鶴澤清公さん

2018/05/16 水曜日 - 18:06:05 by 髙岡

「べっぴんサークル文楽へ行こう」は鶴澤清公さんでした。

高校卒業まで全く文楽をご存じなかった清公さんは、広島県三原の写真館の息子さんです。
学校行事にはよくお父様がカメラマンさんとして同行されていたそうです。

大学で‘日本文化’を学んだ清公さん。歌舞伎や能やお祭りなど、学校から見に行ったそうです。
初めて見た文楽の「三番叟」に大感動されて、募集中だった文楽研修生に応募。
ところが応募にはご両親の同意書が必要でした。
そこで、地元へ帰って説明すると、お母様は「良かったねー!」と大喜び。
お父様は全くの無言。これは雲行きが怪しいゾと思っていたところ、翌朝
「女のカンは正しいから」とお父様も承諾してくださったそうです。

最初は人形志望だったのに、研修中に三味線を教えに来てくださった鶴澤清介師匠を
「師匠と呼びたい!」と、三味線に転向されました。
まさに、師匠に一目惚れですね!

(オフではいつも白いフレームのメガネです。)

大学から見に行く機会がなかったら文楽を知ることもなかったかもしれません。
でも、ロビーにあった募集チラシを手にして親御さんを説得するほどの感動って、
人生になかなか無い事ですよね。
そして清介師匠との出会いもですね!

続きはまた来週!

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草間彌生さんの作品を集めた「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」をご紹介しました。

これまでの常設展示室1室にくわえて、新たに2室を拡張してグランドオープンされ、
「草間彌生 永遠の南瓜展」が開催されています。
なんと作品の展示が「京都・祇園甲部歌舞練場内八坂倶楽部」の畳敷きの部屋なんです。

八坂倶楽部は大正2年の建築。この趣深い建物で現代アートを鑑賞する・・・?
どんなもんだろうか?と思っていたのですが、これがなんと ‘いいんです’ねー。

草間彌生さんは、水玉やかぼちゃのモチーフで知っているくらいだったのですが、
展示を通して、どう変化しどう変化しなかったのか。
また、作品に対する情熱や表現したいといつも彼女を突き動かしているものの一端を
見たような気がしました。
「ラヴ フォーエバー」は永遠のテーマのひとつなんでしょうね。

屋外に展示された巨大なパブリックアートの「南瓜」、形、色、サイズが様々な版画作品の南瓜、ミラールームの中で増殖を繰り返す「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」なども見られます。

多数展示されている版画やシルクスクリーンなどは、構図が似ていても、色が変わるだけで全く違うものに見えますし、170畳の大広間の能舞台には、色鮮やかな’ボート’が展示されています。

「フォーエバー現代美術館」の代表者は、秋田県で病院や介護施設を経営している医師、
穂積恒氏。草間彌生作品の世界的なコレクターでもいらっしゃいます。
コレクションは約400点に及び、版画作品に至っては全作品の95%にあたる352点を収蔵してはるそうです!
医療の現場にいち早くアート作品を取り入れた方で、
その後穂積氏は、2006年には秋田にフォーエバー現代美術館(2009年閉館)を、
2011年には同じく秋田にギャラリー併設の介護施設を建設し、
秋田に現代美術のアート空間を提供してきました。
そして2017年6月、八坂倶楽部が「フォーエバー現代美術館 祇園京都」となっています。

個性的なグッズが並ぶミュージアムショップや、オリジナルメニューが楽しい
人気カフェも一緒に楽しんでください。
白と赤のおぜんざい、おいしかったですよ。

京都祇園花見小路、建仁寺の近くでもあります。
京都散策に是非加えたい場所です。

開催期間 2018年5月3日(木)~2019年2月28日(木)
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日  無休(年末年始を除く)

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. Yeah!Yeah!Yeah! / androp
 2. Jet / Paul McCartney&Wings
 3. Shine On Me / 稲垣 潤一
 4. 天国より野蛮~Wilder Than Heaven~
               / 中谷 美紀
 5. OH!MY RADIO / UNICORN
 6. デリカシー / 安全地帯
 7. セミスイートの魔法 / 中山 美穂
 8. Sign / Mr.Children

