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3/24(金)キャプテンの一言

2017/03/24 金曜日 - 22:10:48 by captain

▼2004年3月に打ち上げられたESA=ヨーロッパ宇宙機関
=の無人彗星探査機「ロゼッタ」が2015年に撮影した67P
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で70メートルにわたってがけ
崩れが起きていたことが分かった。これは22日AFP時事が
伝えたもので研究チームが21日発表したもの。67Pチュリュモフ
・ゲラシメンコ彗星から156・58キロ離れた地点から撮影された
写真も公開された。このがけ崩れで発生した岩石はおよそ2000
トンで、そのうちの1%が噴流となって宇宙へ放出された。残る
99%は「アスワン」と呼ばれる断崖の下方へ堆積したという。
がけ崩れの後は彗星誕生時の氷面がむき出しとなって、67P
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星のほかの表面に比べて6倍も
明るくなった。以前にも噴流は確認されており、がけ崩れが
原因ではないかという仮説が立てられていたが、今回のように
観察されたのは初めてで、噴流とがけ崩れとの関連性が解明された。

▼ESAの無人彗星探査機「ロゼッタ」去年2016年9月に任務を
終えているが、もっとも話題になったのは打ち上げから7年後の
2011年6月に太陽からあまりにも離れすぎて太陽電池が十分
機能せず「冬眠状態」になったと報道されたときだろう。2年半後
の2014年1月に冬眠モードから復帰して同年5月に接近して
撮影を開始した。8月には周回軌道に入り11月に着陸機
「フィラエ」を投下、着陸に成功した。その後1年かけて太陽を
周回する67Pチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の活動状況を観測
した。2015年8月に太陽に最接近したが、その1カ月前、7月
にがけ崩れが起こったものとみられる。

▼世界気象機関は21日、ことし2017年も観測史上最も
暑かった去年に引き続き熱波や大雨など異常気象が多発
する恐れがあると発表した。もちろん、原因は温室効果ガス
の濃度の上昇、海水面上昇による地球温暖化によることは
いうまでもない。これを的確に表しているのは南極で、
国立極地研究所がきのう(23日)発表した南極海を覆う氷
の面積が1日時点で1978年から人工衛星で観測を初めて
以来最低だった。日本では3月1日はまだ冬だが、南極は夏、
年間を通してもっとも海氷面積は小さくなる。2000年から
2009年の10年間平均の最小面積は303万平方キロ
だったが、ことしの3月1日には215万平方キロまで
縮小してしまった。地球温暖化の異常気象の特徴は天候が
極端になることだろう。ことしは北米の大部分で穏やかな
冬となったのに対してアラビア半島や北アフリカで厳しい冬
になった。日本では雪が多かった冬になったが、4月以降は
暖かい春になるらしい。これは気象庁がきょう発表した3カ月
予報で明らかになったもの。特に4、5月の西日本の太平
洋側は日差しが多く温かいという絶好の行楽日和という
ことなので大いにアウトドアを楽しんでもらいたい。

▼天気がいいと競馬も楽しいし検討しやすい。しかし3月最終
の日曜日は雨模様。中京競馬場で行われる4週連続GⅠの
第1弾「高松宮記念」は近くに桶狭間があるというわけでは
ないが、戦国モードになっている。例年なら牡馬から狙うの
が本筋だが、ビッグアーサーやダンスディレクターが不在
なら2年前の桜花賞馬2枠3番のレッツゴードンキで十分
勝負になるだろう。前走の勝利(GⅢ京都牝馬S)が復活の
狼煙だと信じたい。相手1番手も牝馬の7枠13番ソルヴェイグ、
牡馬のレッドファルクスとシュウジを抑える。今週は土曜日
深夜にドバイでもビッグレースが目白押しで目が離せない。

3/22(水)キャプテンの一言

2017/03/22 水曜日 - 22:05:40 by captain

▼普段は3,4頭で行動することが多いとされている
ザトウクジラが200頭もの集団でいる様子が南アフリカ
の沖で確認された。これはナショナルジオグラフィック
日本版がきょう(22日)伝えたもの。それによると、
ケープタウンのケープペニンシュラ大学の海洋学者
ケン・フィンドリー氏らの研究チームが長年南半球の
全域でザトウクジラの行動を観察して分かったものだ
という。一般的にクジラはエサが多い極地で栄養を蓄え、
赤道付近で出産・子育てを行う。ザトウクジラも世界中の
海に生息しており、出産・子育ては赤道付近で行われる
のだが、南ア沖に集まっている集団は住み着いているの
ではないかとみられている。それは、この海域が1年を
通してエサに不自由しない場所だと推測している。200頭
ものクジラを賄えるほど豊かな海なら、移動する必要がない
ということは、ザトウクジラが良好なエサ場を新たに発見した
のか、地球温暖化の影響が要因なのかは分からない。

