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大阪都構想 どこへ行く

2019/02/11 月曜日 - 18:17:05 by ニュースキャプテン
◆大阪維新の会結成以来、悲願の「大阪都構想」。住民投票時期について、公明党と維新が昨年末から激しく対立していたが、松井一郎知事(大阪維新の会代表)は8日、「夏の参院選と同日実施はもう無理だ。自分の権限のある間に実現を目指す」と語った。知事の任期満了(11月26日)を期限として、目標にしてきた参院選との同日実施を断念した。
公明党府本部代表の佐藤茂樹衆院議員も、住民投票実施を「知事の任期中」と公明側が主張する合意書について「効力は生きている」。松井知事と吉村洋文市長は辞職し、4月の府議・市議選とのダブル選も辞さない強硬姿勢を見せていたが回避される見通しとなった?
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◆水面下で落とし処を探る”極秘会談”が続いていた。公明幹部は、法定協が空転していることを受け、維新に一定配慮を要請。維新が3月中の協定書(制度設計)完成をずらせば、知事・市長の任期中の住民投票を受け入れる姿勢を示したという。
「採決せいよ」「ええかげんにせい」 恥ずべき怒号が飛び交い、議論にも入れなかった法定協はようやく再開された。
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◆住民投票実施には、府・市議両議会で協定書を可決しなければならない。両議会で維新は第1党だが、過半数に届いていない。
協力を得ざるをえない公明と維新の間で交わされた、2017年4月の「任期中に住民投票」合意文書は密約とも言われた。一転した状況に、他会派からはまた密約かとの声も漏れてきている。
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◆一方で、まだまだ”落ち着かぬ発言”も…松井氏は府・市両議会選が行われる4月の統一地方選よりも前に、法定協で都構想の協定書をまとめることが、実施時期を話し合う大前提になるとも強調。「協定書がまとまらないのに、住民投票の時期だけ約束しても、机上の空論」…改めて公明に協定書の可決に応じるよう求めた。維新の会は9日の党大会でも「(都構想は)政治改革の原点」と位置付け、改憲議論も主導する2019年活動方針を採択した。
ダブル選リミットは3月中旬。まだ知事・市長辞職、入れ替え立候補の可能性はゼロとは言えない。
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◆約4年前の2015年5月17日に行われた「大阪都構想」を問う住民投票。投票率67%の高い関心の中、賛成694844票(49.6%)・反対705585票(50.4%)のわずか1万票余りの差で否決された。当時の橋下徹市長は引退した。
あの時とは大阪市民の”空気感”が違い、大阪都構想への熱は下がっていると言える。
維新にとっての最重要目標ではあるが、連敗は許されない。さらに現状の票読みもにらみ、”立ち止まり”戦略は懸命である。機はいずれ熟してくるはずだ。
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◆今回の”騒動”で痛感したのはメリット・デメリットを含む政治家側の説明不足、説明責任を果たせという事…今のままでは市民の理解は得られない。一方で我々も勉強不足を反省し、自らの”行き先”を注視すべき時だ。市民こそが問われているのかもしれない。
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急がば説明 大阪の未来
<2019.2.11    S>

母娘心中 救えなかったのか

2019/02/04 月曜日 - 18:17:49 by ニュースキャプテン

仙台市内の住宅で昨年11月、小学2年生の長女と母親が無理心中したとみられる事件があり、この長女の父親が1月19日に記者会見し、2人が死亡したのは長女が通っていた学校でのいじめが原因だと訴えた。

