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2/23(金)キャプテンの一言

2018/02/23 金曜日 - 20:42:32 by captain

▼衝撃の発表が届いた。この地球上に野生の馬は
とっくの昔に絶滅したいたという研究結果。AFP時事
がきょう(23日)配信したもので、それによるとわれわれ
が唯一野生の馬と認識していた「モウコノウマ」は5500
年も前にすでに野生ではなく家畜だったという。アメリカ
の科学誌「サイエンス」に掲載された論文の共同執筆者、
カンザス大学・生物多様性研究所・自然史博物館考古学
部門のサンドラ・オルセン氏は「大きな驚きだった。結果は
生きている野生馬が地球上に存在しないことを意味して
いる」だと話している。モウコノウマは1879年、ロシアの
探検家、プルツェワルスキー大佐がモンゴルで自然で発見
して野生の馬として注目を集めたが、その後1966年を
最後に目撃情報がなくなった。つまりこの時点ですでに
野生の馬は存在しなくなったとされていた。発見後、モウ
コノウマは世界各国の動物園などに持ち出され、モンゴル
で絶滅したと見られた段階で逆輸入され、現在もモンゴル
の保護区に100頭以上が存在している。しかし、今回の
論文によって、これらすべてが家畜からの派生ということ
になり、本来の自然種ははるか5500年前にすでに絶滅
していたということになった。研究チームはカザフスタン
北部で行われた考古学調査および古代馬18頭と現生馬
28頭のゲノムデータを解析した結果として現代に生きて
いるモウコノウマはおよそ5500年前にカザフスタン北部
で飼われていた馬(家畜)が祖先であることが分かったという。

▼それでも野生化して数十代あるいは数百代も経た生き
物を野生でないというのもおかしなもののような気がする。
ボクが大好きなサラブレッドは間違いなく人によって作られ
て動物ということになる。歴史の300年と超えたくらい新しい
馬で元は北アフリカにいた牡馬が原点となっている。しかも
日本も含めて世界にいるサラブレッドのほとんどの父系は
1頭(ダーレーアラビアン)にたどり着く。かつてJRAでも
アラブ系という馬のレースがあった。体は丈夫だがスピード
でサラブレッドに劣るという理由でレースはなくなってしまった。
血統表の中にもアラブ系という文字があるとサラブレッド
とは認められないが5代連続でサラブレッドになるとアラブ
系は消え、サラブレッドとみなされる。確かに今回の研究
結果によって野生馬は存在しないということになってしまった
が、学術的な定義は差し置いて古くから野生馬といわれて
いる馬に関して「野生」でもいいのではと思ってしまう。

▼宇宙人がいると思っている人は日本人が考えているより
多いかもしれない。去年末にロイター通信が配信した世界
規模でも地球外生命体に関する調査によると47%の人が
「宇宙に知的な宇宙人の文明が存在する」と答えている。
しかも、その中の60%の人が宇宙人と接触すべきとして
いる。この調査は世界24カ国、15カ国語でおよそ2万
6000人から回答を得られたもので、かなり信用性の高い
ものではないかと思える。日本人の記載はなかったが、
一番の宇宙人好きはロシア人で68%が宇宙人を信じる
と答えた。ボクも当然宇宙人はいると信じている。なぜなら
これまでで分かったことだけでも知っている宇宙だけでも
地球型の惑星の数は相当数に上っている。まだ見つかって
いない惑星の数も数えきれない。地球は特別な星ではない
というのが根拠、その方が夢があって楽しいじぁない。

2/21(水)キャプテンの一言

2018/02/21 水曜日 - 22:23:22 by captain

▼民間宇宙企業が2021年に地球軌道の独自の
宇宙ステーションを建設することを20日発表した。
これはアメリカの「ビゲロー・エアロスペース社」の
ロバート・ビゲロー社長が明らかにしたもので同社
が開発したモジュールを数個連結した形のもので
軌道上で膨張させる軽量の素材でできている。
全体の大きさはジャンボ機といわれたボーイング
747(全長およそ70メートル、胴体部分幅6・49
メートル×高さ7・85メートル)の3分の2程度に
なるという。ジャンボはおよそ500人搭乗できるが、
シートに座った状態で生活できるわけないので、
100人程度が定員になるのではないだろうか。
今回の発表は先のトランプ大統領の宇宙開発方針
が影響している。トランプ大統領は月面基地計画
を推進するとともにISS=国際宇宙ステーション=
の運用について2025年で予算を打ち切るとした。
ISSが周回している地上およそ400キロの低軌道
は民間に任せることを明言した。今回の「ビゲロー・
エアロスペース社」の発表はアメリカをはじめとした
民間人の宇宙旅行や外国政府機関の有人飛行に
対応したもので、軽量の基地(生活空間)は計り
知れない需要があると見込んだことにほかならない。
ただ、過去の打ち上げで自社のロケットを使って
いないということだろうか。「スペースX社」の
ファルコンロケットを使用したこともあり、今月7日に
打ち上げを成功した大量輸送可能な「ファルコンヘビー」
も候補になっているのかもしれない。

