クレパス画名作展

あっちこっち行ってみ~でご紹介したのは、奈良県立万葉文化館で開催中の
特別展「クレパス画名作展」です。

クレパスと聞くと、子供の使うものと思いがちですが、想像していたのとは全然違いました。今回、巨匠から現代アート達のクレパス画作品から130点が展示されています。

クレパスは、クレヨンとパステルの良さを兼ね備えた画材として、1925(大正14)年に日本で発明されました。画面によく定着し、伸びやかで発色がよく、色を混ぜたり塗り重ねたり、ひっかいたりなどの幅広い表現ができるんです。
その特性は、油絵具の入手が難しかった第二次大戦直後に多くの画家たちに注目され、
次第にオリジナリティを持った描画材料として取り入れていくようになっていきました。

展示作品にはクレパスを使った当時の画家達の感想やエピソードも
いくつか紹介されています。
なれないこともあって試行錯誤している様子や驚いている様子がおもしろいです。

小磯良平もクレパスの色鮮やかな発色のよさを高く評価し、
まるで油絵かと見紛うような作品が展示されています。
もうビックリです!

岡本太郎や山下清の作品もありましたよ。

ケズルとか重ねる、混ぜるなんて技法は子供の頃持ち合わせていませんでしたから、クレパスにこんな可能性があるなんて驚きです。

クレパスは、モスクワで子供や農民達が絵に親しむ姿を見て、日本でも文化レベルを上げなくてはいけないと強く思った画家、山本鼎(かなえ)の自由画運動とも相まって教育現場での使用も増えていきました。

「神田川」の中で「24色のクレパス買って・・・」とかいた作詞家の喜多條忠さんの手紙も展示されていました。
神田川は喜多條さんの実際のエピソードだそうです。
当時NHKでは「クレパス」という商品名が使えず、「クレヨン」に変えれば紅白歌合戦へ・・・という話になっていたそうです。ところが喜多條さんが、それを断ったそうです。
「あの時の絵はクレパスで描いたもの」だったから。
譲れないところだったんですね。
「24色は身の丈にあったちょっとフンパツしたもの」でした。とも書かれていました。

なつかしい響きがしますね・・・クレパス。

こんな使い方があるって、もっと早く知ってたら・・・!?
もっと上手に描けたかもしれませんよね~。
いや、あらためてクレパスで描いてみたくなりました!

文化館の万葉庭園を散歩したり、ミュージアムをみたり、
飛鳥散策にもいい季節ですよ。

会  期:12月16日(日)
会  場 奈良県立万葉文化館 日本画展示室
アクセス 近鉄橿原神宮前駅東口、飛鳥駅、JR桜井駅からバス万葉文化館西口下車
観 覧 料 一般 800円、大学・高校生 500円、小・中学生以下無料

詳しくは奈良県立万葉文化館のH.P.などでご確認ください。

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. タイムライン / dps
 2. 青春アミーゴ / 修二と彰
 3. Lovin’ You / 横山 輝一
 4. お家をつくろう / 浦島太郎(桐谷 健太)

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