キャプテンの一言 » 2014 » 6月

6/30(月)キャプテンの一言

2014/06/30 月曜日 - 22:22:35 by captain

▼以前、このコーナーでも紹介したNASA=アメリカ航空宇宙局=が
火星有人探査に向けて軟着陸させるための宇宙船の実験をハワイにある
アメリカ海軍の施設で行うという話。開発中の「空飛ぶ円盤」に似た
宇宙船の実験を28日に行った。気象条件が合わなかったのか、
伸び伸びになっていた。気球で地上37㌔地点まで運ばれ、さらにロケット
噴射で上昇、超音速に達したあと、空気抵抗と円盤回りについている
エアバッグ(ガスで膨らむ)で減速しながら高度を下げ、パラシュートで
海面に静かに着水する計画だった。しかし、パラシュートが開かず海に
落下してしまった。それでもNASAはエアクッションが正常に働いた
ことから「価値ある実験成果だ」と話している。確かに成果はあった
だろうが、現実には人が乗り込むわけで、今回のようなことになったら
火星面に叩きつけられることになり、宇宙歩行しは無事ですむとは
思えない。実験段階では100%の成功確率になってから火星に飛び立って
もらいたい。

▼きのう、宝塚記念(GⅠ)が行われた阪神競馬場へ出かけた。金曜日の
「キャプ10」コーナーで宝塚記念は過去連覇どころか2回勝った馬は
いないとしゃべったところだったが、ゴールドシップが圧勝でこの
ジンクスを打ち破った。とにかく前にいなければ勝負にならない展開に
なり、ゴールドシップの鞍上・横山典弘ジョッキーはスタート直後こそ
後方に位置していたが、向こう正面に入ったころから動き出し3コーナー
ではもう前を射程圏に入れていた。直線半ばで勝利を確信したような
感じだった。馬券はもちろんゴールドシップからも購入していたが、
残念ながら2着に入ったカレンミロティックが…。
それにしても、きのうの阪神競馬場は人、人、人でごった返していた。
発表によると7万1793人で前年比102・0%だった。売り上げの方も
173億4300円で前年比102・3%となった。ことしのGⅠ11レース中
7つが前年を上回り、JRA全体の上半期売り上げも102・7%の
1兆2814億110万3300円となった。
これから本格的な夏競馬、特徴のある北海道(函館、札幌)や小倉などの
競馬場のレースを楽しみたい。

▼きのうはボートレースでもSGグランドチャンピオンシップの優勝戦が
浜名湖ボートで行われた。勝ったのは4号艇の地元・菊地孝平選手。
1号艇の今村豊選手はオールスターに続き優勝を逃しSG最年長Vを
飾ることができなかった。これもまた勝負の世界。
53歳とボートレーサーとしてはまだまだOKなので、これからもファンに
雄姿をみせてもらいたい。

6/27(金)キャプテンの一言

2014/06/27 金曜日 - 22:26:52 by captain

▼きのうロイター通信が伝えた気球による宇宙旅行の飛行実験に
アメリカの企業が成功したというニュース、テレビでも伝えていたので
知っている人も多いと思う。高度3万5000㍍から気球で地上までを
旅するもの。気球の下にあって人が乗るのはカプセル型の「ボイジャー」
と名付けられたもの。18日に行われた無人による飛行は大成功で、
2016年には有人での営業を始めるという。パイロット2人に乗客6人、
合わせて8人で旅するもので、料金は1人7万5000ドル=日本円でおよそ
760万円。これを計画しているのはワールド・ビューという会社で無名
だが、親会社のパラゴン・スペース・デベロップメントという会社は
ISS=国際宇宙ステーションやロシアの宇宙ステーション「ミール」
などに参画している有名な会社で、環境制御や生命維持システムなども
製造している、いうなれば宇宙開発ではプロといっていい。