▼ボクらが若いころ教えられた645年の「大化の改新」。
その前段として中大兄皇子(のちの天智天皇)と
中臣鎌足(のちの藤原鎌足)が出会ったとされる
奈良県明日香村の「槻の木の広場」がある飛鳥寺
西方遺跡で遠方からの使節をもてなしたとされる
建物跡が見つかり明日香村教育委員会が明らか
にした。「乙巳の変(いっしのへん)」といわれる
政変で、今では天智天皇の改新ではなく、孝徳天皇
の改革とする人も多くいる。建物跡が見つかったのは
4例目で今回のものは東西に2・4メートルの間隔で
並んだ柱穴が2列で東西に細長い建物が建っていた
とみられる。中大兄皇子が蹴鞠をしていて脱げた
沓(くつ)を中臣鎌足が拾いあげたことをきっかけに
2人が親交を深め、蘇我入鹿暗殺が計画された。
その出会いの広場近くの建物は日本書紀によると
東国の蝦夷や南九州の隼人がもてなされたと書か
れている。日本書紀の完成は720年で政治は藤原氏
が主導していた。特に鎌足の次男とされる不比等が
藤原氏の絶対権力を確立したあとの時代で、
日本書紀(古事記も)の内容にも大きく関与したこと
は想像に難くない。もちろん、ウソばかりというわけ
ではなく、藤原氏に不利な事柄は極力控えられた
のだろう。実際にタイムマシンがあって645年を
確かめることができたらどんなに素晴らしいこと
だろう。

▼のちなみに「槻の木の広場」の「槻」とは今でいう
「欅(けやき)」とこと。人気アイドルグループ
「欅坂46」でも全国区となっているので聞いたこと
がないという人は少ないと思う。ケヤキはニレ科の
落葉樹で大木になると40メートルにも達する。
日本全国広く育っており、中でも山形県東根市の
東根小学校の校庭にある「東根の大けやき」は
樹齢1000年とも1500年ともいわれており、
「日本3大けやき」(群馬県原町の大けやきと
山梨県の三恵の大けやき)に数えられ、
国の特別天然記念物に指定されている。
今回建物跡が見つかった広場には天智天皇側
の軍勢が集まったとされている。

2/19(月)キャプテンの一言

2018/02/19 月曜日 - 21:40:55 by captain

▼羽生結弦選手が見事な演技で「金メダル」を獲得、
66年ぶりのオリンピック連覇を達成した。
宇野昌磨選手の「銀メダル」も最初のジャンプ
転倒にも関わず称賛に値すると思う。
きのう、東急競馬場で行われた今年初のGⅠ
「フェブラリーS」(ダート1600メートル)は4番人気
のノンコノユメが前走の根岸Sを再現した見事な
末脚でGⅠ初勝利をもぎ取った。
1番人気のゴールドドリームは早め先頭に立ち、
インカンテーション(3着)を粘り脚を封じたが
ノンコノユメにクビ差屈指、連覇を逃した。「金」の
連想ゲームは外したが、(ゴールド)ドリームと
(ノンコノ)ユメがワンツーとなり”ゆめ馬券”は成立
した。2番人気に支持されたテイエムジンソクは
前半4F45・8秒のハイペースを3番手追走して
末脚を失くし12着に大敗した。危惧していたこと
が現実になった感じで、やはり初めての東京コース
、マイルへの順応ができていなかったということ
だろう。管理する加藤征弘調教師は2002年開業
以来、初めてJRAのGⅠを制した。また内田博幸
騎手はノンコノユメと前走の根岸Sが初コンビで、
これで2戦2勝となり抜群の相性の良さを発揮した。
これからのこのコンビに注目したい。

▼先週金曜日、「いいおとな」の番組中に船外活動
を始めたISS=国際宇宙ステーション=に滞在中
の日本人宇宙飛行士、金井宣茂さん。
午後9時10分ごろ、アメリカのマーク・ヴァンデハイ
飛行士とともに宇宙遊泳、ロボットアームの部品交換
などを順調に行った。当初の予定では翌日17日
午前3時半ごろまでの6時間半だったが、作業が
スムーズに進んだため、およそ6時間で任務完了
となった。地上から指示を出したのはすでに3回も
船外活動の経験がある星出彰彦さんで、NASA
=アメリカ航空宇宙局=のジョンソン宇宙センター
から交信した。船外活動は近い将来、計画が実行
される月面基地あるいは月軌道基地や火星基地
建設のために重要な役割を果たすことになる。
部品をバラバラに運ばなければならない宇宙では
基地建設に1人でも多くの船外活動経験者が必要
で、ISS運用期限の2024年までに1人でも多くの
日本人飛行士が誕生することを期待する。

