キャプテンの一言 » 2013 » 1月

1/30(水)キャプテンの一言

2013/01/30 水曜日 - 22:16:56 by captain

▼きょうの番組でも解説があったように、
北半球の高緯度地域では雪に覆われた地面の面積が
急激に減少している。カナダ環境省の研究チームが
人工衛星のデータ解析を行い突き止めたもの。
これは春から初夏の期間、北緯60度より高緯度地域で
調べたもので、6月の過去10年間をみると、20%も
面積が縮小してという。北緯60度というと
ノルウェーの首都オスロの位置、シベリアや
アメリカのアラスカ州が入ると思ってもらえればいい。
極に近い所では氷が溶けてホッキョクグマが絶滅の
危機に瀕している。このままでは確実に自然界の
ホッキョクグマがいなくなる。北極で場合、
海氷なので海水面の上昇は心配しなくていい。
氷河や南極大陸の場合は、海になかったものが
流れ込むので海面上昇する。

▼では地面を覆い尽くす雪が消えて行くとどんな
影響が出るのだろうか。雪原は普通の地面に比べて
太陽光などの反射率が高い。つまり、太陽の光を
吸収する地面が拡大することになり、地球温暖化に
拍車をかけることになる。このほか、雪や凍土が
溶け出すと、地下に蓄えられている炭素が大気中に
放出され、気温の上昇との相乗効果で一層、温暖化は
加速する。カナダの研究チームは地球温暖化の影響は、
北半球の高緯度地域でより顕著に表れるとしている。

▼ホッキョクグマの子育ては冬の間で、母グマが雪に
かまくらのような穴を掘って、子どもを産み
3カ月もの間、エサもない状態で母乳を与えて過ごす。
そして、春の訪れを感じると、親子は穴を出て
エサとなるアザラシを求めて氷の海をめざす。
もちろん親グマが乗っても割れない分厚い氷が必要だ。
しかし、近年の北極海の海氷が著しく減っている
現状では狩りをすることさえ、ままならない状況に
なってきている。その上、ねぐらすら失っては、
ホッキョクグマの未来は簡単に予測できてしまう。
やや南に縄張りを持ち、現在も絶滅の縁にある
アムールトラもまた、同じ運命を辿るのだろうか。

1/28(月)キャプテンの一言

2013/01/28 月曜日 - 22:12:43 by captain

▼世の中には不思議な研究をする人がいる。
甲虫の仲間、フンコロガシがフンを真っ直ぐ転がすために「天の川」を
頼りにしているというもの。これはスウェーデンのルンド大学などの
研究チームが発表した。プラネタリウムの下で、月のある時、
天の川のある時、両方の時、また暗闇の時などあらゆる想定の中、
フンコロガシは満天の星空や天の川の下ではフンを真っ直ぐ転がした。
フンコロガシは、もちろん和名で、ふつうスカラベといわれている。
スカラベといえば、エジプトの古代遺跡を舞台にした、
そう映画「ハムナプトラ・失われた砂漠の都」(1999年)と
「同2・黄金のピラミッド」(2001年)に登場した有名な虫。
1話では古代遺跡の地下でブローチのような宝石(化石のようだった)
なのだが人が触ったとたんに生き返り襲い出す怖い虫だった。
また、「2」では、「死者の書」を守っていたようで、掘り出した人を
次々に襲った。怖いイメージだが、本当のスカラベ(フンコロガシ)は
基本的に草食動物の糞しか選ばない。コガネムシの分類だから羽は
光沢があり、キラキラ輝きとても綺麗だし非常にユニークな虫である。

