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2/24(金)キャプテンの一言

2017/02/24 金曜日 - 22:02:05 by captain

▼巨大ペンギン(祖先)はティラノサウルスとともに
白亜紀を生きていたという研究結果が23日発表
されたとAFP時事がきょう(24日)伝えた。現在、
南極を中心に南半球で繁栄しているペンギンは
動物園や水族館の人気者。飛べないが鳥である
以上、祖先は恐竜にいきつく。論文の主筆者の
ドイツ、ゼンケンベルク研究所の鳥類学者ゲラルト・
マイヤー氏はニュージーランドで以前発見された
2羽のペンギンの化石から、形態学的に異なる2羽は、
祖先が何百万年も前に生きていたと話している。この
2羽はおよそ6100万年前の地層から発見されたものと
同じ条件で発見されたもので、推定500万年前から
1000万年前まで遡ることが可能だとしている。それ
なら鳥類を除く恐竜が絶滅したおよそ6550万年前
よりはるかに前、中生代からペンギンが地球にあふれて
いたことになる。おそらく弱者だったペンギンにとって、
生命大絶滅の異変(ユカタン半島に巨大隕石が落下
が原因とされている)が種を繋ぐのに有効に作用した
可能性がある。ただ鳥類は恐竜から進化したのだから
新しい種が生き残ったことになり、自然の摂理に叶って
いると納得してしまう。

▼きのう(23日)の朝刊や夕刊で見た人も多いと思うが、
NASA=アメリカ航空宇宙局=が22日発表した太陽
系外惑星のニュースは衝撃的だった。地球からわずか
39光年しか離れていないところにある恒星「トラビスト―1」
の周りに地球型の惑星が7つ発見された。太陽系には
8つの惑星があるが、地球型といわれる岩石惑星は
内側から水星、金星、地球、そして火星の4つで、木星
と土星はガス惑星、天王星と海王星は氷の惑星と
なっている。ところが質量が太陽の8%、木星より少し
大きいだけの赤色矮星(温度の低い恒星)に地球の
0・4倍から1・4倍(半径は0・8倍から1・1倍)の惑星b
が最内で150万キロ、最外hが937万キロとかなり
至近距離で7つ回り、地球と同じく岩石惑星らしい。
こんなに恒星から近くを回っているにもかかわらず、
地球と似ているとされるのは「トラビスト―1」が赤色
矮星で表面温度が太陽の半分以下ということが挙げ
られる。そのため、近くを公転していても生命に適した
温度を保つことができている。

▼特に4番目から6番目のe、f、gの3つの惑星は
生命活動が維持できるハビタブルゾーンにあり、
しかも水の海と大気層が存在がかなりの確率で
期待されているという。ただし、太陽系が46億年前
に誕生したのに比べ、「トラビスト―1」系の誕生は
若く、10億年前とするなら知的生命体の存在は
あり得ないだろう。それでも太陽の寿命があと
50億年ほどなのに比べ「トラビスト―1」は今後
10兆年は活動するとみられていることから、将来性
という観点からみれば大いに期待できる。

▼人類は「トラビスト―1」系に到達するのにどれ
くらい時間を要するのだろうか。光年は距離の
単位で光の速さ、光は1秒間におよそ30万キロ
進むことができる。われわれが知る限り最も早い。
1年間で光が進む距離はおよそ9兆4600億キロ
なので目的地まで39光年ということはおよそ37兆
キロということになる。これを時速10万キロ(現在の
宇宙船よりやや早いが技術が進化する前提で)の
宇宙船で進むと42万年もかかってしまう。これまで
最も近くで見つかっている「プロキシマ・ケンタウリb」
までは4光年なのでおよそ4年で到着する。しかし、
将来性からいえば「トラビスト―1」系へ向かうのが
正解だろう。しかし、今後も系外惑星はどんどん
発見されるだろうから、より近い最適移住星が
見つかるかもしれない。

2/22(水)キャプテンの一言

2017/02/22 水曜日 - 21:43:03 by captain

▼アホウドリは長寿、絶滅危惧種の一歩手前に指定(IUCN
=国際自然保護連合)されているにもかかわらず、長生きする
鳥だという。ナショナルジオグラフィック日本版がきょう(22日)
伝えたところによると、北太平洋アメリカ領ミッドウェー環礁で
ウィズダムというアホウドリが66歳という高齢でヒナをかえした
ということだ。人間でもビックリする話だがアメリカ魚類野生生物
局が16日発表したもので本物のニュース。産卵―孵化も凄いが、
寿命そのものも驚きである。日本で鳥類保護活動を行っており、
アホウドリの移住計画を中心的に実施している千葉県にある
山階鳥類研究所によると、アホウドリは寿命が長く31歳でヒナを
育てた例や42歳まで生きた記録もあるという。また成鳥の羽色
になるまで10年(繁殖は早いもので5歳、平均7歳)もかかると
いうから、かなり長生きしそうだが、今回のウィズダムはその中
でも例外に入るのだろう。鳥類が長寿という認識がなかったこと
に恥ずかしい気がする。「鶴は千年、亀は万年」はそれなりの
意味を持っていたということだろう。フラミンゴで83歳までいきた
という記録があるし、ツルでも80歳超える例があるから祖先で
ある恐竜にもかなり長生きの種がいたのだろう。