▼それでは3万5000㍍は宇宙なのだろうか。地球の大気分類でいうと
「成層圏」ということになる。マスコミは宇宙旅行を報道しているが、
ワールド・ビューではしっかりと「成層圏旅行」と歌っている。
成層圏は地面から6000㍍から2万㍍の「対流圏」のすぐ上の部分に当たり
2万㍍から5万㍍の範囲。さらに上には「中間圏」(5万㍍から8万5000
㍍)、「熱圏」(69万㍍まで)が続き、外気圏を経て宇宙につながって
いる。南極上空でのオゾン層の破壊によるオゾンホールの拡大が話題に
なっているが、オゾン層は成層圏に存在する。またISS=国際宇宙
ステーションやかつてのスペースシャトルは熱圏の中を飛行している。
地球の大気に突入して(地球が突っ込んでいく場合も)流れ星と
あるのは中間層なので、その外側の熱圏からは宇宙といっても、
あながち間違いとはいえないだろう。しかし、成層圏はやはり地球の
大気圏の内といえるだろう。

▼あさっての日曜は阪神競馬場で前半戦最後のGⅠ「宝塚記念」が
行われる。12頭ながらファン投票1位から3位までが出走している。
当然、①ゴールドシップ②ウインバリアシオン③ジェンティルドンナの
投票上位馬から勝ち馬が出るものと予想される。中でもウインバリア
シオンは同世代に3冠馬オルフェーヴルがいたためにGIではいつも
2着だった。しかも競走馬にとって不治の病ともいえる屈腱炎になり
1年5カ月の休養を余儀なくされた。そこから復活して去年の有馬記念
2着、ことしの天皇賞・春も2着。宝塚記念で初GⅠというケースが
多い。是非とも頑張ってもらいたい。

6/25(水)キャプテンの一言

2014/06/25 水曜日 - 22:12:09 by captain

▼越冬のため渡りをするチョウとして有名なオオカバマダラ。
太陽光を感知して北アメリカ大陸の主にカナダの南からメキシコ中部の
ミチョアカン州の山岳地帯までの3000㌔近くを往復する。しかし、
なんといっても凄いのが南へ移動するときは1匹(1世代)のままだが、
帰りは途中で3回くらい世代更新して移動すること。
このオオカバマダラの飛行に関してAFP時事がきょう配信したニュース
によると、太陽コンパスのほか地磁気コンパスも使って移動していること
が分かったというもの。マサチューセッツ大学の生物学者の研究チームが
24日付けのイギリスの科学誌に発表したもの。すでに鳥類やは虫類などは
磁場を利用して移動しているといわれているが、この中にオオカバマダラ
も入った。昆虫ではミツバチが知られている。

▼ところで、このオオカバマダラが激減しているという報告がことしに
入って報じられたばかりだった。2013年12月に行ったメキシコのオオカ
バマダラ生物園保護区の調査においてコロニーの面積が前年の44%も
減って0・67ヘクタールになっていたという。これはWWF=世界自然
保護基金=とテルセル社の連合体、メキシコのCONANP=国家自然
保護区委員会=が調査したもの。ボクはオオカバマダラの移動をNHK
テレビで見たことがあるが、それはもの凄い数(記憶では数百万匹)で
森の木がチョウで覆い尽くされてしまっていた。
最大の奇跡と思ったのが、帰り道。越冬を終え、3月末になるとカナダ
南部へ再び大移動するわけだが、飛び立ったチョウたちは途中で繁殖を
行い、たどり着くのは3世代から4世代目だということ。途中で産卵に
適してガガイモ科のトウワタという植物の葉で世代を繋いで行く。
行きは1世代でイッキに飛行するのに対してあまりにも極端である。
でも3世代を要する必要がどこにあるのだろうか。

▼こちらは渡りとは違うが、本来は北の海にいるはずのゴマフアザラシが
沖縄県に出没した。沖縄タイムスがきょう伝えているもので、見つかった
のはもっとも新しい慶良間諸島国立公園の渡嘉敷島。冬に流氷に乗って
北海道に来るのが普通で、たまに東日本まで紛れることはあっても
沖縄県とは驚きである。このゴマフアザラシは慶良間諸島国立公園の
美しい海を体験したかったとすれば素晴らしい話なのだが…。