▼ザトウクジラはかつて絶滅に瀕したが、国際捕鯨委員会
による商業捕鯨禁止により今はレッドリストで低危険種に
なっている。レッドリストといえば、環境省がきのう(21日)
海の生き物の絶滅危険度を示す「海洋生物レッドリスト」を
初めて作り56種を指定した。ただし国際的に管理されている
マグロや水産庁が管轄するブリなどの食用種は対象から
除外された。また今後、絶滅危惧種になる可能性のあるもの
を準絶滅危惧種として162種を指定した。レッドリストに指定
された中に「シロワニ」がいる。全世界の温かい海に生息する
ネズミザメ目オオワニザメ科に属し全長3メートルを超えるもの
もいる。ワニの名前だがサメの仲間で神話「因幡の白兎」でも
有名な『あのワニ=サメ』である。子宮内でほかの子を食べて
しまう共食いが顕著な特徴といえる。人は襲わないおとなしい
性格といわれているが共食いするくらいだから説得力は乏しい。

▼今週はいよいよ競馬シーズン本番を迎える。中京競馬場で
行われる春の電撃王決定戦GⅠ「高松宮記念」がゲートイン
する。ことしは確たる中心馬不在のまさに乱戦の様相ですべて
の出走馬にチャンスがあるといっても間違いではない。水曜時点
ではデータを中心に探ってみたい。過去10年をみるとまず目に
つくのが優勝馬は5歳が6勝で断然となっており、2着も4回あり
軸としては文句ない内容。ほかの世代は4歳1勝、6歳0勝(ただし
2着は5回ある)、7歳以上2勝ということになり、5歳中心を裏付け
ている。そして前走がことしに入っていることとGⅢであること。
着順は1着が理想で、6着以下は大きな割引となる。そして関西
馬と関東馬では連帯率こそあまり差はないが、関西7、6・7・94
に対して関東1、3、2、40(前から1着、2着、3着、4着以下)と
なっている。また牡馬(せん馬含む)と牝馬を比べてみると明らか
に前者が有利で牝馬は苦戦を強いられている。

▼参考までにと競馬週刊誌のデータコーナーを覗いてみると
G誌は本命レッドファルクス、対抗レッツゴードンキ、B誌は本命
レッツゴードンキ、対抗レッドファルクスと同じ2頭を指名している。
レッドファルクスは6歳牡馬、レッツゴードンキは5歳牝馬とどちら
かを選ぶとなるとなかなか微妙な感じ。鞍上はレッドがデムーロ
騎手、レッツが岩田騎手。デムーロ騎手の活躍はご存知の通り
で19日に「日曜日3時半の男」の記録は6週で途切れたとはいえ
現在リーディングジョッキーのトップを走っている。一方の岩田
騎手は去年の不振がウソのようにことしは絶好調だった頃を
訪仏させるような活躍ぶり。前走のGⅢ京都牝馬Sでレッツに
1年10カ月ぶりの勝利に導いた。両馬にそう差があるとも思え
ないし、ほかの馬に比べてデータ上の減点が少ないのでどちら
かを軸馬にすべきだと現段階では思っている。

3/20(月)キャプテンの一言

2017/03/20 月曜日 - 21:46:46 by captain

▼サトノダイヤモンド圧勝! きのう(19日)の
阪神大賞典(3000メートル)は1・1倍と断然の
1番人気となった去年の有馬記念、菊花賞を
制したサトノダイヤモンドが後方3番手から、
先に抜け出したシュバルグラン(4・9倍の2番
人気)を難なく捉え3分02秒6と少頭数(10頭)
ながら好タイムで勝利した。大相撲春場所
(大阪場所)での新横綱・稀勢の里も連日強さを
見せつけているが、サトノダイヤモンドもまさに
横綱相撲。次走の天皇賞・春(4月30日、京都)
では有馬記念で大接戦を演じたサブちゃんこと
北島三郎さんの持ち馬キタサンブラックと対戦
する。キタサンブラックは4月2日の第1回GⅠ
「大阪杯」でことしの初戦を迎える。ルメール騎手
は「サトノダイヤモンドはことしも強いです」と
話したうえで「結構楽に勝てたので天皇賞が
楽しみです」と余裕を見せた。ちなみに3連単
9-3-4で740円となり、JRAの平地重賞の
最低配当を更新した。