▼19日放送のNHK大河「おんな城主 直虎」の視聴率(関東地区、
ビデオリサーチ調べ)は12・9%となり、第7回にして最低を記録した。
ちなみに第1回「井伊谷の少女」16・9%、第2回「崖っぷちの姫」
15・5%、第3回「おとわ危機一髪」14・3%、第4回「女子にこそあれ
次郎法師」16・0%、第5回「亀之丞帰る」16・0%、第6回「初恋の
別れ道」14・5%となり、第7回の「検地がやってきた」12・9%で
シリーズ最低を記録してしまった。確かに19日放送分は極論をいえば
一つを除いて「要らない」内容だった。井伊直虎の生涯を映像化する
のに50回は多すぎるように思った。父の直盛はまもなく起こる
「桶狭間の合戦」で戦死する。そして「饅頭がかびることなく」直親も
謀殺されてしまう。おんな城主が誕生するのだが、史実が詳細に
伝わっておらず多くを作者の想像力でつなぎ合わせざるを得ない
状況だと思われる。もちろん、歴史的有名人で史実を抑えていく。

▼一つの除きといったそのこととは、直虎とは親戚にあたる瀬名
(今川家家老、関口親永の娘で母は直平の娘=ドラマでは佐名)
と竹千代改め松平元信(のちの徳川家康)との縁組。番組ほど
二人の交流が深いものだったかどうかは分かっていないが、
瀬名の手紙を見て直虎が今川家の検地奉行・岩松のために読経
を行った、19日のクライマックスともいえる場面は史実でないと
みられる。ただ、この物語で次郎法師以外でもっとも重要な
ポジションにいるのは井伊家を徳川最大の譜代大名にした
井伊直政(直親と井伊家重臣、奥山朝利の娘しの=貫地谷しほり
さん演じる=との間に生まれる)。幼名・虎松を養育したとされる
ことで次郎法師=おんな城主・直虎の存在が鮮やかになっている。
その直政を側近として用い、また直政も家康の期待に応えた。
第何話から家康が頻繁に登場してくるかは定かではないが、
少なくとも来月中に直盛も直親もいなくなるだろう。家康を書いた
多くの書物が瀬名を悪女的に扱っている。ただし、正真正銘の
悪女かといえば、ボクはそう思っていない。滅んでしまう(しまった)
今川の出自という呪縛で身動きが取れず、自ら破滅の道を歩んだ、
あるいは歩かされてしまったと考えている。ということで菜々緒さん
の瀬名はまるで違うイメージを持つのだが。

1/20(月)キャプテンの一言

2017/02/20 月曜日 - 22:09:44 by captain

▼ニュージーランド(北島と南島)が未知の大陸
「ジーランディア」の一部だったという研究結果が
地元ニュージーランドの研究者が中心とした研究
グループから発表された。これはAFP時事が先週
の金曜日に配信したもので、17日にアメリカの地質
学会が発行する学術誌に掲載された。
この話、実は先月27日(金曜日)に山上直子さんが
「アンカーマンの目」で取り上げていた。その時の話
と多少、重複するがご容赦ください。陸地と海底を
構成する岩石に違いがあり、海底部は重い玄武岩
でできており、陸地はそれより軽い花崗岩や安山岩
でできている。ニュージーランド周辺海域はこの陸地
を作る軽い岩石でできていることが分かった。
発表によるとかつての大陸はニューカレドニアから
ニュージーランドを包含するおよそ500万平方キロ
メートルの巨大な、まさに第7大陸というのに相応しい
ものだった。現在のニュージーランドが水没した残り
部分ということは知られていた。海面の上、陸地部分
は大陸全体のおよそ7%に過ぎないらしい。93%は
今からおよそ2300万年前に沈んだものと推定されて
いる。現在、われわれが生活している大陸は
ゴンドワナが分裂したものといわれている。およそ
6億年前に誕生したゴンドワナ大陸は、石炭紀
(およそ3億5000万年まえから2億9900万年前)
の後期に北上してユーラシア大陸やシベリアと合体
して超大陸パンゲアを形成した。そしておよそ
2億年前から分裂をはじめ、1億8000万年前に
北半球最大の今のユーラシア大陸に当たる
ローラシア大陸とに分かれた後、次々の分裂して
およそ8500万年前から6000万年前にかけて
オーストラリア大陸と分かれた後、海中に飲み込ま
れたとみられる。その最大の原因はジーランディア
大陸の厚さだったとみられている。大陸は今でも
動いていることは承知の通りだが、このことは
将来地球の表面を覆う陸地は変わるということだ。
プレートテクトニクスという地表の運動で日本は
6つともいわれる別々のプレートの上に乗って
いるがゆえに常に地震の恐怖にさらされている。
「地球が生きている」証でもあるので受け入れざる
を得ないだろう。