▼月曜日のこのコーナーで長宗我部元親の手紙の文中、岡山市の美術館の
読み方を「りんばら」としましたが、正しくは林原(はやしばら)
美術館でした。お詫びして訂正します。

6/23(月)キャプテンの一言

2014/06/23 月曜日 - 22:22:19 by captain

▼南極に5つ目の基地建設が検討されているという。100万年前の氷を
採取して地球温暖化の気候変動を予測するためとしている。政府の
南極地域観測統合推進本部が計画しているもの。日本の南極基地は
1957年の昭和基地に始まる。1956年、永田武隊長率いる第1次南極
観測隊53人が南極観測船「宗谷」で出発、翌1957年に東オングル島に
上陸、永田隊長がこの地を「昭和基地」と命名した。以来、55回の
観測隊が南極を訪れている。また、昭和基地のあと、1970年に
みずほ基地、1985年にあすか基地、そして1995年に氷床深層掘削
計画のためドームふじ基地が作られた。つまり、今回の計画はこの
ドームふじ基地の計画を引き継ぐものなのだろう。ドームふじ基地は
2006年から2007年にかけて深さおよそ3000㍍まで掘り進みおよそ
72万年前の氷の採取に成功している。新しい計画ではおよそ100万年
前の氷の採取を目的にするらしいが、ドームふじ基地は元々100万年
前の氷を採取することが目的で作られたはず。できない理由があった
ということか、はっきりしてもらいたい。

▼NHK大河「軍師官兵衛」はついに天正10年に突入する。
本能寺の変が起こった年。番組の流れから明智光秀が荒木村重のように
謀反を起こすゾという匂いがプンプンしている。毛利方の清水宗治が
守る備中高松城を包囲し水攻めにしのが4月。6月2日に織田信長が
嫡子・信忠とともにこの世を去った。一説には信長の遺体が見つかって
いないことから、生き延びたということが小説になっているが、
これは信じかねること。しかし、ここから羽柴秀吉、のちの
豊臣秀吉がイッキに天下に駆け上がっていく。もちろん、大河の
主役・官兵衛も同じである。ところで、岡山市の林原(りんばら)
美術館がきょう、発表したところによると、同じ時期に信長は
四国の長宗我部元親も攻めていた。その元親が光秀の家臣に宛てた
手紙が見つかった。本領の高知と徳島の半分を安堵するという
信長の意向に従うというもの。相手を推測すると妻の兄に当たる
光秀の家老・斉藤利三だろう。
日付は天正10年(1582年)5月21日、当時の通信事情から推察すると、
まさに直前といえる。信長の死によって秀吉の旗下に入り、息子の
盛親は1600年の関ヶ原の合戦で西軍に属したが戦わず自国に戻った。
しかも領地に家康に没収された。一方、きのう大河の場面にあった
宇喜多直家の息子・秀家は、5大老にも名を連ね、関ヶ原の合戦では
西軍の主力として戦った。その時、官兵衛は九州にいたのだが。

6/20(金)キャプテンの一言

2014/06/20 金曜日 - 22:22:15 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局は19日、有人小惑星探査の候補に
「イトカワ」を検討していると発表した。日本の「はやぶさ」が
2010年6月、故障を乗り越えて微粒子を持ち帰ったことで一躍有名に
なった小惑星のこと。「イトカワ」は3ある地球近傍小惑星の群の
1つでアポロ群に分類され、ほかにアポロ、イカルス、トータティス
などがある。他の2つは、アモール群(アモール、エロスなど)
アテン群(アテン、クルースンなど)で、総称してAAA天体とも
呼ばれている。去年NASAは小惑星を捕まえて月の近くまで運んで、
これを次世代有人宇宙船「オリオン」で小惑星を調査するとしていたが、
さらに100㍍級も加えることになった。もちろん、1部分だけを月まで
持ち帰るのだが。