▼WHO=世界保健機関=が先週明らかにした
ところによると西アフリカのナイジェリアでラッサ熱
が流行している。13日時点でおよそ450人に感染
が疑われ、すでに43人が死亡している。致死率は
10%近くになっている。また近隣のベナン、リベリア、
シエラレオネでも感染が確認されているという。
ラッサ熱はアフリカのサハラ砂漠以南の西アフリカ
のシエラレオネやナイジェリアを主な発症国として
おり、4大ウイルス性出血熱の一つで、この中には
恐怖のエボラ出血熱やマーブルブルグ熱、
クリミア・コンゴ熱がある。エボラ出血熱の宿主は
完全に判明していないがコウモリが有力視されて
いる。ラッサ熱はマストミスという野ネズミの仲間が
宿主で、院内感染や家族感染の人から人へも多く
みられる。西アフリカ一帯はエボラ出血熱でも
知られており、衛生面が大きな課題となっている。
エボラ出血熱の名前の由来は最初に確認された
村を流れていたエボラ川だが、ラッサ熱は世界で
最初に患者が確認された「ラッサ村」に由来する。
日本ではシエラレオネから帰国した1人(1987年)
が確認されているだけだが、日本にはラッサ熱など
「レベル4」に対応する施設が現在1つしかないこと
を忘れてはならない。出血熱なので極めて危険な
ウイルスと認識すべきだろう。ただエボラ出血熱と
違い抗ウイルス薬「リバビリン」の早期服用で効果
があるとされている。
ラッサウイルスの仲間は南アメリカにも存在するという。

2/16(金)キャプテンの一言

2018/02/16 金曜日 - 22:00:07 by captain

▼アフリカのサハラ砂漠以南に生息するマタベレアリには
ナイチンゲールの集団がいるという。これはAFP時事が
15日配信したもので、仲間のアリが負傷すると回復する
まで看護するという研究論文が14日明らかにされた。ドイツ
のビュルツブルグ大学・バイオセンターの研究チームがイギリス
の科学専門誌に発表したもので論文では「衛生兵」と表現
されている。実は傷ついた仲間を助ける行動は去年、同
研究チームが明らかにしており、この時は負傷した仲間を
巣に連れ帰る行動を明らかにしていた。これが単純に連れ
帰るのではなく、専門のアリ「衛生兵」が存在し、傷の治療、
看護を行っている。元々集団行動で生活するアリは分業が
進んでいることは分かっていたが、ここまで発達した環境を
構築しているとは驚きである。ではなぜ仲間がケガをするの
かというとシロアリの巣を襲うからで、仲間には優しくても
それ以外には非常に攻撃的なのはほかのアリと変わりはない。

▼アリはハチの仲間だから当然攻撃的と納得してしまうが、
中には自分で農場を経営するアリもいる。中南米から北米に
かけて生息するハキリアリは名前の通り植物の葉を切り取り
巣に運ぶ。これは食料ではなく、「アリタケ」というキノコを育て
るための床のようなもの。育ってアリタケを食べて生きている。
人類以外で食料うを育てて食べるのは恐らく「ハキリアリ」だけ
だろう。ハキリアリにも兵隊アリや葉を運ぶ働きアリなど細分
化されている。一方、怖いのは去年、日本で大騒ぎになった
ヒアリより「グンタイアリ」だろう。ヨーロッパとオーストラリアを
除く地球上に多くの種が生息しているグンタイアリだが、巣を
作らず、ひたすら集団で行進し遮るものは相手構わず攻撃する。
もちろん人でも大型動物でも襲い掛かる。多くの種が視力が
ないと思われ、密集することによって仲間を確認しているの
かもしれない。ちなみにシロアリはアリの仲間ではなく、ゴキブリ
の仲間ということになる。だからアリが襲っても問題にはならない。