長女は1年生からいじめを受けていたといい、父親は「学校側は”お互いさま”で済ませたかったらしい」「学校にも仙台市教育委員会にもさじを投げられた」と沈痛な思いを語った。
第三者委員会による速やかな調査を求める要望書を、郡和子市長と佐々木洋教育長に提出した。
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◆いじめは犯罪だ。
両親は、校長や市教委に何十回も相談したという。再三の悲痛な相談に校長は「マニュアルに沿って対応したい」「今から動きます」と、先延ばしの繰り返しだったという。
いじめた相手の親との話し合い前に、まとめた資料を渡すということまで行われていた。
母親は担任に相談したが、担任は子ども同士の話し合いを勧め、当該の子どもから「いじめていない」という答えを聞いていたという。
被害者も加害者も小学校低学年の”幼児”で難しい問題も含むが、教職員はもっと踏み込まなければいけない。まず何より被害を訴えた子どもに寄り添うべきだ。加害者が軽い気持ちであっても「いじめはダメだ」と説き、厳しく対処するのが使命ではないのか!信じられない校長、担任だ。
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◆ようやく8月末に母親同士の話し合いが設けられたが、相手の母親は「今さら謝れとでもいうのか」と話にならなかったという。
母親は心療内科に通うようになり、長女も心身とも調子を悪化させていった。
学校、教育委員会などに相談し尽くして、何も進まない状況に結局”泣き寝入り”しかないのかと家族は絶望し追い詰められて行ったという。そして11月末に母娘は亡くなった。
小学2年生の長女は「いじめられてなにもいいことないよ。しにたいよ、しにたいよ」と平仮名でメモを残していた。
なぜ救えなかったのか!学校に本当の意味での”相談室”…子どもたちや保護者の叫び、そして教職員の声を聞く場所はなかったのだろうか。
◆会見した父親「たくさんの夢を語っていた娘と、娘を一番愛していた妻がどれだけつらい思いをしていたか考えると無念でなりません」。
この事なかれ主義の学校、教育委員会に教育を行う資格はない。加害者側が心から反省する日が来ることも望む。
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◆闘っても追い込まれ、自殺するほど辛かったら「そんな学校なんて行かなくてもいいんだ。未来はあるんだから」と、周囲の誰か声を出せなかったのか…残念でならない。
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いじめ許すな!命救え
<2019.2.4 S>

甲子園応援の”お礼” ダメ?

2019/01/28 月曜日 - 18:17:55 by ニュースキャプテン
3月23日に甲子園球場で開幕するセンバツ高校野球の出場校32校(一般枠28・21世紀枠3・明治神宮大会枠1)が1月25日決定した。
◆昨秋の四国大会4強だったが、センバツ出場がならなかった強豪高知商(春夏合わせ37回の甲子園出場)にちょっと気になる出来事があった。
高知商野球部員が、同校ダンス同好会主催の有料発表会にユニホーム姿で出演したことを受け、日本高野連の竹中雅彦事務局長は「日本学生野球憲章の商業的利用に抵触する」とし、野球部長に対して有期の謹慎処分を課す方針を審議委員会で決定した(1月16日)。センバツへ選考への影響はないと言明。
ダンス同好会は昨年12月17日に高知県立県民文化ホールで、入場料500円の発表会を開催。会には昨夏甲子園大会応援のお返しとして、引退した3年生部員だけがユニホーム姿でゲスト出演した。チアガールとして応援してくれたお返しに部員がユニホーム姿で、甲子園での試合の一場面を再現するパフォーマンスなどを披露した。何がダメなの? 青春の友情物語じゃないか?
竹中事務局長は「ユニホーム姿は好ましくないが、問題は有料であったことだけ。商業的利用で憲章違反になってくる。野球部長がダンス同好会の顧問を兼ねていて、野球部長が責任を負うべき問題」と説明した。部に対しての責は問わず「試合に出られないとかは一切ない」と話した。
高知商は「認識不足で軽率な行動だった。深く反省している」。
◆日本学生野球憲章は1950年に制定。制約された1932年(昭和7年)の通称「野球統制令」を基にしている。ようやく2010年、60年以上を経て初めて全面改正された。
プロと学生の試合解禁やプロによる技術指導など、根絶されていたプロ・アマ関係の改善の一歩を踏み出した。なぜこれほど時間がかかったのか不思議だ。
◆炎天の甲子園で必死に応援してくれたチアガールへのお礼。うっかりであれ、有料発表会が野球憲章に抵触すると知らなかった野球部長はお粗末。しかし、うっかりだったのか認識していたのか、詳しい言も待たなければならない。
一方であまりにも”杓子定規”的ではないか?甲子園大会の入場料と何が違うのか?
有料とは言えわずか500円。純粋な応援お礼としての野球部員の公演、しかも昨夏に引退した3年生だけ約10人。500円の入場料は県民文化ホールの使用料や舞台諸経費に充てるものだった。これが商業的利用、営利目的関与に当てはまるのだろうか。
◆学生野球憲章によって、日本の野球界が発展した点や一定の制約が必要なことは否定しない。しかし、意を唱える声は全くなかったのか? 残念でもある…ケースに合った柔軟対応の道はなかったのか。時代に追いつかないルール、時代を見つめて変わるべきだ。
情と規則 教育とは
<2019.1.28 S>

東京五輪 大丈夫か!

