生誕110年 東山魁夷展 

今日の「あっちこっち行ってみ~」は
京都国立近代美術館で開かれている「生誕110年 東山魁夷展」をご紹介しました。
京都では30年ぶりの大回顧展で、代表作「残照」「道」「緑響く」など
約80点を展示。奈良・唐招提寺に奉納したふすま絵や床の間の壁面全68面も再現展示されています。



東山魁夷のお父さんは横浜の、船を扱う会社のサラリーマンでしたが
独立したときに神戸に移り住みました。
ですから東山魁夷は13歳から神戸の学校へ通っていたんですね。

戦後は主に日展を中心に活躍。
「残照」「道」の評価で一躍人気作家になりました。
ところが安定していてはダメだと思い立ってドイツへ留学するんです!
ここからの作品がまた素晴らしいんです。

ドイツからもどった魁夷は「群青と緑青が日本の景色だ」と言ったのだそうですが、
会場では「東山ブルー」と呼ばれる特徴的な「あお」に出会えます。

そして構想から完成までに10年を要した唐招提寺御影堂の障壁画。
御影堂の修理のため今後数年間は現地でも見ることができないということですから、
貴重な機会ですよね。

川端康成に勧められ制作された「京洛四季」とそのスケッチや習作や、
全く新しいモチーフ・白い馬が登場する昭和47年の作品なども展示されています。

70代後半からの魁夷は、「絵はうまい下手じゃない。どれだけ心を込められるかだ。」
と思い至ります。
それまで、「自分には才能がないと思い続けた」っていうんです。
日本画の巨匠がですよ!
それからは見つめてきた無数の風景とスケッチから迷いなく制作したといいます。

亡くなったその年、90歳の時の作品「夕星」は素晴らしいです。

きっとまだまだ描きたい風景がたくさんあったんじゃないかと思ってしまいました。

「生誕110年 東山魁夷展」は 10月8日(月・祝)まで。
京都国立近代美術館で開催中です。

開館時間 9時30分~17時(金曜・土曜は21時まで)。
休館    月曜日(9月17日・24日、10月8日は開館、各翌日は休館)

詳しくは、京都国立近代美術館のホームページなどでご確認ください。

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. ファンファーレ / sumika
 2. 夏の終わりに想うこと / 嵐
 3. 文楽 / 黛 敏郎
 4. ボーイフレンド / aiko
 5. 夢でいいから / たくみ 稜
 6. ガラス越しに消えた夏 / 鈴木 雅之
 7. 呼吸 / 菅田 将暉
 8. WILL / 中島 美嘉