▼今週は2018年初のGⅠ「フェブラリーS」(18日、ダート1600
メートル)が東急競馬場で行われ、いよいよJRAが活気づく。
まあ、これをファン心理というのだろうけど、GⅠと聞くだけで
ワクワクするから不思議なもの。競馬を初めて40年を超える
というのに、こうゆう感覚になるのは同じレースであっても毎年
メンバーが変わっていくことでいわゆる新鮮味が失われないから
だろう。メンバーが変わるといっても全馬そっくり入れ替わるわけ
ではない。今年も去年の1着馬(ゴールドドリーム)、2着馬(ベスト
ウォーリア)が出てくる。ほかにも5、6、7、8、11、13着の馬が
大挙出走する。新顔では7戦連続連対中で暮れのチャンピオンズ
CでGⅠ初挑戦ながら勝ったも同然の2着だったテイエムジンソク
や、そのジンソクをレコード決着で破り、韓国のGⅠもぶっこ抜いた
ロンドンタウン、ピチピチの4歳馬サンライズノヴァなど多士済々な
メンバー。ここは実績に逆らわず東京コースで実績(4戦3勝、2着
1回)のある7枠14番ゴールドドリームからでいいのではないか。
平昌オリンピック開催中ということもあり、名前から金メダルが頭
の中で光っている。去年のダートGⅠとともに勝ち、最優秀賞ダート
馬の称号も“手”にしているので負けられないところ。前走神騎乗と
絶賛されたムーア騎手が再び手綱を取ることも心強い。相手一番
手は本来なら5枠10番のテイエムジンソクなのだが東京コース
及び1600メートルが初めてということで割り引きたい。それなら
コース実績ある6枠12番ノンコノユメ、8枠16番サンライズノヴァにしたい。

2/14(水)キャプテンの一言

2018/02/14 水曜日 - 22:20:37 by captain

▼トランプ大統領が月面基地建設に動き出した。
12日、発表された2019年度(アメリカは10月から
が新年度)のNASA=アメリカ航空宇宙局の予算案
に計上されたのは199億ドル(日本円でおよそ2兆
1600億円)で今年度に比べて3億7000万ドルの
増額となった。2025年までに人類(すべてアメリカ人
だが)を再び月に送り込む計画、さすがアメリカ、
スケールが大きい。ただ、来年にも実施するとして
いた月や火星をめざす新型ロケットや宇宙船の無人
での打ち上げについては再来年に延期された。
残念ではあるが、これについては今月6日に
打ち上げられた民間宇宙企業「スペースX社」の
ファルコンヘビーが成功しているので、これを利用、
あるいは改良して使うという方法もある。宇宙船に
ついても「レッド・ドラゴン」を基礎として考えれば
いいのではないか。建前上は火星をめざす巨大
ロケット「SLS」と宇宙船「オリオン」があるのだが、
試験飛行は来年から2020年に延期されている。
となると、トランプ大統領が火星への有人飛行を
実現するには、もう1期大統領を努めなければ
ならないことになりそう。

▼もう一つ、打ち出されたのがISS=国際宇宙
ステーション=への資金停止。低軌道での宇宙
開発は民間に委ねるとして2015年度からの
予算が無くなる。そのISSには現在、日本人
宇宙飛行士、金井宣茂さんが長期滞在している。
きのう(13日)は日本やアジアの中高生が集まった
つくば市にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構=
の筑波宇宙センターとの間でコミュニケーションを
取った。金井さんは日本の実験棟「きぼう」で中高生
や若手研究者から提案された実験を行った。
無重力下でブーメランがどう飛ぶかという実験では
地上でのように戻ってこなかった。抵抗がない
無重力状態の元ではある意味当然と思うのだが、
金井さんは「先生や友達と理由を議論してみて」と
呼びかけた。一方、コピー用紙を渦巻き状に切って
作った「紙バネ」がどう動くのかという実験では、
先端の重りを付けて手を離すと地上と同じように
伸び縮みする動きがあり、実験を提案した中学生
は「バネ自体が回転するという予想外の動きも
確認できて、とても興奮している」と目を輝かせた。
このほか針金コマなど合わせて8つの実験が
行われたという。宇宙への関心を持ってもらうには
直接、宇宙にいる飛行士(金井さん)と話ができた
という体験が少年たちの未来を決めるかもしれない。

▼金井さんは先月29日にロボットアームの部品
交換など船外活動を行う予定だったが不具合が
見つかったため今月15日に延期されていた。
JAXAによると16日夜に1日延期された。
この作業のため金井さんは午後9時10分から
翌日の午前3時40分ごろまで、およそ6時間半
も本当の宇宙に滞在するという。延期された原因
についてJAXAは今月11日に打ち上げられる
予定だったロシアの無人輸送船「プログレスMS
―08」(カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から)
が2日遅れの13日に打ち上げられたことによる
ものではないかと指摘している。日本時間の
午後8時前にドッキングする予定になっているので、
ドッキングして間もなく金井さんが宇宙遊泳する
ことになる。金井さんは自身のブログでISSでの
快適な生活を公開している。風呂もシャワーも
付いていない中でどうしているのかというと、
石鹸成分を含んだ「乾燥タオル」のようなものに
お湯に濡らして体をふいていくという。シャンプーも
同様な仕組みになっていて、スッキリ爽やかになる
ということ。緊張もあるだろうが、日本人4人目と
なる船外活動を爽やかな気分で楽しんでもらいたい。

