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10/27(金)キャプテンの一言

2017/10/27 金曜日 - 22:01:40 by captain

▼現在、地球の周回軌道と火星の周回軌道を
飛んでいる彗星「C/2017U1」が初めての恒星
間彗星の可能性が高まっている。これはIAU=
国際天文学連合=の小惑星センターが25日発表
したもの。アメリカ・ハワイ大学の望遠鏡が発見し、
その後世界各国が30回以上観測した結果、太陽
系外からの飛来の可能性が高まっており、成分など
が詳しく観測されれば、どの恒星系で形成されたの
が分かるかもしれない。見かけ上「こと座」のベガの
方向にありということだが、こと座は25光年離れて
いる。もし時速およそ9万1800キロで進んでいる
「C/2017U1」がこと座の恒星の一つから飛来した
ものなら30万年前に故郷を飛び立ったことになる。
太陽にもっとも近い恒星「ケンタウリ」からだとすると
およそ5年前に出発したことになる。

▼たかが地上400キロのISS=国際宇宙ステーション
=だが、透明度がまったく違う地上とは比べ物になら
ないほど見えるはずだ。12月17日にカザフスタンの
バイコヌール宇宙センターからISSに向かう帰国中の
金井宣茂さんはきのう、横浜市で開かれた講演会で
およそ4000人の前で「宇宙での実験を頑張りたい。
良い結果が得られるように準備している。宇宙は楽しみ、
無事に帰ってくることを約束する」と話したうえで「次は
みんなの番だ。一緒に宇宙をめざそう」と参加した子供
たちに呼びかけた。そのころは地球の内側にいると
思われる「C/2017U1」のことも土産話にしてもらいたい。

▼29日の東京地方は雨予報だが、今のところ台風
22号の影響が最小限で良馬場は望めないが、22
日の菊花賞(京都競馬場)のような最悪にはならない
だろう。やや重と重の中間と予測して予想することに
した。まず4枠7番に入ったキタサンブラックをどう見る
か。前走の宝塚記念9着はGⅠ連勝(大阪杯、天皇賞
・春)した疲れというよりレース内容がキタサンブラック
のものではなかったことに原因があると思われる。
いつも内目のラチ沿いを逃げるか2番手で走る馬が
8枠10番だったとはいえ外、外を回るレースをしていた。
現役残り3走と決まったことから鞍上の武豊騎手も
勝った時のレースをするだろう。理想は逃げることだが、
例え2,3番手であっても外を回ることは避けるべきで
その辺は武騎手も十分分かって騎乗するだろう。という
ことで第1の軸はキタサンブラック。

▼ただ、全幅の信頼が持てるかといえばそうではない。
そこでキタサンブラックとは逆の末脚に賭ける馬もピック
アップしたい。パンパンの良馬場ではないとすれば、差し
馬は外枠でも問題ないだろう。そして過去10年の勝ち
馬を見ると4歳4勝、5歳5勝(8歳馬が1勝)していること
から7枠13番のグレーターロンドンと7枠15番のマカヒキ
を狙いたい。本来は1頭軸で買うことがかなりの確率で
多いのだが今回は5頭か6頭のBOX(3連複や馬連)に
したい。その中には道悪大得意の1枠2番サトノクラウン
も入れざるを得ないだろう。天皇賞・秋の前日(28日)に
伝説になるかもしれない新馬戦が京都で行われる。ブエ
ナビスタの母、ビワハイジの最後の産駒プリメラビスタ
(牝馬、父オルフェーヴル)、ディープインパクト産駒で
母がアメリカGⅠ馬、セレクトセールで2億6000万円で
取引されたスーパーフェザー(牡)、クラレント、レッドア
リオンなどの半弟レッドヴェイロン(父キングカメハメハ、
母エリモピクシー)、さらにソウルスターリングでブレーク
中のフランケル産駒のモトカ(母ザズエラで近親にドイツ
GⅠ馬ズラリ)が激突する。こちらにも注目して!

10/25(水)キャプテンの一言

2017/10/25 水曜日 - 22:02:14 by captain

▼地球上で最小の哺乳類、トガリネズミは
冬になると頭蓋骨が最大20%も縮むという
研究結果が発表された。普通の骨格を持つ
哺乳類では驚くべき事実といえる。
これはきのう(24日)AFP時事が伝えたもので、
発表したのはドイツのマックス・プランク鳥類
研究所の研究チームがおよそ1年間の観測で
明らかにした。頭蓋骨だから外から見ただけ
では詳しくは分からないので測定にはX線が
使われた。トガリネズミの仲間の多くは非常に
体が小さい、例えば日本に生息している
トウキョウトガリネズミは尾を除く隊長は平均
およそ4センチ、人の手の指に楽々乗せること
ができる。体重に至ってはおよそ1・5グラム
から1・8グラムしかない。1円玉2個分より
軽いことになる。そんな動物の頭蓋骨が20%
も季節によって縮小するとはビックリするばかり。
論文では冬眠や季節によって移動しない
トガリネズミが寒い冬に体力の消耗を避ける
ために行っているのでは、としている。
さらに脳の質量も当然20%から30%も減少
するほか、背骨まで縮小するという。
もちろん、暖かい春になればほぼ元通りに戻る。
ちなみにネズミとついているが我々がみている
ハツカネズミやクマネズミなどの
齧歯目(げっしもく)のネズミとは別物である。