2019/01/21 月曜日 - 18:17:41 by ニュースキャプテン
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◆あと1年半に迫った2020年東京五輪招致を巡り、贈賄の疑いでフランス当局の捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が記者会見を開いた。問題となっているコンサルタント業務委託には「違法性はない」と改めて潔白を主張した(1月15日)。
報道陣は約70社140人で外国人記者も多く、五輪が舞台となった疑惑に海外メディアの関心の高さをうかがわせた。報道陣の「質問を受けて下さい」の声を”無視”し、30分の予定をわずか7分間で打ち切り会見場を後にした。質疑応答も一切ない異例の会見となった。
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◆発端は、日本にとって悲願だった2020年東京五輪開催が決定した2013年に遡る。
当時の招致委員会(竹田理事長・JOC会長)がブラックタイディングス社(シンガポール)へコンサルタント料2億3000万円を支払った。東京五輪招致活動の一環として、国際陸上競技連盟(IAAF)前会長で国際オリンピック委員会(IOC)元委員ラミン・ディアク氏の息子、パパマッサタ・ディアク氏と関係が深いブラックタイディングス社。7月と10月に2回に分けて送金されたという。
招致決定が9月であることなどからこのコンサルタント料の一部が、アフリカ票などに絡みディアク親子への贈賄につかわれていたのではないかという疑惑だ。
ラミン・ディアク氏は、すでにリオ五輪招致をめぐる収賄などの疑いでフランス当局に起訴されている。
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◆最初に報じられたのは、3年近く前の2016年5月の英紙だった。そして昨年12月、フランス当局が捜査に着手し竹田会長はすでに事情を聴かれている。
フランスでは民間同士でも贈収賄が成り立つ。日仏の法の違いもあり海外から批判を受けた日産前会長ゴーン被告の長期勾留…フランスの報復かという声もあるが、当局の”捜査”が進んだと見るのが妥当ではないか⁈ 今後長期間の”捜査”の兆しも。いずれにせよ、イメージダウンを世界に発信してしまったことは間違いない。
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◆竹田会長は2009年の2016年東京五輪招致惨敗のときもJOC会長であり、長期にわたり同じ地位にいる。 潔白を主張するだけでなく、早くコンサルタント料の具体的資料を明らかにするべきだ。後手に回れば日本、ひいては近代五輪に激震となる。来年7月24日(東京五輪開会式)へまい進しなければならない。
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◆五輪は国際都市としてアピールできる場、さらに経済効果、放映権など莫大な金が動く。またコンサルタント会社などに頼らざるを得ないほど招致立候補国は動向が規制され、複雑で水面下でしかできないロビー活動。もっと明快にシンプルにならないものか。”商業五輪”と言われて久しいが、招致活動のたびに疑惑が持ち上がる。
IOCもJOCも襟をただし、いま一度立ち止まる時だ。
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クーベルタンが泣いている
<2019.1.21 S>