▼きのうは競馬中継の始まる前、だいぶ早く家路につき、
大阪国際女子マラソンをテレビ観戦した。結論からいえば
福士加代子選手は大健闘したと思う。なぜって、去年もそうだが、
福士選手の後半のブレーキは半端じゃない。30㌔地点から一人旅に
なった。そのちょっと前はペースメーカーにか、どうか分からなかったが、
笑顔で何か話しているようにも見えた。優勝したウクライナの
ガメラシュミルコ選手は去年も走っていて2位、去年の
ロンドン・オリンピックでは堂々5位入賞を果たしている強豪。
しかも後半型の選手だから「ガンバレ!」と祈りつつもラスト2㌔から
グングン差を詰め、残り900メートルで瞬く間に抜き去られ、
みるみる差を広げられて行った。とはいえ、福士選手のダッシュ
および粘りはこれまでのイメージを払拭する走りで、今後に期待を
持たせるものだったと思う。悔しいのに「ゴメ~ン。負けちゃった」の
キャラは愛すべきでは…。

1/25(金)キャプテンの一言

2013/01/25 金曜日 - 22:31:11 by captain

▼南アフリカや隣のモザンビークでは、このところの豪雨で洪水に
悩まされている。南アの新聞、ビールトが24日付けで伝えたところに
よると、北部リンポポ州にあるワニ飼育園「ラクウェナ・クロコダイル・
ファーム」が洪水被害に遭い、ワニ1万5000匹が逃げ出したという。
洪水の被害を最小限にするため飼育場の門を開けたため、
そこから逃げ出した。ここから逃げたと見られるワニがなんと120㌔も
離れた所で見つかった。しかもそこは学校だったという。いまだに
およそ半数が逃げたままで、洪水被害とともに、ワニの被害も
心配されている。

▼動物の脱走といえば去年10月、アメリカ、
オハイオ州の飼育園で起こった猛獣56頭脱走事件を思い出す。
逃げたのはライオン、トラ、クマ、オオカミなどで、周辺は
封鎖され学校も休校になった。結末は悲劇そのもので、1日以内に
48頭が射殺され6頭が捕獲された。マスキンガム郡のルッツ保安官は
「われわれの最重要任務は住民の安全を守ることだ」という談話を
地元紙に寄せている。飼い主は飼育小屋で自殺したと見られている。
飼い主のトンプソン氏は以前にも動物を逃がして罰金刑を受けていた。
日本では猛獣を飼うことはかなり難しいのでこういった大規模な事件は
起きないと思うが、それでも禁止されている動物を飼ったり、しかも手に
負えなくなって捨ててしまうケースがニュースになる。飼育するなら
最後まで愛情を持って、責任を持って飼ってもらいたい。

▼動物の世界では時々、種が違う子どもを育てることが目撃される。
きょうのナショナルジオグラフィックの公式サイトによると、
ドイツの研究チームが2011年にポルトガル、リスボン沖で
マッコウクジラの群れを観察していたところ、群れの中に1匹の
ハンドウイルカを発見したという。ともに捕食し、スキンシップもあり、
この行動は8日間も続いた。研究チームはイルカが他の動物と
交流したいという欲求があるかもしれないと話している。これこそ、
地球上の生命はそうありたいと思う出来事だろう。人間同士が
殺し合うアルジェリアの事件やいじめは無くなってもらいたい。

1/23(水)キャプテンの一言

2013/01/23 水曜日 - 22:18:27 by captain

▼月曜日のこのコーナーで触れたことだが、きょうの
サンスポ競馬面の矢作芳人調教師のコラム
ダービートレーナー「信は力なり!」で日曜日の
中山競馬『アメリカJCC』について書かれていた。
第1に審議のランプがレース後すぐに点灯しなかった
ことに疑問を投げかけている。レースを見ていた人
なら、去年までだったら当然、降着だったと思った
ことだろう。JRA裁決委員はつけなかった理由を
「着順を変更するまでに至らなかった」として、
被害馬トランスワープの萩原調教師、大野騎手の
異議申し立てがあって審議のランプを点灯させた
(レース後12分)。ここに大きな疑問もあるが、
それ以上の不安を矢作調教師が語っている。
それは、厩舎関係者の中で「あれがセーフならやった
者勝ちだ」という声をもれ聞いたという箇所。
実効6日間の騎乗停止でも、このレースの
1着賞金6000万円だから騎手の取り分5%、
300万円をゲットできるならそれこそ「やり得」に
なって、競馬そのものからファンが去って
しまいそうで心配でならない。

