キャプテンの一言

1/20(金)キャプテンの一言

2017/01/20 金曜日 - 21:53:49 by captain

▼「ドナルド・トランピ」これ、なんだしょう? 
日本時間の今夜、21日午前2時からアメリカの
45代大統領、ドナルド・トランプ大統領の就任
演説が行われる。1文字違いの「ドナルド・
トランピ」はカリフォルニア州南部原産とされるガの
仲間。カナダの研究者が発見した新種で、17日
発表された報告書で明らかになった。AFP時事
が19日伝えたもの。トランプ氏の名前を新種に
使用されたのは初めてだろう。報告書によると、
発見者のバズリク・ナザリ氏は「アメリカの危機
的状況にある生息地の保護を続けるため、より
多くの人の注目を集めたかった。アメリカには
まだ確認されていない種が多数存在する」と話し
ている。もちろん、「ドナルド・トランピ」命名の最大
の理由はこのガの頭部を覆う金色の鱗粉が色と
ともにトランプ氏の頭髪(髪型)にそっくりなところ
からだということはいうまでもない。ただし巨大の
トランプ氏に比べて「ドナルド・トランピ」はわずか
0・9センチほどしかない。実はオバマ大統領にも
去年、マレーシアで発見されたカメに寄生する
扁形動物に「バラクトレマ・オバマイ」と命名される
など大統領としてもっとも多い9つの新種に名前が
流用されている。また先週、フィリピン、オーストラリア、
インドネシア、ベトナムの4カ国を歴訪した安倍総理。
最初の訪問国フィリピンで、あまり知られていないが
ドゥテルテ大統領の地元ミンダナオ島で大統領の
自宅で歓迎されたとき、フィリピンの国鳥「フィリピンワシ」
の命名式が行われ、安倍総理は2歳のフィリピンワシに
「Sakura」(さくら)と命名した。これは新種とはまったく
違うけど「ドゥテルテ大統領やるな!」って感じ。

▼去年の世界の平均気温は14・84度で3年連続過去
最高を更新した。これはNOAA=アメリカ海洋大気局
とNASA=アメリカ航空宇宙局が18日発表したもの。
短期的には暑くなったり、寒くなったりしているが、1年
間のいう長いスパンでは間違いなく暑くなってきている。
NOAAがおととしに比べ0・04度、NASAは0・12度
高くなったとしており、温暖化は確実に進行している
ことが証明された。二つの機関とも「温室効果ガスに
よる地球温暖化の傾向は明らかだ」としている。温暖
化は北極圏でもっとも進むといわれており、この説が
象徴するように去年の北極海の海氷面積は観測史上、
過去最低のおよそ1000万平方キロメートルにとどまった。
また、北極圏の永久凍土も確実に溶け出しており、その
結果、地中で固まっていたメタンガスが盛んに空気中に
流れ出している。これが二酸化炭素(CO?)の20倍とも
いわれる温室効果が温暖化に拍車をかける結果になった。
また、最近のニュースで南極の南極半島にある「ラーセン
B棚氷」に巨大な亀裂ができて拡大していると世界を驚か
せた。大陸から切り離れてしまうと、千葉県に匹敵する
氷が海に流れ出し海水面を最大10センチも上昇させる
といわれているからだ。地球温暖化はここ数年、上昇率
が上がっており、トランプ大統領(アメリカ)には是非とも
「パリ協定」で定めた温室効果ガス排出量の削減に取り
組んでもらいたい。

▼日本人宇宙飛行士、大西卓也さんが20日、モスクワ
郊外の「星の町」にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センター
で2024年以降の運用が決まっていないISS=国際宇宙
ステーション=について「もっと国際的な議論が加速される
といいと思う」と話した。大西さんは去年10月に帰還するまで
のおよそ4か月間ISSに滞在していた。もちろん耐用年数の
問題が大きく関わっているが、改良や補修で補えるなら
1年でも長い運用を望みたい。

1/18(水)キャプテンの一言

2017/01/18 水曜日 - 21:55:43 by captain

▼生物の多様性に関する条約の中で「発展途上国
などから入手した生物の遺伝子を利用して開発した
薬などの利益を、生物を提供した国に適切に配分する」
ことを定めた第10回締約国会議「名古屋議定書」に
日本もやっと批准する決断をしたようだ。議定書は
2014年10月12日にすでに発効している(批准国
50カ国以上の時点から90日後、すでに90以上の
国と地域が批准)。この辺の事情は去年ドタバタした
「パリ協定」とは違うとはいえ、2011年5月にすでに
署名しているのだから対応が遅いといわれても仕方
ないだろう。それは「パリ協定」のように単に二酸化
炭素の排出量を抑えるというものではなく、発展
途上国で利用した植物や微生物などすべての材料
から得られた商品や薬品が対象になるので、国内
の多くのメーカーが対象になるだけでなく、何でも
外国のものならすべて名古屋議定書の範囲内に
されたら、利益供与の量(額)がどこまで膨れ上がる
か計り知れないところがあったからだ。しかし、
批准しないままでも発効しているから、要求される
ことは間違いない。しかも批准していないから
交渉権もないという非常に不利な状況に追い
込まれることになる。批准すれば、対象となるもの
についてそれぞれの国と個別に話し合うことが
できる。これまでの世界情勢からアフリカや中南米
原産のものが対象になるだろう。政府は20日召集
の通常国会で批准を承認を得たいとしている。