▼きのう東京競馬場で行われたことし初のGⅠ
「フェブラリーS」(ダート1600メートル)は2番人気
のゴールドドリームが5番人気ベストウォーリア
とのデッドヒートを制してGⅠ初勝利を飾った。
「競馬にはドラマがある」とは昔からいわれて
いることだが、まさにこの通りになった。レース
前日のゴールドドリームの父ゴールドアリュール
の訃報が明らかにされた。心臓疾患で18歳だった。
今回、コパノリッキー(2015年と16年連覇、去年
7着、ことし14着)と2頭出走していた。2010年にも
エスポワールシチーが勝利しており、相性のいい
レースでもあったが、孝行息子誕生で父も天国へ
旅立ったことだろう。また鞍上のデムーロ騎手は
これで3週連続の重賞勝ちとなった。レースの
グレードがアップするほど騎手のウエートが高く
なるのは当然だが、ルメール騎手とともにGⅠ
競走になったら馬券対象から外すことには、相当
な勇気が必要になるだろう。ボクが金曜日に推奨
したベストウォーリアはいったん抜け出して優勝
もちらついたが、最後の最後でゴールドドリーム
に差されてしまった。それでも7歳馬で5連続2着
という安定した成績は馬券を買う側にすれば
“神馬”といえるだろう。まだまだ頑張ってもらいたい。

2/17(金)キャプテンの一言

2017/02/17 金曜日 - 22:06:02 by captain

▼NASA=アメリカ航空宇宙局=がトランプ大統領の
就任演説に反応して大胆な行動に出た。アメリカの宇宙
専門メディアが伝えたところによると、NASAは火星を
めざして開発した新型ロケットSLS(スペース・ローンチ・
システム)を使って来年から再来年が想定されている
初めての打ち上げに有人飛行を検討しているという。
NASAは2020年代の早い段階で火星への有人飛行
を計画していたが、これを前倒して実行することになる。
今回の決断はトランプ大統領の「宇宙の神秘の扉を開く」と
演説したことに応えたもの。SLSは退役したスペースシャトル
に替わる大量輸送を可能にした大型ロケットで、本来はことし
12月ごろに無人オリオン宇宙船を月に向け打ち上げが予定
されていた。火星はもちろん、月やISS=国際宇宙ステーション
=への輸送にも威力を発揮する。素晴らしい計画前倒しで賛意
を送りたいが、ひとつ注文をつけたい。それは人が搭乗する以上、
安全性に十分な配慮をして、万が一にも失敗にならないよう
にしてもらいたい。一方、日本のライバルとしてインドが大成功
を収めた。それはISRO=インド宇宙研究機関=が15日に
打ち上げられた極軌道衛星打ち上げロケットで一度に人工
衛星104基を搭載したもの。打ち上げから30分後(日本時間
午後0時58分)すべての衛星を軌道に投入することに成功した。
搭載されていたのは714キロの地球観測衛星1基と合わせて
664キロの小型衛星103基で合計1378キロと打ち上げたこと
になる。これまでの記録は2014年にロシアが達成した39基
だからイッキに3倍近くまで大幅に更新してしまった。多ければ
当然、1基当たりの費用が低く抑えられることになる。日本も
衛星打ち上げを商業ベースに乗せようと小型ロケットを開発
している。先月、失敗しているJAXA=宇宙航空研究開発機構
=はきょう(17日)奥村理事長が記者会見して「原因と対策を
踏まえて再度打ち上げたい」と再挑戦の意欲を示したが時期
については言及しなかった。どちらにしても強力なライバル
出現になってしまった。