▼2104年の夏から翌年の秋まで観察されたが、
トガリネズミの寿命は1年から1年半程度と
いわれているので、これだけの労力で1世代
残すだけと割が合わないように思えるが彼ら
(彼女ら)にとっては非常に重要な行動だと
考える反面、こうした行動が寿命を縮めて
いるかもしれないのではと却って心配して
しまうのも事実。トガリネズミは日本にも
北海道に4種、本州に2種、四国に1種生息
しているといわれている。
前記トウキョウトガリネズミは東京にいるわけ
ではない。北海道の東部を中心に生息している。
ではなぜ、こんな名前がついているのか。
1903年のむかわ竜で有名な胆振町鵡川で
初めて見つかったが、発見者が外国人だった
ため北海道=蝦夷(エゾ)=Yezoと間違って
Yedo(えど=江戸=東京)と表記したからと
伝わっている。
定かではないが納得するしかない。

▼イヤな予感が的中してきのう台風22号が
発生した。予報通り進むと29日日曜日の
東京地方は間違いなく雨だろう。
ということは「天皇賞・秋」はまた不良馬場での
予想となってしまう。菊花賞ほど悪くなるとは
思えないが、秋晴れということ・はあり得ないし、
良馬場ということもない。
メンバーで道悪がうまいのはサトノクラウンだろう。
去年の京都記念は重馬場で圧勝しているし、
ことしもやや重の京都記念、宝塚記念を快勝
している。鞍上もキセキで菊花賞を制した
ミルコ・デムーロ騎手。
今回は弟のクリスチャン・デムーロ騎手も
シャケトラで参戦することになっているので、
フルネームにした。
問題は先週、年内3走での引退を発表した
キタサンブラックの評価になる。デビュー戦
(2015年1月31日、東京芝1800メートル)
がやや重で差し切り勝ちしているが、去年、
ことしの宝塚記念ではやや重で負けている。
天皇賞・秋は初挑戦になるが2000メートル
も東京も得意な方だと思うので、気になるのは
天気(場簿状態)だけといえる。
金曜日になれば、かなり正確な台風22号の
方向性が分かると思われるので、あすの
枠順発表と天気予報をにらみながら
じっくり考えて決めたい。

▼この「キャプテンの一言」がきょう、
歴代通算1000回を迎えました。
長くお付き合いいただきありがとうございました。
浮世離れしたテーマが多いとは思いますが、
今後ともよろしくお願い致します。

10/23(月)キャプテンの一言

2017/10/23 月曜日 - 22:00:12 by captain

▼11・9%、これはきのう行われた衆議院選挙の投票率
ではない。NHK選挙特番の前に放送された大河「おんな
城主 直虎」の視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、
これで5週連続での11%台となった。選挙速報をテレビで
見る人はNHKの大河の流れで、という人が多いからそれ
なりの数字を取るのではないかとみていた。昨夜の「直虎」
はどちらかというと「万千代(直政)」のタイトルでもいいくらい
の内容だった。直虎の出ていない場面は失礼かもしれない
が、これまでになく良かった。やはり徳川家康と織田信長と
いう歴史の大物は役者もいいと感じてしまった。阿部サダヲ
さんは最近出ずっぱりだったが、市川海老蔵さんの信長が
長いカットは初めてではないか。中野直之と奥山六左衛門
に材木を素早く段取りしたとして茶椀を褒美として与えたの
は余分なことだったが、目力やせりふの間が迫力十分で、
まさしく織田信長のイメージだった。ちょっと怖すぎという
きらいはあるが、いろんな本を読んでも、このころの(天正
3年、1575年のころ)信長はきっと怖かったと思う。

▼戦国時代の終わりを告げる戦いといってもいい「長篠の戦」
は同時に名門・武田家の滅亡の第1歩でもあった。「軍師官
兵衛」ではよくできた人物として好評価だった武田勝頼は
今回はごく普通の世間的評価と同じ、信玄に比べてはるか
にダメ息子だった。武田の要、騎馬軍団がほぼ壊滅して
しまっては先は見えている。勝頼は武田家の20代当主だが、
正室の子ではなく、諏訪大社で有名な諏訪の大名、諏訪頼重
の娘(乾福院、実名不明)で信玄の四男。正当な嫡子、長男
の義信は「直虎」でも描かれている通り切腹されられている。
父・信虎を駿河(今川家)に追放して家督を継いでいる。こう
したことは戦国時代にはしばしば起こることだが二代続くの
は稀だろう。それでも、もう10回を切った「直虎」だが、今後
の展開に期待を抱かれる昨夜の内容だった。