▼一方、中山競馬場できのう行われた皐月賞
トライアルGⅡ「スプリングS」は5番人気のウイン
ブライトが後方から最速タイの上がりで快勝した。
1番人気の2歳チャンピオンサトノアレスは勝った
ウインブライトよりさらに後方からの競馬となり最速
タイの末脚を駆使したものの4着に敗れた。これで
一応メンバーがほぼ固まったが、確たる本命馬が
いないのが事実。もっとも強いと思われる年末の
ポープフルS(GⅠ級、皐月賞の同じ中山2000
メートル)の勝ち馬レオデオロがぶっつけ本番に
なるのが残念。年明けに1回使っていれば、間違い
なく本命になったのに。順調度からいえば弥生賞を
勝ったカデナだが、まれにみるスローペースだった
ので、参考レースというには問題点あるが勝ったと
いう実績は事実。

▼JRAはきょうもレースがあり、3日連続の開催と
なった。中山のメイン3歳牝馬のGⅢ「フラワーカップ」
(1800メートル)は1番人気のファンディーナが強烈
なインパクトを与えた。2着のシーズララバイになんと
5馬身の差をつける圧勝劇。1頭だけ次元の違う走り
で無傷の3連勝としてクラシックへ名乗りを上げた。
3戦とも1800メートルを使っていることと、桜花賞
まで中2週ということを考えれば狙いはオークスと
いうことになるだろうが、桜花賞に出てくれば女王
ソウルスターリングの強敵になるかもしれない。
きょうは児島ボートでことし初のSG競走「ボートレース
クラシック」の優勝戦が行われエース機(47号機)
を引いた埼玉の桐生順平選手が1号艇、枠なりの
インから逃げ切り3500万円をゲットした。2着には
トップスタートを決めた5号艇の三重・井口佳典選手
が入った。競馬でのマイナス分のうちのわずか
ながらだが取り返すことができた。

▼昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」の展開は
思いもよらなかった。井伊直親が今川側に疑われた
という事実はあるようだが、まさか徳川家康の偽物
を作るとは。これは森下佳子氏が家康に影武者が
いたといういろいろな歴史ものから発想したのかも
しれない。以前にも書いた通り、この時代の井伊家
のことはほとんど分かっていない。もちろん直虎の
ついても同様だから想像力のある人はどんな展開
でも描くことができる。結末さえ合わせれば特に
問題は生じない。どうもこのだラマ、井伊家の人
たちは主役の直虎(柴咲コウさん)と南渓和尚
(小林薫さん)以外は誰もいなくなってしまうようだ。
ということは新たな登場人物が必要になるという
こと。武田信玄なのか、織田信長なのか、もっと
無名な人物なのか『驚き』に期待したい。

3/17(金)キャプテンの一言

2017/03/17 金曜日 - 22:12:51 by captain

▼きのうの打ち上げが延期されていた政府の偵察衛星
「レーダー衛星5号機」を搭載したH2Aロケット33号機が
きょう、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ
た。政府の情報収集(偵察)衛星は1998年8月の北朝鮮
のミサイル発射をきっかけに安全保障の観点から必要と
の判断から導入が決められた。2003年3月28日には
「光学衛星1号機」と「レーダー衛星1号機」が打ち上げられた。
常時それぞれ3機合わせて6機(それぞれ1機は予備機
としての役割)で運用されており、事実上地上をすべて
監視することができることになっている。近赤外線観測機能
のついた超望遠デジタルカメラを搭載した昼間用の「光学
衛星」と合成開口レーダー衛星による夜間および曇天用の
「レーダー衛星」を併用することで24時間監視することが
可能になっている。性能としては安全保障のため「特定秘密」
に指定されているが、地上の50センチほどのものが確認
できるといわれている。これら偵察衛星にこれまで投じられた
費用はおよそ1兆2000億円に上るらしい。

▼去年の2月にNASA=アメリカ航空宇宙局=が募集した
宇宙飛行士に1万8300人の応募があったと発表したが、
今度はロシアの国営宇宙企業ロスコスモスが次世代有人
宇宙船に搭乗する宇宙飛行士の募集を始めた。AFP時事
が15日伝えたもので女性の応募も歓迎するとしている。
同社は「月に飛ぶ初めてのロシア人になる」としているところ
からロシア国内限定のようだが、2023年の有人試験飛行を
めざしている。次世代有人宇宙船は「フェデラーツィヤ(連邦)」
という名前で4人乗りで、実際に月旅行に飛び立つのは2031
年までに実現させたい意向で、募集人員は6人から8人としている。
ロシアではISS=国際宇宙ステーション=への宇宙飛行士の
運搬に唯一ソユーズ宇宙船を運用している。また、無人輸送船
の運用も行っているが、それ以外では目立つ活動を行っていなかった。
ここにきて中国やインドなどが積極的な宇宙進出を仕掛けて
いることが刺激になったのか、今回の宇宙飛行士募集をきっかけ
に宇宙大国ロシアの復活をめざしているのかもしれない。