▼西アフリカのエボラ出血熱の勢いが収まる気配を見せない。
先月末にWHO=世界保健機関の感染症の専門家が「依然として深刻な
状況だ」と話していたが、その時は死亡したほとんどギニアで180人
以上と発表していた。ところがWHOは18日、発表した死者の数は
337人に急増した。内訳はギニア264人、シエラレオネ49人、
リビア24人となっている。死亡者の少なかった2国での増え方が
収束の見えない状況を物語っている。ブラジルではカを媒介とした
デング熱が流行していて、一説ではことしに入って38万人が感染した
ともいわれている。エボラ出血熱の場合、致死率が50~90%と
非常に高く、しかも対処療法しかないため、極論をいえば感染して
しまったら助かることはラッキーでしかない。宿主はコウモリの
可能性が高いといわれている。今までアフリカの南北を除く中央部分、
しかも東以外で発生していることから何かヒントが見つからないか、
期待したい。

▼きのう、尼崎ボートのGⅠ「尼崎センプルカップ」の最終日に
現場に行ってきた。仕事の時間の関係で優勝戦は観戦することは
できなかったが、舟券はしっかり購入して、未練たっぷりで
ボート場を後にした。地元の金子龍介選手が1号艇で当然ながら人気。
ボクは5号艇の浜野谷憲吾選手が初日からいい感じだと思っていたので
(2日目の転覆があったが)2着と3着にして購入した。結果は
2号艇の毒島誠選手がまくって快勝した。金子選手は0・28の
スタート遅れ、毒島選手に絶好の展開となった。2着に4号艇の
新田雄史選手、3着に浜野谷選手が入り3連単②④⑤で1万7810円の
高配当となった。ということで久々に的中することができた。
ただし他のレースは全部外れてしまった。プラスは少しだけだったが
十分満足した。

6/18(水)キャプテンの一言

2014/06/18 水曜日 - 22:24:48 by captain

▼JRAは29日の上半期の総決算GⅠ「宝塚記念」を前に今週から
サマーシリーズに突入する。4つの分野で行われサマースプリント
シリーズは22日の函館スプリントS(芝1200㍍)を皮切りに
9月14日のセントウルS(阪神競馬場、芝1200㍍)までの6戦で
行われる。サマー2000シリーズは7月13日の福島競馬「七夕賞」から
9月7日の新潟記念まで5戦で争われる。ポイント制で、優勝馬の
オーナーに3200万円、厩舎関係者に800万円が贈呈される。また、
1600㍍の3つの重賞でサマーマイルシリーズが争われ、優勝馬の
オーナーに2400万円、厩舎関係者の600万円が贈られる。さらに、
これらの対象14レースで「サマージョッキーシリーズ」が行われ
優勝者には褒賞金100万円が贈られる。また、ワールドスーパー
ジョッキーシリーズへの出場権も与えられる。騎手にとっては
100万円よりワールドスーパージョッキーシリーズへの出場権の方が、
はるかに価値があるのだろう。今週のスプリントSは高松宮記念
(1200㍍)、ヴィクトリアマイル(1600㍍)のGⅠで連続3着の
ストレイトガールで断然か。岩田康誠ジョッキーとともに10ポイント
獲得しそう。夏競馬もこのシリーズを確かめながら参加すると、
楽しみが増すように思う。

