N6型」に四川省で男性が感染して
死亡している。この型での死亡例は世界初としている。中国では
去年から「H5N9型」が流行していた。

▼それでは日本はどうなのか。
島根県安来市で今月初めコハクチョウの糞から毒性の強い
「H5N8型」の鳥インフルエンザウイルスを検出したと13日
確認して環境省は監視を強化した。さらに東京都、宮城県でも
確認され、20日には千葉県がカモ類から鳥インフルエンザの陽性
反応が出たと発表した。
インフルエンザウイルスにはA、B、C型があり人が感染する
のはAとB。特に問題になるのはA型で、人のほか、ほ乳類や
鳥類も感染する。つまり、鳥インフルエンザのウイルスはA型で
水鳥、その中でもカモ類を起源とする説が有力。
そしてA型のすべてHA亜型のH1からH16まで、NA亜型の
N1からN9までをすべて保有しているとされている。本来、
ウイルスは宿主を死に至らすことはないのだが、変異が激しい
ため、時として強毒性の高病原性鳥インフルエンザとなって人を
も襲うようになる。
ただし今のところ人から人への感染はまれなので、鳥との、特に
死骸との接触には気をつけよう。

▼今週のJRAは22、23、24日の3日間開催となる。
GⅠ「マイルチャンピオンシップ」は日曜に京都競馬場で行われる。
この秋のGIはスプリンターズSをスノードラゴンが勝利してから
先週のエリザベス女王杯のラキシスまで5戦、重賞未勝利の馬が
優勝している。ここまでくるとオカルトじみているが、途切れる
までは追いかける必要がある。ということで4枠8番のフィエロ。
そして重賞勝利がある馬からは4月京都競馬場のGⅡ
「マイラーズC」をレコードで勝利した5枠9番のワールドエース。
この2頭から勝負したい。

11/19(水)キャプテンの一言

2014/11/19 水曜日 - 22:18:55 by captain

▼12日に彗星67P=チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸
したESA=ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査機「ロゼッタ」の
着陸機「フィラエ」は15日には充電切れのため「休眠」状態に
入っている。
フィラエを管理するDLR=ドイツ航空宇宙研究センター=は
休眠する前に表面および表面近くを用意された科学機器を使い
調査を行った。
その結果、有機分子の痕跡を発見したと18日発表した。
AFP時事などがきょう配信した。地球の生命の起源を探る
目的で彗星で探査を行っているが、いきなり有機分子(痕跡)
を見つけたことになる。太陽系誕生当時をそのまま残している
彗星は、多量の水分を含んでいる。そこに生命の元になる
アミノ酸をつくる有機分子があれば、地球誕生から間もない
時期に降り注ぎ海を作るのに大いに役立ったと思われる。
およそ38億5000万年前の時代は、月の表面を見れば分かるよう
に多数のクレーターが作られた。これは隕石や彗星が衝突した
痕跡だが、残念ながら地球は盛んに起こった地殻変動によって
わずかなクレーターしか残っていない。
しかし、月と同様に多くの隕石や彗星が降り注いだと推測される。
それらの中のアミノ酸から生命が生まれたとなると、地球外から
の生命誕生になる。一方、地球の海の運動からアミノ酸が生成
され、生命が始まったとするなら地球内生命誕生説が成立する。
今回フィラエが見つけた有機分子からどんな答えが得られるのか。
今後の発表を待ちたい。
ちなみにフィラエは来年の春には交信可能になるらしい。現在、
彗星67Pは秒速18㌔で太陽方向に進んでおり、来年の3月から
5月ごろには太陽に近づくことで、太陽光や温度上昇して機能が
回復するとDLRは自信を示している。
その時の発表を楽しみにしたい。