▼きょうのニュースの中でも伝えたが、カロリーを
適度に制限するダイエットが寿命が延びだという
研究結果。研究対象はサルだったが、果たして
人類でも同じ結果になるのだろうか。これは
アメリカの国立加齢研究所とウィスコンシン大学
の共同研究で明らかになったもので、17日付の
イギリスの科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」
に発表されたもの。それによると、好きなだけ食べ
されるグループと3割カットしたグループで1980年代
から継続して実験を続けた。そして加齢研究所は
2012年に「効果はなかった」と、ウィスコンシン大学
は2009年と14年に「効果があった」と相反する
結果を発表した。そこで両者が研究データを持ち
寄って詳しく分析した結果、高齢のオスザルほど
ダイエット食事の効果が顕著で平均寿命は9歳
延び35歳まで生きたという。問題はこの結果が
人間に一致するかどうかだろう。人類に最も近い
とはいえ、サルは常に二足歩行していないし、
原則的には生食だし着るものもなければ自然と
遮断する住処(家)もない。そして人のように栄養
のバランスを考えた食事とはいえないだろう。
しかも寿命も2倍以上の差がある。ボクの結論は
暴飲暴食はどちらにも悪く、カロリーも過剰な摂取
は害になるということ。高齢の単純なダイエットが
人の寿命に即決するとは考えられない。ところで
普段食べているものはどれくらいのカロリーが
あるのか、気になって「タニタの摂取カロリー早見表」
で調べてみると、ボクの大好きな「かつ丼」は893
キロカロリー、わずかなおかずと味噌汁や漬物を
プラスすれば、明らかに1000キロカロリーを超えて
しまうだろう。同様に「かつカレー」(豚ロース)も
957キロカロリーと猛烈な数字になる。分かって
いることながら総じて揚げ物(油使用)はカロリー
が高い。ちなみに毎日6杯から7杯(ブラック、夏でも
ホット)飲んでいるコーヒーは1杯当たりわずか7キロ
カロリー。大好きな日本酒は1合185キロカロリー
と飛び抜けて高いわけではない。カロリー低目の
肴で飲めばカロリー的には大丈夫?

1/16(月)キャプテンの一言

2017/01/16 月曜日 - 22:18:45 by captain

▼きのう午前8時33分、鹿児島県肝付町の内之浦
宇宙空間観測所から打ち上げられたJAXA=宇宙
航空研究開発機構=の世界最小級ロケット「SS520
―4号機」は、20秒後に通信が途絶えたため第2弾目
のロケットへの点火を取りやめ失敗した。搭載されて
いた東大の超小型衛星とともに落下予定海域へ落ちて
しまった。今回の「SS520―」は電柱程度の大きさで
打ち上げ費用もH2Aロケットに比べおよそ20分の1、
イプシロンロケットに比べても10分の1程度と安価、
およそ5億円で打ち上げることができることから成功
して商業ベースに乗せて、世界のロケット打ち上げ
事業をリードする目論見があった。しかし「失敗は
成功の元」といわれているので、これを糧に次に
繋げればいいかもしれないが、それは日本国内
でのこと。海外では、はやり費用を抑えるために
どこかで無理をしたとみられているのではないか。
特に機体に家電製品で使われている民生品の
電子部品が使用されている点が問題になる可能性
がでないか心配される。確かにどこよりも安ければ
それだけ需要は増えるだろう。しかし、搭載される
衛星は決して安いものではない。また製作にそれ
なりの時間が費やされていることもある。
さらにいえば、宇宙開発競争は最終的には人類を
運ぶことにある。その点からいえばアメリカの民間
宇宙企業もISS=国際宇宙ステーション=への
無人輸送船で失敗を繰り返している。人の乗って
いないことを条件に、未来への挑戦として失敗は
ある程度許されるが、それがただ安く上げようと
いうだけの理由なら危険なものになってしまう。
もちろん、今回の「SS520―」では重いものを
打ち上げることはできないから、まったく目的が
違うのだが、宇宙を相手にする場合は最高の
技術を持って臨んでほしいと思った。