鶴澤友之助さんⅡ   

2018/05/09 水曜日 - 18:25:27 by 髙岡

先週に引き続き、鶴澤友之助さんです。

ここ10年ほど「文楽鑑賞教室」の解説コーナーを担当してらっしゃいます。
鑑賞教室は、文楽初心者の方や学生さんなどもたくさんいらっしゃる公演なので、
ちょっと楽しく三業(太夫・三味線・人形遣い)について解説する時間があります。

そこで、三味線の音色が場面によってどんな風に変わるのかを説明する時に、
‘木村拓哉さん’のモノマネを使ったりしはるんです!
よく似てはるんですよね~。よくウケるんですよね~。

「三味線さんの道具シリーズ~!」

なんと友之助さんの三味線ケースは「ライフルケース」なんです!めちゃくちゃ重い!
わざわざこれを使うのにはもちろん理由があって、耐久性はもちろんこれなら完全防水なんだそうです!

ケースの中にキッチリ三味線の形をつくってもらって全てのものがピシッと納められています!
すごいこだわりです。三味線愛です。
分解式のケースの時に、海外の空港で「これはなんだ?」と説明を求められた事もあるそうですよ!
だって弦の下にはめる‘駒’には鉛が入っていますから、X線などで見つかれば「ライフルと銃弾じゃないのか!?」となりますよね。

昔、野澤喜左衛門師匠が、説明しても理解してもらえず空港で弾き語ったところ、係員から「わかったからもういい」ととめられ、「途中でやめられない」と一段弾き語ったというお話もあるそうです。

このケースを使ってらっしゃれば、次は友之助さんかもわかりませんね。

子供の頃からミュージシャンに成るために色んな楽器を勉強していらっしゃいました。ですから、三味線もスタートからお手の物かと思いきや、それ故のご苦労もあったようです。でも、「ムダなものは何も無い」とおっしゃいます。

「技芸員の手シリーズ」です。

笑ってくださ~い。

これから益々ご活躍が楽しみです。

6月23(土)、24(日)
友之助さんも出演される文楽若手会。
チケットのインターネット予約は今週5月11日からですよ~。

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「あっちこっち行ってみ~」は
「色彩の画家ー素晴らしき抽象画一挙公開! オットー・ネーベル展」

京都文化博物館へ、三条通りの旧日本銀行からもつながっています。
今回が日本初の回顧展となります。

代表的作品の「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」が出迎えてくれました。

肖像写真を見ると、なかなかの男前です。
1892年、ドイツ・ベルリンに生まれたオットー・ネーベルは、
建築を学んだり、俳優の修行をしたり、詩作もしていました。その後軍役の休暇中にフランツ・マルクの回顧展を見て画家への活動を始めます。

1920年代半ばにワイマールに滞在したネーベルは、のちに妻となるヒルデガルト・ハイトマイヤーの勤務先「バウハウス」で、カンディンスキーやクレーと出会い影響をうけつつ、生涯にわたる友情を育みます。
カンディンスキーといえばミトコンドリアみたいな絵(?)でなんとなく知っています。パウルクレーはあの淡い色調で日本でも人気ですよね。
また同時期に活躍していたシャガールなどの影響を受けながら創作活動を続けていました。

1931年、3ヶ月間滞在したイタリアで、色彩の輝きに開眼します。訪れた各都市の色・光・響き・ニュアンスの記録をスタートするんです。
色と大きさ幾何学的な形で季節や香りのようなものまで記録します。
今回展示されている『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』です。

1933年スイスに移住したネーベルは抽象画に取り組むようになります。音楽や気持ちなど目に見えないものを絵画でどう表現するかに挑んだんですね。このコーナーでは、一部写真撮影ができるんです。ビックリです。