▼あさって東京競馬場で行われることし初のGⅠ
「フェブラリーS」枠順がきょうJRAから発表された。
過去10年で勝ち馬が多く出ている12番~16番には
人気薄の馬が入った。その中で脈がありそうなのは
13番の5歳馬エイシンバッケンと15番の4歳馬ケイティブレイブか。
特にエイシンはレッツゴードンキが京都牝馬Sに回ったことで
繰り上がって出走が可能となり「ツキ」もある。競馬週刊誌Gの
データはゴールドドリーム(2枠3番)、B誌はノンコノユメ(5枠
10番)となり、どちらも「夢」が入った馬となった。何かの暗号
のように思えてきた。1着馬を予測するのが本来の予想だが、
今回は候補が目白押しで1頭に絞り込むことができない。
そこでもっとも安定感があり、3着までなら確実にきてくれそうな
5枠9番のベストウォーリアを軸馬にしたい。7歳馬なので1着
は難しそうだが、ここ4走すべて2着にきているように大崩れ
しない成績は今回のような混戦では魅力的。また過去10年
で1度も3着以内がない9番も「そろそろ」という気がしないでは
ない。ここからG誌、B誌のデータが推奨している3番と11番、
そして水曜日に書いた6番のモーニン、10番のカフジテイク、
さらに13番と15番と馬連6点としたい。9番の複勝が200円
以上なら抑えることにする。

2/15(水)キャプテンの一言

2017/02/15 水曜日 - 22:11:02 by captain

▼恐竜の分類を見直す必要があるような発見がきょう
(15日)舞い込んできた。AFP時事が伝えたところに
よると、中国雲南省の三畳紀およそ2億4500万年前
の地層から発見された首長海生恐竜プロトロサウルス
の仲間「ディノケファロサウルス」の化石に胎児が確認
されたというもの。これまで恐竜は卵生で、化石も多く
見つかっている。しかし、この化石は明らかに母親の
お腹の中にいた胎児で、脊椎動物にみられる身を丸めた
状態で、しかも卵の破片などもない状態だった。研究
チームの中国・合肥工業大学の劉氏は「生殖器系の
進化についてわれわれの理解を買い換える発見だ」
と話している。それはそうだろう、これまでサウルス=
トカゲの呼び名通り、恐竜は爬虫類とされてきた。この
発見で、卵生=古生物、胎生=新世代生物という枠が
取り払われたことになる。恐竜から進化した鳥類は独立
した種になっているが、祖先が爬虫類では納得できない
だろう。今回見つかった「ディノケファロサウルス」は
2004年、同じく中国の貴州省でおよそ2億3000万年前
の地層から見つかったプロトロサウルスが新種と分かり
「東洋の恐ろしいアタマを持ったトカゲ」を意味する「ディノ
ケファロサウルス・オリエンタリス」と命名された。全長3~
4メートルでクビが胴体の2倍ほどもある首長竜。「ディノケ
ファロサウルス」以外にもウミヘビやニシキヘビの仲間の
ボア、トカゲ仲間にも胎生種が存在するという。このこと
から哺乳類で卵生のカモノハシも含めて生命を一回見直し
必要がでてくるかもしれない。ただ、やみくもにというわけ
ではなく新しい種分けを迫られているのかもしれない。

▼年中無休で開催されている(正月休みはある)JRAだが
季節感はある。桜のころに行われる「桜花賞」や菊薫る秋
の「菊花賞」など納得と思われるレースはワクワクするもの
だが、今週はことしのGⅠ第1弾ダートの「フェブラリーS」
(1600メートル)が19日、東京競馬場で行われる。ポイント
になる前哨戦「根岸S」を最後方から15頭を差し切ったの
カフジテイクだろう。鞍上の福永祐一騎手がきさらぎ賞で
落馬負傷(スズカメジャー、ただし次の12Rで勝利した)
したことで津村騎手に乗り替わりになったこと。津村騎手
はカフジテイクの3回騎乗して勝利(去年10月10日、OP
特別ダート1400メートル)しているので騎乗自体は問題
ないが、GⅠレースであること、そしてそれなりに人気だろう
から、妙味という点からいうと「抑え」までといえる。きょうの
追い切りで圧巻だったのは去年の覇者モーニン。栗東
トレセンの坂路で4F50秒4、上り1Fを11秒9と切れた。
ただ、モーニンは2015年5月にデビューして4連勝、3着を
挟んで連勝、6勝目が去年のフェブラリーSでそれ以降4戦
が8、2、7、7着と2着時以外は人気より成績が下回っている。
これでは軸馬にするには厳しすぎるだろう。過去10年で5勝
している5歳馬(オス)はカフジテイク、モーニンともにクリア
しているが、来ても2、3着までとなってもらいたい。東京ダート
1600メートルはなぜか外枠の方が有利、ということで枠順が
決まるまで最終結論は持ち越したい。