2/12(月)キャプテンの一言

2018/02/12 月曜日 - 22:39:59 by captain

▼10日の土曜日、京都競馬場へ行く予定だったので、
行きたかった宇治橋のたもとにある「橋姫神社」に朝早く
から傘を持って参詣した。小さいとは思っていたが、
想像以上に狭く小さかった。橋姫は宇治橋が架けられた
とされる大化2年(646年)にその守り神として今の地
より上流に創建された神社で、橋姫とともに水の神と
される瀬織津姫を祭神としている。橋姫は紫式部の
「源氏物語」(宇治十帖)にも登場する。宇治橋の西詰め
には紫式部の胸像が橋姫神社の法を向いて佇んでいる。
当日はあいにくの小雨模様だったが宇治橋の途中に傘
(ビニール傘)をさして立つと宇治川のかなり激しい流れ
を直接感じてなかなか風情があった。これも歴史に
取りこまれたせいかもしれない。橋姫とともに祀られて
いる瀬織津姫は記紀(古事記と日本書紀)に登場しない
神様だが、同一神と思われる神はいるので、一人の
神様が幾通りにも呼ばれていた大国主命と同じで存在
をあやふやにされたのかもしれない。天照大神の荒魂
としているところもあるという。それでも水に関わる神様
であることは間違いないだろう。

▼また饒速日命(ニギハヤヒノミコト)との関連も指摘
されている。ということは天神地祇のいわゆる国つ神
の可能性も高くなる。素戔嗚尊(スサノオノミコト)と
同族かもしれない。だから天照大神の荒魂に擬されて
しまったのではないか。饒速日命は天照国照彦火
明櫛玉饒速日命(あまてるくにてるひこほあかり
くしたまにぎはやひのみこと)ともいい、実は天照大神
という女神は、この男神を隠すために作られたのでは
ないかとも考えられている節もあるらしい。神武東征
で大阪湾から上陸した時、神武天皇に味方して
激しく抵抗した長髄彦(ナガスネヒコ)を殺したのが
饒速日命といわれているが真実は定かではない。
ただし近畿を神武天皇より先に平定していたのは
間違いなく饒速日命であることは記紀がしっかりと
認めている。それだけ天照大神直系以外の神の
本当の姿を探し出すことは難しい

▼宇治川を挟んだところに「宇治上神社」がある。
元々は宇治神社だったものが上と下に分かれ、
「宇治上神社」の拝殿と本殿は国宝に指定されて
いる。創建については由緒書を見ても不詳とされて
いる。しかし平安時代には後冷泉天皇が行幸
(治暦3年=1067年)した記録があるし、
一間社流造といわれる古い本殿からかなり古いもの
だろう。祭神は応神天皇(中)菟道雅郎子
(ウジノワカイラツコ、左)、仁徳天皇(右)の三神。
父が応神天皇で長兄が仁徳天皇、末弟が
菟道雅郎子という関係になる。応神天皇は
菟道雅郎子を溺愛して皇位を譲ろうとしたが、
天皇の死後、菟道雅郎子は兄を立てて皇位を
譲り合い、3年の空位を経て自殺してしまった。
ここに三神を揃って祀ることで安らかを求めたと
思われる。3人の絆を示すものかどうかは個人
の感覚だが、ここには宇治茶が隆盛を極めた
室町時代から「宇治七名水」というものが生まれ、
宇治上神社の「桐原水(きりはらすい)」もその一つ
に数えられた。現在、ほかの六水はすべて失われて
しまい、残っているのは唯一「桐原水」だけになって
いる。ボクも参拝のための手水として清めさせて
もらった。お茶には使われず古い時代から手水と
して清めの水になっているという。雨に煙る宇治には
時代を超えて何かが住んでいるように思えた。
もちろん宇治抹茶を使ったお菓子も格別な味がした。