“霊長類最強女子” お疲れさま

2019/01/14 月曜日 - 18:17:59 by ニュースキャプテン
レスリング女子、選手兼日本代表コーチの吉田沙保里さん(36)が引退会見を行った(1月10日)。
◆”霊長類最強女子”と言われ、五輪4連覇はならなかったが世界大会16連覇や国民栄誉賞の偉業にふさわしく、多くの報道陣が駆けつけた。リオデジャネイロ五輪以降試合に出場できていない吉田さんに対して、「今やタレントだ」と厳しい声もあった。しかし、日本女子レスリングを世界一流と認めさせ、引き上げ保ち続けた功績は揺るがない。今の日本女子レスリング黄金時代の礎を築いた。
白のジャケットで登場し、約40分間会見した姿は清々しく見えた。「もうレスリングは全てやり尽くした」「リオの銀のとき、負けた人の気持ちはこうだったんだ…」「(子どもたちへ)最後まで諦めない気持ちを」など、質問する記者に向き直して答えた。
パワハラ・暴力問題に揺れたレスリング界。栄和人元監督に対しても「私を強く育ててくれた」と、きっぱりと感謝の言葉だった。3歳からレスリングを始めた地、故郷・三重に対しても「応援していただき、励みになった」…同郷の1人として嬉しかった。その自然体にレスリングの強さというより、精神面の強みを感じた。
◆会見での言葉抜粋。
「私、吉田沙保里はこのたび、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました。…日々迷いながらここまで来ました。また若い選手たちが世界の舞台で活躍する姿を多く見るようになり、女子レスリングを引っ張っていってもらいたいという思いにもなりました。あらためて自分自身と向き合った時にレスリングはすべてやり尽くしたという思いが強く、引退することを決断いたしました」
―お父さんにはどう報告?
「引退会見するとか父は思っていなかったのでびっくりはしていると思う。でもこういう形で応援してくださった国民の皆さん、ファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えることは大切なことだと思うので、この場を設けさせていただいたのですが、本当によく頑張ったというふうに天国の方から言ってくれていると思います」
―次の夢は?
「いろいろありますが、レスリング一筋でここまで来たのでレスリング以外のこともやっていきたい思いも強いですし、やっぱり女性としての幸せも絶対につかみたいなって思ってます。来年の東京五輪もありますので、自国開催でもあるのでそこで盛り上げていけたらという思いも強いです」
◆テレビ番組に出演した吉田さんは、「最も影響を受けた選手」について語った。引退会見で質問がなく、触れる機会がなかったという人物の名前を挙げた。2学年上の山本聖子選手(夫はメジャーリーガー・ダルビッシュ有)だ。対戦成績は5勝5敗。10代の頃、吉田さんは山本選手が「ずっと勝てなかった相手」「雲の上の人」で、名前を聞けば戦う前から勝てないと感じた存在だったと話した。
レスリング人生で最も印象に残っている試合も、山本選手と戦った2003年の全日本選手権決勝。勝ったほうが女子レスリング初の五輪出場を果たすという天覧試合で、吉田さんは「ライバルであった山本選手に勝った瞬間は『これで代表になれる』とうれしかった」と振り返った。以降、吉田さんにライバルと呼ばれる選手は現れなかったのではないか!?

◆リオ五輪で銀メダルに終わった後、母の幸代さんに抱きつき「お父さんに叱られる」。その母は「霊長類最強女子と言われますが、私にとっては可愛い娘」と静かに語った。報告のとき「あなたが決めたのなら…」と涙はなかったという。
そして父であり師・栄勝さんの急死から約5年になる。それも一つの区切りになったのではないか。吉田さんの強さの根本は家族への絆、思い…。
誠実に 継ないだ夢
<2019.1.14    S>

新年一般参賀 お出まし7回

2019/01/07 月曜日 - 18:17:39 by ニュースキャプテン

◆新年恒例の一般参賀が皇居で行われた(1月2日)。平成最後ということもあり、参賀者は15万4800人と過去最多だった昨年の12万6720人を大きく上回った。

宮内庁の予定では、お出ましは5回の予定。ところが一般参賀入門を望む人の列は延々と続き、6回目を実施し、終了の案内を行った。それでも人々の列は止まなかった。その様子を見られた天皇皇后両陛下が、お出まし追加の意向を強く示され急遽7回目が実施された。国民に常に寄り添って、平成を歩んで来られた両陛下の想いがにじむお出ましだった。天皇陛下は「本年が少しでも多くの人々にとり、良い年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」と述べられた。

陛下は4月30日に譲位され、退位礼正殿の儀を経て全ての公務を皇太子さまに譲られる。退位は江戸後期の第120代光格(こうかく)天皇が1817年(文化14)に仁孝(にんこう)天皇に譲位して以来、202年ぶりで近代以降では初めて。

5月1日から新元号となる。

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◆1月4日には安倍晋三内閣総理大臣が伊勢神宮を参拝後、年頭記者会見を行った。新元号の公表を、4月1日の閣議決定後に表明すると言明。当初は4月11日の予定を、国民生活に直結するシステム変更などを考慮し前倒しする。

他にも北方領土問題の進展、10月の消費税増税10%、少子高齢時代の社会保障、憲法改正議論、夏の参議院選挙などにも触れて決意を述べた。

この国の未来、真摯に舵取りを願う。

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◆御代替わりの歴史的な年。巷では新元号へ興味が及ぶ。「平成」の文字を、当時の小渕恵三官房長官が掲げたのをなお鮮明に覚えている。

元号の条件を挙げるならば・国民の理想として良い意味を持つもの・漢字2文字で書きやすく読みやすい・過去の元号で使われていないもの ・世間一般で日常使われていないものーとなる。元号法では元号を政令で定めるとしている。具体的な決定方法は定められておらず、「平成」のときは、漢文学や国文学関連の大学教授ら有識者が候補→内閣官房長官が選定→閣議で協議→国民を代表する衆参両院議長の意見→閣議決定という順序だった。

