吉田玉助さん 

4月公演で五代目を襲名されます、吉田幸助改め、五代目吉田玉助さんです。

文楽の世界は世襲ではありません。それでも、お父様のお仕事というのは子供さんにとっては一番身近なものだと思いますから、幸助さんのように同じ道を選ぶ方もいらっしゃいます。

文楽人形は、一体の人形を三人で遣います。
師匠であるお父様が主遣いをされて、ご自身がその足を遣うという事もありました。
舞台であっても、お父様は大きな声で怒らはったそうで、「お客様に聞こえてたそうです。」

我が子故に厳しさもなおのことだったかもしれませんね。

お祖父様は三代目吉田玉助。この名前を‘襲名する’事を、お父様も考えていらした事を、ご親戚から聞いていらしたそうです。
そこで今回、吉田玉助の四代目を師匠であるお父様に追贈し、ご自身は五代目を襲名される事になさったのだそうです。

「文楽の世界では多分初めてのこと」。

今回の‘追贈’。ご自身の襲名。

「感謝の気持ちでいっぱいです。」とは本当に心からの思いでいらっしゃると思います。

新しい文楽の歴史の始まりです。4月の国立文楽劇場へ、ぜひお出かけください!

玉助さん、かしらを持ってきてくださいました。もちろんご自身所有のものです。
ありがとうございます!

四月文楽公演は4月7日(土)~30日(月)
第一部 11時開演 「本朝廿四孝」 「口上」 「義経千本桜」
第二部 16時開演 「彦山権現誓助剣」

ぜひお出かけください!

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今日からの新コーナー「あっちこっち行ってみ~!」

美術館や博物館、イベントなどをご紹介するコーナーです。

 大阪市北区の中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階に、
3月21日、「中之島香雪美術館」が開館しました。

朝日新聞社の創業者、村山龍平(りょうへい、1850~1933)さんのコレクション
を収蔵する香雪美術館(神戸市)の分館です。
テーマは都会にいながら、山中にいるような静寂を味わえる「市中の山居」です。

現在、開館記念展として村山コレクションの重要文化財を含む約300点を5期に分けて展示する記念展を開いています。

美術館全体の面積は962平方メートル。エントランスには20メートルにわたって、和の雰囲気を感じさせる切子(きりこ)格子と土壁が施されています。
展示ケースには、光の反射を抑える国内最高水準のガラスを採用し、映り込みを気にせず、作品の美しさがクリアに楽しめます。
 常設展示室には、村山の生涯を紹介する村山龍平記念室も設けられていて、当時の日本・大阪の歴史をたどることもできます。

中之島フェスティバルタワー・ウエストは、昨年4月17日にオープンしていましたが、「香雪美術館」だけが1年遅れてのオープンでした。
これは、建築物の中に美術館を作るということで、館内の環境が、文化財に支障がないかなどを確認するための期間だったそうです。
重要文化財も展示されるんですものね。

 開館記念展の3月21日~4月22日は、村山が自ら名付けた「美濃『志野茶碗(しのちゃわん) 銘(めい) 朝日影(あさひかげ)』」など、特に村山とゆかりの深いコレクションを並べ、美術品収集の軌跡をたどります

また、常設展示の茶室「中之島玄庵(げんなん)」は、すごいんですよ!
神戸・御影にある重要文化財の茶室「玄庵」を、周囲の情景も含め1棟丸ごと再現しているんです!
 

太さや木目の違う材木を比べながらできるだけ玄庵と近いものを選び、掛け軸や花入れをかける役釘も位置や角度を合わせ、「竹の節の位置や数まで全部そろえた」という忠実な写し!細部に匠(たくみ)の技が光ります!

「古田織部の創意工夫があふれた茶室」の土壁は取り外しができ、内部のしつらえを外から見ることができます。

これも魅力ですよね。

昨年完成した超高層ビル「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」と、5年前に開業した「中之島フェスティバルタワー」(イースト)でなる中之島フェスティバルシティ。

大阪のど真ん中、オフィス街で文化に触れる1日をぜひ楽しみましょう!

地下鉄四つ橋線肥後橋駅、京阪電鉄中之島線渡辺橋駅から直結です。

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. 大切なもの / ロードオブメジャー
 2. 桜ひとひら / MISIA
 3. SHININ’YOU,SHININ’DAY / Char
 4. 明日への序奏 / 半﨑 美子
 5. ウグイス / スネオヘアー
 6. 戻れない道 / 平松 愛理