▼フィラエの次はフィエロ(イタリア語で誇り高い)に脚光を。
23日の日曜日、京都競馬場で行われるGⅠ「マイルチャンピオン
カップ」に出走するフィエロは父ディープインパクト、母ルビー
という血統。ルビーの全兄にイギリス2000ギニー(日本では
皐月賞に相当するレース)などGⅠ7勝しているロックオブ
ジブラルタル(ともに父デインヒル、母オフショアブーム)。
京都コースはディープインパクト産駒が圧倒的に強いし、過去
10年で5勝を挙げている5歳馬、さらにこの秋のGⅠは
重賞未勝利馬が5連勝しているなど勝つ予言的な要素が多い。
そこに世界で初めて彗星に着陸したフィラエと語呂が似ている。
結果はさておき購入したい馬だ。

▼中国漁船のサンゴ密漁でこの1カ月ほど連日報道されていた
小笠原諸島海域、去年の今ごろは西之島近くで海底火山が爆発
して新島ができると大騒ぎになった。
あれからあす20日で1年になる。今や東京ドーム40個分
(10月16日現在)にまで成長した。海上保安庁によると、
これにより日本の領海はおよそ50平方キロ、EEZ=排他的
経済水域=はおよそ40平方キロ広がるらしい。今の火山活動は
続いており、専門家によるともっともっと大きくなることを
予想している。
極端な話、いっそ四国くらいまで巨大化してほしい。

11/17(月)キャプテンの一言

2014/11/17 月曜日 - 22:02:28 by captain

▼太平洋のクロマグロがレッドリストの「絶滅危惧2類」に
格上げされた。これはIUCN=国際自然保護連合=が17日、
発表したもの。クロマグロと同時にアメリカウナギがさらに
厳しい「絶滅危惧1B類」に分類された。
これは上から2番目のかなり切迫した状況を示すもの。
これら2種はいずれも日本の需要に対しての他の国を含めて
乱獲を理由に挙げており、日本人の食生活に直撃しそうだ。
IUCNがレッドリストに指定すると国際取引を制限する
ワシントン条約で規制される仕組みになっている。

▼ところで前記2種とは別に「カラスフグ」が乱獲によって
過去40年で99・99%減ったとして、最悪の「絶滅危惧1A」に
指定された。ほとんど絶滅に近い数字だが、どんなフグなのか。
実は冬の味覚「トラフグ」とよく似ており、尾ビレが黒いこと
以外トラフグと見分けが付きにくいという。そのため、
トラフグの代用品として流通している。つまり、この魚も
また日本人が大好きということになる。知らず知らずのうちに、
食べているかもしれない。韓国から輸入されることもあると
いうことだが、どうして日本人は稀少種が大好きなのだろう。
幸いボクはウナギを時々食べるくらいで、フグは唐揚げなら
食べるが基本的に興味がないし、マグロもあれば食べる程度で
サバやサンマの方が断然好み。高級魚の中では「クエ」が
大好きなくらい。
イカやタコも大好きで比較的安上がりにできている。贅沢と
いえば泳いでいるイカを無性に食べたくなる時がある。
とはいえ、口に入るのは数回に1回もないのが現実だが。

▼NHK大河「軍師官兵衛」は関ヶ原の合戦で最終回を迎える
らしい。最後の夢、天下取りのまねごとをしている。なぜ
「まねごと」というのかといえば、関ヶ原の合戦は天下分け目
の戦いといいながら、わずか1日で決着している。
官兵衛といえども、徳川家康の速攻、逆にいえば石田三成の
戦ベタを読み間違えたということ。NHKでは家康を徹底的に
「タヌキ親父」の悪役に仕立てているが、ねね(北の政所)を
通じて「天下は秀吉一代、秀頼が若すぎて納められない」と
一般的な歴史を語っている。徳川時代は天草の乱など一部の
戦闘はあったものの、日本中を巻き込んだ戦闘は幕末の
戊辰戦争までなかった。およそ280年も安定した時代が続いた。
これは家康の思想がしっかりしていたことに加え、遺訓を
2代将軍秀忠以下が忠実に守ったことによるものだろう。
そう捉えると番組の家康像はあまりにも偏り過ぎていると
思わざるを得ない。まあ、家康に限らず三成も極端に
描かれているのだが。