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◆世界中で元号を採る唯一の日本。明治以降は「天皇一代」につき元号を1つとする「一世一元」が原則となった。

元号は645年「大化」から「平成」まで247を数える。ほとんどが漢字2字で表されるが、歴史上まれに3字、4字、6字の組み合わせもあった。採用された字はわずか72字で、そのうち21字は10回以上も用いられている。最も多く使われた文字は「永」で29回、2番目は「天」「元」のそれぞれ27回、4番目は「治」で21回、5番目は「応」で20回。「平成」の「平」は12回目で「成」は初めて使われ、「昭和」の「昭」は1回「和」は19回使われている。

一方、ローマ字でいくと明治M、大正T、昭和S、平成がHなので「MTSH」以外からとの見方も。ネット上でも推測や多くの案が飛びかっている。

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◆元号は存在感としては薄れてきているかもしれない。しかし1300年以上の長い歴史を積み重ねてきた元号には、時代区分というだけでなく伝統や文化の重みもある。国際社会の中の日本には、様々な背景や考えを持った人たちが集まり、新たな「日本らしさ」を模索する時代の一歩と言えるかもしれない。いま改めて、日本の元号に思いを寄せることは意義深い。

日本人として敬愛と感謝をもって寿ぐ。

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新たな元号 時代に寄り添い

<2019.1.7    S>

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*新年おめでとうございます。

改元の年、変わらぬ喜怒哀楽を大切に伝えて行きたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

喜怒哀楽 2018

2018/12/31 月曜日 - 18:17:24 by ニュースキャプテン

平成最後の年、戌年が終わる。災害列島、目に余る不祥事、若者たちの快挙…ニュースは色々あった。

◆喜◆

【こんにちは大阪万博】

2025年万博が大阪で開催されることが決まった(11月23日)。ロシア・エカテリンブルクとアゼルバイジャン・バクーを破り、高度成長期の1970年「こんにちは~こんにちは~」以来、55年ぶり2回目だ。継続こそ力、誘致を牽引した産官学の連携を7年間期待したい。

テーマは最先端技術を集結させた「いのち輝く未来社会デザイン」だが、忘れないでほしい。大阪には誇れる歴史、文化、芸能、食…魅力がいっぱいあることを!

幻の大阪五輪「負の遺産」の人工島・夢洲、今度こそ”夢の島”へ。

【2人の「大」快挙】

テニスの全米オープンで大坂なおみ選手(20)が、4大大会=全英・全仏・全米・全豪=シングルスで日本勢初の優勝を果たした(9月8日)。

大坂選手はハイチ出身の父、日本人の母の間に大阪で生まれ3歳で米国へ。褐色の肌をした大坂選手の快進撃に、日本中の多くのファンが感動した。一方で「純粋な日本人と違うしなぁ…」などと”心ない”声もあった。今の時代、他国にもルーツを持つ選手の活躍、さらなる健全社会への後押しとなってほしい。

「トンカツ、カツ丼、カツカレー…抹茶アイス」。インタビューの受け応えに、日本女性の素顔、魅力も見せてくれた。

米大リーグ・ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手(24)が、アメリカンリーグの新人王に選出された(11月12日)。日本人選手として、1995年の野茂英雄投手、2000年の佐々木主浩投手、2001年のイチロー選手に次ぎ17年ぶり4人目の偉業だ。

しなやかな193㎝、本場ベースボールを驚愕させた投打の「二刀流」。シーズン前に「できるわけがない」。調子が上がらない姿には「高校生レベル」とまで酷評されたが、米国で最も愛される神様・ベーブルース以来、約1世紀ぶりの二刀流50投球回・15本塁打を達成した。

来季は打者に専念し、どんな記録を刻んでくれるのか…2020年には進化した二刀流が帰って来る!