▼さすがに昨夜のNHK大河「おんな城主 直虎」
は苦しい展開になったと感じてしまった。大河に
よくある展開だが、主役は9歳の少女で、周りが
歴史的にあまり知られていない人物が多いこと
に起因しているから、仕方がないかもしれないが、
おとわが”家出”をして変な男の小屋で食べ物を
もらっていた。しかも男が「カドワカシ」の疑いを
かけられた。あんな状況は生まれるはずがない。
しかも当時の井伊家は弱小とはいえ城持ちの
国衆だ。一人娘が家人に見つからずに家出など
できるはずがない。ただ出家をしたということは
「井伊家伝記」に記されているので事実だろう。
なぜなら、江戸時代に書かれた「井伊家伝記」
にあえて女性の領主を記録する必要はまったく
ない。それこそ血縁関係がなくても養子を立て
れば家を続けていくことはできる。それをせず
女性の「直虎」(次郎法師=次郎は井伊家の
惣領の名前)の存在を書き残したということは
実在したということにほかならないと思う。昨夜の
終わり方からすると、次回(22日放送分)では
間違いなく「次郎法師」誕生ということになるだろう。
子役の3人はなかなか演技上手なので、あまりに
時代背景を無視した奇想天外な演出はいらない
のではないか。一方、同じ日ビックリする演出が
あったことをお気づきだろうか。昨夜9時から放送
があった「NHKスペシャル 森の王者ツキノワグマ」。
栃木県の足尾の山で暮らす1頭のツキノワグマを
一人の動物カメラマンが追いかけたものだったが、
カメラマンの横田さんが最初の年にコグマにつけた
名前が「次郎」だった。結果的に、このコグマはオス
ではなくメスだった。これを見た時、意図的なものと
感じてしまった。
NHKの「離れ業」にただただ脱帽した次第。

1/13(金)キャプテンの一言

2017/01/13 金曜日 - 22:04:06 by captain

▼「エッ」と驚くのか、「やっぱり」と納得するのか、
アメリカ・ロサンゼルスの評価の高い「すし店」の
ネタ=魚の47%が表示とは違う魚だったという。
これは共同通信などが配信したもので11日付け
の国際学術誌に論文が発表された。UCLA=
カリフォルニア大学ロサンゼルス校などの研究者
が2012年から2015年にかけてロスでも高評価
を受けている26店の「すし店」で10種類、364点
のサンプルのDNA鑑定を行った結果明らかに
なったもの。調査したUCLAのポール・バーバー
教授によると「すし店で購入した魚のおよそ半分
が、自分たちが思っているものと違った。不定
表示は故意ではない可能性もあるが、一部では
かなり意図的に行われていると考えている」と
話している。魚種ではオヒョウやタイはほぼ100
%が別のもの。また、キハダマグロも80%近くが
表示と違っていたという。一方、サーモンやクロ
マグロ(ホンマグロ)はおおむね表示通りに
使われていた。元の味を知らなければわかる
はずもないが、問題はニセ表示で使われている
魚によって思わぬ健康被害をもたらすということ
だろう。オヒョウとして使われていたヒラメ類に
よって寄生虫による食中毒を起こすこともある。
オヒョウはヒラメではなくカレイの仲間で、3㍍を
超える大物もいる。さらに表示以外の魚の使用
によってアレルギーを引き起こしたり、海域や
生息域によって水銀などを多く含む魚だったり
する可能性も指摘されている。論文ではこうした
ケースがロサンゼルスにとどまらず、アメリカ
全土で起こっている可能性を危惧している。
これは難しい問題だといわざるを得ない。
ボクはほぼ毎日魚介類(イカ、タコやエビを含む)
を食べているが、切り身で、しかも鮮度が違えば
的中するのは至難の技ではないだろうか。
さすがにケンサキイカとスルメイカは間違えないだろうが。
タイは鮮度によって弾力が違うので間違るかもしれない。

▼こうした魚種の問題だけではなく、日本ではサバの
刺身について、「大丈夫」という人と「ダメだろう」という
人など賛否両論いわれている。サバには「アニサキス」
という寄生虫がいることはよく知られている。イカにも
いるのでホタルイカを生で食べるのは避けた方が
いいといわれている。実はアニサキスには10種ほど
あって太平洋側のサバにはシンプレックスというアニ
サキスが存在しており、このシンプレックスは内臓に
とどまらず、肉の部分まで移動して活動するらしい。
一方、日本海側のサバにはピグレフィーという種類
のアニサキスが寄生しており、こちらの活動範囲は
内臓にとどまっているという。この結果、日本海側で
捕れたサバは生でも大丈夫ということになる。ただし、
すべてのサバがアニサキスに寄生されているという
こともないし、処理の仕方があるければ日本海の
サバでも痛い目に合うかもしれない。