1/13(月)キャプテンの一言

2017/02/13 月曜日 - 22:05:06 by captain

▼金曜日のニュースでも取り上げたニュージーランド
南島のゴールデン湾でのゴンドウクジラの打ち上げ”
事件”だが、さらに拡大している。10日の時点では
およそ400頭が打ち上げられ、うち300頭はすでに
死んだと伝えたが、きょう(13日)になって時事通信
によると600頭にまで膨れ上がった。
死骸に咬まれた跡が多数あったため、この海域に
生息しているホホジロザメに攻撃されたものと推測
された。そのためAFP時事によると11日の段階で
人が手を繋ぎホホジロザメの侵入を阻止した。
しかし、ゴールデン湾は現地で「天然のクジラの
ワナ」と呼ばれ、遠浅の上に入り込んだり、
なかなか出ることが難しい地形になっていると
いう。つまり、遠浅の海にホホジロザメが侵入
することはほぼないといっていい。人間の努力
もむなしく今が夏に当たる現地では600頭にまで
増え続けたゴンドウクジラは腐敗が進み、体内の
ガスが爆発する危険が高まった。そこで今度は
ナイフを使って体内のガスを抜く作業を始めたと
いう。実はきのうまで安倍総理とトランプ大統領
との首脳会談が行われていたアメリカ・フロリダ州
のエバーグレース国立公園の沖合でも14日、
オキゴンドウ(ゴンドウクジラの仲間)が浅瀬に
迷い込み、その後80頭以上が死んだと伝えられた。
この場合は理由がまったく分かっていないが、
マングローブの林に方向感覚を麻痺させられたの
かもしれない。ゴンドウクジラは体長2・5メートル
ほどでイルカと比べても大きいとはいえない。
マイルカ科に分類されるくらいだから、平均5メートル
もあるホホジロザメに狙われればひとたまりもない。
ニュージーランド南島ゴールデン湾での出来事は
深場でホホジロザメに襲撃されてパニックになり、
やむなく浅瀬への逃避行となったかもしれない。
クジラのこうした行動で寄生虫によって方向感覚
を失って迷ってしまうという説もあり、はっきりした
理由は分かっていない。ペンギンやオットセイなど
でも同様な現象が起こるが、こちらは子育てに必要
なエサ不足が原因ともいわれている。

▼昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」の展開は
なかなか理解できないものがあった。まず、直親が
次郎法師(おとわ=直虎)に一緒になるために
「うそ死」を進める場面。しかも井伊領内の大叔父・
直平の川名の館に匿うというあり得ない話。
さすがに次郎法師の決断で流れてしまったが、
この決め方がネットで話題になっている。中国の趙
という国があり、道威という大臣が優秀な2人、
中と伯のいずれかを選ばなければならなくなった。
そこで2人に2個の饅頭を与えてどうするかろいう
問いを出した。確かに秦の始皇帝で有名な秦が
中国を統一する前の戦国時代に趙という国が
あった。また、趙の国の大商人・呂不韋(りょふい)
が始皇帝(政)の父・子楚を趙の王に就くことに
貢献したといわれている。しかし、調べてみても
大河の中での「中」と「伯」のいわれを見つける
ことができなかった。これは推測だが、ドラマの
中の話であって脚本家・森下佳子さんのちょっと
した”いたずら心”だったと思った。普通、伯中は
伯仲と書く。だから本来の意味とは違うもの。
しゃれっ気だと判断したい。第一、直虎の生涯
そのものがほとんど謎であり、今21世紀に住む人
が誰も知らないのだから、どう解釈してもドラマが
しっかり前に進めば問題ということはない。井伊家
にとって今後重要な役割を担う徳川家康(まだ
竹千代=阿部サダヲさん)を頻繁に登場されること
でドラマ=井伊との繋がりを強調しているのと
同じようなものと感じている。

2/10(金)キャプテンの一言

2017/02/10 金曜日 - 22:07:43 by captain

▼ついに「人工流れ星」計画が動き出した。東京のベンチャー
企業「ALE(エール)」がきのう(9日)発表したもので、計画に
よると、超小型衛星を使い2018年後半にビー玉サイズの
金属を500から1000個、上空およそ500キロまで打ち上げ、
19年に一斉に地球に向かって放出するというもの。発表した
ALEの岡島玲奈(れな)社長は「科学技術とエンターテインメント
の両立をめざし、実現に向けて邁進したい」と話している。
成功すれば中国・四国を含む直径200キロの範囲で人工
流れ星を観察できるという。金属の性質が違うことによって
流れ星の色が変わるようになっているということで、うまく
いけば楽しい宇宙ショーになるだろう。自然現象としての
流れ星は彗星が太陽に接近する際に熱によって溶け出した
彗星のチリなどが地球の公転軌道と接触して起こる。大きさ
1ミリであってもおよそ10万倍に発光するので地上からも
見ることができる。それがビー玉級の大きさであれば、
かなりの大きさ、明るさ、長さを保てるはずでイベントとして
はかなり意義があるものと思われる。そこで問題となるのは
打ち上げ費用である。ISS=国際宇宙ステーション=に
向かう無人補給機、日本なら「こうのとり」に相乗りされて
もらうなら、それなりに安く済まされそうだが、ISSの軌道
は地上400キロなので不可能ということになる。単独での
打ち上げとなればH2Aロケットなら100億円くらいかかって
しまう。小型のイプシロンロケットでも半額くらいだ。想定
しているのは、おそらく先月(1月15日)に打ち上げ失敗
した世界最小級ロケット「SS520―4号機」だと思うが、
打ち上げ20秒後にいきなり通信データが途絶え、2段目
のロケットへの点火を諦めた。打ち上げ費用がおよそ
5億円と各段に安くした分、部品の整合性が取れなかった
可能性がある。この問題を解決して次の打ち上げを期待
したいが、5億円でも安くない。1回目が寄付などで賄った
としても2回目以降は商業ベースに乗せる必要がある。
どこまで具体化するか注目したい。一番いいのは
「こうのとり」でISSまで運び「きぼう」から放出して
もらいことかもしれない。