◆怒◆

【恥を知れ不祥事】

文部科学省の私立大学支援事業対象校選定の見返りに、東京医科大学に息子を合格させたとして、文科省科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)が受託収賄の疑いで逮捕された(7月4日)。

この事件をきっかけに次々と医学部の不正入試が明るみになった。厚生労働省が全国81大学を調査し、複数の大学が女子に対して一律減点などを行った疑いが生じた。その後、計10大学の医学部が募集要項には記載のない得点調整を行っていたことが明らかになった。この事件がなければ闇の中だったのかと思うと…。

襟をただせ!国を牽引するべき官僚、命を預かる医学部…この国の将来は大丈夫なのか。

【許せぬタックル】

名門、日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学との定期戦で、パスを投げ終え無防備な選手に背後からタックルしケガを負わせた(5月6日)。幾度も流れた公開映像、誰もが”暴力行為”と目を疑った。

関東学生連盟は日大・内田正人監督と井上奨コーチの指示を認定し永久追放相当の「除名」、タックルをした選手・チームには「出場資格停止」処分を下した。

最後まで「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)があった」とした日大側に比べ、自らの言葉で語った当該選手の覚悟と勇気の記者会見に清々しさを感じた。”加害者”となった日大選手は「名前を出さない謝罪はない」と名前を公表してカメラの放列を前に深々と頭を下げた。そして経緯・思いを訥々と、かみしめるように語った言葉は聞く者の胸に響くものがあった。

日大側の”大人たちの会見”が恥ずかしい。

◆哀◆

【地震 女児の死】

6月18日の朝、最大震度6弱の地震が大阪府(大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市)を襲った。多くの死傷者を出し、家屋損壊、帰宅困難者があふれた。またも都会の脆さを露呈した。

高槻市の小学校でブロック塀が倒れ、登校途中の小学4年生の女児が下敷きになり死亡。倒壊した塀は、建築基準法施行令に定められた高さ基準をはるかに超えていた。文部科学省は、全国の小学校・中学校設置者に対して敷地内のブロック塀についての緊急点検を実施するように要請した。なぜ起きてからなのか後手なのか、悲しく悔しい。

世界有数の地震国日本。改めて「命を守る」ために何ができるのか、人類に問われている。

【お願いノート】

「しっかりとじぶんから  きょうよりも  もっともっと  あしたからはできるようにするから  もうおねがい  ゆるして  ゆるしてください  おねがいします」

3月に東京目黒区で度重なる虐待を受けていた5歳女児が死亡し、両親が逮捕された。許せない!何とかできなかったのか、といたたまれない。社会、地域の問題もあぶり出した。児童相談所の一層強い権限も望まれる。

父親は、女児に太っているとして減量を命じ食事も制限。朝食はスープのみ、昼食は茶わんに3分の1のご飯とみそ汁、晩ご飯は茶わん半分程度のご飯という日が続き1日1食の日もあったという。痩せ細り亡くなる10日前まで書いていたというノートが発見、冒頭のひらがな文字が書かれていた。

涙を堪えられず、哀しく憤りが抑えられない…虐待もう終わりにできないか!

◆楽◆

【ジャパンの光】

波乱のロシア大会と言われた2018年W杯サッカー、サムライブルーは初の8強の悲願を砕かれた(7月2日)。しかし確実に”世界の扉”をこじ開けた。

決勝トーナメント初戦。優勝した仏を準決勝で苦しめたベルギー相手に、アディショナルタイムに3点目を奪いにいった西野ジャパン。10秒足らずの圧巻カウンター攻撃に2-3で敗れたが、海外メディアは「黄金世代ともいわれる”赤い悪魔”を本気にさせた」。 敗戦後「他に戦い方があったはずだ」と、厳しい指摘もあったが…過去出場5回のような”弱者のサッカー”から抜け出し、貪欲に勝利をとりに行った。地に足をつけた戦略サッカーができるようになった。

世界の舞台で「自信」、4年後の光が見えた。

【おにぎり楽し!】

「ミシュランガイド東京2019」が11月発売。いつものように「すきやばし次郎本店(寿司)」「カンテサンス(フレンチ)」などが12年連続で卓越した料理を意味する「三つ星」を守った一方で、なんと「おにぎり」が登場した!星評価ではないが「価格以上の満足・5000円以下で楽しめる」と位置づけられる「ビブグルマン」に選ばれた。店名は「おにぎり 浅草 宿六」。創業1954年、三代続く東京で一番古いおにぎりの専門店で、現代まで愛され続ける老舗だ。

遠足、運動会、弁当…日本人で.おにぎりを一度も食べたことのない人はいまい。それは母の味とも言える。

飽食の時代、そんな国民食ソウルフードがミシュランガイドに取り上げられた…やるじゃないか!