▼11日に打ち上げる予定だったが、気象条件を
理由に延期されていたJAXA=宇宙航空研究
開発機構=の世界最小級ロケット「SS520―
4号機」の再打ち上げが15日に決まった。東大
が開発した超小型衛星(およそ3キロ)を載せた
「SS520―」は日曜日の午前8時33分に鹿児島
県肝付町の内之浦宇宙観測所から打ち上げられる。
さすがに鹿児島の天気は大丈夫と思うが、
再度の延期にならないよう祈っている。

1/11(水)キャプテンの一言

2017/01/11 水曜日 - 21:57:30 by captain

▼われわれが住む地球の衛星「月」について、
およそ45億年前に小天体が衝突したとされる、
いわゆる「ジャイアント・インパクト説」が定説化
されつつあったが、イスラエルの研究チームが
原始地球の周りで小天体が衝突を繰り返して
できたとする説を発表した。AFP時事がきのう
(10日)配信したもの。これまで地球の唯一の
衛星「月」については4つの説があり、おおむね
前記「ジャイアント・インパクト説」がやや有利
だったように思われた。JAXA=宇宙航空研究
開発機構の宇宙情報センターによると①兄弟
説=原始惑星系円盤(地球が成立する過程)
の中でちりが集まって地球と月が作られた、
②親子説=地球の誕生直後、地球の自転が
現在より速かったので、遠心力で地球の一部
(固まる前)がちぎれて月が誕生、③他人説=
地球の近くを通過した小天体が地球の重力に
よって捕らえられた、そして④ジャイアント・
インパクト説(巨大衝突)=原始地球に小天体
が衝突して、そのとき散らばった地球や小天体
の破片が集まって月ができた―。④が有力
ながら、地球と月の組成が5分の4も同じという
ことから、確定的とは言えなかった。今回の
イスラエルのワイツマン科学研究所のコンピュータ
シミュレーションによると、①の円盤上で比較的
小さい衝突が繰り返されれば現在のような月
ができるとしている。ただしおよそ20回も効率
いい衝突が必要ということで、その点がいささか
難問のように思われる。ともかくわれわれ地球
の衛星「月」についてもまだまだ分からない
ことが多いということだろう。

▼実はきょう、JAXAが鹿児島県肝付町にある
内之浦宇宙空間観測所から全長9・5㍍、直径
50センチの世界最小級のロケット「SS520―
4号機」を打ち上げる予定だったが延期された。
東京大学が開発したおよそ3キロの超小型衛星
を載せて打ち上げることになっていたが、周辺
及び上空が強風のため「条件が整わない」として
14日以降に延期した。この強風で第1段目と
第2段目の切り離したロケットが所定の位置に
落下することが難しいというのが理由で、打ち
上げた衛星が所定の軌道に乗らないという
ことではないらしい。この「SS520」ロケットの
打ち上げ費用はおよそ5億円で、無人輸送船
「こうのとり」などに利用される「H2Aロケット」
がおよそ100億円、小型の「イプシロンロケット」
がおよそ50億円なのに比べる超格安といえる。
衛星の小型化が進んでいる世界的傾向の中で
需要を高め、日本の宇宙技術、ロケット技術を
売り込みたい考えだ。

▼同じ宇宙の話でもこちらは地上から宇宙誕生
の謎に迫る望遠鏡に暗雲が垂れこめている。
日本やアメリカなど5カ国が建設を計画している
口径30㍍(レンズ)の超大型望遠鏡「TMT」の
設置場所を巡り、本来の予定地ハワイのハワイ
島マウナケア山頂からスペイン領カナリア諸島
のラパルマ島に変更する可能性が出てきた。
日本の「すばる望遠鏡」など各国の高性能望遠
鏡が乱立するマウナケア山に関しては地元から
神聖な場所として新設するものに反対運動が
起こっていた。2015年末にはハワイ州最高
裁判所が地元住民の訴えを認め建設許可を
無効にしている。去年、州政府が審査のやり
直しをしており、ことし5月ごろには結論が
出そうだが、地元住民が納得しているわけでは
ない。そのため、代替地としてラパルマ島が
浮上した。ただ標高や湿度などの条件が
マウナケア山より劣るため、あくまでも第2候補
としての色合いが濃い。目的が太陽系外惑星
での生命の手がかりだったり、宇宙で最初に
生まれた星を探るということで、ハワイが
望ましいのは言うまでもない。しかし、かなり
壁が高く、厚いようでならない。