会場では、彼に影響を与えたクレーやカンディンスキー、シャガールの作品も展示されています。
また、お互いの家を行き来した様子を書き記した日記なども見られます。

2度の戦争と困窮、不遇な時代も、芸術に対する情熱を決して失わなかったネーベル。
最も親しくしていたクレーの作品と似ているようにも見えるのですが、よく見ると、細かい点はたてや横、角度をつけて重なっていて、絵の地層のように細かく積み重なり、堅牢、堅固 なイメージを与えます。複雑でとても緻密です。

一人の画家の創作が、どのように発展していくのかを見るのは、本当に楽しいものですね。

京都文化博物館は三条高倉にあります。館内にはお土産物やさんもありますよ。

近くには瀟洒な郵便局の建物もあったり、散策にも楽しいと思います。
桜も終わって少し静かになった京都へいかがですか?

「色彩の画家 オットー・ネーベル展」6月24日(日)まで開催
京都文化博物館 4階・3階展示室
開室時間 10:00〜18:00 / 金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで)
休館日   月曜日(ただし、4月30日(月)、5月1日(火)は開館)
地下鉄 烏丸御池駅⑤出口三条通りを東へ徒歩3分 
阪急 烏丸駅⑯出口高倉通りを北へ徒歩7分 
京阪 三条駅⑥出口三条通りを西へ徒歩15分 

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. ハナウタ / [ALEXANDROS]×最果タヒ
 2. サンキュ. / DREAMS COME TRUE
 3. 風になりたい / THE BOOM
 4. The Look Of Love / ABC
 5. 青空の下、キミのとなり / 嵐
 6. 水のルージュ / 小泉 今日子
 7. 5月の別れ / 井上 陽水

鶴澤友之助さん!

2018/05/02 水曜日 - 18:10:56 by 髙岡

 「べっぴんサークル文楽へ行こう」は三味線の鶴澤友之助さんです。

3年前にこのコーナーに「三角あげさん」からリクエストをいただいていました!
お待たせしましたー!

腕があるのはもちろんですが、常々美しい方だと思っておりました。
本当に男前さんです。
鶴澤寛太郎さんお見立てのデニムのスリーピース姿がシュッとしてはりますねぇ。

友之助さんはご両親がミュージシャンという音楽一家でいらっしゃいます。
なので、自然と小さい頃から「大きくなったらミュージシャンになる」と思ってらしたそうです。
ただ、凄いのは音楽で食べていく方法を、幼い頃から考えてはったことです。
「他人とは違うことができる、希少性の高いミュージシャン」を目指してはりました。
偉いですよね~。

ギター、ベース、コントラバスなど、小さい頃からいろんな楽器を習ってはりました。
高校卒業を前に、当時師事していらした先生の勧めで京都芸大を受験することにならはったそうです。ところが入試の前日、救急車で運ばれ緊急手術。大学どころではなくなってしまいました。

さぁ、どうしようかと考えていたときに、以前問い合わせた「文楽研修生」を思いだしました。低音楽器がお好きだったそうですね。
ちょうど募集がある年だったので、一浪するか悩んだ末、研修生に。

人生ってどこでどうなるかわからないものなんですね。

しかも、子どもの頃から音楽の勉強をしてはりますので、「五線譜が読めるんです。」
それもあって、再演も決定した新作文楽「フィガロの結婚」では、「ぜひ友之助さんを」と声がかかったのだそうです!
「ムダな事は何も無いです。」とは、逆に苦労されたことがあったからこその言葉なんでしょうね。

「技芸員さんの手」シリーズです。
三味線さんの手には‘バチダコ’があるんですね~。中指と人差し指の付け根にタコのアトが残っています。
これは、かつて友之助さんが空手をやってらした名残だそうですよ~。

努力なくして今の友之助さんはないのですね!

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西宮市大谷記念美術館で開催中の「Retrospective KEN TAKAKURA 追悼特別展 高倉健 展」をご紹介しました。
すぐそばを2号線が通っているとは思えない瀟洒な建物。入るとすぐ目の前に素晴らしいお庭が拡がっています。

開館前からすでに何人か待っていらっしゃる方が!
入るなり「映像が見られるんはどこですか?」と聞いて一直線に歩いていかれる方も!
高倉健さんの人気のほどが伺えます。

第2展示室の入り口には迫力満点の高倉健さんの写真がお出迎えです。
すっごい迫力!カッコイイ!!