11/14(金)キャプテンの一言

2014/11/14 金曜日 - 22:19:36 by captain

▼きのう未明、彗星67P=チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星=
の軌道にいたESA=ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査機
「ロゼッタ」から放たれた着陸機「フィラエ」が着陸に成功
したと発表された。この間、7時間かかったという。人類が
彗星に探査機を着陸されたのは初めての快挙。フィラエが
降下中の画像も公開された。しかし、着陸時に機体を固定する
ための「イカリ」が作動せず、1回バウンドしてから着陸した。
ただ現時点でトラブルにはなっていないということなので、
ひと安心といったところ。
この着陸についてESAの担当者は「フィラエは着陸に成功
しただけではない。2回も着陸した」と余裕の談話を発表して
いる。彗星の研究は46億年前の太陽系誕生のナゾや43億年前
の地球生命誕生の秘密に迫る成果があるものと期待されている。
フィラエは内蔵電池が働く3日間に集中的に観測データを収集、
ロゼッタを中継して地球に送ってくることになっている。
そして観測そのものは来年の3月くらいまで行うとしている。
画像からは彗星というより小惑星のように見えたが、今後、
太陽に近づくにつれて彗星特有の尾が見られるかもしれない。
肉眼で観測できるかどうかは分からないが。

▼来週の月曜日は、天体ファンには特別な日になる。この日は
「おうし座流星群」と「しし座流星群」のダブル流星群デー。
このところ、西日本を中心に火球の目撃情報が多く報道された
が、うまくいけば目撃者になれるかもしれない。
ただ、金曜現在の17日の天気予報は東北の太平洋側を除いて
雨や曇りになっている。まだ3日あるので、なんとか澄み切った
夜空になってほしい。

▼日曜のGⅠ「エリザベス女王杯」枠順の明暗は気にしなくて
良さそう。過去10年を見ると8枠が4勝しており、次に4枠が2勝
している。勝利がないのは1枠と7枠、ただし2着はともに
2回ある。天皇賞・秋(東京)の外枠不利といった枠順を考える
必要はないと思う。
ボクの一押し3歳のオークス馬ヌーヴォレコルトは3枠5番に
入った。去年の勝ち馬メイショウマンボが隣で馬柱を見ると
3枠にかなりの印が集まっている感じ。しかし、馬券的人気は
バラけると思われるので相手を手広く購入しても取り損になる
ことはなさそうだ。
となれば単騎の逃げが見込める10番ヴィルシーナ、秋華賞4着
でも人気がなさそうな17番ブランネージュ、そして1発が
ありそうな2番フーラブライドも買っておきたい。
エリザベス女王杯の前日、あしたの京都競馬場で行われる2歳
GⅡ「デイリー杯2歳S」にオルフェーヴルの全弟(ともに父
ステイゴールド、母オリエンタルアート)アッシュゴールドが
出走する。こちらも注目!

11/12(水)キャプテンの一言

2014/11/12 水曜日 - 22:22:44 by captain

▼先週紹介したESA=ヨーロッパ宇宙機関=の彗星探査機
「ロゼッタ」が日本時間のきょう午後6時過ぎ、彗星67P=
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ着陸機「フィラエ」を
投入した。
成功したかどうかは曜日が変わった13日午前1時ごろに判明する
見通しという。67Pは現在、火星と木星の中間にあって、地球
からの距離はおよそ5億950万㌔の場所を秒速18㌔以上の
スピードで移動している。
ロゼッタは2004年3月に打ち上げられてから、すでに60億㌔の
距離を飛行しているという。明日になってフィラエが着陸に
成功したというニュースが報道されていることを願う。
ちなみにロゼッタから地球まで電波が届くのに28分20秒も
かかるという。