▼さあ、来週は本格的なGⅠシーズン(26日、中京競馬場、高松宮
記念)が幕開けとなるが、その前に3歳馬も古馬も重要な前哨戦が
今週行われる。古馬は天皇賞・春のステップレースとなる3000メートル
の長距離戦GⅡ「阪神大賞典」(19日)で、ここは去年の菊花賞、有馬
記念を制したサトノダイヤモンド(8枠9番)で堅いレースだろう。相手も
3枠3番のシュヴァルグランでほぼ堅そう。3着探しになるが、これは手
の広げられないので一ひねりが必要だろう。2点で狙いたい。中山では
皐月賞トライアルGⅡ「フジテレビ賞スプリングS」(19日、1800メートル)
には2歳王者サトノアレス(7枠9番)が登場する。ただダイヤモンドと
違い断然といえないように思える。人気次第ということになるが、7枠8番
のアウトライアーズや6週連続で日曜日のメインレースを制している
デムーロ騎手騎乗の8枠11番のトリコロールブルーを狙うのが面白い
のではないか。このレースの3着までに皐月賞への優先出走権が与え
られるので、人気薄の馬も一発を狙ってくるので、ノーマークの馬にも
注意が必要となる。逃げることを条件に1枠1番のダノンケンリュウに
注目したい。ダートの未勝利を勝ち上がったばかりでが、父ディープ
インパクトで芝がダメなはずはない。

3/15(水)キャプテンの一言

2017/03/15 水曜日 - 21:41:50 by captain

▼火星でジャガイモができる、という話は去年2月に
公開されたマット・デイモン主演のアメリカ映画
「オデッセイ」のことかと思っていたら、現実にも進められて
いるという。AFP時事が月曜日(13日)に配信したところに
よると南米ペルーの南部、極度の乾燥地帯で行われた
疑似火星でのジャガイモ栽培実験は初期の目標を達成した。
この実験はNASA=アメリカ航空宇宙局=とCIP=国際
ポテトセンター=が2月14日から今月5日まで行われたもので、
生育に成果があったとしたもの。ただ、わずかな期間だから
発芽を確認して生育を予想しただけで、われわれが食べる
芋までは成長していないだろう。それでも今後5年間はこの
実験を継続して行い、火星での自活に備えるということだ。

▼ジャガイモは日本でも野菜の代表格といっていいだろう。
我が家(といっても一人)ではジャガイモのお世話になること
は少ないが、一般家庭ではタマネギとともに野菜の定番では
ないだろうか。映画「オデッセイ」ではデイモン演じるマーク・
ワトニーが火星に一人取り残されることになり、ジャガイモを
栽培することになるが、彼が植物学者という設定のため地球
から土壌を持ち込んでいた。ジャガイモはナス科の多年草で
南米ペルー(南部チチカカ湖周辺)が原産とされ、15世紀から
16世紀ごろヨーロッパに持ち込まれたといわれている。4500
種もあるとされており〝原産国ペルー〟での前記実験では
火星の環境を考え100品種が選ばれたという。

▼サツマイモは根が膨らんで芋となるのに対してジャガイモは
茎が膨らんで、でんぷんを貯蓄して芋になる。植物の栄養素
といえば窒素、リン酸、カリ(ウム)と口ずさんで覚えたが、
それだけでは成長しない。根から水(大気と合わせて酸素、
水素、炭素)とともに3要素のほか、カルシウムやマグネシウム、
イオウなどが必要になる。また光合成には太陽光と二酸化炭素
も必要だ。いくら似ている環境といってもペルーの乾燥地帯と
火星はまるで違うもの。火星では植物の育つ環境を作ることが
求められる。それでも希望があるということは未来につながっていく。

▼未来といえば今週のJRAは3歳牡馬(牝馬の出走も可能)
クラシックの第1弾「皐月賞」(4月16日)の最終トライアルGⅡ
「フジテレビ賞スプリングS」(19日)が中山競馬場であり最優秀
2歳牡馬のサトノアレスがことし初戦を迎える。美浦の藤沢厩舎
はすでに牝馬のソウルスターリングがチューリップ賞を制して
4戦全勝で本番に臨む。弥生賞よりメンバーが小粒の印象で
サトノアレスも続けという勢いだが、ここで立ちはだかるのが
現在6週連続メインレース勝利でマスコミから日曜日の〝3時半
の男〟という異名がついているデムーロ騎手が手綱を取る
トリコロールブルーの取捨が的中のカギを握っているのではないか。
有力馬のもう1頭モンドキャンノはここ1800メートルを使ったあと
皐月賞に向かわずNHKマイルへ矛先を向ける。父キンシャサノキセキ、
母の父サクラバクシンオーを考えれば当然だと思うし、今回でも微妙
な距離といえるので最初からマイル路線が妥当と思われる。