▼「直虎」とは正反対に京都競馬場のきのうの馬場は酷かった。
台風21号の影響で大雨が降り続き、芝コースもダートも超
がつく不良馬場となった。そんな中で行われたのが3歳3冠
の最終戦GⅠ「菊花賞」。鮮やかな差し切りを決めたデムーロ
騎手騎乗のキセキの3000メートルの勝ち時計は3分18秒9
だった。菊花賞のレコードが2014年のトーホウジャッカルの
3分01秒0、去年のサトノダイヤモンドが3分03秒3(ともに
良馬場)だから、いかに馬場状態がハードだったかが分かる。
1番人気のキセキは人気に応えたが、ほかの人気馬は2番
人気のアルアインが7着、3番人気のミッキースワローが6着、
4番人気のダンビュライトが5着とあと一歩だった。その結果、
2着に10番人気(クリンチャー)3着に13番人気(ポポカテ
ペトル)が入り、3連単は55万⑨700円と天気と同じように
大荒れとなった。かつてより芝がしっかりして見た目には
きれいに見えていたが、距離とともに過酷なレースになった。
こんなレースであっても勝った馬(キセキ)はすべてをものとも
せぬ強さだった。ボクの馬券はかすりもしなかった。ゆえに
悔しさはない。今週は先週、年内引退を発表したキタサン
ブラックが登場する天皇賞・秋が東京競馬場で行われる。
しかし、現時点では晴れの天気予報もフィリピンの東にある
熱帯低気圧が発達すると天気は一変しそうで今から心配している。

10/20(金)キャプテンの一言

2017/10/20 金曜日 - 22:00:26 by captain

▼月面基地建設に超朗報が飛び込んできた。JAXA
=宇宙航空研究開発機構=が18日に月の表側にある
「マリウス丘」と呼ばれる場所の地下に全長およそ50
キロにも及ぶ巨大な空洞があると発表した。月面は宇宙
線が直接降り注いでいることや超寒冷であり、仮に地表
に基地を作ることになると、作業は困難を極めるが、自然
の地下壕であれば、環境は格段に改善する。これは日本
の月面探査機「かぐや」の観測データを解析して判明した
もの。「かぐや」は2007年9月に日本初の大型月周回探
査機としてH2Aロケット13号機で打ち上げられた。裏側
の重力場計測のため地上局と「かぐや」との通信を中継
する「おきな」と月の回りの重力場を測る「おうな」の2機
の副機を備えていた。そして2009年6月に運用を終えた。
つまり、この観測期間に得たデータを解析した結果、巨大
な空洞が発見された。月は過去に大規模な火山活動が
あったことが分かっており、それによってできた可能性が
高いとみられる。全長50キロの空洞がすべてつながって
いるかどうかは確認されていない。しかし、崩壊した形跡
はなく水のある可能性も否定できないという。

▼NASAの月面基地計画は10年以上前に明らかにされて
いて、2020年の着工を目指していた。しかし2010年に
凍結が決まり、代わって火星への有人飛行計画が示された。
その中で地球からすべての物資を打ち上げる労力が負担
になることから月の周回軌道(宇宙ステーション)に中継
基地を設けることになった。しかし今回の発見によって
再び月面にとなるのでは。地下にもっと適した場所が今回
見つかったことで、一気に計画が進む可能性が出てきた。
月には「ヘリウム3」という核融合炉の燃料が豊富にあり、
おそらく人類すべての100面分以上があるとみられている。
今回の空洞にもし水が見つかれば、月面での行動範囲と
有効活用は格段に上がる。地球から運ぶものも減り、
アニメの世界が実現するかもしれない。もちろん、この
計画には日本も参加しており、日本人飛行士が月面に
降り立つ日はすぐそこに来ているのかもしれない。