▼きょうの4番目のニュースに国連機関が発表した
世界の食べ残しによる食料品の廃棄が先進国だけでも
年間およそ60兆円にもなるというものがあった。
そして国連環境計画によると2050年までに世界の
人口は90億人に達すると推計していて、食料危機を
強く訴えている。食糧不足は間違えなくやってくる。
まず、地球の環境は温暖化、というより高温・乾燥化
によって砂漠化が進み、農業の耕作面積が著しく
減少していくだろう。特にアフリカや
中央オーストラリアなどは深刻だ。
では、どうにもならないのかといえば「ノー」である。
日本は魚介類の養殖をさまざまな形で行っている。
農業の改革も、例えば野菜プラントを農地という
概念ではなく、大企業や大手スーパーが乗り
出しているより、もっとシステマティックに、
地下3階から地上10階まで徹底管理した
野菜工場ビルを地域の拠点で作っていけば、
すくなくても天候に左右されずに計画的な生産(栽培)
ができる。やればできることは一杯ある。
ただ人口の操作はムリ。ところが、ある機関が
現在の人口推移から計算すると、200年後の
世界の人口は35億人だという。50億人から60億人に
12年、60億人から70億人(現在)に13年かかったと
いい、増加が鈍化していて、今後、先進国は減少が
続き、中国、インドなどもピークをすぎて減少に
向かうとしている。この結果になれば経済成長には
厳しい結果だが、地球や人類にとっては明るい
未来だと思う。

1/21(月)キャプテンの一言

2013/01/21 月曜日 - 22:15:00 by captain

▼火星に湖があった。これは、日本時間のきょう、
NASA=アメリカ航空宇宙局が発表したもので、見つけたのは、
火星の地上で探査を行っている「キュリオシティー」ではなく、
火星上空を周回している探査機MRO=マーズ・リコネサンス・オービターの
観測で分かったもの。クレーターの底に地下水がたまってできたと
見られる古代の湖の痕跡。湖があったということは、取りも直さず生命が
存在した可能性が高まったということ。MRO搭載のスペクトロメーターの
観測データから、通常は水が存在する場所に形成される炭酸塩鉱物と
粘土鉱物の痕跡が深さ2・2㌔㍍のマクローリン・クレーターの底部に
存在することが示されたという。NASAによると、この湖は大規模な
水の流入経路が確認されないため、地下水で形成された可能性が
高いという。さすがに今の火星に生命を探すことはかなり難しいと
思われるが痕跡や極地区での原始生命くらいは、近いうちに
発見してほしいと節に願っている。

▼きょうもJRAのレースが行われた。しかもG3の京成杯、
勝ったのはきのう、大問題を起こしたベリー騎手。きのうの中山競馬の
11レース、アメリカJCC。1着入線したベリー騎乗のダノンバラードは
直線、残り200㍍くらいの地点で大きく内へ斜行した。
直接被害を受けた2着のトランスワープは大野騎手が立ち上がる
大きな不利。すぐ後ろにいたゲシュタルト(9着)もかなりの影響を
受けた。ボクはテレビ観戦だったが、すぐに審議のランプを
確認できなかった。結果、萩原調教師、大野騎手の異議申し立てで
レース後12分たってから青ランプ(審議)が灯った。
今年から降着に関するルールが変わった。スポーツ紙によると、
JRAの裁決委員は「ゴール地点での着順や着差を見て少なくとも
今回は着順を入れ替えることはないという判断をしました」とのことだが、
あの不利はどう見ても3馬身以上のロスがあったと思った。
結果は「1馬身4分の1差」なのだから降着で正解だと思う。
しかし、今回の場合、ゲシュタルトも不利を受けたから、その後ろ、
つまり9着降着が妥当ではないかと思った。あくまで個人的な見解だが。
少なくともゴール後すぐに審議のランプを灯してもらいたかった。
そうであれば到達順の通りで「しゃあないか」となっていた。
賞金ぼったくりのようなラフプレーの外国人騎手の短期免許は
見直す時期にきていると痛感したレースだった。