▼古馬戦線でも去年の有馬記念、菊花賞の勝ち馬サトノダイヤ
モンドが今週の日曜日のGⅡ「阪神大賞典」(3000メートル)で
始動する。こちらは少頭数になり馬券的には妙味がなさそうだが、
秋に凱旋門賞挑戦を決めているサトノダイヤモンドの走りは
見逃すことができない。

3/13(月)キャプテンの一言

2017/03/13 月曜日 - 22:21:25 by captain

▼去年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック
が行われた南米ブラジル、華やかなスポーツの
祭典の裏でジカ熱が蔓延して頭が小さく生まれる
水頭症の赤ちゃんが世界を驚愕させた。それから
1年、今ブラジルでは同じくネッタイシマカによる
「黄熱」(黄熱病と同じ)が猛威を振るっている。
AFP時事が12日伝えたところによると、ことしに
入って(ブラジルは日本と反対で夏)黄熱による
死者が112人に達しており、リオデジャネイロ州は
11日、全州民にワクチンを接種すると発表した。
ただし1200万本必要なワクチン量のうち、発注
済みなのは300万本でまったく間に合っていない
のが現状のようだ。ブラジル保健省によると、
352人の感染が確認され、疑いのある人が915人
もおり深刻な事態に陥っている。リオデジャネイロ
州ではまだ発症例はなく、南東部ミナスジェライス
州が中心だが、すぐ南のサンパウロでは感染者が
出るなど拡大傾向にある。状況は記録が残る
1980年以降、最悪になる見通し。

▼黄熱はネッタイシマカに刺されることによって
黄熱ウイルスが人体に入ることによって引き起こ
され病気で潜伏期間(3日から6日)を経て発熱、
寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が現れる。
主に中南米と中央アフリカでの発生で人から人
への感染は確認されていない。また、去年の7月
から、ワクチンはそれまで10年間(接種10日
以降)が有効期間とされてきたものが「生涯有効」
となった。つまり以前ワクチン接種した人も一生
OKとなった。当該地域へ旅行する人は1回のこと
なので是非接種をお勧めする。

▼松平元康の正室瀬名が脚光を浴びている。
昨夜の「NHK大河 おんな城主直虎」では歴史上
も小説でも悪女扱いにされてきた瀬名(菜々緒さん
演じる)が元康の今川への裏切りで危機に瀕して
いる。史実では次郎法師が今川館まで命乞いに
いったということはないが、ドラマの主人公で血縁
関係である瀬名を助けに行くというストーリーは
捨てがたいものだろう。寿桂尼との面会では土壇場
で鵜殿長照の戦死の報が届く。そうでないと話は
進まないのだが、鵜殿長照を登場されたことに意味
があった。この後も当面、瀬名と子どもの竹千代、
亀姫は生きていく。そのために元康がとった作戦
が鵜殿長照の子ども2人との人質交換ということ
になる。鵜殿長照は現在の蒲郡市にあった上ノ郷
(かみのごう)城を居城にした武将で母は今川義元
の妹、つまり寿桂尼の孫に当たる。義元亡きあとの
今川家にとっては当主氏真の出来が悪かったので
(蹴鞠の実力は本物とされるが)重要人物だった。
これを今川が放っておくわけにはいかないから昨夜
のような展開になった。

▼ところで視聴率が関東地区で12・9%となり最低
を記録してしまった(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
しかし、これは仕方ないことだと思う。昨夜はWBC
=ワールド・ベースボール・クラシックの2次ラウンド
の侍ジャパンの初戦、オランダ戦が行われた。しかも
WBC発のタイブレークにもつれ込み、試合終了が
23時54分という、これぞ死闘という内容。関東地区
の視聴率25・2%(関西24・9%)、終了間際には
35・1%を記録した。これでは仕方ないで済むこと
で、低調だと気にすることは全くないと思う。虎松
(のちの直政)が生まれ、物語の本当の意味での
主役が登場したことだし、これからが「おんな城主
直虎」の始まりだろう。

3/10(金)キャプテンの一言

2017/03/10 金曜日 - 22:19:13 by captain

▼南半球に生息するペンギンだが、唯一北半球に顔を出す
ことで知られているガラパゴスペンギンが巣立ち後も親の
スネがかじり続けていることが明らかになった。これは
ナショナルジオグラフィック日本版が9日伝えたもの。それ
によると、アメリカのワシントン大学の生物学者P・ディー・
ボースマ氏率いる研究チームが長年に渡り観察した成果
だとしている。ガラパゴスペンギンは孵化したのち60日ほど
で巣立ちするということだが、その後も親が海での食事から
帰るのを波際まで行って待っているという。鳥類はもちろん
野生動物のほとんどが大人扱いの時期から自分(集団の
一員も含めて)でエサを取るし、多くの種で親と別かれて
(別れさせられる)独立していく。ガラパゴスペンギンはまるで
人間社会と同じように、子どもの甘えを許してしまう。ただし、
これは我が子に限ったことでよその子には冷たく、暴力的に
追い払うことがほとんど。