▼地球上ではあさって衆議院選挙の投票日、さらに菊花賞
の日でもある。きのうJRAから発表された枠順は人気を
集めるとみられる有力馬の多くが外枠となった。唯一の
GⅠ馬(皐月賞)アルアインは8枠16番、神戸新聞杯で
レイデオロの2着と好走したキセキは7枠13番、同じく
トライアル、セントライト記念を勝ったミッキースワローは
6枠12番といった具合。距離3000メートルなので、さほど
気にすることはないが先行馬は内がいい。その点ダービー
馬4着の舞スタイルは8枠18番の大外を引き不運だといえる。
ほかの先行馬はウインガナドル(1枠2番)スティッフェリオ
(2枠3番)、アダムバローズ(4枠7番)といい枠を引いた。
当日は台風21号の接近で雨が予想され、秋華賞以上に
馬場が悪くなるとみられる。2番、3番は重馬場実績もあり
穴で狙いたい。実績馬の中ではアルアインやダンビュライト、
サトノアーサーに経験があり馬場はクリアしそう。それでも
本命に推したいのはミッキースワロー。父トーセンホマレボシ
は京都新聞杯をレコードで勝利、ダービーでも3着になった。
前走もアルアインを負かしており、時計のかかる馬場でも
メンバー一番の末脚を発揮してくれるのではなか。

▼菊花賞の予想していると、おととしの菊花賞馬キタサン
ブラックの引退ニュースが飛び込んできた。故障ではなく
元気なうちに種牡馬にしようということらしい。管理する
清水調教師がオーナーのサブちゃんこと歌手の北島三郎
さんと相談して決めたという。来週の天皇賞・秋には出走
することから馬は元気なのだろう。キタサンブラックの年内
の走りに注目しよう。

10/18(水)キャプテンの一言

2017/10/18 水曜日 - 21:34:40 by captain

▼アインシュタインの最後の宿題とされていた
「重力波」をアメリカの観測施設「LIGO(ライゴ)」が
発見したのが2年前のこと。
去年のノーベル物理学賞の候補に挙げていたが、
1年遅れでことし受賞が決まった。そのお礼では
ないだろうが、今回は地球から1億3000万光年
離れた銀河にある2つの中性子星が衝突した時
の重力波をLIGOとヨーロッパの観測施設
「VIRGO(バーゴ)」のチームが検出することに
成功した。
また日本のハワイにある「すばる望遠鏡」が、
2つの中性子星が衝突・合体した時の光や
赤外線を観測した。重力波は光とほぼ同じ速度
を持つといわれており、重力波の検出を受けて
世界中の天文台に連絡があり、重力波が検出
された方向に望遠鏡を向けることで光などが
観測された。中性子星は太陽の質量の8倍以上、
25倍くらいまでの恒星が最後を迎え超新星爆発
(ガンマー線バーストという宇宙でもっとも明るい光
を放つ)を起こした後に中性子を主な原料にして
できる小さいけど非常に重い星のこと。
太陽の質量の30倍を起こるとブラックホールに
なるといわれている。

▼今回の観測で分かったことは鉄より重い金属
(重金属)はこうした中性子星の合体によって
生まれたのではないかということ。
およそ138億年前の宇宙創成期には水素や
ヘリウムなど原子番号1や2などの軽い原子しか
なかったとみられている。日本チームは今回の
観測で中性子合体の現場で重元素ができる反応
が起きていることを見つけた。太陽の熱や光は
水素がヘリウムに代わる核融合によって生み
出されている。さらに激しい(高温)反応によって
金やプラチナといった原子番号の大きいものが
生まれたとみられる。つまり太陽系はおよそ
46億年前、中性子星の合体あるいはブラック
ホールの合体による高エネルギーの放出で
出来上がったということにもあるのではないか。
太陽のような標準的な恒星の寿命はおよそ
100億年だが、2倍の質量の恒星はおよそ
25億年、10倍になるとわずか1億年の寿命
しかない。それだけ宇宙では破壊と再生が
繰り返し行われていることになる。
さすが宇宙は壮大で魅力的ということだろう。

▼井伊万千代(のちの直政)が徳川家康に対して、
織田から用意建てを要求された材木を自らが
旧井伊領で切り出すと主張した場面では、
豊臣秀吉の「墨俣城一夜城」を思い出してしまった。
15日のNHK大河「おんな城主 直虎」は草履番
に続いて、またも秀吉かと思ってしまったが、
さずがに森下佳子さんも切り返しで対応して
くれた。すでに近藤用康のものとなっている
井伊領で万千代の出る幕はなかった。
いよいよ中世の戦いの画期となった「長篠の戦」
(天正3年、1575年)が始まる。3段に分け
断続的に鉄砲(種子島=火縄銃)を撃ち続ける
という戦法で武田の騎馬軍団を撃破した織田軍。
この敗戦により武田軍は多くの名だたる武将を
失い7年後に滅亡する。家康が松下の養子と
してだはなく、井伊万千代としたのは井伊家が
井伊谷をおよそ500年も支配していた名門と
いうことが大きい。今川家や滅亡後の武田家
の遺臣を配下にしたことをみてもうなずける。
ここまでくると大河の主役は万千代に重点を
置くのが歴史的には正解だろうが、タイトルが
許してくれない。最後まで直虎が主役だろう。
しかし歴史は急激に動き出し応仁の乱から
続く戦国時代の終焉が近づいている。
その辺のところもうまく描いてくれることを
期待したい。