1/18(金)キャプテンの一言

2013/01/18 金曜日 - 22:09:30 by captain

▼世の中には面白い実験をしている人がいる。
カニやエビなど甲殻類は「痛み」を感じることが
できる可能性があるという研究成果が17日発表された。
クイーンズ大学(北アイルランド)のチームがカニで
行った実験。特定の場所で繰り返し電気ショックを
与えられたカニは、たとえそこが隠れ場所、ねぐら
として絶好の場所でも、そこを避けるようになった、
というもの。これが痛みを感じることに
つながるかどうか、ボクには甚だ疑問であるが。
しかし、この研究チームは大まじめで、過去にも
ヤドカリを使って電気ショック実験を行っている。
これは、1度目は痛そうに見え、2度目は貝殻を
捨てて逃げ出してしまったというもの。
電気ショックを受ければ痛いというより敵と認識して、
危険を察知して逃げただけではないのか。
その方が素直だと思うのだが…。

▼きのうの尼崎ボート、今回が最後となった
G1「近松賞」は女流レーサー、
香川の平山智加(ちか)選手が優勝した。
グレード制導入後、女子選手が男女混合のG1戦に
優勝したのは、1999年の四国地区選手権の
山川美由紀選手以来14年ぶりの快挙。
しかも開設記念競走では初となるもの。こんな言い方は
失礼だが、四国地区選手権は丸亀、鳴門2場のみからの
出場が原則で、選手層が他の地区に比べ薄いと
言わざるを得ない。今年は今月30日から鳴門ボートで
行われるが、A1原則にも関わらず、A1選手不足から
B1の選手も出場するようになっている。今回の
平山選手は、優勝戦でも今村豊選手や浜野谷憲吾選手
など名だたるSGレーサー(G1の上の最高峰レース)
がいる中での価値ある優勝。女子王座優勝戦で
1号艇敗退など辛い経験もある彼女、これからは、
去年の暮れに引退した女傑・横西奏恵さん(四国)を
超える存在になってほしい。

▼あしたから、また3日連続で中央競馬が行われる。
土曜日京都では『京都牝馬S』がゲートイン。
1番人気だろう4番・ハナズゴールは軸として堅そう。
ただ、波乱の牝馬重賞、穴っぽいのは10番の
ベストクルーズと11番のアンチュラス、
12番のアプリコットフィズが高配当の使者に
なるのでは…。日曜の中山、アメリカJCCは
本命・ナカヤマナイトが回避したので最初から
検討のやり直し。

1/16(水)キャプテンの一言

2013/01/16 水曜日 - 22:18:11 by captain

▼あすは尼崎ボート、G1「近松賞」の優勝戦。
きょうの準優戦、12レースに地元・兵庫の期待、
吉田俊彦選手が1号艇で登場したが、3着敗退。
しかし、同じ兵庫の6号艇・山本隆幸選手が差して
1着、3連単は6-3-1で11万4760円の大波乱と
なった。優勝戦、唯一人の地元・山本選手は3号艇で
登場する。地元の意地を見せてほしい。
1号艇は、11レースを逃げ切った女流レーサー、
平山智加選手。スタート早い今村豊選手がスローの
4号艇、どんなレースになるのか注目される。
次回の開設記念競走がどんなタイトルで
行われるのかにも思いをはせながら舟券を購入する。
残念ながら現場はもちろん観戦することも
できないが…。また、尼崎と同じ日程で行われている
浜名湖ボートの開設59周年記念G1浜名湖賞、
こちらは優勝戦、地元勢全滅で1号艇は
佐賀の峰竜太選手。数年前、歌手の和田アキ子さんとの
CMで有名になった。実力の方も2年連続賞金王
決定戦に出場して頭角を表してきている。
ここは1号艇からでOKではないか?