▼アリやハチは集団で1つの巣で暮らし、それぞれが決まった作業を
行うことで社会を形成しているが、クモでも集団生活を行い、
個別の役割を果たしているという論文が16日付けの科学誌に発表された。
これはナショナルジオグラフィック日本語サイトが伝えたもの。
アメリカ、ピッツバーグ大学のコリン・ライト氏の研究チームが
発表したもので、ヒメクモ科のアネロシムス・スタディオサスという
種類のクモのメスを対象に実験を行った。その結果、「攻撃的」と
「おとなしい」グループに分かれた。そして「攻撃的」なグループは
エサを捕食したり、巣に侵入しようとする外敵に攻撃して追い払ったり、
巣の修復を行った。「おとなしい」グループは、ほとんどが子グモの
世話に時間が当てられたという。しかも実験的に「攻撃的」なクモに
子グモの世話をさせたところ、下手くそで多くの子グモを不注意?で
殺してしまったという。つまり2つの性格が同居しないとコロニーは
繁栄できないという結果になった。アリやハチでも巧みに役割分担
していることで、種の繁栄につながっていることがわかる。
こうして観ると人類だって同じことがいえるのではないだろうか。
人にもそれぞれ個性があり、それを生かすことで繁栄してきたように
思えてならない。

6/16(月)キャプテンの一言

2014/06/16 月曜日 - 22:21:44 by captain

▼関西地区で19・3%(関東17・5%)、これはきのうのNHK大河
「軍師官兵衛」の視聴率。もちろんサッカーW杯の日本―コートジボ
ワール戦には及ばなかったものの、ことしの1月以来の高い数字となった。
確かにこれまでの展開は歴史好きな人なら分かる場面や登場人物だが、
知らないことも多かった。時々、織田信長や羽柴秀吉を登場させて
分かってもらう技が取られてきた。しかし、三木城落城後の本願寺との
和睦や佐久間信盛の追放などはかなり有名な歴史上の話なので、観る側は
「そやそや」とか「ちょっと変やな」など一体感が出て流れに乗れるの
ではないか。NHKの演出は、荒木村重の時もそうだが、明智光秀も
今にも謀反を起こすといわんばかりの描写をしている。
官兵衛はきのうで、小寺姓を黒田姓に戻し、1万石の大名になった。
天正8年のこと。本能寺の変が起こったのは天正10年だから、もう2年
しかない。おそらく来月中には信長の時代から秀吉に替わって、官兵衛は
天下取りの役目を担うことになる。ますますわかりやすく面白くなること
を期待する。

▼13日付けの「サイエンス」に初期人類と類人猿の分岐はおよそ
1300万年前だという論文が載せられた。きょうナショナルジオ
グラフィック日本語サイトが伝えたもので、論文の筆頭著者を務めた
オックスフォード大学の人類遺伝子学センターのマクベイン氏は
「後世に受け継がれる突然変異は遺伝性疾患の一因であるばかりか、
人類の進化の歴史を紐解くヒントにもなる」と語って、遺伝子の突然
変異が高い頻度で起こった可能性を、チンパンジーを例にして指摘して
いる。人とチンパンジーのDNAはおよそ99%一致している。
チンパンジーではオスの方がメスより変異が多いという。ここがポイント
で、1頭のオスに対して複数のメスが繁殖相手になる。そして思春期を
過ぎて以降、毎年精子の突然変異が2個増えるらしい。つまり高齢に
なったオスほど突然変異が生まれやすい。ボクは以前から人類は突然
変異で誕生したと思っているし、アフリカだけが人類の起源ではないと
思っている。

▼去年、人類すべて祖先として名を馳せていたアフリカの「ルーシー」。
過去40年間、そう教えられてきたが彼女の種「アウストラロピテクス・
アファレンシス」いわゆるアファール猿人が、その地位を脅かされた。
2008年、南アフリカで発見されたアウストラロピテクス・セディバ=
セディバ猿人の方が現代人との共通点があるというもの。
およそ198万年前にいた種。何はともあれ人類は突然変異を繰り返して
進歩してきたことはほぼ間違いないだろう。