10/16(月)キャプテンの一言

2017/10/16 月曜日 - 22:00:52 by captain

▼宇宙強国を目指している中国の独自の宇宙ステー
ション「天宮1号」が制御不能になり、地球に落下する
可能性が出てきた。これはイギリスのガーディアンなど
海外の複数のメディアが先週末に伝えたもの。8500
キロの大部分は大気圏突入に際、燃え尽きるとみら
れているが、一部が地球に落ちる可能性があるとして
いる。落下時期については数か月後としており、年内
から来年2月ごろまでは注意が必要になってくる。
JAXA=宇宙航空研究開発機構=は落下の可能性
については承知しているとしたうえで情報収集に努め
ているとしている。天宮1号は去年3月に運用終了して
おり、中国は今月から来年4月までの間に落下の恐れ
があると国連に通告している。現在は去年9月に打ち
上げた「天宮2号」を運用している。去年10月には有人
宇宙船「神舟11号」によって2人の飛行士がおよそ1カ
月滞在した。しかし、中国は来年以降2022年までに
1号、2号の10メートル級より規模の大きな本格的な
宇宙ステーションの建設を目指している。日本などが
参加しているISS=国際宇宙ステーション=は100
メートル級だから、地球も含めてすべてが『我が物』
と思っている中国としては我慢ならないのではないか。

▼また中国は月面探査機もことし打ち上げる予定だった。
これは11月に打ち上げるはずだった「嫦娥5号」で延期
が決まった。打ち上げる中国製ロケットの打ち上げ実験
に失敗したのが原因とみられている。自国内での失敗
について世界がとやかくいう必要はないが、世界のどこ
に落ちるのか、落下直前まで分からないという無責任
な開発はやめてもらいたい。あくまで地球の自然に、
人類に配慮しながら進めてほしい。ということで天宮1号
が「いつ、どこに」落ちてくるかは現段階で分からない。

▼終わつてみれば、初GⅠ制覇したディアドラというより、
またルメール騎手だった。きのう15日、京都競馬場で
行われたGⅠ「秋華賞」は“騎手の腕そのもの”の勝利
だったといってもいいのではないか。それにしても7枠
14番(18頭立て)ながらスタート直後は後方だったが
向こう正面では内に入れ、コースロスをせず、4コーナー
を回るとコースの中ほどに出して見事にリスグラシュー
(2着)モズカッチァン(3着)を差し切った。雨の中行わ
れた3歳牝馬3冠のラストGⅠ「秋華賞」(京都、芝内
回り2000メートル)は3番人気のディアドラがラスト
3Fメンバー最速の35秒7の末脚を発揮して混戦を
断ち切った。1番人気(アエロリット=7着)、2番人気
(ファンディーナ=13着)は振るわなかったものの1着
から5着は3、4、5、6、8番人気とそれなりに人気馬
が健闘した。上位拮抗のレースらしく3連単1万4760
円と難しい割に穏当な配当となった。混戦にありがち
な難しく的中しにくいのにも関わらず対価は平凡という
結末だった。ちなみにディアドラの父ハービンジャー
産駒はGⅠ初勝利、3着馬の父もハービンジャーで
長い距離での適正がいかんなく発揮された。もちろん
ボクは4着のラビットランが軸だったので見事に外れた。
できれば『晴れ舞台』というくらいに晴天の良馬場で
施行してやりたかったが、こればかりは自然が相手
だけにどうしようもない。それどころか、きょう午前、
台風21号が発生した。週末の菊花賞には影響を
与えないと思うが雨は続く。とにかく走ったことのない
雨への適正という難問と戦わねばならない。

10/13(金)キャプテンの一言

2017/10/13 金曜日 - 22:00:20 by captain

▼12月17日にカザフスタンのバイコヌール宇宙センター
からISS=国際宇宙ステーション=に旅立つ日本人宇宙
飛行士、金井宣茂(かない・のりしげ)さんが「準備は万端、
行くぞという気持ち」と抱負を語った。これは12日、NASA
=アメリカ航空宇宙局のジョンソン宇宙センターで記者
会見したもの。この日はNASA(アメリカ)とロシアの飛行
士と空気漏れや火災など非常事態の訓練も行った。前日
にも記者会見した金井さんは「医師として宇宙でも日常
生活や体の変化を体験し、地上での医療に生かしたい」と
抱負を語り、自分自身を実験台にして骨や筋肉の衰えを
観察したいとしている。また無人補給機をロボットアーム
でつかむシミュレーションも行った。この訓練を見守って
いた先輩の星出彰彦さんは「宇宙を楽しんで帰ってきて
ほしい」とエールを送った。

