「べっぴんサークル文楽へ行こう」は、峯田悦子さんにお話うかがいました。
峯田さんはNPO法人人形浄瑠璃文楽座の事務局長でいらっしゃいます。
「たくさんの方に文楽を知っていただいて、魅力に触れてもらいたい」と、
いつも忙しくされています。
より文楽を楽しめるようにと、様々なイベントもなさっているんですよ。
6月16日 竹澤團七師匠出演の「文楽座話会」
8月 4日 有栖川有栖さん、桐竹勘十郎さん、竹本織太夫さん出演の
「そうだ、文楽に行こう!!」
7月 8日 ルネッサながと への「日帰り観劇ツアー」
初心者向けから文楽通の方が楽しめる催しまで色々な企画です。
日頃から文楽を支えてくださる‘賛助会員’さんも随時受け付けてらっしゃいますので、
興味がおありの方はお問い合わせくださいね。
かわいいグッズは、組み合わせて抽選で3名様にプレゼントです。
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「あっちこっち行ってみ~」は横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念して京都国立近代美術館で行われている「生誕150年 横山大観展」をご紹介しました。
初日はオープン前から長い列ができました。
人気の程がうかがえますね。
横山大観は明治から昭和初期にかけて活躍した美術家・日本画家です。
東京美術学校で学び、師の岡倉天心と日本美術院を設立した大観は、西洋画の画法を取り入れた新たな画風の作品を発表した人です。
でも、その先進的な画風は当時の画壇から批判を浴び、「曖昧でぼんやりとした画風」という意味を込めて「朦朧体」と呼ばれたんだそうです。
一時食べるのにも困っていた頃、「作品に向かう以外は釣り竿を持っていた」という逸話も
あるそうです。
大観は、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試みました。
また当時としては珍しい主題を作品にし、従来の型から抜け出し注目を集めました。
やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。
今回は、大観の代表作で重要文化財の「生々流転」、「夜桜」、「紅葉」などに加え、
100年ぶりに発見された「白衣観音」(ひゃくえかんのん)も展示されます。
一番混雑が予想されるのはお昼をはさんだ午前と午後です。
比較的見やすいのは夜間拝観が行われる金・土曜日の17時以降だそうですよ。
生涯お酒を愛した大観は、意気投合した杜氏さんのつくる、「酔心」を好んだそうです。
食べるものも喉を通らなかった時も、酔心は口にしたという話しも残っています。
横山大観の作品がこんなにバラエティに富んでいるなんて驚きでした。
しかも巨匠は革新的で常に新しいものにチャレンジしていたんですね!
会場で見られる84歳の時の作品もそうでした。
豪快で緻密。繊細で大胆。
1つの作品の中にもうかがえる、、、。
巨匠はやはり巨匠でした!
会期 2018年6月8日(金)~ 7月22日(日) ※期間中、展示替を行います。
前期:6月8日~7月1日/ 後期:7月3日~7月22日
開館時間 午前9時30分~午後5時
6月8日~6月30日の金曜日、土曜日は午後8時まで開館
7月6日~7月21日の金曜日、土曜日は午後9時まで開館
*入館は各閉館時間の30分前まで
休館日 毎週月曜日 (ただし、7月16日(月・祝)は開館し、7月17日(火)は閉館)
アクセス 京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10分
会期中、前後期以外にも作品の入れ替えが細かくありますのでご注意ください。
「生々流転」は3回にわけて展示。
その他にも展示期間が短い作品もありますので、ご覧になりたい作品は予め調べてお出かけになる方がいいかもしれませんね。
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♪今日のオンエア楽曲♪
1. 公園通り / ゆず
2. REINCARNATION / 松任谷 由実
3. I am a Father / 浜田 省吾
4. Hero / 安室 奈美恵