▼南アメリカの北の西にあるエクアドル領のガラパゴス諸島
は大陸の西およそ900キロの赤道上、太平洋に浮かび
チャールズ・ダーウィンの進化論で有名な島々。思い出すのは
先月9日に放送された「NHKスペシャル プラネットアース」の
ウミイグアナの映像。砂浜で孵化するウミイグアナの赤ちゃん
が岩の上にいる大人の場所に歩き出すと「待ってました」と
ばかりに追いかけてくるヘビの群れ。岩の上にたどり着く
赤ちゃんは少ない。多くは毒を持たないが得意技の締め付け
で次々とウミイグアナの赤ちゃんを捕食してしまう自然とはいえ、
惨酷でもある光景はなかなか頭から離れない。

▼ガラパゴス諸島は名前がついている島が大小123もある。
北端のダーウィン島からヘノベサ島までの5つの島にはヘビ
は生息していないらしい。全長は40センチから125センチと
ムラがあり、全体が茶色で覆われている。毒がないことは
分かっているが、体重や生息数は不明だが映像を見る限り
岩場に隠れ住み、ウミイグアナの赤ちゃんが動き出すのと
同時に反応しているように見えたことから動きで熱を感知して
いるのかもしれない。同類のトカゲなどが主食のようだが、
ウミイグアナの孵化に時期は赤ちゃんが御馳走になるらしい。
ちなみにガラパゴス諸島に住んでいる鳥ノスリに横取りされる
ことも起きている。自然界は人間の世界より苛烈という事だろう。

▼今週は桜花賞の出走権をかけて2つのレースが行われる。
あす11日には中山競馬場で2着までに優先出走権がある
アネモネ賞(1600メートル)があるが、1勝馬が多いレースで
難解なので様子見が正解のようだ。12日の日曜日には3着
までに優先出走権が与えられるGⅡ「フィリーズレビュー」が
阪神競馬場で行われる。距離が1400メートルということもあり、
本番の桜花賞には直結していないが過去10年の勝ち馬の中には
メイショウマンボやクイーンズリングなどが名を連ねていて決して
レベルが低いというわけではない。今回は7枠15番のレーヌミノル
が距離を味方に1番人気になりそうだが、隣8枠16番の
カラクレナイに妙味がありそう。ただし5週連続メインレースを
制しているデムーロ騎手なので配当は安いかもしれない。
それならデビュー3連勝を飾った3枠6番の
ジューヌエコールがおいしいかも。

3/8(水)キャプテンの一言

2017/03/08 水曜日 - 22:22:57 by captain

▼アメリカの民間宇宙企業「スペースX」にライバル出現。
これはきょうの日本経済新聞に夕刊が伝えたもので、
同じくアメリカの宇宙ベンチャー企業の「ブルーオリジン」
が7日、フランスの衛星大手ユーテルサット・コミュニケーションズ
と衛星打ち上げに関する契約を結んだと発表した。それによると、
開発中の実験用ロケット「ニューシェパード」で地上100キロ
までの打ち上げて無重力を体験したあと、地上に帰還する
もの。今年中にも有人飛行をめざすとしているが、やや急ぎ
過ぎの感がある。しかも無重力体験を宇宙旅行とする風潮
には賛成しかねる。間違いとはいわないまでも宇宙というには
寂しすぎる気がすることを感じる人も多いのではないか。
「スペースX」は早ければ来年にも月旅行を計画しており、
一般人2人がすでに確定していると伝えている。1週間で月を
周回して帰ってくるミッションで、月に再び人類が降り立つと
いうものではないが、すぐ頭上に見える月だが地球から
およそ38万キロも離れている。先月(今月6日の4発は上空
180キロろみられている)、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは
上空500キロまで打ち上げられたといわれている。ISS=
国際宇宙ステーション=が400キロだから、地上100キロ
程度では無重力であっても宇宙旅行とは言い難い。