人を時を見つめ 平成大晦日

≺2018.12.31    S≻

*2018年ありがとうございました。読まれた方が、少しでも「喜び、怒り、哀しみ、楽しさ」を感じていただければ…筆を続けていきたいと思います。

マクロン揺れた「黄色いシャツ」

2018/12/24 月曜日 - 18:17:31 by ニュースキャプテン

◆12月8日(土)のフランスの首都パリは、蛍光の黄色いシャツを着た人々で埋め尽くされた。マクロン政権の燃料税引き上げに、トラック運転手や農業従事者らが抗議して大規模デモを行ったからだ。全土でデモ参加者は13万人、2000人近く拘束、負傷者は250人以上に上った。

「黄色いベスト(ジレ・ジョーヌ)運動」。車を使う業務に就く者には、路上で車から離れるときの安全のため黄色のベスト着用が義務づけられている。

デモに便乗しブランド店への襲撃・略奪も起きた。その映像は世界中に流れ、世界トップの観光地は地に堕ちた。

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◆マクロン大統領は史上最年少の39歳で就任し1年半。地球温暖化防止策として「2040年にはディーゼル車・ガソリン車をなくし、電気車にする」と打ちあげた。EUの盟主としての面目もある。しかし燃料税の引き上げは、月収の3分の1近くもガソリンや軽油に費やさざるを得ない農業従事者まで生んだ。

一方で「富裕税」(純資産が多い裕福な国民に課す税)を廃止した。金持ちの味方政権と揶揄される所以だ。デモは、社会格差に対する怒り・悲鳴が爆発したと言える。

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◆このデモには、フランスならではの歴史と国民性もある。民衆蜂起で王政を倒したフランス革命(1789年)、1968年の「5月危機・革命」では1年後にドゴール政権が倒れた。「不正義には行動を起こす」「デモで政治を変える」…日本にはない”心意気”が、フランス国民の根底にある。

事実、シャンゼリゼ通りやブランド店を襲い暴徒化したデモにも「政府の対応が遅いからだ」「便乗する過激派が悪い」と、住民はデモへの批判が少なかった。

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◆クリスマスも近づき華やかになってきたパリ。12月15日、22日の土曜日も6週続けて大規模デモは行われたが、少しずつ収まる気配を見せた。水面下で議院、仏経団連や労組代表らとの協議もしているというが…いずれにしろ世論・民意を軽く見た若い政権に、きつい”お灸”となったことは間違いない。

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政治動かした 怒りの労働者

<2018.12.24    S>

ミシュラン おにぎり嬉し!

2018/12/17 月曜日 - 18:17:00 by ニュースキャプテン

「ミシュランガイド東京2019」発売。「すきやばし次郎本店(寿司)」「カンテサンス(フレンチ)」などが12年連続で卓越した料理を意味する「三つ星」を守った一方で、なんと「おにぎり」が登場した!星評価ではないが「価格以上の満足・5000円以下で楽しめる」と位置づけられる「ビブグルマン」に選ばれた。

(今焦点の人・カルロス・ゴーン容疑者=前日産会長=は、このミシュランガイドを発行する世界のタイヤメーカー、ミシュランに”新卒”として入社している)

◆店名は「おにぎり 浅草 宿六」。創業1954年、東京で最も古いおにぎり専門店だ。白ご飯が「銀シャリ」と呼ばれご馳走だった時代、老若男女に幅広く食べて貰えるようにと開業。以来、三代続く東京で一番古いおにぎりの専門店で、現代まで愛され続ける老舗だ。

◆今回のおにぎり専門店のような客単価1000円程度の店であっても、これまでにうどん、お好み焼き、おでん、餃子などが掲載されている。中でも2015年、世界で初めてラーメン専門店に星が付いたのは記憶に新しい。

ハワイでは日系移民の歴史から、MUSUBIはポピュラーだ。欧米でもONIGIRI店が現れ、ヘルシーな健康食として、アニメの影響もあり盛り上がりつつある。

◆当然、おにぎりの歴史は古い。

起源は平安時代の「屯食」(とんじき)という食べ物だと考えられている。「屯食」は大型の楕円形(1合半)で蒸したもち米だった。

「最古のおにぎり」と言われているのは、石川県の弥生時代遺跡から出土(1987年)した炭化した米粒の塊だ。

鎌倉時代からはうるち米が使われ、飯を握り固めたものか焼き固めたものになった。

江戸時代には浅草海苔が普及し、栄養もあり、表面に貼れば手に飯粒が付着せず、海苔はおにぎりに付き物となった。

戦場の携行食・兵糧としては言うまでもないが、武士の時代、明治から昭和の軍隊でも兵食の基本。ただ水分が多く熱帯などで腐敗しやすく、寒冷地では凍結しやすいという難点…乾パンなどの優れた糧食開発を呼ぶことになった。

◆おにぎり、おむすび、握り飯の名前・形は?