▼ISSは地上400キロを周回しているが、日本時間の
きょう午後2時42分、地球の衛星、月の内側を直径10
メートルから30メートルの大きさの小惑星が最接近した。
この小惑星を東京大学木曽観測所がおとといときのう、
2回にわたって100万キロから40万キロの距離での
撮影に成功した。この小惑星、2013年にロシアの
チェリャビンスク州に落ちた隕石の大きさに匹敵する
という。2年後にも接近するが、その時も今回同様、
地球に落ちてくる可能性はほとんどないとしているが、
その次にやってくるときはもっと接近するかもしれない。
この小惑星に限らず注意深く観測する必要があるだろう。

▼2008年9月に準惑星に認定された「ハウメア」に土星
や木星などと同じような輪があることを11日、イギリスの
科学誌ネイチャーに発表された。AFP時事などがきのう
(12日)伝えた。論文の共同執筆者のパリ天文台の
ブルーノ・シカルディ氏はAFPの取材に「太陽系はこれ
まで考えられていたより多くの多様性と創意性がある」
と話している。当然ながら人類が知っている太陽系は
おそらく全体の一部にすぎないだろう。われわれが住ん
でいる地球でも日々種の生命が見つかるなど新たな
発見があるのだから。「ハウメア」は長径およそ2300
キロのたまご型をした天体とみられ、2つの衛星(ヒイアカ
とナマカ)を持っている。ハウメアは当初、発見された季節
が12月だったことから「サンタ」と呼ばれていたが冥王星
と同タイプ(準惑星)と確認された時点でハワイの豊穣の
女神「ハウメア」となった。2つの衛星の名前はハウメア
の子どもの名前。

▼雨模様が10日間も続く天気予報には寒さが増すより
うんざりするが、今週も競馬はある。しかも3歳牝馬3冠
の最終戦とあれば(そうでなくてもするが)参加せずには
おられない。馬場状態を考慮すれば、実際に走ったこと
のある馬か、血統上うまそうな馬を狙いたい。狙うのは
1枠2番に入ったラビットラン。父タピットの子どもはダート
色が強く、この馬もデビューから3戦(1、2、6着)はダート
だった。ところが芝に転進すると2連勝、しかも前走は秋
華賞との相性がいいトライアルの「ローズS」を目の覚め
るような末脚で快勝した。その時の鞍上・和田騎手の自信
に満ちた談話が脳裏に焼き付いている。ダート血統だから
重馬場も大丈夫だろう。京都内回り2000メートルで先行
有利とみられがちだが、意外と差し馬同士で決まる。保険
として1枠1番の先行馬アエロリットからも少々。GⅠ馬
(NHKマイルカップ)だし、父クロフネから重い馬場は
きっと得意だろう。この2頭で決まれば文句なしなのだが。

10/11(水)キャプテンの一言

2017/10/11 水曜日 - 22:10:38 by captain

▼きのう(10日)鹿児島県の種子島宇宙センター
から日本版GPS(全地球測位システム)衛星の
準天頂衛星「みちびき4号機」がH2Aロケット
36号機で打ち上げられ、予定された周回軌道に
投入され成功した。三菱重工業とJAXA=宇宙
航空研究開発機構が打ち上げたもので、
これにより4機運用が来年春から始まり、
これまでの10数メートルの誤差から6センチ
程度まで精密になる。日本のGPS機能は
これまでアメリカの衛星を頼っていたので、
運用が開始されると日本独自の衛星のみで
位置情報が把握できる。さらにあと3機打ち上げる
予定となっており、予備機も含めてさらに充実する。
「みちびき」については2010年に打ち上げられた
1号機はJAXAの運用だったが、ことし2月に
内閣府に移管され、その後6月に2号機、
8月に3号機、そして今回の4号機と内閣府に
移管後立て続けに打ち上げられている。
きのうの打ち上げ成功後、松山政司・内閣府
特命担当大臣は準天頂衛星システムを含む
宇宙開発利用の拡大に向けて引き続き宇宙
基本計画を推進するという談話を出している。
ことし突然、内閣府に移管し連続的に2号機
から4号機までを打ち上げた理由について
北朝鮮情勢が関係しているとしか思えない。
日本のすぐ近くにある朝鮮半島の監視(偵察)
をすべてアメリカに依存するわけにはいかない
だろう。攻撃できるわけではないので、
こうした宇宙から俯瞰する能力はこれから先も
進めていくべきだろう。宇宙開発競争は今後
の世界で最も重要なものの一つになることは
確実なのだから。