2/9(金)キャプテンの一言

2018/02/09 金曜日 - 22:00:14 by captain

▼ついにわれわれの太陽系がある銀河系以外の
惑星を発見した。これはアメリカのオクラホマ大学
の研究チームがNASA=アメリカ航空宇宙局=
のチャンドラX線観測衛星から得た情報を重力
マイクロレンズ法と呼ばれる技術を使った証拠を
発見したもの。この惑星はおよそ38億光年かなた
にある銀河の中にあり、研究チームによると、およそ
2000個の惑星が存在するとしている。ただし、地球
に住むわれわれの感覚とは少し違い恒星の太陽を
周回しているのではなく、宇宙空間を浮遊している
という。こうした惑星は銀河系でも確認されており、
恒星の惑星系成立の過程によって生まれることが
指摘されている。太陽系でいうと木星と土星という
巨大ガス惑星が2つあるとその惑星系は安定する
が3つあると惑星の軌道が複雑になり、場合によって
惑星系から飛び出してしまう惑星がでてしまうらしい。
そういう恒星が多くあったとしても珍しいことではない
ようだ。ただ浮遊していると気候などが安定しないし、
他の惑星や恒星に接近することだって避けられない
かもしれない。そんな星では生命誕生は難しいと
思われる。研究チームは銀河系以外にある惑星の
数を「1兆個」と推定しているがボクはもっと多いと
確信している。

▼大阪市の地下鉄(4月から民営化される)今里駅周辺、
地下14メートル付近で1966年発見され、ミンククジラの
化石と発表されていたものがカツオクジラのものだったと
大阪市立自然史博物館がこのほど新たに分析した結果
として発表した。化石は縄文時代のものということだが、
カツオクジラの化石が見つかったのが世界初ということ。
ただしカツオクジラは珍しい種ではなく、今でも日本近海
や世界の海に生息している。カツオクジラとミンククジラ
(コイワシクジラとも)はともにヒゲクジラでナガスクジラ属
となっており、いわばクジラの中でも近い仲間ということに
なるが、他にもニタリクジラやイワシクジラなども近い種と
いうことになる。科学的には分類されているものの、イワシ
クジラやイワシクジラは「カツオクジラ」と呼ばれるものも
あったといわれる。それは「カツオクジラの名前の由来から
きているかもしれない。四国・土佐沖などではカツオが他
の大型肉食魚(カジキなど)から身を守るためにクジラに
寄り添って泳いだといわれている。つまり本来のカツオ
クジラとは別に似ている前記クジラも「カツオクジラ」と
呼ばれたものと思われる。

▼クジラはご存知のように地球最大の哺乳類で30メートル
にもなるシロナガスクジラから4メートルにもならないイルカ
まで合わせておよそ80種が世界に生息している。およそ
5300万年前に水陸両域に分布していた哺乳類「パキケトゥス」
がクジラの先祖といわれている。陸上動物のカバに近くウシ
からカバとクジラにわかれたともいわれている。4脚で地上を
歩いていたが前記パキケトゥスから海へ進出して後肢はすで
に体内にしかない。そして小さい魚類を主な食料とする
ハクジラとオキアミなどを濾して食べるヒゲクジラに分かれて
行った。そんな中でハクジラのうちマッコウクジラは深海で
ダイオウイカを襲って食べるという特殊なクジラといえるだろう。
もちろんシャチもクジラで、イルカも含めてクジラである。
ちなみにマッコウクジラの脳の大きさは8000立方センチで、
成人男子の1450立方センチに比べて格段に大きく地球上
で最大といわれている。

2/7(水)キャプテンの一言

2018/02/07 水曜日 - 22:11:01 by captain

▼アメリカの民間宇宙企業「スペースX社」の全長
およそ70メートルの巨大ロケット「ファルコンヘビー」
が6日午後=日本時間7日午前、フロリダ州ケネディ
宇宙センターから打ち上げられた。地球と火星の間
の起動に投入され、打ち上げは成功した。宇宙に
飛び立ったのは衛星ではなく「スペースX社」の
イーロン・マスクCEO=最高経営責任者のテスラ社
の電気自動車スポーツカー「テスラ・ロードスター」
と宇宙服を着たマネキンだった。
「ファルコンヘビー」は本来、火星や月に人類を
運ぶ目的で開発されており、そのため火星軌道
へでもおよそ13トンの重量を運ぶことができる。
ところがマスクCEOは6日の会見で人類を運ぶ
ことより深宇宙への機材輸送に目的変更したこと
を明らかにした。スペースX社では人類を火星に
運ぶための「レッド・ドラゴン」という宇宙船を
開発している。そうなると2024年に人類を
火星に届けるというミッションには新たなロケット
を開発するのだろうか。
それとも「ファルコンヘビー」を商業的に売り込み、
その資金を新開発に充てるのだろうか。