近畿地方は「おにぎり」が優勢で、九州・沖縄地方では「おにぎり」や「にぎりめし」が大半。北海道、関東地方、四国では両者が拮抗し、中部地方及び中国地方では「おむすび」が健闘というが…。

[2013年調査では全国で「おにぎり」が89%で、10%の「おむすび」を圧倒した。地域別でも全都道府県で「おにぎり」が「おむすび」を上回る。

形も諸説いろいろ…「おにぎり」は形を問わないが、「おむすび」は三角型(逆の説も)。日本人は山を神格化し、その力を授かるために米を山型=神の形に「握り飯」を三角形に作った。

◆一般社団法人「おにぎり協会」なるものがある(設立2014年)。[定義]もあり、以下抜粋だがなぜか気持ちが温かくなってくる。

・いつでも手軽に持ち歩けて、栄養もぎゅっと。

・どんな具材を入れてもGOOD!カタチも大きさも、にぎる人次第。

・すぐに食べれて消化はゆっくり、だから腹持ちもしっかり。

・おにぎりは日本のいいところが詰まっている。にぎった人の愛情が詰まっている。

・おにぎりを「にぎる」食文化を、次の世代へつないでいこう。

・人がにぎるから、おにぎり。

◆遠足、運動会、弁当…日本人で.おにぎりを一度も食べたことのない人はいまい。それは母の味とも言える。飽食の時代、そんな国民食・ソウルフードがミシュランガイドに取り上げられた…やるじゃないか!

おにぎり 感謝の味!

<2018.12.17    S>

外国人労働力拡大 大丈夫か

2018/12/10 月曜日 - 18:17:08 by ニュースキャプテン

深夜の攻防の末に臨時国会の焦点、改正出入国管理法が成立した(12月8日)。外国人の就労目的の在留資格を新設する案だ。

言うまでもなく、少子高齢化が進む日本。過去15年で、生産年齢人口(15~64歳)は約200万人減少している。改正法案は、日本の国力を支える労働力不足を補うための苦肉の策である。

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◆従来、日本の中で就労できる外国人は、いわゆる医師や法律家、大学教授ら高度技能者だけ。滞在最大5年間の農業、漁業などに従事する技能実習生、週28時間内しか認められない留学生のアルバイト、ともに制限がある。それでも日本国内の外国人労働者数は128万人(2017年)に上る。

新たに創設されるのは一定の技能が必要な「特定技能1号」=最大5年間、熟練の技能を持つ「特定能2号」=延長可能で家族帯同も認め、永住の道も開かれる。ひと言で言えば”単純労働”にも外国人を受け入れるということ。

もはや待ったなしの時期に来ていると、日本政府は捉えている。外国人が、農漁業などすでに確実な若い生産力となっている現場も多い。

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◆少子高齢化は、日本だけではない。中国でさえ2015年をピークに人口減少に。移民政策失敗が欧州・ドイツではメルケル首相の辞任表明の要因の一つにもなった。

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◆「移民政策」と反対した野党(反対だけで対案がないが…)だけでなく与党からも批判があった。政府は今後5年間で14業種、最大34万人を受け入れるという「たたき台」をまとめた。なお受け入れ準備不足、7000人(2017年)を超える失踪者、地域の治安悪化、公的保険の問題…”穴”を埋める課題は多々残った。改正水道法もしかりだが、土壇場に来ての拙速感は否めない。

会期末12月10日、国会閉会。来年4月からの施行を目指す…春の統一選、続く参院選。与党も野党も業界の票目当てなどということは、よもやないと思うが。今後こそが正念場、国の責任ある対応が求められる。

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◆まず国内でやる事がまだあるんでは! 女性の就労拡大、高齢者活用策、あふれるフリーター…自国民あっての外国人労働力だ。国の根本は揺らいではならない。

そして極めて重要な働く現場と外国人労働者を結ぶシステム・管理体制を、厳しくしっかりと確立するべきだ。でなければ、将来に禍根を残すことになる。

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国際日本 欧州の轍踏むな!

<2018.12.10    S>