(許可を得て撮影しています)

これは横尾忠則さん監修の高倉健さんの写真集から抜粋されたものだそうです!
会場には、高倉健さんが所蔵していた台本や小道具、スチール写真、ポスターやプレスシートといった宣伝物など、貴重な資料類が一堂に展示されています。
「ゴルゴ13」で使われたサングラスもありました!

もちろん映像も楽しめます。東映ニューフェイス第2期生としてデビューした「電光空手打ち」から大人気シリーズになった任侠映画、そして晩年、ご本人が選び抜いて出演された出演作まで205本のすべてから抜粋した、高倉健さんの出演場面の映像をダイジェストで紹介しています。

あちこちから「死んでもらうぜ」って聞こえてくるんですよ!

なつかしい映画にはなつかしい共演俳優さんの姿ももちろん登場しています。
私は、「駅 STATION」の、倍賞智恵子さんとのシーンが・・・・。
めっちゃ良かったです!

ついつい腰掛けてゆっくり全ての映像を見ていたくなります。ですが、そうすると2時間以上かかりますので、お気を付けくださいね。

Retrospective KEN TAKAKURA
「追悼特別展 高倉健 展」

2018年4月7日(土)~5月27日(日)

阪神電車 香櫨園駅より南西へ徒歩6分。
JR神戸線 さくら夙川駅南西へ徒歩15分。
阪急電車 夙川駅南西へ徒歩18分。

開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日  水曜日(ただし、祝日の場合は開館し、翌日休館)

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. vogue / 浜崎 あゆみ
 2. ばらの花 / くるり
 3. 夢の彼方 / 矢沢 永吉
 4. Shout To The Top / Style Council
 5. トドカナイカラ / 平井 堅
 6. Flower / 吉井 和哉
 7. Dear Friends / PERSONZ
 8. Love Affair~秘密のデート~
            / サザンオールスターズ

文楽劇場 首担当 村尾愉(たのし)さん

2018/04/25 水曜日 - 17:46:04 by 髙岡

べっぴんサークル文楽へ行こう!
文楽人形の首(かしら)をつくっていらっしゃる村尾愉(たのし)さんにお話しをうかがいました。

現在使われている首の90%は昭和の名人といわれた四世大江巳之助さんの作品です。
ただ、約400ある首の中でも、例えば‘文七’と呼ばれる勇ましい男役の首でも、演目や場面によって階級や状況でつかいわけるそうです。もちろん役柄や階級や、場面にあわせて色を塗り直したりと作業は尽きません。これをお2人でなさっています!

もちろん村尾さんがつくられた首も舞台に出ています。
また文楽には新作もありますので、役に合わせた首を村尾さんが作りはります。
先日行われた「フィガロの結婚」の首も、以前つくった首に手をいれて再登場したものだそうです。

舞台がはじまってからも、いつアクシデントに見舞われるかわかりませんから、次の舞台の準備をしながら常に劇場で不測の事態に備えていらっしゃいます。「保健室の先生みたいに・・・」とはピッタリな言葉でしたね。

「首は顔より調子や」とは人間国宝吉田簑助師匠の言葉だそうです。

人形遣いさんは正面から人形を見て遣うわけではありません。
ですから、思ってはる向きに人形が向いてるかは、考えている調子にあっているかで変わってくるんですね。

村尾さん曰く、四世大江巳之助さんの首はその部分一つとっても素晴らしいんだそうです!

インタビューの間に、舞台を終えた人形の髪型をなおしてらっしゃる床山さんと新作の首の話しをされていました。
「ようぉおうてたよね・・・。」と話しながら、大切そうに首をご覧になっていました。

貴重なお話をうかがえて、本当にうれしかったです。
村尾さんにはくれぐれも健康第一で過ごしていただきたいです!

文楽4月公演もいよいよ30日(月・祝)に千秋楽を迎えます。
手軽な幕見席もありますので、ぜひお見逃しなく!