▼法皇まで上り詰め、皇族以外でもっとも天皇に近づいた
人物として知られる弓削道鏡が建立されたが実在が
疑われていた「由義寺(ゆげでら)」の七重塔の土台に
当たる「基壇」が見つかった。八尾市教育委員会がきのう
(9日)発表した。ボクが学生のころは悪人の代名詞のよう
に書かれていた道鏡だが、大人になると見方が変わってきた。
天平宝字5年(761年)病を得た孝謙天皇(のち重祚して
称徳天皇)を看病して治癒させたことで信任(寵愛とされる
場合が多い)され、トントン拍子の出世を遂げ、政敵・藤原
仲麻呂(恵美押勝)を倒した後、太政大臣禅師を経て法皇
まで上り詰めた。そして歴史的大事件に発展する。宇佐
八幡宮(宇佐神宮)神託事件は神護景雲3年(769年)に
宇佐八幡宮から称徳天皇に「道鏡が皇位に就くべし」という
神のお告げ(神託)が下ったという知らせがあったことを指す
もの。そこで和気清麻呂を遣わすと神様は「我が国は開闢
(かいびゃく)このかた、君臣のこと定まれり、臣をもて君とする、
いまだこれあらず(後略)」として前の神託を退け、これによって
道鏡の天皇への道は絶たれた。しかし、これは勝者による
伝承であり、今も続く天皇家を悪く言える道理がない。歴史書
にある称徳天皇の正確はかなり偏っており、投げやりの気持ち
の表れだったかもしれない。真実は闇の中だが道鏡が世間で
言われるような悪人ではなく、悪人に仕立て上げられたのでは
ないかと思わずにはいられない。ちなみに由義寺の七重塔は
60~70メートルの高さがあったと推定され、東大寺の幻の
東塔に匹敵するか、次ぐスケールだったと思われる。

2/8(水)キャプテンの一言

2017/02/08 水曜日 - 22:25:14 by captain

▼月曜日に阿部サダヲさん演じる「徳川家康」が
年齢的にみてへんてこりんだと書いたが、きょう
家康の話題が飛び込んできた。人というより家康
が築城した「江戸城」のとこで、松江市がきょう、
家康が築いた最初の江戸城と周辺を描いた地図
「江戸始図(えどはじめず)」が発見されたと発表
した。これは松江歴史館が所蔵する日本の城の
絵図集「極秘諸国城図」(74枚組)を調査している
段階で見つかったもので慶長12年(1607年)から
14年の間に描かれたとみられる。この時期に
描かれた東京都立中央図書館所蔵の「慶長江戸
絵図」と時代をともにするらしい。発表によると、
本丸の出入り口は五重だったことに加え、敵を討つ
ために城壁が外側に張り出した戦(いくさ)を意識した
攻撃的な構造だったという。これは当然のことだが
理解できる。慶長5年(1600年)に「関ケ原の合戦」
が終わったとはいえ、豊臣秀頼を頂点とした豊臣家
は健在なのだから、わずかの油断で世の中はどう
転ぶのか徳川政権としても不安があったに違いない。
慶長19年(1614年)の「大坂の陣」ののち(翌年の
夏の陣)やっと盤石な徳川幕藩体制が確立されたと
いうことになる。ちなみに去年7月に同じ「極秘諸国
城図」の中の1枚から大阪城の出城「真田丸」の絵図
も見つかって話題になったことは記憶に新しい。最近、
天下分け目の戦いが関ケ原か天王山が話題になって
いる。ボクは関ケ原だと確信している。山崎の戦いは
あくまで織田信長の後継争いであり、秀吉が天下を
取ったのは偶然も加味されるべきと思っている。やはり
勝った方が天下を取るという意味で天下分け目といえるだろう。