▼話は180度変わってロシアの話。シベリア北東部の
サハ共和国では野生のオオカミが増えて家畜の
被害が甚大になっているという。
駆除に乗り出すらしいが、ちょっとかわいそうな
気がする。オオカミの話ではなく、ロシア宇宙庁が
15日、月面探査機「ルナ・グローブ」を2015年に
打ち上げる計画を発表した。これまでロシアは
カザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地を拠点に
してきたが、当然カザフスタンはロシア国内では
なくは他国である。そこで2010年極東アムール州に
自前の基地「ボストーチヌイ宇宙基地」の建設を開始、
15年のルナ・グローブが基地第1号の打ち上げになる。
ロシアのルナ計画はソ連時代1970年まで
推進していたもので、およそ40年ぶりの復活になる。
今回は無人だが2020年までの長期計画では有人も
含まれているという。ちなみにアムール州の
すぐ北にあるのが、オオカミが増えたサハ共和国、
ひょっとしたら基地建設のために追われてきた
オオカミかもしれない?

1/14(月)キャプテンの一言

2013/01/14 月曜日 - 22:15:51 by captain

▼きょうの関東地方の大雪にはビックリ。
まさか中山競馬が中止(5レースまで行われた)に
なるとは。大阪は午前中、大雨だったが、午後には
上がった。朝早くからウインズ梅田に出かけ、
2レースと6レース、それに中山のメーンレース
京成杯を購入。1時ごろ携帯でチェック
しようとしたら、様子がおかしい。中山の出走表が
開かない。なんと5レース以降中止に
なっているではないか。ここから悲劇が始まった。
仕事の時間よりだいぶ早く出てきているので、
またウインズに引き返し、返金を受け、
せっかくだからとあまり買う気のなかった
京都の10レース紅梅賞とメーン淀短距離Sをせっせと
購入した。結果はおわかりの通り、ほとんど
かすりもせず完敗。本当に目一杯疲れた。

▼土曜日はここで書いたように尼崎ボートのG1、
最後の近松賞に9時40分からの開会式に間に
合うよう出かけた。結果は大負けもせず、
それなりにボートを満喫できた。ところで
最後になる「近松賞」だが、尼崎ボートの
伊藤課長補佐によると「新たなファンを獲得
するために、いろいろと調査、検討を重ねてきた。
その結果、近松賞の認知度が思いのほか、低かった。
ここは思い切ったことが必要と感じ、来年度の
日程も考え合わせて変更という結論になった」と
話している。ちなみに他のレース(一般戦など)への
名称移行はファンにとっても紛らわしいので
使わないとのこと。尼崎ボートの
新たなスタートに期待したい。

▼宇宙ではほとんど毎日新しい発見がある。
ほとんど無限に近い広がりがあるのだから
「さもありなん」といったところか。
NASA=アメリカ航空宇宙局などの
国際研究チームがきょうまでに観測史上最大の
渦巻き銀河を発見したと発表した。
長い方の横幅は52万2000光年。われわれの
住んでいる銀河系は10万光年だから5倍以上にもなる。
地球からはるか2億1200万光年の距離にあるらしい。
研究チームは銀河同士が衝突、合体を繰り返して
大きくなると考えている。もちろん、われわれの
銀河系も例外ではない。そして新しい星、生命が
生まれてくる。