▼「ファルコンヘビー」はこのクラスのロケット
ならおよそ380億円かかるところをおよそ
100億円で済ますことができる。日本が安定性
を誇る全長53メートルのH2Aロケットは月まで
の軌道に投入することになると、およそ2・5トン
しか搭載できない。そして打ち上げ費用は
およそ100億円だから、コストパフォーマンス
は「ファルコンヘビー」が断然いい。
そこでJAXA=宇宙航空研究開発機構=では
小型衛星打ち上げ専用に近い全長9・5メートル
の「SS520」(2月3日5号機打ち上げ成功)や
全長26メートルの「イプシロン」など多様な
取り揃えをして国際競争に勝とうとしている。
特に「SS520」の打ち上げ費用はわずか
5億円という格安となっている。ただ、こちら
でもアメリカのベンチャー企業「ロケット・ラボ」
がすでに商業ベースでの打ち上げに成功して
いる。とにかく宇宙開発は加速化しており、
近い将来、地球上空は衛星だらけになって
しまうだろう。

▼キツツキの樹木を「つつく行動」は脳に損傷
を与えているという面白いニュースが飛び込んで
きた。ロイター通信が6日配信したもので、
アメリカ、ボストン大学の研究チームが「プロス・
ワン」に発表した。記事によると、現在200種
から300種いるとされるキツツキの仲間セジロ
コゲラ(北海道のクマゲラのようにキツツキの
仲間にはゲラが付くものが多い)と木をつつく
ことをしないハゴロモガラス(ムクドリモドキ科)
の脳繊維を調べた結果、人で脳損傷に関連性
が「タウ・タンパク質」という物質がセジロコゲラ
にはみられ、ハゴロモガラスにはみられなかった
ということ。ちなみにハゴロモガラスはカラスの
仲間ではなくスズメ目の鳥で南北アメリカに広く
生息している。この調査の結果、キツツキの脳
には損傷が付くのではということ。なのだが、
「つつく」行為はキツツキの本能のようなもので、
現在でも繁栄している種だということを考えれば、
脳が傷つく行為を何万年も繰り返しているなら、
とっくに絶滅しているのではないかという疑問。
今回の研究成果も「タウ・タンパク質」が人には
悪影響を与えているがキツツキではどうなのか
というところまでは判明していないとしている。
素人ではあるが、「つつく」行為が脳にダメージ
を与えるならキツツキはすでに絶滅していると
しか思えない。

2/5(月)キャプテンの一言

2018/02/05 月曜日 - 22:25:31 by captain

▼以前から言われていることだが、地球温暖化に
よって北極海の海氷が減り続けている。
1月30日にナショナルジオグラフィック日本版が
配信した記事によると、それによると、1980年代
に平均750万平方キロ広がっていた海氷は現在
3分の1以上が減少してしまっているという。
北極といえばホッキョクグマが王者として君臨
しているが、ホッキョクグマの狩りは氷の上。
しかも氷が最も多い冬には冬眠していて活動
していない。冬眠から目覚めて子連れの母親
(冬眠中に出産する)は、エサを求めて海を
めざすわけだが、その海に氷がないと海岸に
打ち上げられたクジラ類やアザラシなどを探さ
なければならない。また、冬眠明けはオスも腹を
すかしているうえに、繁殖相手を求めることから、
コグマが狙われるケースが多い。この時期の
コグマはオスグマに殺されるか餓死することが
多い。冬眠明けを乗り切ることができれば、
生きる確率は随分と高くなる。
現在、ホッキョクグマは世界におよそ2万6000頭
が生息しているとみられている。オスの平均体重
は400~600キロ、メスは200~350キロと
いわれているが、海氷が減少しだしてからオスで
45キロ、メスで30キロも減少したという。これは
2010年より少し前のデータだから現在はさらに
痩せ細っているだろう。
そうでなくてもホッキョクグマは冬眠の間に
体重が半分近く減ってしまうといわれている。

▼ホッキョクグマはおよそ15万2000年前に
共通の祖先から分離してヒグマと分かれたと
みられている。つまり、これまでその長い期間
生き抜いてきたということになる。これが今世紀末
までに絶滅するとみられている。これが本当に
自然そのものの流れであるならやむを得ない
ことで、人類による温暖化によってもたらされた
ものだとしたら残酷というしかない。
ホッキョクグマは北半球の高緯度にしか生息して
いない。これと全く逆がペンギンで南半球にしか
生息していない。例外としてガラパゴスペンギン
が時として赤道をちょっとだけ北に越えることが
あるにはあるが。クマ自体が北半球の生き物
かもしれない。ホッキョクグマを守るということに
特化するなら南極圏の隔絶した島に移動すること
で生き延びる可能性は十分ある。
ただ、ホッキョクグマは以外と泳ぎが上手なので
最終的にはペンギンの生息地まで活動を広げて
しまい、この地域に住んでいるペンギンを絶滅の
危機に晒すことになってしまうかもしれない。
これでは移住させるわけには行かない。
やはり、地球温暖化をストップさせる方法を
求めるしかないかもしれない。