▼江戸城は誰が築城した?という問いに「太田道灌」と
答えると「残念でした。大工さんです」というとんちを思い
出す。しかし、江戸城の歴史は古く鎌倉幕府を始めた
源頼朝の時代に行き着く。政子の実家、北条時政をはじめ
関東には多くの平氏ゆかりの武将が数多くいた。江戸が
地盤だった江戸重長も桓武平氏武蔵江戸氏から出ており、
その父、重継が最初に江戸城を築城したとされている。
当然、われわれが思うような天守を備えたものではない。
おそらく城壁は泥を積み上げた土塁で作られていたの
だろう。太田道灌の城にも天守はなかった。多くの大名が
駆り出された家康の天下普請といわれた慶長年間の築城
でわれわれが知っている江戸城が出来上がったと考えられる。

▼恒星・太陽の周りをまわる地球や木星などの惑星、初期の
「原始惑星系円盤」ができる様子を初めて観測することに
成功し、8日付けの科学誌で発表された。これは理化学研究
所と東京大学大学院の研究チームが南米チリの標高5000
メートルのアタカマ砂漠にある高精度パラボラアンテナ66台
を使った「アルマ電波望遠鏡」で観測したもの。地球からおよそ
450光年離れた場所で誕生したばかりの恒星(原始星)と原始
惑星系円盤、そして外側を取り巻くガスを調べた結果、外側の
ガスが回転しながら円盤に落ちていく。円盤の外側に衝突する
ことで、回転が遅くなり円盤の内側ではガスを集めやすくなる
という。まさに46億年前に太陽系が誕生する様をみているのと
同じということになる。「アルマ電波望遠鏡」の能力はハワイ島
マウナケア山にある日本の「すばる望遠鏡」やハッブル宇宙
望遠鏡の10倍の解像度を持っている世界最高水準の望遠鏡。
これまであまり観測されなかった、ガスが衝突時に円盤と垂直
方向に一部が放出されることが分かったこと。科学誌の円盤の
解説図などの多くに垂直方向に放出されるガスが描かれている。
円盤に落ちたガスは集まれば集まるほど重力が増し、ついには
星が形成される。永続的に観測されれば太陽系がどうして出来
上がったか解明されるかもしれない。ただし一世代の観測では
とても無理だと思うが継続してもらいたい。

1/6(月)キャプテンの一言

2017/02/06 月曜日 - 22:09:27 by captain

▼先月27日、ISS=国際宇宙ステーション=から
切り離された日本の無人補給船「こうのとり6号機」
は日本時間のきょう(6日)未明、太平洋上の大気圏
に突入して燃え尽きた。去年12月14日にドッキング
して以来、長期間切り離されなかったのは、JAXA
=宇宙航空研究開発機構=が行おうとしていた
「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」除去実験のため。
しかし、先月31日発表されたところによると、ISS
からおよそ20キロ、地球から380キロまで高度を
下げて「こうのとり」から宇宙に700メートルの電線
を伸ばす計画だった。電線の先端にスペースデブリ
に模した装置を取り付け、電流を流して大気圏に
落とす予定だった。しかし原因は不明だが出すこと
ができなかった。そのため、きょうまでに再挑戦する
予定だったが、大気圏に突入寸前まで放出を試みた
結果1回目同様、電線を出すことができなかった。
地球の軌道上には10センチを超えるスペースデブリ
がおよそ1万8000個もあり、ISSもこの危険にしばし
ばさらされる。その度にISSは軌道変更を余儀なく
される。最大のスペースデブリ排出国は中国で、
以前このコーナーで紹介したが、2007年に衛星を
爆破する実験を行い大量の破片をまき散らした。
ISSはもちろん、運用中の衛星にとってもとても危険
な存在のため、これを大気圏に落として燃え尽き
させようとしていた。今回は失敗に終わったが、
今度ますます衛星が軌道上に投入されることは
確実なので、対策が急がれる。

▼現在、オーストリアのウィーンで開かれている
国連の宇宙空間の平和利用に関する委員会の
下部組織「科学技術小委員会」の会合で日本初
の女性宇宙飛行士、向井千秋さんが議長を務めて
いる。日本人、女性宇宙飛行士が議長を務めるの
は初めてのこと。ここでは運用済みの人工衛星や
ロケットなどのスペースデブリを削減するガイドライン
を策定することになっている。また、少し先の話だが、
来年3月には日本で初めてとなる「国際宇宙探査
フォーラム」が東京で開かれる。こちらは将来の
有人宇宙開発などを議論することになっている。
前回は2014年にアメリカで開催され、ISSの運用
を2024年まで延長する方針が表明された。
アメリカ、ロシア、EUはもちろん独自路線を進める
中国やインドも参加する予定だという。
日本は議長国として発展的な提案をしてもらいたい。