6/13(金)キャプテンの一言

2014/06/13 金曜日 - 22:06:57 by captain

▼恐れていたことが現実味を帯びてきた。サッカー、ワールドカップが
開幕したブラジルではデング熱が流行していると、きのう共同通信が
伝えてきた。デング熱はネッタイシマカを媒介として起こる高熱が出る
病気で、デング出血熱といわれる重症型もある。問題は日本が第1戦を
行うレシフェや第2戦のナタルで大会期間中に流行する可能性があると
イギリスの医学誌が指摘していること。そのため日本代表チームは
虫除けスプレーを使って練習しているとのこと。日本選手だけでなく、
各国の選手は「カ」とも戦わなければならないことになった。

▼ブラジルは平年より気温が高いそうだが、太陽活動が活発になっている
ことが影響しているのだろうか。NASA=アメリカ航空宇宙局の太陽
観測衛星SDO=ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーが日本
時間10日午後9時55分にX2・2クラスの太陽フレアを観測した。
フレアは太陽面で起きる爆発でエネルギーを放出する現象。規模を示す
単位は小さい」順にA、B、C、M、XでA1の2倍の規模がA2という
ように表記される。Xは最大規模を示すもので、その大きなフレアが
観測された。それは太陽の活動が活発になったことを示すもので、
やっと本来の姿になったともいえる。11年周期で活動する太陽が11年を
過ぎても活動が停滞していたからだ。通常になったことで心配することは
ないが、1つだけ電波通信などに障害を起こすデリンジャー現象が
気になるところ。ただ、宇宙天気情報センターによると、影響は発生の
翌日11日から17日までの間「1」のややある、程度とのこと。

▼デリンジャー現象で思い出すにはアメリカで2000年10月から始まった
テレビドラマ「ダークエンジェル」。電磁波爆弾パルスによって
コンピュータを初めとした電子機器が使えなくなったアメリカを舞台に
遺伝子操作で生まれたジェネティックの女優ジェシカ・アルバ演じる
マックスを主人公に描いたもの。政府の極秘施設で作り出された
マックスら少年少女が脱走して、政府組織と戦っていくストーリー。
一旦破壊されたコンピュータ社会は完全に回復するに至っていなく、
アナログ的な場面が多く、ボクにはかなりいい作品だった。
アメリカでも当時、FOXの歴代1位視聴率を獲得したが、シリーズ2が
9・11同時多発テロ事件と重なった影響で尻すぼみになった。

▼アメリカ軍が電磁砲=レールガン=の開発に着手したというニュースが
あった。太陽活動は自然災害、レールガンは明らかな人災、米軍としては
中国を視野に入れているかもしれないが…。

6/11(水)キャプテンの一言

2014/06/11 水曜日 - 22:11:24 by captain

▼いよいよ現地12日、サッカーのワールドカップ、ブラジル大会が
開幕する。サンパウロで行われる開幕戦の地元ブラジル対クロアチア戦は
日本人3人の審判団に任される事になった。FIFA=国際サッカー連盟
が10日(日本時間きょう)発表したもの。西村雄一主審をはじめ相楽、
名木両氏には公正で正確なジャッジで世界を魅了してもらいたい。
ところで、先週の金曜、このコーナーで危ない魚カンディルとアマゾン
タンスイエイのことを紹介したが、ブラジルにはまだまだ怖い生き物が
いっぱいいる。黄熱病とデング熱はネッタイシマカ、マラリアはハマダラ
カなどのほか、飲食物からもコレラや急性肝炎など気をつけなければ
ならない。マラリアを媒介するハマダラカは地球温暖化によって日本でも
心配の種になりそうだ。現在、日本で見つかっているマラリアはすべて
海外で感染した人で、国内で感染した例はないし、感染した人からの
2次感染も報告されていないという。それでも怖い。