▼一方、海洋進出と同時に宇宙進出も加速的な中国は
今年11月に月の岩石などを採取するための「嫦娥5号」
を打ち上げる計画になっている。来年には月面裏側に
軟着陸させる「嫦娥4号」も打ち上げることがほぼ決まっている。
中国の月での目標は月面基地建設だということは世界に
知れ渡っている。また宇宙ステーションについても「天宮」
シリーズで中国単独で建設することですでに動き出している。
月にどれくらいの資源が隠れているかは分かっていない。
しかし、宇宙への玄関であることは間違いない。日本を
含めて民間に任せるだけでなく、NASA=アメリカ航空
宇宙局=のように、しっかりとした宇宙戦略を立ててもらいたい。

▼月の資源の関しては、地球と組成構造がほぼ同じである
ことから地球以上のものが大量にあるとは思えないし、また
特別な物質が多く存在するとも考えにくい。このほぼ同じ
組成のせいで今、月誕生の謎が深まってしまった。以前は
「ジャイアント・インパクト」説が圧倒的に優位だったのだが、
違う説が登場して話題を呼んでいる。以前にも書いたことが
あるがもう一度紹介したい。これはイスラエルのワイツマン
研究所の研究チームが提唱したもので、46億年前から1億
年くらいのうちに小天体が地球に衝突して、その破片が土星
の輪のように地球の周りのできた。そして同じような衝突が
20回繰り返されると、地球の回りの物質(おおむね地球と
同じ組成を岩石など)が一塊となり月が誕生したというもの。
これだって確率的にいえば高確率とはいえないが、それでも
「ジャイアント・インパクト」よりは高い確率だという。まだまだ
謎がいっぱいある月だが、人類が基地を作り調査をしていけば
はっきりするのではないか。それぞれの計画が順調に進めば、
近い将来に結果が出るだろう。その時が1日でも早いことを祈りたい。

3/6(月)キャプテンの一言

2017/03/06 月曜日 - 22:10:47 by captain

▼戦国時代最大のイベントというべき「桶狭間の合戦」
が昨夜NHK大河「おんな城主 直虎」で行われた。
普通に歴史好きはもちろん、歴女といわれる人たち
にもあまりにも有名な戦い。下剋上という表現は適切
ではないが、巨大勢力・今川を当時弱小の織田信長
が快勝した歴史的一戦、その効果があったのか昨夜
の第9話の視聴率は14・0%(関東地区、ビデオ
リサーチ調べ)だった。第8話13・4%、第7話12・9%
=最低、低調だったが、3話ぶりに14%を回復した。
しかし「桶狭間の合戦」のクライマックスは1秒すら
なく、今川義元も織田信長も登場しなかった。
井伊家の、あるいは井伊直虎の物語とはいえ、
あまりにも拍子抜けといえよう。次郎法師が主役
であるということは百も承知しているが父親・直盛
の討ち死にというビッグイベントにもかかわらず、
サラッと流れてしまった。

▼討ち死にと表現したが昨夜は自ら切腹したこと
として描かれていた。どちらが正しいかどうかは
両方資料(リアルな時代ではなく江戸時代のもの)
があるので、確かなことはいえないが、この戦い
で「狙うは今川義元の首一つ」と信長が下知を
飛ばしていたこと、信長の性格とその後の歴史
を見ると、この命令に逆らう者はいなかった
(大半が)と推測される。義元本陣の前方に
いたとみられる井伊勢は討ち死にしたとする方
がしっくりする。討った首を持ち帰ることを禁止
しているのだから、直盛の首(あるいは遺体)
を井伊谷に持ち帰ることができたのではないか。
あるいは深手を負ったために昨夜のようになった
ともいえるが、討死という方が分かりやすい。

▼もう一つ、奥山朝利が小野政次(鶴丸)に殺された。
奥山朝利が小野政次を襲い、返り討ちにあった。
そして手負いの政次は次郎法師の所に駆け込んだ。
この事件のあとも重要な役割を担うことになる政次
と奥山朝利の間にこんな争いがあったのかどうか。
奥山家は井伊家と血縁関係にある。そのため朝利
の娘が直親に嫁いでいる。しのがのちの直政になる
男子を生んでいる。小野家は小野妹子を祖とすると
伝えられているが定かではない。ただし直平が重用
したと伝えられている。NHKでは、かなり今川に
反抗的でいかにも反今川の急先鋒のような内容
になっているが事実は見せかけだけかもしれない
が親今川だったかもしれない。また、奥山朝利は
1560年の桶狭間の合戦以前に亡くなっていたとの
記述もあり、なかなかつかみどころが難しい作品
になっている。

▼4日土曜日の桜花賞トライアル「チューリップ賞」
(阪神、芝、1600メートル)のソウルスターリングは
本当に強かった。レースっぷりも先行勢の直後5番手
に付ける安定感に加え、直線も鞍上・ルメール騎手
の指示に応える反応、ラスト3F33秒8(2着の
ミスパンテールが最速33秒7)、勝ち時計1分33秒2
、2着馬に2馬身差とどれを取っても完璧といえる。
この馬が本番の「桜花賞」(4月9日)で無敗の女王
となることの確率は非常に高いと思われる。
一方、2番人気のリスグラシューは2着馬に差されて
3着に終わった。スタートも決め不利なく進めたにも
かかわらず完敗だった。