1/11(金)キャプテンの一言

2013/01/11 金曜日 - 22:03:54 by captain

▼みなさん「アポフィス」という天体を
ご存じだろうか。昨日の一部新聞にも掲載されていた
地球の近傍小惑星の一つ。これが、9日の夜、地球に
最接近した。去年の春にも話題になったが、
このアポフィスは地球に衝突する確率が
あるということで一躍有名になった。2004年6月に
発見された新しい諸惑星で、名前は古代エジプトの
悪の化身アペプに由来する。壁画に描かれている
アペプの姿はなんとヘビ。巳年なのに縁起が悪いと
思ったが、安心して。今回の接近は地球からの
距離およそ1450万㌔もあり影響は全くない。
しかし、このアポフィス、2029年にも異常接近する。
その距離は地球からわずか3万5000㌔。地球と
月が38万㌔離れているが、その間、しかも
かなり地球側を通る。これは静止衛星
(赤道上空3万5786㌔)の軌道に近い。
それでもNASAは『大丈夫、衝突の可能性はない』
といっている。もう1回しかし、2036年にもまた、
接近する。この時は25万分の1の確率ながら衝突の
可能性はあるとしている。ちなみにアポフィスの
直径は325メートルくらい。今回の接近前は
270メートルといわれていた。

▼あした初日の尼崎ボート、G1近松賞に出かける。
今年のG1第1弾ということもあるが、なんと60回を
数える「近松賞」という伝統あるタイトルが
今年でなくなるので、名残を惜しむ意味もある。
来年の5月30日から始まる61回目のタイトルはまだ、
決まっていない。なぜなら、一般から広く
公募しているから。17日締め切りのタイトル募集、
採用者(1人だと思う)にはJTB旅行券10万円分が
プレゼントされる。公募用紙は尼崎ボート場にも
置いてあるので興味のある人は是非一度訪れて
みてほしい。ところで、尼崎の近松公園にある
近松門左衛門座像、彼は江戸時代元禄から享保の人で
人形浄瑠璃、歌舞伎の作家として名を残した。
見たことはなくても「曽根崎心中」(1703年)は
あまりにも有名だと思う。越前(現・福井県)の
生まれで、1706年の春、京都から尼崎に
移り住んだという。近松門左衛門に思いを
はせながらボートを楽しみたい。

1/9(水)キャプテンの一言

2013/01/09 水曜日 - 22:19:47 by captain

▼2010年6月から11年11月にかけて壮大な実験が
ロシアで行われていた。
これはアメリカ・ペンシルベニア大や
ロシア生物医学問題研究所などの研究チームが
まとめた論文で明らかになったもので、テーマは
「火星旅行」。ロシアの閉鎖的な
ISS=国際宇宙ステーションに見立てた施設に
ロシア、フランス、イタリア、中国の6人の男性が
1年半弱(520日間)に亘って模擬的な宇宙旅行を
体験して人体に与える影響を調べたもの。
実際は地球から火星まで行きが8カ月と10日、
帰りが8カ月、火星での滞在活動に1カ月で
合計17カ月と10日かかる。それより2カ月ほど
短かったわけだが、6人すべてで体内時計が乱れ、
内4人は何らかの睡眠障害が起こったという。

▼障害の内容は、①眠りが浅くなる②睡眠時間帯が
遅くズレル③慢性的な睡眠不足感から作業能率が
落ちるーなどだったらしい。外界との接触も昼夜の
区別もない空間に長くいると体内時計が乱れて
睡眠障害を起こすという。それを1年半あまりも
暮らすわけだから、まったく正常である方が
不思議である。しかし、この問題を克服しないと、
本当の意味の宇宙旅行はできない。
今回の実験はISSではなく、地上で行われたわけで、
第1段階でいきなり苦戦を強いられた結果になった。
ちなみに宇宙連続滞在の最長記録はロシアの
ワレリー・ポリャコフ飛行士の
ミール宇宙ステーションで達成した438日。

▼しかし、こんなことで宇宙旅行を
諦めるわけにはいかない。地球上は異常気象や
戦争によって、いつまで住めるか分かった物ではない。
もちろん、地底都市を造るとか、海底都市を
建設するとか、方法でいろいろあるが、
やはり技術さえ確立すれば宇宙の方がいい。
無限の広さがある。アメリカとロシアは
2015年春からISSにベテラン飛行士を1人ずつ
1年間滞在させる計画、そこでも健康や作業への
影響を入念に調べる。日本も探査や観察ではなく
定住計画を急がないと…。