▼きょうAFP時事が配信したニュースによると、マラリアを媒介する
ハマダラカの遺伝子操作によって、吸血するメスの数を飛躍的に減らす
ことに成功した。これはイギリスのロンドン大学インペリアルカレッジ
などの研究チームによるもので、オスの胚の遺伝子操作で、生まれてくる
カを95%オスにすることに成功。そして6世代、代を重ねると全滅した
という。実験されたのはアフリカで恐れられている「ガンビアハマダラカ」
という種で、アジアを中心に猛威を振るう「コガタハマダラカ」では
ないが、効果は期待できるのではないか。近年の気温上昇速度からすると、
1度は日本から絶滅したマラリアがいつ復活するか分からない状況になって
いる。世界中のカを根絶してもらいたい。病気にならなくても耳元にくると
高音で「ブ~ン」とうるさくて仕方がない。

▼ところが環境保護論者らは、遺伝子組み換え種を野生に放つことで、
生物多様性のバランスに未知の影響が及ぶとしている。また、1種のカが
全滅した場合、ライバル種が近くから移動してくる機会が広がると
指摘する声もある。いずれにしても、この手の話はイタチごっこになり、
次から次へと課題が出てくることは間違いない。しかし、だからといって
研究や対策を放棄してしまえば、人類の進歩はないのではないか。
1つ解決して新たな課題が出てくれば、また解決していけばいい。きっと
人類はそうやって現在の繁栄を築いたと思う。もちろん、「カ」だって
負けてはいないだろうが…。

6/9(月)キャプテンの一言

2014/06/09 月曜日 - 22:24:52 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局=が今週、「空飛ぶ円盤」の飛行実験を
行うことになっている。「LDSD」=低密度超音速減速装置と呼ばれる
直径およそ4・6㍍の円盤はハワイ・カウアイ島にあるアメリカ海軍の
ミサイル施設で実験される。気球で上空に運び、ロケット噴射を使い
マッハ4(音速でマッハ1はおよそ時速1000㌔)で高度およそ55㌔まで
上昇する。その後自然減速でマッハ3・8まで落とした後、円盤の外側に
付設しているドーナツ状型の風船で減速させ、さらにマッハ2・5まで
減速させて、今度はパラシュートを開き太平洋上に軟着陸されるという
もの。これはアメリカがめざす火星有人飛行のためのもの。

▼しかし、ここにきて難敵が現れた。きょうAFP時事が配信したところに
よると、NASAの火星有人探査ミッションについて、NRC=アメリカ
学術研究会議が次に挙げる3つの「足がかり」を利用しない限り失敗する
としている。①小惑星の探査②月面前哨基地の建設③中国を初めとした
諸外国との国際協力―の3点を挙げて、これができなければ失敗すると
指摘している。これを受けたNASAは冷静に受け止めていて「今回の
報告書とその提言の全てを全面的に再検討する」としている。ただ、
オバマ大統領の有人火星ミッションには月面への着陸は含まれていない。
もちろん最大の理由は膨大な予算だということは間違いない。地球から
火星は最短でおよそ7000万㌔だから、わずか38万㌔にある月がどれだけ
重要なのか。最終目的は火星、つまり地球以外の星に住む(移住)こと。
月をクッションにすることで、軽い重力環境にわずかな期間でも生活
できれば、火星でのギャップは軽減できる。また、地球から月への
物資輸送は人類を送っているのだから、比較的簡単と思われる。しかし、
いきなり大量の物資を火星に送ることはかなりの負担になると
想像できる。しかし、ここまで火星行きの話が進んでいるのだから
失敗のない計画を立てて実行してもらいたい。おそらく民間では現時点
では無理だと思うので。

▼きのうの安田記念のゴール前のジャスタウェイの伸びは迫力満点だった。
もちろん2着のグランプリボス(ハナ差)もさすがGⅠ馬の貫禄、
16番人気をあざ笑うような走り。一方、来年のダービー(クラシック)を
めざして新馬戦が始まった。土曜日の阪神5Rが最初でレースでディープ
インパクト産駒のスマートアローが1番人気の支持を集めたが、
勝ったのは3番人気のチチカステナンゴ産駒のケツァルテナンゴだった。
格付けが決まっていくまで新馬戦から目が離せない。