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「あっちこっち行ってみ~!」は、大阪市立美術館で行われている
「特別展 江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで」をご紹介しました。

一口に戯画といっても多種多様なものがあるんだそうで、本当におもしろい企画でした。
江戸時代には、多くの戯画(ぎが)が描かれたそうで、
今回の展示では「鳥羽絵」をキーワードにその江戸時代の戯画を紹介しています。

「鳥羽絵」は、戯画の源泉ともいわれていて、広く戯画や漫画(思いつくまま漫然と描いたもの)を指したり、18世紀に大坂を中心に流行した軽妙な筆致の戯画を指します。
大坂では「鳥羽絵本」が出版されて、多くの人を楽しませたそうです。

最大の見どころは、4月17日(火)から5月13日(日)の前期限定で、世界で初めて一挙に公開される、歌川国芳の「金魚づくし」シリーズ全9作品!
江戸における戯画の名手される歌川国芳の作品の中でも高い人気「金魚シリーズ」では、金魚たちがにわか雨の中で傘をさしたり、いかだに乗ったり、尾びれを尻からげしたりしてます!物売りは赤ぼうふらやミジンコを売ってたり!愛嬌あるタッチで描かれています。
「金魚づくし」シリーズの9作品が揃うのは前期5月13日までです。

その他「鳥羽絵本」は今見ても本当に楽しいです!
大口開けて笑う人たち、転げ回る人、デフォルメされた人物達など、多彩です。
滑稽に描かれる地獄の亡者たちは、鬼達からちょっと思いつかないようなバカバカしい責めにあいます。

また、様々な擬人化された生き物が登場します。
カエル、おたまじゃくし、金魚、牛、犬、馬、猫、亀、ねずみ、、、そして妖怪!
もう擬人化する題材が尽きたのか?と思うほどです!
「亀の顔が当時の人気役者」という絵は、版元の読みがはずれて売れ行きが悪かったそうですが、なかなか気持ち悪いもんでした。

子供さんが見ても面白いと思いますよ。

こんなフォトスポットもあります。

江戸時代の戯画約280件を展示する今回の特別展。

鳥羽絵を洗練させた耳鳥斎(にちょうさい)の作品をはじめ、鳥羽絵から影響を受けたとされる葛飾北斎や歌川国芳らの作品を通して、江戸時代に描かれた様々な笑いの世界が紹介されています。
この展示は巡回の予定がなく、大阪1会場のみでの開催なんだそうですよ。

江戸時代の人達がどんな漫画で笑っていたのか。
笑いの文化が階間見えます。

 

大阪メトロ御堂筋線・谷町線「天王寺駅」15・16号出口、JR「天王寺駅」中央改札口、近鉄「大阪阿部野橋駅」西改札口、
開催期間 4月17日(火曜日)から6月10日(日曜日)まで 49日間
       前期:4月17日(火曜日)から5月13日(日曜日)まで
       後期:5月15日(火曜日)から6月10日(日曜日)まで   ※開催期間中展示替えあり
休館日:月曜日(ただし、4月30日は開館)
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

入館料  一般1,400円(前売、20名以上の団体料金は、1,200円)、
      高校・大学生1,000円(前売、20名以上の団体料金は、800円
      ※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
      ※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. freebird / SMAP
 2. 緑の日々 / オフコース
 3. アイラブユー / 西野 カナ
 4. Boom Boom / Paul Lekakis
 5. すこしだけ やさしく / 薬師丸 ひろ子
 6. 恋におちたら / Crystal Kay
 7. クローバー / CUNE

文楽劇場・村尾愉(たのし)さん

2018/04/18 水曜日 - 18:23:13 by 髙岡

「べっぴんサークル文楽へ行こう!」は、初めて文楽劇場のバックヤードにお邪魔しての収録でした。舞台に出る人形達を支える皆さんは超お忙しいのですが、時間を作ってくださいました!文楽技術室・首(かしら)担当の村尾愉さんにお話を伺いました。

20×10×10くらいのヒノキから形に掘り出して、キオイと呼ばれるお化粧をして(?)目鼻をかいて、首ができるまでの課程や、首の中にある数々のからくりなども見せていただきました。