1/9(月)キャプテンの一言

2017/01/09 月曜日 - 21:36:41 by captain

▼最近、南極の氷は増えているという観測データが
出ていたが、今、およそ5000平方キロメートル、
日本の千葉県(およそ5100平方キロメートル)に
匹敵する棚氷が南極大陸(面積はアメリカ合衆国
に匹敵)から分離する危機にあるらしい。これは
CNNなどが伝えたもので、イギリスの研究チームが
明らかにしたもの。それによると、「ラーセンC棚氷」
の一部は半年で亀裂が22キロに拡大したが、
このうち去年12月だけでイッキに18キロも拡大した
という。亀裂の幅も2011年には50メートルだった
ものが、今では500メートルまで拡大している。
この棚氷の厚さは350メートルとみられており、
大きく環境が変わる可能性があると指摘している。
「ラーセンC」の10%程度に当たるこの部分が分離
して海に流れ出ることになると「ラーセンC」によって
防がれていた内陸部の氷が大量に海に流出して、
想定しているすべての氷が流出すると、地球全体
の海水面が10センチも上昇するという。しかもこの
流出が連鎖的な流出を引き起こすことも考えられる
ため、その影響は計り知れないものになってしまう。
南極自体の降雪量によってある程度の氷の量が
保たれたとしても、海に流れ出すことになれば海面
が上昇することは免れないことは分かり切ったこと。
実は「ラーセンC」のすぐ近くにある「ラーセンB棚氷」
では2002年に崩壊が起こっており、同じく「ラーセン
A棚氷」も1995年に崩壊している。「ラーセンC」で
おこっていることは一連の連鎖の中で起こっている
とみて間違いないだろう。きょうのニュースの中に
ヨーロッパが大寒波に見舞われているよいうものが
あったが、これも温暖化に由来する偏西風の蛇行
が原因という見方もある。中国の北京ではやっと
大気汚染による注意報が解除されたが、この汚染
に原因は石炭による暖房と分かり切っている。中国
政府も対策に乗り出すということだ。人類が一番に
できること、それは石炭を原料としたエネルギー
(電気や暖房、動力)を使わないようにする、
これしかないのではないだろうか。

▼昨夜から始まったNHK大河「おんな城主 直虎」、
まず惹かれたのは子役たちの可愛さだろう。ここ
数年同じパターンだが本来の主役(直虎は柴咲コウ
さん)が登場するまで視聴者を引き付けて置く必要
があるからか、演技力がありしっかりした子役が
多い。もちろん、今回の「直虎」もそうで、おとわ
(直虎)の幼女を演じる新井美羽(あらい・みう)ちゃん
の番組のほとんどで走り回る姿は元気で第1回に
相応しかったが、あれでは疲れてしまうと心配して
しまった。それでも元気で可愛いというのは「おんな
城主―」にはぴったりだったと思った。ナレーション
を担当した中村梅雀さんも最近の大河の中では非常
によかった。個人的な意見だが「真田丸」の有働由美子
アナウンサーはミスマッチで違和感を覚えていたので、
今回は「ホッとして」見ることができた。許嫁でおとわの
父直盛の後を継ぐ亀之丞(のちの直親)役の藤本哉太
(ふじもと・かなた)くんと井伊家家老小野政直の子、
鶴丸のちの政次)役の小林颯(こばやし・かい)くんも
良かった。でも将来的にみてもこの2人は仲良しでは
なかったと思うのだが。もう1点、気になったのが亀之丞
の父直満が今川館で謀反の罪で亡くなったが、その
理由が北条に内通した裏切り(謀反)とされていたが、
このとき直満の弟、直義もいて一緒に亡くなっている。
また井伊谷は遠江、浜名湖の北東の地で、東は駿河、
つまり今川の本拠地がある。相模の北条はさらに東
にあり、この結びつきは北条から持ち掛けた話なら
いざ知らず、井伊側からはないと思う(のちに今川、
武田、北条で三国同盟が結ばれる)。おそらく家老
の小野直政が亀之丞が宗家を継ぐことで父・直満
に権力が集まるのを嫌った策謀だろう。

1/6(金)キャプテンの一言

2017/01/06 金曜日 - 22:20:59 by captain

▼セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ、スズシロ―春の七草。あしたの朝は日本
の伝統食「七草粥」。平安時代に始まったとされる、
この風習、ボクが子どものころは正月の御馳走で
弱った胃(体)をいたわるためだといわれていた。
それでも塩味だけのあっさりした味に加え、腹持ち
が悪いおかゆが好きになれなかった。それこそ
「朝飯前」の食べ物という認識しかなかった。
しかし、年を重ねるごとに美味しく思えるように
なっってきた。特別、正月に贅沢なものを食べて
いるわけではないのに「あっさり」したものを欲しが
るようになってしまった。それでも冷蔵庫の中には
まだ残っている食材もあるので、七草粥のあとは
これをどう食べるのかが、問題になってくる。年明け
で仕事が始まるといつも必要でもないものを買って
いると我ながらあきれてしまうが、治りそうもない。
4日のこのコーナーで初詣の話を書かせてもらったが、
テレビの「絵馬」が話題になっていたことを思い出した。
最近は「神のみぞシール」なるもので願い事や住所、
氏名を覆って隠してしまう人が圧倒的に多いらしい。
個人情報保護の観点からもっともと考えられるし、
場合によっては人に見られたくない願い事もある
だろうからいいことだと思う。しかし、絵馬のいわれは
神社に本物の馬を奉納することが原点とされている。
神社には「神馬(しんめ)」がいることろもある。
そこから出発して馬の代用として板を使った絵馬が
出来上がったらしい。もっとも古い絵馬は孝徳天皇
が宮を構えた大阪の難波の宮で見つかっている。
もちろん、願い事を書くわけではなく、奉納する
予定のものだったのだろう。本物の馬でなく、絵に
描いた馬ということで「絵馬」になったんだなあ、
と感心してしまった。