▼きょうのニュースでも取り上げアンカーマンの山上さんが
解説したが、北京で行われた米中首脳会談後に双方が温室効果
ガスの排出量の削減する新しい目標を世界に公表した。米中の
排出大国はこれまで、削減に全く協力の意思を示していなかった
といっていい。
しかもこの2カ国が排出量の世界1位、2位なのだから。2011年の
世界の2酸化炭素排出量(総量およそ318億㌧)にみると、1位が
中国で26・9%、2位がアメリカで16・6%。3位がインドの
5・7%だから、いかに米中が凄いかが分かる。目標設定は
アメリカが2025年までに2005年に比べて26から28%削減、
中国が2030年ごろをピークに減少させるとしている。つまり
2030年までは今以上の量のCO2を輩出し続けることになる。
では日本はといえば、目標すら決められないでいる。日本の
排出量は3・7%で世界5位の輩出国、削減のきっかけとなった
京都議定書を発効させた国であり、環境保護の観点からも遅れを
取ってはならない。

▼今週は秋の牝馬№1決定戦GⅠ「エリザベス女王杯」(16日、
芝2200㍍、外回り)が京都競馬場で行われる。
秋華賞組の3歳馬と古馬との世代を賭けた女王を決める紅い戦い。
きょう大半の馬が追い切った。牝馬なので目一杯に追い切ったのは
先週で、きょうは最終調整のようなもの。その中でもラキシス、
ヌーヴォレコルト、スマートレイア―が良かったように思う。
競馬週刊誌のデータコーナーをみると、
G誌が◎ショウナンパンドラ○メイショウマンボ、
B誌が◎ヌーヴォレコルト○メイショウマンボとなっている。
前記3頭に前走、府中牝馬Sを33秒2の末脚で快勝したディアデラ
マドレを含めた4頭が人気上位を形成すると思われる。
前走が秋華賞のショウナンとヌーヴォ、同じく京都大賞典の
メイショウ、この3つのレースを前走使われた馬が過去10年必ず
連対している。あとは個人の好き嫌いで判断してはどうだろう。
ボクは新馬戦で4着になったほかはすべて1着(4回)2着(2回)
3着(1回)の3歳馬ヌーヴォレコルトを軸にしようと決めている。
秋華賞ではショウナンパンドラにうまく乗られてしまったが、
最後まで追い詰めた脚は逆転十分と感じられた。

11/10(月)キャプテンの一言

2014/11/10 月曜日 - 22:23:31 by captain

▼筑波大学など世界13の国と地域の研究チームが先週、アメリカの
科学誌サイエンスに昆虫の起源はおよそ4億8000万年前との論文を
発表した。多くのマスコミが伝えたもの。
これまでの定説から5000万年ほど古くなった。日本を含めて昆虫は
世界中に生息していて、その数はおよそ100万種といわれているが、
毎年3000種ほどの新種が報告されているという。日本にもおよそ
3万種が生息している。しかも今後発見されるであろう未知の種を
加えたら500万種とも1000万種とも想定されているらしい。
昆虫は植物が陸上に進出したおよそ5億1000万年前からわずかの
期間に発生している。一般的に昆虫とは、成虫になると頭部。
胸部、腹部に分かれ、胸の部分に3対の脚と2対の翅(ハネ)がある
ものをいい、クモは昆虫とはいえない。サソリと同じ節足動物の
中のクモ網に属している。ついでながら食べて美味しいエビや
カニは節足動物の中の甲殻網に分類される。一方、昆虫のおよそ
85%が「完全変態」である。つまり卵―幼虫―さなぎ―成虫の
過程で成長していく。
そして多くの場合、幼虫と成虫で食べるエサが違う。

▼昆虫が誕生した時代は古生代のオルドビス紀に当たり4億8800万年
前から4億4300万年前のこと。1つ前のカンブリア紀は生物が
爆発的に増えた時代だが、オルドビス紀は海から陸へと生息域を
拡大して行った時代なのだろう。
ただ、この時代は地球史上2番目といわれる生命の大絶滅で終わりを
告げる。