村尾さんご自身は、国立劇場の事務職員さんの採用募集を見て見学にいらしたそうなんですが、その時にたまたま「作る人間もいなくて・・・」というお話を聞いて、「やってみよう」となったのだそうです。

「元々もの作りが好きでした。」ということも大きな理由だったようです。

男性の顔より、娘の顔・眉を描くのは難しいらしくて、「女性は毎日してはるんですよねぇ。」と感心してはりました。

文楽の事も知らずに始めはったお仕事も25年。「やめてやる!」と思った事も何度もおありだそうですが、今や文楽を支える大切な方です。

*村尾さんに娘の顔から突然鬼の顔に変わる‘ガブ’を持っていただきました。

4月文楽公演は30日まで。(19日は休演です。)
観劇する楽しみがまた増えました!

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企画展「ミュシャと新しい芸術 アール・ヌーヴォーとミュシャ・スタイル」 開催中の
堺市立文化館の堺 アルフォンス・ミュシャ館へ行ってきました。

こちらの収蔵品は約500点!全て株式会社ドイの創業者土居君雄さんが
新婚時代堺市に住んでいらしたご縁で寄贈されたものなんだそうです。

1984年、与謝野晶子文芸館と同居する形で展示されていたのですが、2000年からは単独での展示館となっています。

アルフォンス・ミュシャは19世紀末にヨーロッパで活躍したアール・ヌーヴォーを代表する画家・装飾芸術家です。
現在のチェコ共和国に生まれ、ウィーンやミュンヘンで絵の勉強をし、パリのアカデミーで勉強を続けていたところ、突然援助が打ち切られました。やむおえず印刷屋さんで挿絵などを描く仕事をすることになります。
そこに、大女優サラ・ベルナールの舞台宣伝のポスターの依頼が入ります。「ジズモンダ」です。それを手がけたのが、ミュシャでした。
これが大評判になり、パリ中に知られるようになりました。また、サラ・ベルナール自身も大変ミュシャを気に入り、その後のポスターなどを依頼しました。

曲線や植物的なモチーフを多く使い、装飾的な芸術作品が多く生み出されたアール・ヌーヴォーの要素を含んだ「ミュシャ・スタイル」は大流行しました。
この象徴的な優美な曲線は、当時活躍し始めた「新しい女性」のフォルムを意識したものだったのだそうです。

本来は画家として身を立てたかったのですが、彼が生涯を通じて描きたかった故郷スラブへの思いは、富裕層の好む作品ではありませんでした。そこで、資金を調達するためにアートデザイナー・工業デザイナーとしての仕事をこなしました。

絵はがき、ポスター、ビスケットの缶、紙幣、メニュー、カレンダー等々、色々な作品を見ることができます。
今回は、超有名な作品から貴重なものまで多数展示されています!

最後にフォトスポットが用意されています!
ミュシャの夢のような世界に入り込んでの写真です、ステキですね~。

「ミュシャと新しい芸術 アール・ヌーヴォーとミュシャ・スタイル」
堺市立文化館の堺 アルフォンス・ミュシャ館
3月17日(土)〜7月8日(日) 09:30〜17:15 (入館16:30まで) 
休館日 月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(3月22日・5月1日)、展示替臨時休館日(5月8日・9日)
料金 一般500円 高校・大学生300円 小・中学生100円 ※小学生未満・65歳以上・障がい者手帳を持つ人と介助者は無料

アクセス JR阪和線「堺市」駅下車徒歩約3分

ぜひおでかけください!
(一部許可を得て撮影しています。)

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. Boys&Girl / サディスティックミカバンド
 2. 恋 / GReeeeN
 3. やさしい気持ちで / Superfly
 4. Morning Train / Sheena Easton
 5. ハミングバード / 斉藤 和義
 6. トラブルメイカー / 相川 七瀬
 7. 星になれたら / Mr.Children

ジブリ大博覧会

2018/04/11 水曜日 - 17:34:17 by 髙岡

現在兵庫県立美術館で開催中の「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」へ行ってきました。

会場は小さなお子さんはもちろん、ご家族三世代でお越しの方もいらっしゃいました。
いきなりトトロにお出迎えしてもらって、いざジブリの世界へ!

