鶴澤清公さんⅡ

「べっぴんサークル文楽へ行こう!」は先週に続いて文楽・三味線の鶴澤清公さん。
研修生から文楽の世界に入られた清公さんは現在鶴澤清介師匠のお弟子でいらっしゃいます。

2年の研修生を終えると、それぞれがどなたに入門したいのか希望を出します。
「『ウチの師匠』、という感じがウチの師匠だったんです。」というのは、
なんだかイイですよね~。

入門時、三原からご両親が大阪へ出ていらして、初めて師匠と対面という‘顔合わせ’がありました。
「しゃべることないで~」とおっしゃっていた師匠はなんと2時間しゃべり通しだったそうです。
「石にかじりついてもなんて思わずに、合うなぁと思ったら続けたらええんです。」
ともおっしゃったそうです。

師弟の様子がうかがえるお話でしたね。

写真はシリーズ化しています「技芸員の手」です。

清公さんは宝塚歌劇の大ファン!
ヅカジェンヌの方が劇場にいらっしゃると、周りの技芸員の方々がすぐさま清公さんに教えてくれはります。
すると清公さんはかねて用意の三味線の胴板を持って行って、サインをもらいはるんだそうです。

楽屋にはタカラヅカの公演チラシが皆に見えるように必ず飾ってあるのは、ご自身のメンタルの為にも必要だとか・・・!
舞台では、三味線のみならずお琴や胡弓も担当される清公さん。

6月の公演でもぜひ注目してくださいね。

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「あっちこっち行ってみ~」は神戸市立小磯良平記念美術館をご紹介しました。

こちらでは今、昨年35周年を迎えた神戸市立博物館のリニューアル休館にあたり、
収蔵されている、金山平三、林 重義、小磯良平、田村孝之介、川端謹次らの近代洋画に、明治初期に活躍した山本芳翠、高橋由一の油彩画、チャールズ・ワーグマン、
エドアルド・キヨッソーネ、C.B.バーナードら来日した西欧人の作品などを加えた、約100点を紹介する作品展が行われています。

幕末から昭和にかけて、洋画における、平面に三次元的奥行きを持たせる再現方法、
遠近法などに触れた日本の画家達は、この画風を取り入れるために工夫を重ねたり、教えてもらえる先生を探したり、多分苦労しはったんでしょうね。
そんな日本で近代洋画が生まれた頃に思いを馳せながら作品に囲まれる、貴重な時間を過ごしました。

作品を残した人たちも、日本画出身、浮世絵出身、元々貿易商だったり、武士だったり、と様々です。
自分の藩主と渡米し、のちヨーロッパで公務のかたわら油彩を学んだ高級官僚という人もいてはります。

1896年東京美術学校に西洋画科が発足に際し、フランスから帰国した黒田清輝が教員となります。

近代の美術家たちの描いた作品の中には懐かしい神戸の風景が数多く登場します。ご覧になっている方も、「いやぁ、三宮てこんなんやったかしら?」なんて会話が交わされていました。

作品からは当時の神戸のモダンな空気がかもし出されています。

先日行われた「神戸まつり」の前身「神戸みなとの祭り」の第2回のポスターの原画となった小磯作品「洋和服の二人」や、神戸の賑々しい港の様子が描かれたY.コジマの「神戸港眺望」、多分日本人が描いた初めての裸婦、百武兼行の「裸婦図」など、私のような人間が見ても充分楽しめました。

また「小磯良平作品選Ⅰ―油彩―」では、『特集・静物画、室内画』と『小磯芸術の流れ』と題し、約30点の小磯良平の油彩作品が紹介されています。今更ながら、素晴らしいです。

「リュートのある静物」に描かれている楽器リュートがそのまま置かれた小磯さんの素敵な
アトリエが、記念館の中庭に移築されています。
1日2回、このアトリエの解説も行われています。
とっても楽しいエピソードがいっぱいですので、これはぜひ参加してみてください。
おすすめです。

山本芳翠の「猛虎逍遙図(しょうようず)」の撮影スポットも楽しいですよ。

特別展「神戸市立博物館所蔵 洋画セレクション」
2018年4月21日(土)~2018年7月8日(日)
(会期中、5月29日(火曜)以降一部作品を展示替えします)

神戸市立小磯記念美術館
六甲ライナー「アイランド北口」駅下車すぐ
開館時間  10:00-17:00  ※入館は閉館30分前まで
休館日 毎週月曜日(ただし4月30日は開館)、5月1日(火)

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. マシマロ / 奥田 民生
 2. ダンス・ウィズ・ユー / TUBE
 3. Ashes / Celine Dion
 4. 言ノ葉 / 秦 基博
 5. A Little Dance SKA / EGO-WRAPPIN’
 6. 愛しい人よGood Night… / B’z
 7. My Song For You / 尾崎 亜美