豊竹呂太夫さん/桂離宮

べっぴんサークル文楽へ行こう!は電話での出演をお願いしました、豊竹呂太夫さんです。

お祖父様は人間国宝 十代豊竹若太夫
という文楽の家に生まれながら、ご自身は小説家になりたかったという、面白い方です。
2017年に、お祖父様の前名を継ぎ、六代豊竹呂太夫(ろだゆう)を襲名されました。

大阪の11月公演にもかかるお芝居、
「心中天網島」の治兵衛についてのお話は興味深かったです。

ご自身に照らして、「まだ文楽を一度も見た事、聞いたことのない方にも是非触れてもらいたい。知ってもらえば、魅力に気づく方がまだまだきっといらっしゃるはず!」
今もまだまだ新しい発見があると言うお話には本当に熱がこもっていました。
文楽の世界を描いた「渦」で直木賞を受賞した大島真寿美さんは、呂太夫師匠の義太夫教室の生徒さんです。

このコーナーにご出演の度に、熱い文楽への想いをうかがいました。
いつもありがとうございました。


(2015/02/18 撮影)

11月の公演で、みなさんも文楽デビューしてみられてはいかがでしょうか?

まだ見ぬ世界に驚くかもしれませんよ!

チケットの窓口販売は10月4日(金)からですよ。

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今日のあっちこっち行ってみ~は「桂離宮」です。
桂川がすぐ隣に流れる西岸に、江戸時代初期に造られました。
造営したのは宮廷きっての文化人として知られた、八条宮智仁(としひと)親王と智忠(としただ)親王でした。

智仁親王は、風流を大変好んだ人物で、平安貴族が桂で舟遊びや宴をしていた様子を思い浮かべながら建てたといわれています。
後継ぎの智忠親王は、古書院の一部を改築し中書院を増築しました。

彼は、結構イケメンで才能に長けた人物だったとか・・・。

24歳の時に、加賀二百万石の藩主前田利常の娘と結婚しました。
嫁入り道具も豪華で、経済面だけでなく政治においても後ろ盾を得て、宮廷の中でもかなり裕福な存在となっています。
将軍家と前田家から財政援助があるんだから、別邸作りでも金銭面に困ることはなかったそうです。

桂離宮は何度も手直しされ、現在まで大切に維持管理されてきました。

明治16年(1883年)以来、宮内庁の管轄です。
入口に向かう道や受付で、皇軍警察官を何人か見かけました。

申し込んだ午後4時の10分ほど前に受付を済ませ、展示も兼ねた部屋で待ちます。
私が参加したグループは26名。うち3人が外国の方でした。
男性のガイドさんが、50分の行程で案内をすすめてくれはります。

庭園は、約7万平方メートルの回遊式庭園になっており、どの書院からも庭を楽しめるよう工夫がされています。
池の周囲に書院群があり、その周囲に茶屋が点在しています。
古書院や中書院、新御殿は、入母屋造りで柿葺き(こけらぶき)の屋根で、書院造りを基礎としています。
私たちは建物の中には入りません。池の周りを歩いて庭をめぐります。
足元に敷き詰められた石もすごいです!

池の造りは、海や川を真似て作っているのが特徴で、水辺は独特のカーブをつけたり、直線の美しさを見せたり、庭石も切り出して変化をつけたり、自然のままの石の美しさを楽しんだりできるよう意識して造られています。

建物からだけではなく、庭を散策する人が十分に楽しめる工夫がされています。
庭の苑路を進むごとにがらりと風景が変わります。
高い生垣を抜け、橋を渡るたびに新しい風景が広がります。
次に見えるはずの景観がこの生垣でうまく隠されていて、新しい景観が突然目の前に見えるという、サプライズも特徴のひとつです。
まぁ、どこから見ても絵になる庭園!本当に美しい!

茶屋などの建築物をはじめ、灯籠、手水鉢、飛び石など、粋人の二人の親王の美意識や好みが色濃く反映されています。

途中撮影スポットや見どころを、ガイドの方が楽しく案内してくださいます。
庭仕事をされている方もみかけました。
池に浮かべた船で移動してはるんです。
なんとも風流です。

桂離宮の中心的建物は、少しずつ後退しながら連続して建っています。
ずらしながら接続した形態を、雁が飛ぶ隊形に似ているということで雁行(がんこう)型と呼んでいるそうです。

池に舟を浮かべて歌を詠み、月を愛で、管弦を奏でながら酒宴を楽しむといった王朝様式の生活―。
それを実践するのに、願ってもない場所が桂の里だったのです。
古書院は高床式で、正面には船着き場があります。
空に浮かぶ月と正面の池に映る月を愛でる、月見台があります。

いつか、いつか・・・と思いながら行きそびれていた、桂離宮。
私の長年の夢がひとつかないました。
あっ、虫よけスプレーは必須ですよ。

参観できるのは中学生以上です。
参観料  1回1000円(但し、中高校生と障がい者などを除く)

参観の休止日
(1) 月曜日(月曜日が休日の場合は、翌火曜日が休止日)
(2) 年末年始(12月28日~翌年1月4日)
(3) 行事等の実施のため支障のある日

(1)(2)は、宮内庁京都事務所参観窓口の受付も休止です。
 カレンダーが公開されています。

予約・事前申込みは、往復はがき・インターネットで3カ月前から受付しています。
当日申込みもありますが、満員となり次第受付終了となりますので、事前申し込みがおすすめです。
定員オーバーの場合は抽選など、詳細は宮内庁京都事務所参観窓口などへの
確認が必要です。

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♪今日のオンエア楽曲
 1. スリル / 布袋 寅泰
 2. 禁区 / 中森 明菜
 3. トワイライト / GOING UNDER GROUND
 4. Roxanne / The Police
 5. 一人ジェンガ / 矢井田 瞳
 6. 雑魚 / たくみ 稜
 7. 空を見なよ / シャ乱Q
 8. 夕焼けの歌 / 近藤 真彦