▼馬はえん麦やワラなどを食べる。もちろん
ニンジンも大好物だが、もっと甘いリンゴを
より好む。多くの人も甘いものが好きだ。
これに関して先月(去年だが)筑波大学の
ミハエル・ラザルス准教授らがイギリスの
科学誌「イーライフ」に発表したもので時事
ドットコムニュースが伝えていたもの。それに
よるとレム睡眠といわれる浅い眠り(よく夢を
見る時間帯)が短き人は甘いものを欲するという。
睡眠は深い眠りのノンレム睡眠とレム睡眠が
交互に繰り返されているという。甘いものを
食べたくなるのは脳の「前頭前皮質」といわれる
部分の働きらしい。ただしマウスによる実験で
明らかになったのであって人類が当てはまるか
どうかはボクには分からない。一方、空腹時に
脳から信号を受け、体熱を抑えるとともに食事
を促す神経細胞群が延髄にあることを名古屋
大学と群馬大学、アメリカのオレゴン健康科学
大学が5日付のアメリカの科学誌に発表した。
これは時事通信がきょう(6日)配信したもの。
延髄は脳の最下部にあり、脊髄のすぐ上の部分。
呼吸中枢を司るといわれているが、この働きを
肥満防止や拒食症の治療に役立てたいという。
人間の体に働きには思いもよらない能力がある
ことを実感させられるニュースだった。こらからも
新たな発見が続くだろうが、
さすがに神様にはなれないだろうネ。

1/4(水)キャプテンの一言

2017/01/04 水曜日 - 21:48:46 by captain

▼「NEWS TONIGHT いいおとな」をお聴きの皆様、
このコーナーをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。
今夜からことしもスタートしました。よろしくお願いいたします。

▼おとといの元日、地元の茨木神社で初詣した。
別に正月だからお参りするという習慣はない。ことしは
何を思ったか分からないが、ふと思い立ち「ちょっと
お参り」気分で出かけた。しかし予想以上の参拝者の
列にビックリしてしまった。誘導員に従って並んだのは
境内の外、一般道だった。それでも敷地がそれほど
でもない(広くない)と思い、手持ちの本を読みながら
並ぶことおよそ1時間、途中で断念しようかと思ったが、
すでに境内に入り遠くに参拝している人たちも見えたので
最後まで並んだ。久しぶりの茨木神社だったので
「ご無沙汰しています」と心で声をかけ、お参りは終了した。
周辺には屋台が並び、おいしそうな匂いが立ち込めて
いて誘われたが、あまりの人の多さに断念して静かな
場所に逃げていった。茨木神社は807年(大同2年)
征夷大将軍として有名な坂上田村麻呂が「天岩戸神社」
として創建したのが始まりの由緒ある神社。しかし、
江戸時代(1798年)の摂津名所図会などによると、
織田信長が寺社の破壊命令を出した時、天照大神など
とともに自身の産土神(うぶすながみ)である牛頭天皇
(=素戔嗚尊)を例外にしたため健速素戔嗚尊
(たけはやすさのをのみこと)を主祭神に牛頭天王社と
して難を逃れたという。今でも「天岩戸神社」は奥宮と
してあるし、鳥居にも書かれている。ボクは島根県出身
ということもあり、素戔嗚尊を祭っている神社を参拝する
ことが多い。ことしも縁があるように感じた。

▼6550万年前に絶滅(鳥としては生き残っているが)した
恐竜について卵から孵る(かえる)期間が長かったことが
要因の一つだったとする研究論文が2日、発表された。
これはAFP時事が4日伝えたもの。アメリカのフロリダ
州立大学などの研究チームが科学アカデミー紀要の
電子版に発表しらもので、それによると、今の地球で
生きている鳥類のふ化の期間はおおむね11日から85日
ということから、鳥の祖先の小型恐竜はこれに近いとみられる。
しかし、非鳥類型の恐竜については全く違う結果が得られた
という。それはどちらかというと爬虫類に近いもので、2つの
検体は3カ月と6カ月を示した。つまり、6550万年前、
メキシコ・ユカタン半島沖に落下した巨大隕石によって
絶滅した種はふ化期間が長いということが環境の大きな
変化に対応できず(卵のままだったり、ふ化直後だったり)
に生き残ることができなかった1つの要因ではないかとしている。
6550万年前の巨大隕石の落下では地上の80%の生命が
絶滅したといわれている。そんな環境に耐えた種がその後
繁栄していくことになる。われわれ人類の祖先もその中の
1つの種だったということになる。