私が行った当日は、博覧会のオフィシャルサポーターの横山だいすけお兄さんがいらしてました!

映画のキャッチコピーがどうやって変化し決定していくのか、、、。

「風の谷のナウシカ」の最初のポスターや、それぞれの作品に込められている思い、
細かく描かれた登場人物の背景。これまで一般に公開されることのなかった貴重な資料なども展示されています。

ネコバスにも会えるんですよ~!
だいすけお兄さんも大はしゃぎでしたよ!

アカデミー賞のオスカー像やベルリン映画祭の金熊賞の像も、本物が展示されています。

宮崎駿監督の、作品をとおして何を時代に問いたいのか、見た人に感じてもらいたいのかがうかがい知れる直筆の原稿やメモなどもあるんですよ。
中には、作業の締め切りが大変になる前に、スタッフみんなででかける強化合宿という名のハイキングをお知らせポスターなんかもありました。

子供時代に見たジブリ作品も、大人になってから見ると違ったモノが見えてくる、、、。
これはだいすけお兄さんの言葉です。

私も、ジブリ作品のヒロイン達に会いたくなりました。

みなさんもぜひジブリ作品の「生まれる前」を見にお出かけください!

開催場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階
開催期間:2018年4月7日(土)~7月1日(日)
開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
      ※6月1日(金)、2日(土)、8日(金)、9日(土)は18:00まで
      ※入館は閉館の30分前まで。
休 館 日:月曜日  ※ただし4月30日は開館、5月1日は休館です。ご注意ください。
観覧料金  一般 1,600円 (1,400円)
 大学生・高校生1,200円 (1,000円)
 中学生・小学生 700円(500円)
カッコ()内は前売・団体料金

兵庫県立美術館(芸術の館)は、阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南へ徒歩約8分、JR灘駅から南へ徒歩約10分のところにあります。灘駅はエレベーターがあります。

                    

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4月文楽公演へ行ってきました。

今回は先日ゲストにお越しいただいた西川ゆかりさんの「文楽のゆかり」の会に参加しての観劇でした。
30分ほどの「本朝廿四孝」の解説を聞いてからでしたので、より楽しめました。

用意してくださったお席が、人形遣いさんも、太夫さん、三味線さんもバッチリ見えるという前から三列目です!

終了後は楽屋や舞台裏なども見せていただくという充実ぶり!
もう「わー!」「きゃー!」という声を必至でガマンしました。

五代目吉田玉助さんの楽屋でのオフショットです!

これは、楽しい!
皆さんぜひ、フェイスブックで「文楽のゆかり」をのぞいてみてください!
より文楽を身近に楽しめると思います。

襲名口上には人間国宝の吉田簑助師匠始め人形部の皆さんそろっての舞台。
赤紫の肩衣も華やかに、舞台上も客席も、おめでたい雰囲気と、五代目への熱い期待でいっぱいでした。

四月文楽公演は4月30日までですよ!

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. さくら / ケツメイシ
 2. CHU-LIP / 大塚 愛
 3. スタートライン~新しい風 / 馬場 俊英
 4. 少女A / 中森 明菜
 5. Mr.Roboto / Styx
 6. 君の後ろ姿 / 槇原 敬之
 7. ワンルーム・ディスコ / Perfume
 8. 花 / 中 孝介

吉田玉助さん 

2018/04/04 水曜日 - 19:02:35 by 髙岡

4月公演で五代目を襲名されます、吉田幸助改め、五代目吉田玉助さんです。

文楽の世界は世襲ではありません。それでも、お父様のお仕事というのは子供さんにとっては一番身近なものだと思いますから、幸助さんのように同じ道を選ぶ方もいらっしゃいます。

文楽人形は、一体の人形を三人で遣います。
師匠であるお父様が主遣いをされて、ご自身がその足を遣うという事もありました。
舞台であっても、お父様は大きな声で怒らはったそうで、「お客様に聞こえてたそうです。」