▼ついに豊臣秀吉がこの世を去った。慶長3年(1598年)8月18日の
こと。きのうのNHK大河「軍師官兵衛」次回の放送分から
「黒田官兵衛」か「黒田如水」に変更しなければならないのかも
しれない。当然、日本中の多くの人が知っている天下分け目の
「関ヶ原の合戦」へと進んで行く。黒田家でもきのうの放送でも
分かりやすく演出していたように長政の正室には「糸」に変わって
徳川家康の養女「栄姫」が迎えられる。栄姫は保科正直の娘で、
母は久松俊勝と於大(おだい)の方の娘、多劫(たけ)姫である。
つまり於大の方は家康の母なので、多劫姫は家康の異父妹に当たる。
この婚姻は徳川側から持ちかけられたということになっている。
秀吉は承認なしの大名同士の婚姻を禁止していたから掟破りという
ことになる。
しかし、豊臣政権の5大老には家康も名を連ねている。要するに
豊臣政権の実力№1の家康が決めたことは、政権の決定事項になって
しまう。これに異を唱えたのが石田三成である。
まさにエサに食いついた魚、家康のワナに易々にはまってしまった
ことになる。軍師を退いた官兵衛はどう行動するのか、次回からの
展開に注目したい。

11/7(金)キャプテンの一言

2014/11/07 金曜日 - 22:23:27 by captain

▼2004年3月、南米フランス領ギアナにあるギアナ宇宙センター
から打ち上げられたESA=ヨーロッパ宇宙機関=の彗星探査機
「ロゼッタ」がことし8月の目的地の彗星67P=チュリュモフ・
ゲラシメンコ彗星に到着した。
ESAによると6日、幅5㌔の67Pとのランデブー軌道に入ったと
している。そして、いよいよ今月12日に着陸機「フィラエ」を
上陸させる。成功すれば(すると思う)世界で初めて彗星に着陸
する快挙になる。
ちなみに日本の「はやぶさ」が着陸した「イトカワ」は小惑星。
「フィラエ」が着陸する地点は「アギルキア」と名付けられた。
ナイル川にある島の名前から来ている。探査機の「ロゼッタ」も
ナイル川で発見されたヒエログリフ(神聖文字)など3つの
古代文字が刻まれた「ロゼッタ・ストーン」から命名された。
また着陸機「フィラエ」もまた、ヒエログリフの解読に用いられた
フィラエ・オベリスクが発見されたナイル川の島から名付けられた。
ただ「アギルキア」は公募で選ばれており、フィラエ神殿が移設
された島(現在はフィラエ島といわれる)で、当選者は命名の
経緯をより理解していたのだろう。

▼ポータルサイトgooによる「かっこいい世界史用語」という
アンケートで「ロゼッタ・ストーン」は4位にランクインしている。
ちなみに1位は「神聖ローマ帝国」、2位「カノッサの屈辱」、
3位「薔薇十字団」となっている。興味がある人は調べてみてはー。

▼彗星67Pは1969年の発見されたもので、発見者のクリム・チュ
リュモフ氏とスヴェトラナ・ゲラシメンコ氏の2人のロシア人
科学者の名前から名付けられた。ところで、先月24日にAFPが
伝えたところによると、この彗星67Pは非常に臭いらしい。
深宇宙の臭いは腐った卵(硫化水素)に馬の尿(アンモニア)、
さらにアルコールを混ぜた強烈なもので、地球に持ち帰ったら
嫌われること間違いないだろう。
ESAによると、ロゼッタが到着してから科学的特徴を分析した
結果、検出された分子にはアンモニア、メタン、硫化水素、
シアン化水素、ホルムアルデヒドなどが含まれていたという。
研究チームはESAのブログで「もし彗星のにおいを嗅いだなら、
その後で嗅いだことを後悔するだろう」を紹介している。

▼今週のJRAはGⅠの中休み、平地重賞は土曜日曜で4鞍も
組まれている。来週のGⅠエリザベス女王杯に向け、資金を
稼ぎたいところ。土曜の2歳重賞は実力がはっきり定まっていない
メンバー構成になっている。
馬券的には日曜の京都GⅢ「みやこS」が当てやすいと思っている。
人気は3枠5番の4歳馬クリノスターオーだろうが4枠7番のニホン
ピロアワーズの方が鞍上も菊花賞をトーホウジャッカルで制した
酒井騎手で勢いがあるし、軸としては安心できそう。