▼あした5日はJRAの「レース始め」となる。「金杯で乾杯」
というベタな言い方をされている東西で行われる「金杯」。
GⅢながら競馬愛好家の間では「年の初め」ということで
GⅠ級の扱いを受けている。中山競馬場での「金杯」は
7枠10番のストロングタイタンと3枠3番のツクバアズマオー
の2頭のいずれか勝ちそうだ。また3着以内に来る確率も
かなり高いように思う。しかし京都競馬場の方はなかなか
難解に見える。一見、前走菊花賞3着の3枠6番エアスピネルで
堅そうだが、勝ち身が遅い(2歳時の新馬、デイリー杯の
2勝のみ)イメージな上にハンデ56・5キロが気になってしまう。
それなら同じ4歳で素質的には十分対抗できる7枠14番の
アストラエンブレムの54キロ、鞍上デムーロ騎手の方に
魅力を感じてしまう。

12/26(月)キャプテンの一言

2016/12/26 月曜日 - 22:03:10 by captain

▼500歳のニシオンデンザメ、双頭のサメ、世界で
初めての深海ギンザメの動画。これはナショナル
ジオグラフィック日本版が26日配信した「2016年、
話題になったヘンな動物トップ10」に入ったもので、
サメの仲間がベスト10の3つを占めた。今の中で
1位に輝いたのはアメリカ・カリフォルニア州沖で
撮影されたギンザメの一種「ポインティー・ノーズド・
ブルー・キメラ」。このサメはわれわれのイメージ
する鋭い「ジョーズ」のようなギザギザの歯はなく、
石灰化した板状の歯で海底に潜む生物が捕食
しているという。特に凄いのはオスの生殖器官が
アタマにあること。双頭のサメは5位、500歳の
サメは10位だった。ちなみに2位になったクモも
見た目にはとてもクモには見えない。中国南西部
の固有種というコガネグモ科のゲホウグモの仲間
は「木の葉」に擬態する。これは世界でも初めての
発見とされるが、おそらく一般の人が見つけても
(見つけることは困難だが)クモと認識できないだろう。
興味ある人はネットで、「木の葉に擬態するクモ」
で見つかるかもしれない。

▼サメは海に生息している。われわれ人類の祖先
も海から生まれたとされている。魚類から進化した
ことことも海は人類の故郷といえる。地球の海は
およそ40億年前に誕生されたとされている。
地球表面積の7割が海で地上より圧倒的に多い。
その母なる海がどうやってできたのか、日本の
科学雑誌「ニュートン」の2月号で特集している。
それによると、①そもそも太陽系誕生の時、地球
の元となった微惑星に水(H₂O)が含まれていた、
②誕生時の原子太陽系円盤の水素ガスが元と
なった、③月のクレーターでも分かるように原始
地球に衝突した彗星(氷の塊)に由来する―など
の説が紹介されているが、特定の説一つという
よりいくつかの説が重なったが有力としている。
また、現在の地球の海以外の地下(マントルや
コアと呼ばれる部分)には海の80倍の水が存在
したということもいわれているらしい。つまり地球
に生命が誕生したのは海=水が絶対条件だった
ということ。

▼であるなら、太陽系で生命を探す、あるいは
人類の移住先を見つけるなら「水」を最優先
させるべきという結論になる。そうであるなら答え
は明確で木星の第2衛星「エウロパ」ということ
になる。エウロパは直系およそ3130キロで地球
の月よりやや小さいが、表面は氷で覆われている。
しかし、 内部は木星の潮汐作用により液体の水
が広がっていることが判明している。氷上に住居
などを建て、氷を溶かすことで様々に利用する
ことができる。もちろん野菜栽培も電力を生み出す
ことも可能だろう。しかし木星は地球からおよそ
2億5000万キロも離れている。イッキに人類を
送り込には少し遠い。そこで中継基地を火星に
作ることで、すべてうまくいくのではないか。火星
にも水の存在は確認されているが、その量は
大量の人類移住には少なすぎると思われる。
来年とはいわないが、早い時期に計画を立てて
実行してもらいたい。