▼今週の「秋華賞」(京都、芝2000メートル)
から3週連続でGⅠが行われる。2歳牝馬3冠
レースの最後のタイトルだけに勝利への意気
込みは並々ならぬものがあると思われる。
特にデビューから3連勝してローテーションの
都合で牡馬相手の皐月賞(7着)に挑んだ
ファンディーナや桜花賞2着、オークス5着の
リスグラシュー陣営は力が入っているだろう。
一方、春は存在感がなかったものの、ここに
来て急成長してきたトライアル「ローズS」の
勝ち馬ラビットランや3戦無敗のリカビトス。
さらにはGⅠ馬のアエロリット(NHKマイルカップ)
、レールミノル(桜花賞)のほか、
逃げ馬のカワキタエンカ、紫苑Sの勝ち馬
ディアドラ、オークス2着のモズカッチァン、
オークス馬シンハライトの妹ミリッサと有力馬は
目白押し。こうした混戦模様の中、競馬週刊誌
のデータ室はG誌がリスグラシュー、B誌が
ディアドラを本命に推している。ただ対抗は
ともにアエロリットとしている。買い目については
枠順発表と、週末の天気が悪そうなので
ぎりぎりまで判断が難しいかもしれないが、
先週開幕したばかりの京都競馬場の馬場は
初日(7日)、雨にも関わらず好時計のレース
が続いたのでよほどひどい雨でない限り心配
する必要はないかもしれない。

▼来週は2歳3冠の最終戦「菊花賞」がある。
ダービー馬レイデオロは菊花賞トライアル
「神戸新聞杯」を圧勝したが、菊花賞には
向かわず11月26日の「ジャパンカップ」
(東京競馬場、芝2400メートル)を使うことに
なっている。となれば菊花賞も難解なレース
となりそうだ。皐月賞馬アルアインが出てくる
ようだが、体型から3000メートルが得意とも
思えない。菊花賞のためにも今週の秋華賞
を的中して、いわゆる“開幕ダッシュ”を
決めたいところ。

10/9(金)キャプテンの一言

2017/10/09 月曜日 - 21:27:23 by captain

▼きょうの体育の日を前にきのうは朝から京都競馬場
へ行き、それなりに、適度に一日歩き回った。メーンレー
スが夕刊フジ杯の「オパールS」(芝1200メートル)だった
ので、関係者にお願いして特別室に入れてもらった。人数
が限られているのでマークカードを塗りつぶすのに苦労なし
だが、パドックが遠いのがなかなか不便で階段を上り下り
するだけでクタクタ状態になってしまった。それでも努力の
甲斐あって馬券は、前半我ながら好調だった。特に儲けた
わけではない。ただよく当たったということで出資額に対して
ややプラスが続いた。これは画期的なことで現場へ行くと目
の前のレースを手当たり次第に購入するのでアッという間
に泥沼にハマるというのがいつものパターン。それがメーン
レースを前にしてまだトントンでしのいでいるのだから快挙
に等しい。あとは京都の「オパールS」と東京の「毎日王冠」
(GⅡ)を的中すればそれなりのプラスでフィッシュすること
ができる。キングハート(オパールS)は8着に沈み、マカヒキ
(毎日王冠)は内から伸びきれず6着に終わり、まさに「捕
らぬ狸の皮算用」という結末だった。それでも普段よりかなり
歩いたのか、家に着くなりしばしの間へたり込んでしまった。
決して馬券が外れたからではなく、純粋に疲れたせい。

▼そういえば4日にも金曜日に書いたように京都に出かけ
ていた。バオバブの花に感動した話をお伝えしたが、実は
ほかにも大覚寺、今宮神社、金閣寺、そして帰り際に錦市
場も回った。外国人観光客が多いということはニュースや
梅田周辺でも理解していたが金閣寺は凄まじいものだった。
順路をゆっくり歩くことさえ難しい、まさに寿司詰め状態で
しかも圧倒的に外国人(中国人はもちろん、欧米人も多
かった)と国内の修学旅行生だった。ほかの所もそれなり
に外国人もみかけたが、金閣寺はけた違いだった。ボクは
銀閣寺の方が好きだが、行った場所が金閣寺に近かった
ということ。ただし創建した人物像でいえば8代将軍・足利
義政(銀閣)より3代・義満(金閣)の方が好きなのだが…。

▼藤吉郎、のちの豊臣秀吉を意識した脚本は感心しない。
しかも目上の人の草履とはいえ持ち物を投げて渡すような
手法は考えられない。1日から8日にかけてのNHK大河
「おんな城主 直虎」での松下虎松改め井伊万千代の徳川
家での初仕事。現代風に合理性を重視した点については
納得するものの時代考証がデタラメすぎるだろう。出発点
として虎松が松下家の養子になったのは井伊の後継の
ままでは命を狙われるとの観点からであって、松下家を
継ぐためではない。現代でも「家」に拘る人が多くいる、
昭和の時代ですら、家名を残すという理由で養子を
取ったりすることが盛んに行われていた。実際、ボクの弟も
子どもがいない親戚に養子に入っている。国人大名とはいえ
20数代も続く武士の家で自ら断絶するなどということはあり
得ない。また、虎松改め井伊万千代は家康に仕えるとほぼ
同時に小姓になったと推測される。1575年(天正3年)万千
代は15歳だったと思われる。この年は織田・徳川連合軍と
武田勝頼との間で雌雄を決する長篠の戦があった。武田家
の滅亡により武田家の家臣の多くを配下に抱え、ここに世
に有名な「井伊の赤備え」が誕生することになる。