▼昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」、ついに
本来の主人公、柴咲コウさん演じる「次郎法師」が
登場した。そして亀之丞(のちの直親)が帰ってきた。
そして出家姿の次郎に亀之丞が還俗して妻になって
くれ、と呼びかけたが明らかにこの設定は苦しいと
感じた。もちろん、真実はほとんど、いや100%近く
分かっていないので、原作者がどう描こうと勝手
なのだが、あれだけ「煩悩」と騒いだあと、還俗と
いう流れになれば「はい」となる展開だろう。実際は
そうなっていない、これは事実なのだから、この時点
で亀之丞がかつての「おとわ」を諦めていたの推測
する。信州時代にすでに出家を知っていたと告白
している以上、当然のことだろう。帰還の時、亀之丞
にはすでに子ども(女児)がいたという説もある。
もうひとつ突っ込みたいのは瀬名と竹千代(のちの
徳川家康)。昨夜の場面はともに10代で竹千代の
方が若かったはず。それなのに2人ともかなり年増
に見えてしまったのはボクだけだろうか。
特に阿部サダヲさん演じる家康は子役を起用した方
がよかったのではないか。
阿部さんに失礼な感じがした。
一人碁をする必要もなかったと思うのだが。

2/3(金)キャプテンの一言

2017/02/03 金曜日 - 22:16:51 by captain

▼地球の酸素が衛星の月に届いているというビックリする
観測結果が明らかになった。これはJAXA=宇宙航空研究
開発機構と大阪大学などの研究チームが先月31日付けの
科学誌「ネイチャー・アストロノミー電子版に掲載され、時事
通信などマスコミ各社が伝えている。ただ、地球の重力を打ち
破ってどうして月まで届いているのか、理由は分かっていない
という。また、太陽―地球―月が一直線に並んだ時、地球から
見て満月の状態に限り数時間観測された。これは日本の月探
査機「かぐや」のプラズマ観測装置で2008年から2009年に
かけての1年半の観測結果から得られたもの。観測された高
エネルギー酸素イオンが太陽や月からの酸素イオンとは異なり、
地球由来のものに似ていることから結論に至ったという。38万
キロも離れているのにこれは驚き以外なにものでもない。

▼38万キロの次は地球からの平均距離およそ57億7000
キロのあるかつての第9惑星(2006年に準惑星となる)冥王
星の話。時事通信が31日伝えたところによると、冥王星の赤道
付近にある濃い茶色の模様、クジラに似ているともいわれている、
この模様は衛星カロンが作られる原因となったジャイアント・
インパクトの可能性が高いということを東京大学と東京工業大学
などの研究チームが明らかにした。30日付けのイギリスの科学
誌「ネイチャー・アストロノミー電子版」に掲載された。これが事実
なら地球と月の関係で有力視されているジャイアント・インパクト
説と同じという事になる。研究チームは2015年7月にNASA=
アメリカ航空宇宙局=の冥王星探査機「ニューホライズンズ」が
最接近した時の映像を見て変化に富む地表に驚いたという。
そしてクジラ模様の色になるのに必要なものはと考えた結果、
よく似た組成の彗星の表面で確認された有機物の水溶液を
加熱する実験を行った。すると、50度以上で100時間以上で
今の冥王星に近い色になったという。そして加熱がジャイアント・
インパクトでできる可能性を180通りで行った結果、51通りで
冥王星とカロンができた。2つの関係は連星に近いが地球と
月の関係も4つの説が出ているが、はやりジャイアント・
インパクト説が一番有力ということになるのだろうか。

▼京都市動物園があすからグランドオープン記念イベントとして
動物の人気投票「総選挙」を実施する。期間はあす4日から19
日まで。エントリーされた動物たちは次の8頭(羽)。「強面だけど
草食系男子」(ニシゴリラ)「票を得るのに言葉なんていらない。
この笑顔があれば…」(レッサーパンダ)「飛翔せよ 頂点へ!」
(クマタカ)「満を持して出象!!」(アジアゾウ)「虎視眈々 狙うは
首位のみ」(アムールトラ)「スイスイ~と一番目指します!」
(フンボルトペンギン)「ナマケてなんかないっ!マイペース
なだけ~♪」(フタユビナマケモノ)「当選に向けて志気高く!
高く!!」(キリン)―。このようにそれぞれキャッチコピーが
ついており、5日と12日には飼育員による応援演説会が
予定されている。好みが分かれるだろうが、来園者への
アピール次第で人気ナンバーワンの名誉を手にする可能
性がある。先月、高崎山の人気投票発表では予想通りと
いっては失礼だが「シャーロット」がメス部門1位になった
(オスのイケメン部門は今は亡きベンツ)。調べて驚いたのは
京都市動物園の入園料が大人600円という安さの上に中学
生以下が無料なのだ。出かけてみてはいかが。ちなみにボクが
投票するとしたら「ナマケてなんかないっ!
マイペースなだけ~♪」になるかな。