特撮のDNA

「あっちこっち行ってみ~」は、
明石市立文化博物館で開催中の
「夏季特別展 特撮のDNA展ー平成に受け継がれた特撮”匠の夢”ー」(9月2日(日)まで)
をご紹介しました。

昔は不可能だった映像が、今ではCGで可能になったものがたくさんあります。
ビックリするような映像でも「これCGやろ?」で片付いてしまいます。
私が子供の頃は、テレビや映画で、「特撮もの」がいっぱいありました。
いわゆる「特殊撮影技術」です。ミニチュアや映像トリックを使った作品が
たくさんあったんです。

「特撮」の技術を日本映画に初めて取り入れたのが、特撮の神様・円谷英二さんです。
円谷率いる東宝特殊技術課(当時)の面々は、ミニチュアや着ぐるみを駆使した独自の
撮影手法を編み出し、『ゴジラ』をはじめとする数多くの名作、名キャラクターを世に送り出しました。
今回の展覧会は、こういった特撮作品に登場するヒーローや怪獣、乗り物、兵器などの造形作品を間近で見られるものとなっています。

会場では1959年の「宇宙大戦争」や1965年の「怪獣大戦争」などの
ロケットや探査船、登場人物が身につけたサングラスや銃、ヘルメットなど、
作品の性格を決定づける重要な小道具などが多数展示されています。

あのメカゴジラ2の全身スーツもありました!  

そして興奮するのはやはりゴジラコーナーです。実際に使用されていたスーツや頭部メカニック、実際のものを作る前に作るひな形がたっくさん並んでいます!

実際撮影が済むと保管する場所もままならないこともあって
スーツなどは廃棄されることが多いそうです。
なので、オリジナルを復元したものもあります。
こちらは実際の撮影に使われた上半身のスーツです。
‘スーツ’と聞くと、つい背中のファスナーを探してしまいますね。

また、ゴジラは腕が短いので、ものをつかむシーンはとても難しいそうで、
つかむシーンのアップ用の腕だけもあります。
確かにゴジラの腕は短いですよね。

この展示のためにつくられたゴジラの足に触れるコーナーもあります。

画面の中で暴れまわる怪獣たちは、実はいくつもの過程を経て生み出されています。
特撮映像のスタッフたちは現実世界には起こりえない事象を描き、
この世に存在しない生き物を作り出します。
現実にないものだからこそ、ある意味リアルさを追求し、その細部にまでこだわり、
命を吹き込んでいくんですね。

いつの時代も、特撮映像にかける情熱で工夫や努力をおこなってきた匠たち。
彼らが築いた技術と情熱は、デジタル全盛となったいまも、若い世代へと確実に受け継がれているのでしょうね。

今回の展示初日には4時間滞在された方もいらしたそうです。
特撮の匠達の情熱は、ファンにも受け継がれているようですね。

明石市立文化博物館はJR明石駅・山陽明石駅から徒歩約7分。
開催期間、時間、料金など詳しくは  
明石市立文化博物館のホームページなどでご確認ください。

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. 花火の夜 / 槇原 敬之
 2. 思い出のビーチクラブ / 稲垣 潤一
 3. 望遠のマーチ / BUMP OF CHICKEN
 4. あの夏へと / MAX
 5. オリジナルスマイル / SMAP
 6. とび魚のバタフライ / チャットモンチー
 7. 月 / 桑田 佳祐