▼それならいっそ宇宙に生活空間を作って
しまえばという発想はないのだろうか。例えば
木星の第2衛星「エウロパ」は海があるとされて
いる。氷と海の衛星なら工夫次第で繁殖まで
含めて可能性を追求してもらいたい。もちろん、
人類だって技術一つで住環境を整えることは
可能だろう。最初はJAXA=宇宙航空研究開発
機構=が3日打ち上げに成功した超小型ロケット
「SS520」5号機のような費用が安価なロケット
で豊かな海の元になる海藻や甲殻類などを運び、
環境を見ながら大型の生き物を送り込み、
最後に人類が到達すれば、新しい第2の地球
ができるのではないか。ちなみに日本が世界に
誇る安全なH2Aロケットの打ち上げ費用およそ
100億円、そして小型のイプシロンロケットで
半分くらい。それに比べて今回の超小型ロケット
「SS520」はなんと5億円で打ち上げることが
できる。ホッキョクグマを地球内で移住させる
ことは生態系の観点から難しいが新天地の
衛星なら許してもらえるのではないか。

2/2(金)キャプテンの一言

2018/02/02 金曜日 - 22:00:51 by captain

▼南フランス、アンティーブにあるテーマパーク「マリンランド」
に凄いシャチが誕生した。誕生といっても生まれたわけではなく、
言葉を話すシャチの「ウィキー」が誕生したという話。これは
31日、AFP時事などが伝えたもの。それによると「ウィキー」
はハッキリと「ハロー」と飼育員のエイミーさんの「ハロー」に
応えたという。「ハロー」のほか「ワンツースリー」や「バイバイ」
さらに「エイミー」を発声できる。学習方法として、まず「方言」を
発する「ウィキー」が聞いた事がない違うグループのシャチの
鳴き声を聞かせた後「ハロー」などの言葉を覚えさせたところ、
早い段階で学習したという。シャチは元々、賢い動物といわれ
ている。クジラの中の歯クジラの仲間でイルカも近い関係にある。
イルカはマイルカやハンドウイルカというようにいろいろな名前
がつけられているが、シャチは目の白い部分の形(アイパッチ)
でAタイプからDタイプに分類されている。オスの平均体長は
5メートル80センチから6メートル70センチ、最大級は10メートル
にもなる。メスはオスよりやや小さい。Aタイプはアイパッチの
大きさが中間で流氷の少ない沖合で暮らしており、我々が映像
でよく目にするのがこのタイプ。BタイプはアイパッチがAタイプ
の2倍ほどもあり、体長はやや小型だがクジラやアザラシ、
ペンギンなどを襲い捕食する獰猛なハンター。Cタイプはタラ
などの魚類を捕食し、Dタイプは丸みを帯びた体で魚類を
食べているとみられている。

▼シャチは世界中に生息しているが、おおむね冷たい海を
好み、血縁関係の少数の群れで行動する。群れによっては
海岸べり(陸)にいるオタリアを襲いことも確認されているが、
これは群れの特性のようで、群れに引き継がれた特別の狩り
のように思われる。獲物を求めて1日100キロ以上も泳ぐとされ、
人を獲物として襲うことはないとされている。ただしシャチには
遊び心があり、獲物のアザラシなどを宙に放り投げ(口で投げ
る)て遊ぶ行動がみられることから、人を遊び相手と認識して
じぁれあったというところが本当ではないか。そうでないとかみ
殺されて不思議はない。シャチは英名は「殺し屋クジラ」(キラー・
ホエール)、学名は「冥界よりの魔物」(オーチヌスオルカ)と
呼ばれている。そういえば今回のシャチの発声は「エイミー」
は人の声のようだったが「ハロー」はアニメの登場する悪魔
のような声だったとしている。シャチに名前をつけた人物は
「声」まで予測して付けたのだろうか。

▼ものまね上手といえばオーストラリアに住む「コトドリ」だろう。
テレビでもよく紹介されているし、ネットでもものまねといえば
「コトドリ」が第1にあがるのではないか。とにかく「うますぎ」
といっていいし、難しいものでもヘッチャラだ。全長1メートル
もあるが、尾羽が飾り羽のなっていて、これが60センチもある
から体自体は40センチほどしかない。1回聞くだけでチェーン
ソーやカメラのシャッター音、あるいはアニメに出てくるレーザー
ビームまでそっくりにまねる。ただし、これができるのはオスだけ。
どうもメスはものまね上手を繁殖相手に選ぶようでいくら羽が
立派でもものまねが下手くそだともてないらしい。そうである
ならオスは聞くもの聞くものすべて練習しなければならない。
映像を見る限りは1回聞いただけで見事なまでにまねをして
いた。生き物の能力はまだまだ知らないことがあるのかもしれない。