▼跡取りのいなくなった松下清景はどうしたのか。井伊家
の分家筋に当たる中野直之(NHK大河では矢本悠馬さん
演じる)の次男を養子にして家名を繋いでいる。松下家は
井伊直政の長男、直勝(彦根藩は次男の直孝が継ぐ)が
立てた安中藩―与板藩(現在の長岡市)で家老として幕末
まで続いている。万千代とともに万福と改めた奥山亥之助
も小野朝之となり、家老として松下家を同じ道を歩んでいる。

10/6(金)キャプテンの一言

2017/10/06 金曜日 - 22:00:48 by captain

▼マダガスカルといえば、ガラパゴス諸島と同じくらい
固有種の宝庫といわれている。4日の水曜日、京都に
出かけ一番の目的だった古田織部美術館で本阿弥光
悦の赤筒茶碗「有明」を見た。鑑賞できるほど知識が
あるわけではない。ほかにもいろいろなものを見ること
ができるかな、くらいの気持ちだった。本阿弥光悦(1558
年~1637年)はちょうど江戸時代成立を挟んで生きた
刀剣の目利きなど多岐にわたって活躍した人物。徳川
家康や豊臣秀吉の物語に登場するので頭に名前が
残っていた。なんでも気になることで行くことのできる
チャンスがあれば出かける、これが好奇心というこもん
だろうか。

▼古田織部美術館の前の北大路を挟んだ反対側に
京都植物園がある。最初から分かっていたが、本当に
「すぐ」という言葉が相応しいくらい近い。京都植物園
にはバオバブというアフリカの木があるので1度見て
みたいと思っていた。入場券(200円)を券売機で購入
して入口で「バオバブはどこですか?」と聞き、温室展
示場に向かった。ここで法外のラッキーで出会う。入口
に「きょうバオバブの花が咲いています」の張り紙。
「素晴らしい」と心の中で叫んで熱帯植物の森を進んで
いった。さすがに珍しい植物が所せましの繁茂している
ので、すいすい進むわけにはいかない状態になってしまう。
それでもアフリカゾーン(そんな表記はないが)に突入
して10メートルほど進むと目的のアフリカバオバブが
あった。そして一輪、大きな白い花が垂れ下がって咲いて
いた。これこそがバオバブの花。夕方から開花をはじめ、
翌日の昼には散ってしまうといわれている。この時の時間
は午前11時、あと2時間くらいとどまれば、ひょっとして
落花も目撃できるかもしれないと頭をよぎったが、ほか
にも行く予定があったので花の形を頭に焼き付けて植物
園を後にした。

▼サトノダイヤモンドは15着に敗れた。1日にフランス・
シャンティイ競馬場で行われた凱旋門賞で期待された
日本のサトノダイヤモンドは終始外、外を回りほぼ見せ
場のないまま15着だった。勝ったイギリスの3歳牝馬
エネイブルは2着クロスオブスターズに2馬身2分の1差
をつける圧勝でGⅠ5連勝を達成した。勝ち時計2分28
秒69は2400メートルとしては、重い力のいる馬場だった
と思われる。日本馬にはやはり晴天続きの時計が速い
馬場が理想といえそうだ。サトノノブレスとともに挑戦した
池江調教師は「これからも挑戦し続けたい」と話している
ので、将来ヨーロッパ以外で初めて凱旋門賞を勝利する
のは日本の馬だということを信じたい。JRAが発売した
馬券の売上高は34億4333万円あまりで去年の41億
8599万円あまりの大きく下回った。やはり日本馬に優勝
の可能性が少ないと判断した結果なのかもしれない。
それだけことしの出走馬はエネイブルはじめ強敵だった
といえる。それでもあきらめたら、その時点で終わってしまう。
どこまでも応援したい。日本ではGⅠ「スプリンターズS」が
行われレッドファルクスが連覇を達成した。実は土曜日に
阪神競馬場に行き、現時点で最強とみられるワグネリアンと
新馬戦で一騎打ちを演じたヘンリーバローズの2戦目(未
勝利戦、芝1800メートル)を観戦した。何もせず結果的に
逃げ切った。馬体重も486キロとまずまずで将来性は
ワグネリアンに引けを取らない。単勝支持率87・74%は
1984年のグレード制導入以降最高のオマケまでついた。
今後も注目していきたい。