▼一方、きのうの皐月賞トライアル「弥生賞」(中山、
芝、2000メートル)は前半の1000メートルが
1分03秒2という超スローペースとなった。結果、
逃げたマイスタイルがあわやの逃げ切りという展開
となった。それでも1番人気のカデナが最速タイの
上がり3F34秒6の脚を使いゴール寸前で差し
切った。きさらぎ賞(2月5日)で落馬負傷した福永
祐一騎手は復帰を重賞で飾った。本番に関しては
好勝負するだろうが、スローペース過ぎてあまり
参考にしたくない。今回出走しなかったサトノアレス、
レイデオロやブレスジャーニーなど牡馬はまだまだ
勢力図が定まっていないと思う。

3/3(金)キャプテンの一言

2017/03/03 金曜日 - 22:00:43 by captain

▼すでに始祖鳥より先に飛ぶことができた鳥として候補に
挙がっていた「アンキオルニス」の1億6000万年前の化石
が中国で確認され、すでに飛ぶ機能があったとこが明らか
になった。これは1日ロイター通信などが配信したもの。
「アンキオルニス」は2009年、中国でジュラ紀(およそ1億
9960万年前から1億4550万年前)後期の地層から発見
された羽毛恐竜の仲間で、発見当初からドイツで見つかった
「始祖鳥」とどちらが古いのか話題になり、名前とは裏腹に
「アンキオルニス」の方が「始祖鳥」より古く鳥のもっとも古い
祖先といわれるようになった。そして2010年には全体を覆う
色彩も確認され、発表によると身体は暗いグレー、顔には
赤褐色の斑点があり、翼の一部が白というもの。翼は現代
のハトと似たイメージを持った。ただ全体でいうとニワトリの
方が近いかもしれない。

▼先月28日にオンライン科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」
に掲載された内容によると、アンキオルニスは驚くほど鳥に近い
特徴を持った羽毛恐竜で、研究者は「原鳥類の基礎的な種の
一つと呼ぶに相応しい」と話している。今回、使われた技法は
レーザー励起蛍光法といわれるもので、今度何億年もの圧力
にさらされてきたほかの化石にも応用が期待されている。鳥が
恐竜から進化したことは今や常識だが、恐竜の中でもラプトル
の仲間から分かれたものと推測されている。ジュラ紀は恐竜の
天国ともいえる時代だが、恐竜の中で一番人気のT―レックス
ことティラノサウルスの登場は次の白亜紀まで待たねばならない。
しかし、ティラノサウルスも羽毛恐竜だということが分かった。
これは羽毛恐竜の中で巨大化したティラノサウルスなどと、
小型軽量化して鳥類へと進化したことを示していると思われる。

▼月曜日にも触れたようにJRAでは今週末から3歳クラシック
のトライアルが始まる。まずあすの土曜日、阪神競馬場で桜花
賞トライアル「チューリップ賞」(芝、1600メートル)には去年暮れ
に行われたGⅠ「阪神ジュベナイルフィリーズ」の1、2着馬が
登場する。勝ち馬で3戦3勝の無敗馬ソウルスターリングは
7枠10番に入った。一方、2着だったリスグラシューは3枠3番
に入った。前回はソウルスターリングが1枠2番、リスグラシュー
が8枠18番だったから逆になった。一見リスグラシューが逆転
できそうだが、この馬4走のうち2回出遅れたいる。ゲートへ
先入れの奇数枠というのも有利といえるかどうか。それに比べて
好位からレースができるソウルスターリングにとって12頭立ての
10番枠は問題にならないだろう。しかも藤沢和雄調教師が追い
切りを終え自信あふれる表情だったことから、ここも1着で突破
して無敗で本番(4月9日)を向けえるだろう。相手もリスグラシュー
でいいと思う。3着にどの馬がくるか、なるべく人気薄を期待する。

▼一方、日曜日の皐月賞トライアル「弥生賞」(中山、芝、2000
メートル)は難解なレース。こちらは軸馬を決めにくいのでBOXで
購入したい。BOXの時は考えが雑になる傾向がある。選んだ内の
3頭が3着以内に来てくれればいいからそうなってしまう。やや雑に
選んだ5頭は9番ダイワキャグニー、7番コマノインパルス、11番
カデナ、5番サトノマックスそして10番マイスタイルにしたい。
どちらのレースも本番と同じ馬場、距離で行われるので注目したい。