我が子故に厳しさもなおのことだったかもしれませんね。

お祖父様は三代目吉田玉助。この名前を‘襲名する’事を、お父様も考えていらした事を、ご親戚から聞いていらしたそうです。
そこで今回、吉田玉助の四代目を師匠であるお父様に追贈し、ご自身は五代目を襲名される事になさったのだそうです。

「文楽の世界では多分初めてのこと」。

今回の‘追贈’。ご自身の襲名。

「感謝の気持ちでいっぱいです。」とは本当に心からの思いでいらっしゃると思います。

新しい文楽の歴史の始まりです。4月の国立文楽劇場へ、ぜひお出かけください!

玉助さん、かしらを持ってきてくださいました。もちろんご自身所有のものです。
ありがとうございます!

四月文楽公演は4月7日(土)~30日(月)
第一部 11時開演 「本朝廿四孝」 「口上」 「義経千本桜」
第二部 16時開演 「彦山権現誓助剣」

ぜひお出かけください!

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今日からの新コーナー「あっちこっち行ってみ~!」

美術館や博物館、イベントなどをご紹介するコーナーです。

 大阪市北区の中之島フェスティバルタワー・ウエスト4階に、
3月21日、「中之島香雪美術館」が開館しました。

朝日新聞社の創業者、村山龍平(りょうへい、1850~1933)さんのコレクション
を収蔵する香雪美術館(神戸市)の分館です。
テーマは都会にいながら、山中にいるような静寂を味わえる「市中の山居」です。

現在、開館記念展として村山コレクションの重要文化財を含む約300点を5期に分けて展示する記念展を開いています。

美術館全体の面積は962平方メートル。エントランスには20メートルにわたって、和の雰囲気を感じさせる切子(きりこ)格子と土壁が施されています。
展示ケースには、光の反射を抑える国内最高水準のガラスを採用し、映り込みを気にせず、作品の美しさがクリアに楽しめます。
 常設展示室には、村山の生涯を紹介する村山龍平記念室も設けられていて、当時の日本・大阪の歴史をたどることもできます。

中之島フェスティバルタワー・ウエストは、昨年4月17日にオープンしていましたが、「香雪美術館」だけが1年遅れてのオープンでした。
これは、建築物の中に美術館を作るということで、館内の環境が、文化財に支障がないかなどを確認するための期間だったそうです。
重要文化財も展示されるんですものね。

 開館記念展の3月21日~4月22日は、村山が自ら名付けた「美濃『志野茶碗(しのちゃわん) 銘(めい) 朝日影(あさひかげ)』」など、特に村山とゆかりの深いコレクションを並べ、美術品収集の軌跡をたどります

また、常設展示の茶室「中之島玄庵(げんなん)」は、すごいんですよ!
神戸・御影にある重要文化財の茶室「玄庵」を、周囲の情景も含め1棟丸ごと再現しているんです!
 

太さや木目の違う材木を比べながらできるだけ玄庵と近いものを選び、掛け軸や花入れをかける役釘も位置や角度を合わせ、「竹の節の位置や数まで全部そろえた」という忠実な写し!細部に匠(たくみ)の技が光ります!

「古田織部の創意工夫があふれた茶室」の土壁は取り外しができ、内部のしつらえを外から見ることができます。

これも魅力ですよね。

昨年完成した超高層ビル「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」と、5年前に開業した「中之島フェスティバルタワー」(イースト)でなる中之島フェスティバルシティ。

大阪のど真ん中、オフィス街で文化に触れる1日をぜひ楽しみましょう!

地下鉄四つ橋線肥後橋駅、京阪電鉄中之島線渡辺橋駅から直結です。

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♪今日のオンエア楽曲♪
 1. 大切なもの / ロードオブメジャー
 2. 桜ひとひら / MISIA
 3. SHININ’YOU,SHININ’DAY / Char
 4. 明日への序奏 / 半﨑 美子
 5. ウグイス / スネオヘアー
 6. 戻れない道 / 平松 愛理