▼きのうの有馬記念は大接戦だったものの本命
サイドで収まり、多くの人が的中した(と思う)。
ボクもキタサンブラックではなくサトノダイヤモンド
を本命にして金曜日にキャプテンコーナーで推奨
したのでホッとしている。有馬記念の売り上げも
およそ449億257万円となり前年比107・9%
となった。景気がよくなったという感覚はないが、
使えるお金が増えたことも事実なのだろう。来年
はアメリカのトランプ大統領誕生やフランス、
ドイツなどで選挙があり不透明だが、日本はさらに
景気アップしてもらいたい。

▼今年も「いいおとな」をお聞きいただき
ありがとうございました。
このコーナー、きょうでことし最後です。来年は
4日から再開しますので、よろしくお願いします。
来年が皆様にとっていい年でありますよう、
お祈り申し上げます。

12/23(金)キャプテンの一言

2016/12/23 金曜日 - 22:00:44 by captain

▼最強のウイルス「エボラ出血熱」のワクチン精製に
カナダ研究チームが成功した。これはWHO=世界
保健機関=は23日明らかにしたものでAFP時事が
配信した。それによると、去年、終息宣言がだされた
西アフリカのギニアで終息期6000人に及ぶ大規模
なワクチン接種の臨床試験が行われ、その結果感染
者は1人も出なかったという。さらにワクチン投与され
なかった中から23人の感染者が確認された。これを
受け、ワクチンは最速の手続きを経て2018年には
認可され、入手可能になりそうだとしている。ただ、
6歳以下の子どもや妊婦、などが臨床試験から外され
ていたため、こちらの方の検証も今後必要になる。
一方、国内では鳥インフルエンザとノロウイルスが猛威
をふるっている。ノロウイルスはワクチンなど医学的予防
法がないので、ていねいな手洗いや塩素系漂白剤で
食器、ドアノブを洗ったり、拭いたりするなどで対応する
しかない。罹ってしまったら脱水症状に気を付けて食塩水
(塩分濃度0・9%程度)、スポーツドリンクなどこまめに
摂取することが大切。お茶はお奨めではない。鳥インフル
エンザの方ではH5N6型で人への感染はないとの見解が
あったが、加熱した方が安心だろう。

▼サブちゃん「神ってる」という言葉がピッタリの枠順抽選会
だった。ダービーとともにJRA最大のビッグイベント、
グランプリ「第61回有馬記念」(中山、2500㍍)があさって
(25日)ゲートインする。ことし天皇賞・春とジャパンカップの
GⅠ2勝しているキタサンブラックはラッキーゲート「1番」を
引きデータ上、勝率100%(過去4回1番で全勝)となった。
しかも「神ってる」で流行語大賞を授賞したプロ野球、広島
カープの鈴木誠也選手の背番号「51」と同じ5回目の1番と
なった。有馬記念を勝てば11日の香港カップでことしGⅠ
3勝目をあげ引退したモーリスに並ぶことになる。サラブレッド
最大の賞といえる年度代表馬はさすがに有馬記念を含む
GⅠ3勝ならキタサンブラックが選出されることが濃厚では
ないだろうか。世界を相手に勝ったモーリスは強力なライバル
だから断定はできないが、選出されなかった馬も何らかの
タイトルを獲得することは間違いないだろう。それならキタサン
ブラックから馬券を購入するかといえば、ちょっと違う。1番
人気必至の逃げ馬はかなり危険な存在といえる。おそらく
4枠7番のマルターズアポジーが過去17戦すべて逃げて
いるのでハナは譲らないだろう。そうなるとキタサンブラック
は2番手からの競馬になる。2番手からでも経験はあるし
勝利もあるので問題ではないが、逃げた時の方が安心感が
あるように思う。そこで軸馬に推奨したいのは6枠11番の
サトノダイヤモンド。毎年夏に行われるサラブレッドのせり
「セレクトセール」で高額落札しているオーナーの里見治氏
はことしの菊花賞で悲願の初GⅠを手にすると、今月11日の
「香港ヴァーズ」(2400㍍)、そして先週のサトノアレスによる
「朝日杯フィーチュリティS」制覇と勢いが凄い。ダイヤモンド
は16頭中唯一の3歳馬だが、不利にはならない。2010年の
ヴィクトワールピサから3年連続勝利している。父ディープ
インパクトは3歳時、ハーツクライに屈したが4歳で勝利している。
ダイヤモンドは7戦して5勝2着1回3着1回とすべて馬券圏内
にきている。前走の菊花賞も完勝といえる内容。古馬相手の
ここでも能力全開して勝つ姿しか想像できない。相手筆頭は
「神ってる」キタサンブラックで仕方ないだろう。さらに去年の
覇者で中山巧者の1枠2番のゴールドアクターも当然圏内
だろう。ただ、これでは配当的妙味がないので7枠13番の
デニムアンドルビーや2枠4番のヤマカツエース(中山2戦
2勝)も入れてことし最後の競馬を楽しみたい。